田野町新築住宅建設促進事業補助金条例
（目的）
第１条
こ の 条 例 は 、 田 野 町 内 (以 下 「 町 内 」 と い う 。 )に 新 た に 住
宅 を 建 築 す る 施 工 主 に 対 し 、当 該 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 額 の 一 部
を 補 助 す る こ と に よ り 、定 住 人 口 の 増 加 及 び 町 内 建 築 事 業 者 を 含
めた地域経済の活性化に寄与することを目的とする。
（用語の定義）
第２条
こ の 条 例 に お い て 、次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語 の 意 義 は 、そ れ
ぞれ当該各号に定めるところによる。
（１）
定住
永 く 住 む こ と を 前 提 に 町 内 に 住 所 を 有 し 、か つ 、生
活の本拠を本町に置くことをいう。
（２）
住宅
玄関、台所、便所、浴室及び居室を有し、利用上の
独 立 性 を 有 す る も の を い い 、 床 面 積 が 50平 方 メ ー ト ル 以 上 280
平 方 メ ー ト ル 以 下 の 建 物 を い う（ 居 住 の 用 に 供 す る 部 分 と 事 業
の 用 に 供 す る 部 分 と が 結 合 す る 併 用 住 宅 に つ い て は 、居 住 の 用
に 供 す る 部 分 が 住 宅 の 床 面 積 の ２ 分 の １ 以 上 の も の を い う 。）。
ただし、共同住宅を除く。
（３）
新築
自 己 の 居 住 の 用 に 供 す る た め 、町 内 に 新 た に 住 宅 を
建築することをいう。
（補助対象事業費）
第３条
補 助 金 の 交 付 対 象 と な る 事 業 費 は 、新 築 住 宅 に 係 る 固 定 資
産税額の一部とする。
（補助金の額）
第４条
前 条 の 事 業 に 対 す る 補 助 金 の 額 は 、新 築 住 宅 に 課 せ ら れ る
初 年 度 の 固 定 資 産 税 の 軽 減 額（ 田 野 町 税 条 例（ 昭 和 40年 条 例 第 ６
号 ） 附 則 第 10条 の ３ 第 １ 項 の 規 定 に よ り 軽 減 措 置 を 受 け る 税 額 ）
（以下「新築軽減税額」という。）の３年間分の額とする。
２
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、町 内 建 設 事 業 者 が 建 築 し た 家 屋 に 対
する補助金の額は、新築軽減税額の７年間分の額とする。
（補助対象住宅）
第５条
補 助 金 の 交 付 対 象 と な る 住 宅 は 、建 築 基 準 法（ 昭 和 25年 法
律 第 201号 ） そ の 他 関 係 法 令 に 違 反 が な い こ と 。 た だ し 、 過 去 に
この条例による補助金の交付を受けたものを除く。
（補助対象者）
第６条
補助金の交付対象者は、新たに住宅を建築する施工主で、
次に掲げる要件を全て満たすものとする。
（１）
平 成 28年 １ 月 ２ 日 か ら 平 成 32年 １ 月 １ 日 の 間 に 新 築 住 宅
（ リ フ ォ ー ム を 除 く 。）を 建 設 し た 者 。た だ し 、建 売 住 宅 は 対
象としない。
（２）
交付申請時において本町の住民基本台帳に登録されている
者で、田野町に引き続き５年以上定住の意思がある者
（３）
生 活 の 本 拠 と し て 当 該 新 築 住 宅 を 使 用 す る 者 (別 荘 は 対 象
外とする。)
（４）
交 付 申 請 時 に お い て 、補 助 対 象 者 及 び 同 居 し て い る 者 に 町
税等及び本町に対する使用料、納付金等の滞納がないこと。
（５）
過去にこの補助金の交付を受けていないこと。
（６）
世 帯 を 構 成 す る 者 が 、田 野 町 の 事 務 及 び 事 業 に お け る 暴 力
団 の 排 除 に 関 す る 規 則（ 平 成 2 5 年 規 則 第 ３ 号 ）第 ２ 条 第 ２ 項 第
５号に規定する排除措置対象者でない者
（補助金の交付申請）
第７条
補 助 金 の 交 付 を 受 け よ う と す る 者 は 、規 則 の 定 め る と こ ろ
により、町長に申請しなければならない。
（補助金交付決定）
第８条
こ の 条 例 に よ る 補 助 金 の 交 付 は 、町 長 が 決 定 し た 者（ 以 下
「交付決定者」という。）に対して行う。
（補助金の返還等）
第９条
町 長 は 、交 付 決 定 者 又 は 補 助 金 の 交 付 を 受 け た 者 が 、補 助
金の交付決定の内容又はこれに付された条件に違反したときは、
補助金の交付の決定を取消し又は既に交付した補助金の全部若
しくは一部の返還を命ずることができる。
（委任）
第 10条
附
この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
則
（施行期日）
１
こ の 条 例 は 、公 布 の 日 か ら 施 行 し 、平 成 29年 ４ 月 １ 日 か ら 適 用
する。
（失効）
２
こ の 条 例 は 、 平 成 32 年 12 月 28 日 限 り 、 そ の 効 力 を 失 う 。 た
だ し 、同 日 ま で に 交 付 決 定 の あ っ た 補 助 金 に つ い て は 、こ の 条 例
の失効後も、なおその効力を有する。

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