資料1 第2次越谷市地域福祉計画の改定 基本方針 1.改定の目的 平成28年4月から平成32年3月までを計画期間とする第4次越谷市総合 振興計画後期基本計画がスタートしました。 この総合振興計画は、越谷市が行うすべての施策や事業の根拠となる最上位 の計画であり、福祉関連分野の目標を「だれもが健康でいきがいをもって安心 して暮らせるまちづくり」としています。 近年、福祉分野においては、介護・障がい・子育て・生活困窮など様々な課 題が複合的に絡み合う、いわゆる要援護者に対し、分野横断的かつ包括的に適 切な支援を提供する仕組みづくりが課題となっています。 次期地域福祉計画の策定にあたっては、こうした仕組みづくりに向けた課題 整理とともに、上位計画である総合振興計画を踏まえ整合を図る必要性がある ことから、計画期間(平成33年∼平成37年)を揃えることとします。 併せて、現行の第2次地域福祉計画については、空白期間が生じないよう、 計画期間を3年間延長し、必要事項を盛り込むため一部見直しを行います。 計画期間関係図 27 総 合 振 興 計 画 地 域 福 祉 計 画 28 29 第4次後期基本計画 第2次計画 (∼平成29年度) 30 31 32 (平成28年度∼32年度) 計画延長 (∼平成32年度) 1 33 34 35 第5次前期基本計画 第3次計画 36 37 (平成33年度∼37年度) (平成33年度∼37年度) 2.改定の内容 平成27年4月の生活困窮者自立支援法(平成25年法律第105号)施行 に伴い、市町村地域福祉計画に生活困窮者自立支援方策を盛り込むよう、厚生 労働省から通達(平成26年3月27日付社援0327発第13号)があった ため、生活困窮者自立支援事業について現行計画に追加します。 【計画への記載を検討する事項】 (1)生活困窮者自立支援方策の位置づけと地域福祉施策との連携に関する事項 地域福祉計画の適切な部分に生活困窮者自立支援方策を位置づけるとと もに、地域福祉施策との連携に関する事項を明記すること (2)生活困窮者の把握等に関する事項 本制度における支援の対象となる生活困窮者を把握するために必要な情 報の種類とその把握方法等について具体的に明記すること (3)生活困窮者の自立支援に関する事項 相談支援体制の整備、生活困窮者自立支援法に基づく支援の実施、関係機 関や他制度による支援、民生委員や自治会、ボランティア等によるインフ ォーマルな支援等とともに、生活困窮者支援を通じた地域づくりについて 明記すること 3.計画改定に係る体制 改定は一部事業の追加となるため、新たに庁内組織は設置せず、福祉推進課 において計画素案を作成し、その他関連課には必要が生じた際に協力を求めて いきたいと考えます。 また、地域福祉専門分科会においては、素案に関する調査・審議など改定に 協力をいただきます。 4.市民への周知方法 改定に際してパブリックコメントを実施し、併せて広報こしがやによる改定 の周知を行います。 なお、改定版については関係機関等への配布用のみ庁内で印刷し、市民に対 しては改定箇所を明示した文書及び改定版データをホームページへ掲載します。 2 5.今後のスケジュール 年 度 内 容 平成28年度 ①改定版第2次計画素案について ②パブリックコメントの実施 平成29年度 ①改定版第2次計画最終承認 ②第3次計画策定に向けた検討 平成30年度 ①第3次計画の基本構想の策定 ②第3次計画策定に向けた検討 平成31年度 ①第3次計画の策定方針(作業部会、委員会の設置) ②第5次総合振興計画(政策課)への情報提供 平成32年度 ①第3次計画の策定 ②パブリックコメントの実施 3
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