大隅教育事務所だより 第4号

大隅教育事務所だより
第4号
一隅を照ら山と野と渚の教育
H28・12月
12月 も 折 り 返 し, 各 学 校 に お い て は2 学 期の 締 めく く りに 向 けて , より 一 層充 実 した 教 育活 動 が
展 開 さ れ て い る こと と 思 い ま す 。 健 康・ 安 全面 に 留意 し なが ら ,全 て の子 ど もた ち が元 気 に2 学 期
を終了し,素晴らしい新年を迎えることができますよう心から願います。
今こそ!授業改善そして確実な定着を!
平 成 28年 度 全 国 学 力 ・学 習 状況 調 査の 結 果を お 知ら せ しま す 。結 果 を踏 ま え, 各 校の 課 題を 明 ら
かにし,確かな学力の向上を目指して具体的な取組をお願いします。
授業改善を図るために!
本地区の平均正答率は,小学校・中学校ともに全国
平均に届いておらず依然として思考力・判断力・表現
力等に課題が見られます。
授業改善と確実な定着を図る取組を推進するために,
グラフ作成ソフトや大隅終末ベーシックリーフレット
2,今週の1問などの積極的な活用をお願いします。
小学校国語(正答率)
80
75
70
73
69
地区平均
72
全国平均
地区平均
67
70
62
60
58
60
55
52
55
50
50
45
45
リーフレット2
改善意識の継続化
○ 自己の課題の記入
○ 改善ポイントを記載
○ 参考事例の紹介
40
A
80
76
75
65
65
自己の授業改善の焦点化
○ 教師の説明の精選
○ 考えの記述の場の設定
○ 話合い・説明の活動の工夫
中学校国語(正答率)
80
全国平均
グラフ作成ソフト
B
小学校算数(正答率)
78
76
75
A
中学校数学(正答率)
70
65
全国平均
70
地区平均
65
B
60
地区平均
56
55
60
50
55
42
45
44
45
47
50
40
38
40
35
A
B
確実な定着を目指して!
全国平均
62
A
とどけよう外までひびく「はい」の声
かごしまの教育県民週間標語の部最優秀賞
垂水市立境小学校 3年中村心春さんの作品
各学校において,落ち着いた中での授業が展開
され,ノーチャイムの実践が定着している学校も
ありました。
廊下や教室の設営等は,ねらいを感じさせる工
夫や統一感があり,整然とした環境整備がされて
いました。
ケーブルテレビのアナウンサーの話を聞く活動,
芋とピーナッツを使った郷土料理作り,高齢者と
のふれあい活動など様々な特色ある教育活動が展
開されていました。鹿屋市立
輝北小学校では,校内で栽培
し刈り取った稲を昔ながらの
方法で脱穀していました。子
どもたちが手際よく作業に取
脱穀の様子
り組んでいる姿が印象的でし
た。
今週の1問
確実な定着
○ 過去問題の計画的活用
○ 基礎的内容の習熟
○ 活用問題の経験
B
平成28・29年度県指定研究協力園として,管内
の公立幼稚園3園(山重幼稚園・池之原幼稚園・
ねじめ幼稚園)が指定されています。
本年度は,3園で保育参観を通
した保育研究を行いながら,幼小
連携を視点においた取組が実践さ
れています。11月2日に,ねじめ
幼稚園で保育研究を行いました。
遊びを通して,自分の思いを表現
することをねらいとした保育計画
を基に,園児はのびのびと活動に
取り組んでいました。
鹿屋市立吾平小学校・串
良小学校を最後に,本年度
計 画 して い た市 町教 育委 員
会との 合同計 画訪問 29校 が終了しました。
ど の学 校も 児 童生 徒の 実態 や 地域 の実 情に 応
じ た学 校 経 営 が行 わ れ て おり , 充実 した 教育 活
動が展開されていました。
会場 準 備 や 資料 の 提 供 等心 か ら感 謝申 し上 げ
ます。誠にありがとうございました。
「チーム学校でつくる人権教育」を進めましょう!
多様な課題を解決するために,専門性の高い外部人材や関係機関,団体との連携を密にしながら,
職員全体で共通理解・共通実践を進め,学校全体で人権教育に取り組むことが大切です。
◎ 小 ・ 中 学 校 に お け る 人 権 教 育 の 推 進 に 関 す る 実 態 ( 平 成 28年 度 実 態 調 査 よ り )
項
目
地区内の達成率
★人権同和教育のための点検・評価を3回以上実施しているか。
100%
★人権教育学習を行う際に,参加型の学習を取り入れているか。
98%
★職員研修で参加・体験できる研修方法等を取り入れているか 。
90%
★「人権同和教育推進委員会」等を開催しているか。
毎月52% 年3回以上42%
学 期 に 1 回 以 上 は 点 検 ・ 評 価 を 行 い , 月に1回以上は児童生徒の人権(いじめ問題等)に関し
て 職員間で協 議する場(「 心の 教育推進委員会」や企画委員会等も含む)を設けて,全職員で成果や
課題を踏まえた共通実践を行いましょう。
・分からないときに分からないと言える
・つらいときにつらいと言える
・頑張ったときに頑張りを認めてもらえる
自尊感情や自己有用感が
高まる
自分にも学校にも誇りがもて,自分も仲間も大切にできる
「この学校で学べてよかった!」
「この学校で働けてよかった!」
と実感できる学校をつくっていきましょう!
【学校全体で取り組むために】
教職員の姿勢が人権教育の環境そのものです。教職員のよりよい人間関係こそが,
「チーム学校でつくる人権教育」の根幹となります。
※詳しくは平成28年度「なくそう差別
築こう明るい社会」P13~P15をご覧ください。
年末年始は交通安全等に十分注意しましよう!
~特に,飲酒運転,交通違反・事故など~
1
飲酒後は,絶対に車の運転を行わないようにしましょう。
※ 飲酒運転の防止に向けて,全職員で取り組みましょう。
2
交通法令の遵守及び交通事故等の防止に努めましょう。
※ 11月 に は , 県 内 で 学 校 職 員 に よ る 交 通 死 亡 事 故 が 発 生 し て い ま す 。
特に,速度超過の交通違反は要注意!重大事故に繋がります。
・
・
本年度は,速度違反等が例年以上に発生しています。
教職員一人一人が,自分のこととして受け止め,事故等の
防止に努めましょう!
12月 は , 不 祥 事 防 止 強 化 月 間 で す !
飲酒運転及び交通関係について,改めて参加型・
体験型の研修等を行い,事故等の防止に努めましょう。