冬においしい野菜とは?

お も と 保 育 園
平成28年度12月号
今年も残り少なくなりました。12月21日は「冬至」です。冬至は太陽が1年中で最も南に偏り、日
照時間が最も短くなる日です。
わが国では、冬至の日に「ゆず湯に入る」「かぼちゃを食べる」、地方によ
っては「小豆粥やこんにゃくを食べる」といった風習があります。なお、昔はこ
の時期、野菜がほとんど収穫できず、保存しておいたかぼちゃを食べること
は、ビタミンの補給ができて、元気が出ることを経験的に知っていたのかもし
れませんね。20日は、給食で「かぼちゃ煮」を食べます。
冬においしい野菜とは?
冬の野菜(白菜・大根・れんこんなど)は甘みも出て、柔らかく美味しくなってきます。
寒い冬には体を温める野菜(根菜類)でポカポカ栄養たっぷり。
寒さに負けないよう、緑黄色野菜を、しっかりととりましょう。
冬場は、基礎代謝量も増え、味覚的にもタンパク質・炭水化物・脂肪といったエネルギー源と
なるものを好みます。この消化・吸収・代謝を効率よくするためにも、野菜・海藻・果物・干物を
しっかりとりましょう。
保育園の給食紹介☆大豆たっぷり豆乳蒸しパン☆
材料(5 人分)
小麦粉
100g
ベーキングパウダー
3g
砂糖
30g
豆乳
70g
油
15g
水煮大豆
40g
作り方
① 小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるい、砂糖を混ぜ合わ
せておく
② ①に豆乳と油を加えさっくりと混ぜ合わせる
③ ②に水煮大豆を加えて混ぜ合わせ、アルミカップに入れて、
蒸し器で蒸す。
※卵・乳製品を使わず、混ぜるだけの簡単蒸しパンです!
朝夕の冷え込みも厳しくなり、子どもたちも朝起きづらいようですね。起床時間から登園まで
の時間が短くなり、朝食の欠食やシリアルのみ・菓子パンのみという子も増えていて、保育中
もあくびが多く出ている子、集中力が途切れがちな子が増えていると給食会議などでも報告を
受けています。
冬は体温を上昇させるためにも、基礎代謝が良くなり、エネルギー消費も増え、脂肪を蓄え
ます。夏バテのようにわかりやすい形では無いものの、冬もエネルギー不足は子どもたちに大
きく影響します。食欲や栄養の摂取量・消費量は、活動量や生活リズムもかかわってきます。
季節に応じての生活リズムや食事のとりかた、睡眠時間の確保など、見直してみてはいか
がでしょうか?休日と保育日とリズムの違うご家庭も多くあると思います。保育日の日中の様
子もぜひ保育士までお尋ねください。忙しい朝ですが、プラス1品・プラス1食材を!