京都教育大学 教育支援センター 講師 村瀬幸浩さん 日時 2016 年 12 月 3 日（土） 受付 講演 午後 1 時 午後 1 時 30 分～4 時 30 分 会場 岩滝ふれあいセンター ＊講師紹介＊ 村瀬幸浩さんは高校の保健体育科の教師を 退職後、一橋大学、津田塾大学、東京女子大 （与謝野町字岩滝 2272-1 tel 0772-46-5556 参加費 無料 学で大学生にも性教育の大切さを教えてこら れました。1982 年に“人間と性”教育研究 協議会の設立に加わられ、代表幹事をされて 子どものいじめ・虐待・若者の情報機器からの安易な 性に対する意識や知識のために心身ともに傷つく事象等、 命・人権が大切にされていないことが社会の中に多くみ られます。自立した個と個が互いに相手のからだとここ ろを尊重し合いながら関わり合い、生涯幸せに生きてい くという時代を引き寄せるために性教育はどうあったら よいのでしょうか。誰もが生きやすい社会にするために 一緒に学びましょう。 います。 著書には『男子の性教育 柔らかな関係づ くりのために』 （大修館書店）、 『性のこと、わ が子と話せますか？』 （集英社新書）、 『新・さ わやか性教育 小中学生のお母さん、お父さ んに贈る 47 のメッセージ』 （十月 舎）など多数あります。 性教育というと大人に関係することで、 性についての悩みはとて 敷居が高いと思っていたけど、幼い時から も多いです。 一人で悩んでな 肌で知るからだや人を大切にする感覚が いで来てみてください。 大事なんですね。人としての生き方を考え る機会になりますよ。（3 児の母） 問い合わせ：０７５－６４４－８３２６（京都教育大 関口研究室） ０７７２－２２－０３２１（与謝地方教育文化センター 養護教員部） 主催：京都教育大学 教育支援センター 共催：与謝地方教職員組合養護教員部・奥丹後地方教職員組合養護教員部 “人間と性”教育研究協議会京都北部性教育サークル 性について、 その人がどのような意識や価値 観をもち、どのような性行動をと るのか、どんな相手とどのような 性関係をつくって生きていくの かは、その人の育ち方（育てられ 方）、体験や学習によってつくら れていくものである。 思い込みを捨て、一人 の人間として、自分に、自 分の性に、素直に、優しく 立ち向かい、受け入れて いく力をもつこと。 その人が男だから 女だからといって も、決まりきったも のではなく、一人ひ とりの育ちや体験が 異なるように千差万 別、男もいろいろ、 女もいろいろ、それ ぞれ個別的、個性的。 自分の性のあり 方を自分本位でな く相手との関係性 の観点からとらえ 直し、行動できるよ うになること。 村瀬幸浩著 「男子の性教育」より 人類の約半数を占める男子は、性 の持つ様々な意味について、性のし くみや成り立ちなどについて、大人 たちからしっかりと教わることなく勝 手に情報を集め、その情報に翻弄さ れつつひとりよがりの孤独な人生を送 ってきたのではないだろうか。 人を支配せず、利用せず、 人に支配されず、利用されず、 相手のためにどうすることが よいことなのか、ゆっくり考 えて関係を作り育てていく。 そうした力をつけることから 始まると思う。 女子もこの学びによって、 男子に対し、共に生きる人間とし て親しみを感じてほしい。 本書によって、あらためて男子 の性を見つめ直すことで、男子が、 性に関する誤解、偏見、思い込みか ら解き放たれ、自信をもって生きて いく支えになりたいと思う。 もっと詳しいこと は講演会で！ お越しください♪
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