こすもす 186 号 平成 28 年 12 月号成 11 月 25 日(金) “2 時間で自信がつく年末調整セミナー”と題して、社会福祉法人向けに北九州でセミナーを 行いました。19 名のご参加をいただきました。ありがとうございました★ 代表 佐々木 直隆 株 式 会 社 佐 々 木 総 研 西 日 本 税 理 士 法 人 西日本社会保険労務士法人 株式会社ヘルスケア経営研究所 株式会社エス・エス・ピー・ピー 株 式 会 〒805−0021 社 タ ク ト 北九州市八幡東区石坪町 10-13 T E L : 0 9 3 - 6 5 1 - 5 5 3 3 F A X : 0 9 3 - 6 5 2 - 2 5 5 0 URL:http://www.sasakigp.co.jp 2016年12月 社内会議 2017年1月 12月1日 木 ※電話が繋がりにくい場合があります。 1月1日 日 12月2日 金 1月2日 月 12月3日 土 1月3日 火 12月4日 日 1月4日 水 ※電話が繋がりにくい場合があります。 12月5日 月 1月5日 木 12月6日 火 1月6日 金 12月7日 水 1月7日 土 12月8日 木 労務管理セミナー @北九州商工会議所 1月8日 日 12月9日 金 1月9日 月 成人の日 12月10日 土 1月10日 火 ◎源泉所得税の納付 12月11日 日 1月11日 水 12月12日 月 ◎源泉所得税の納付 1月12日 木 12月13日 火 1月13日 金 12月14日 水 1月14日 土 12月15日 木 1月15日 日 12月16日 金 1月16日 月 12月17日 土 1月17日 火 12月18日 日 1月18日 水 12月19日 月 1月19日 木 12月20日 火 1月20日 金 12月21日 水 1月21日 土 審査対策セミナー @佐々木総研ビル 12月22日 木 1月22日 日 12月23日 金 天皇誕生日 1月23日 月 12月24日 土 1月24日 火 12月25日 日 クリスマス 1月25日 水 12月26日 月 1月26日 木 12月27日 火 1月27日 金 12月28日 水 仕事納め 1月28日 土 12月29日 木 1月29日 日 12月30日 金 1月30日 月 12月31日 土 ☆健保・厚生年金保険料の納付は1/4 1月31日 火 ☆健保・厚生年金保険料の納付 社内会議 【北九州オフィス】 〒805-0021北九州市八幡東区石坪町10-13 TEL 093-651-5533 FAX 093-652-2550 【福岡オフィス】 〒812-0011福岡市博多区博多駅前1-5-1-7階 TEL 092-472-1155 FAX 092-472-1177 個人型確定拠出年金の改正 平成 29 年 1 月 1 日より個人型確定拠出年金の加入対象者が拡大され、専業主婦や企業年金のある会社のサラリーマンも加入で きるようになりました(現在は自営業者と企業年金のない会社のサラリーマンのみが加入対象者)。 個人型確定拠出年金とは、加入者が毎月掛金を拠出し自分で年金資産の運用方法を選択し積立て、60 歳以降にその積立金を 一時金または年金で受け取る制度のことです。具体的なメリット、デメリットは以下のとおりです。 【メリット】 ①毎月支払う掛金が全額所得控除の対象になる ②積立金を一時金で受け取るときは退職所得となり退職所得控除を受けることができる ③積立金を年金として受け取る場合は雑所得として公的年金等控除を受けることができる 【デメリット】 ①管理運営の費用として手数料がかかる ②運用に失敗すれば将来受け取る年金が少なくなる(自己責任) また、この個人型確定拠出年金は国民年金基金連合会から委託を受けた金融機関および 国民年金基金連合会が運営しているので安全な年金積立制度だともいえます。 今話題になっている公的年金制度に合わせて個人型確定拠出年金でご自身の年金をプラ ンニングしてみるのはいかがでしょうか? (福岡支店 寺崎 兼司) 確定申告等のマイナンバー本人確認手続きについて 平成 28 年分以降の確定申告書等の提出の際にはマイナンバー(個人番号)の記載と本人確認書類の提示もしくは添付が必要と なります。本人確認はなりすましの防止等の目的で行われます。 本人確認とは次の 2 つの確認を行うことを言います。 ①正しいマイナンバーであることの確認 ②提供者が正しいマイナンバーの持ち主であることの確認 ①の確認の際にはマイナンバーの通知カードやマイナンバーが記載されている 住民票の写し等で確認を行います。また、②の確認には運転免許証やパスポートなどで行います。 マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナンバーカードのみで本人確認を終えることができます。平成 28 年分の還付申告につい ても確定申告と同じ様に本人確認が必要となります。 また、還付申告は過去 5 年までさかのぼって行うことができますが、提出が平成 28 年以降であったとしても平成 28 年分よりも前 の年の還付申告については本人確認書類の提示等は求められません。 (税務会計 2 課 深草 亮平) 雇用保険の適用範囲が拡大します! これまで、入社時点で 65 歳以上の方は雇用保険の加入対象外となっておりましたが、平成 29 年 1 月 1 日より適用範囲が拡大し、 入社時点で 65 歳以上のため雇用保険に加入できなかった方も加入の対象となりました。 ①平成 29 年 1 月 1 日以降に新たに 65 歳以上の方を雇用した場合 雇用保険の適用要件(※1)に該当する場合は、加入の手続きが必要です。 ②平成 28 年 12 月末までに 65 歳以上の方を雇用し、平成 29 年 1 月 1 日以降も継続して雇用している場合 雇用保険の適用要件(※1)に該当する場合は、平成 29 年 1 月 1 日より雇用保険の加入対象となりますので、加入の手続きが必 要です。 ③平成 28 年 12 月末時点で雇用保険に加入している 65 歳以上の方を平成 29 年 1 月 1 日以降も継続して雇用している場合 手続きは不要です。 通常は、雇用保険に加入する月の翌月 10 日までに加入手続きを行わなければいけませんが、②の場合は特例として、平成 29 年 3 月 31 日までに手続きを行えばよいことになっています。 また、これまでは 65 歳になる年度(※2)より雇用保険料が免除になっていましたが、これからは 65 歳になる年度以降であっても 雇用保険料が発生することとなります。ただ、3 年間は猶予期間が設けられるため、雇用保険料の発生は平成 32 年度からとなっ ています。加入手続きの漏れが懸念されますので、対象の方がいらっしゃる場合は、お気を付けください。 (※1)1 週間の所定労働時間が 20 時間以上であり、31 日以上の雇用見込みがあること (※2)4 月から翌年 3 月までの 1 年間 (人事労務課 太田 修幸) 配偶者控除の収入制限に見直し案 現行の所得税法上では、納税者の配偶者の収入金額が 103 万円未満の場合は、配偶者控除として 38 万円を所得控除すること ができます。この収入 103 万円という金額が、現在、女性の働き方をめぐる大きな社会問題となっております。 これが、世間に言われる「103 万円の壁」です。この 103 万円の収入制限について、自民党税制調査会では、11 月 24 日に、配偶 者の収入制限を 130 万円または 150 万円に引き上げることなどの試案が示されております。 現在示されている案は、2 つあり、以下の表のようになっております。 どちらの案も、収入制限を 130 万円または 150 万円まで引き上げる方針で、収入制限を 引き上げる代わりに控除額を減額し、納税者 本人の所得上限を設けております。どのよう な制度設計を選択するかについては、税制 改正大綱決定まで調整を続けることとされて おりますので、今後の動きに注目です。 「税のしるべ」より抜粋 (税務会計 3 課 奈須 翔平)
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