社会保障制度に関する特命委員会 介護に関するプロジェク トチーム 次第 平成 28年 12月 1日 (木 ) 8:00∼ 党本部 704号 室 一 、開会・進行 山下 貴司 介護 PT事 務局長 一 、挨 野田 毅 田村 憲久 特命委員長 介護 P丁 座長 拶 一、 介護保険制度の見直 しに関する議論等の状況について 説明 厚生労働省 (質 疑・応 答) 一 、開 会 【 省庁 出席者】 <厚 生労働省 > 老健局 大臣官房 ″ 老健局 ″ ″ ″ ″ 大 臣官房 老健局 ″ 社会・ 援護局 馬場 蒲原 坂口 演谷 日原 竹林 佐藤 三浦 鈴木 尾崎 遠藤 宮腰 榎本 成志 基道 卓 浩樹 知己 悟史 守孝 明 健彦 守正 征也 奏子 芳人 大臣政務官 老健局長 審議官 (老 健 ・ 障害保健福祉担 当) 審議官 (医 療介護連携担 当) 総務課長 介護保険計画課長 高齢者支援課長 振興課長 老人保健課長 総務課企画官 総務課介護保険指導室長 総務課認知症施策推進室長 福祉基盤課福 祉人材確保対策室長 資料 1 の 見直 しに関す る 護 保 口隻 52 保険制度 議論等 の状況 につ いて ・ 介護保険制度 の見直 しの検討状況 について 日 (参 考資料 )介 護保険制度 の見直 しの検討状 況 について 厚 生 労働省 老健局 平成 28年 12月 介護 保 険制度 の見直 しの検討状 況 につ いて 高齢者の 自立支援と要介護状態の重度化防止を図るとともに、制度の持続可能性を確保 することに配慮し、サービスを必要とする方に必要なサービスが提供されるよう:こ する。 地域 包 括 ケアシス テム の深 化・ 推進 ① 自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進 ②医療・介護の連携の推進等 ③地域包括ケアシステムの深化・推進のための基盤整備等 介護保険制度 の持続 可能性 の確保 ①利用者負担の見直 し (1)利 用者負担割合 (2)高 額介護サービス費 ②給付内容の見直 し (1)福 祉用具・住宅改修 (2)軽 度者 へ の支援 の あり方 ③総報酬割の導入 地域包括ケアシステムの深化・推進 1.自 立 支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組 の推進 【 ① データに基づく課題分析と対応】 口 各保険者 が地域 の実態を把握 口 課題を分析 口介護保険事業計画 に、日標 口 取組内容等を記載 【 ②適切な指標 による実績評価】 【 ③ インセンティブ】 ・ 要介護状態の維持 口 改善度合い、 口 評価結果の公表 地域ケア会議の開催状況等の適 財政 的インセンティブ ・ リハ 職 との 連携等 による自立支援・介護 予防施策 の 推進 切な指標 に従 い 、実績を評価 の 付与 2.医 療・介護 の連携の推進 等 ○ 療養病床 の 見直 し 介護保険制度 の持続可能性 の確保 1.利 用者負担の見直し(利 用者負担割合、高額介護サービス費) O現 役 並みの所得を有する方 の負担割合を 3割 とする(医 療保険は既に上位層は3割 負担 ) 0高 額介護サービス費 の「一般 区分」の 月額 上 限額を医療保険並みに引き上 げる。(37,200円 → 44,400円 ) 2.給 付内容の見直し(福 祉用具貸与、生活援助等 ) O福 祉用具貸与について、レンタル 業者 が商品を貸与する際、当該商品の全 国平均貸与価格 と、当該 レンタル 業者 の貸与 価格 の両方を利用者 に説明。また、機能 や価格帯 の異なる複数商品を提示。貸与価格 に上 限を設定する。 O生 活援助を中心 に訪問介護を行う場合 の 人員基 準 の緩和 やこれ に応 じた報酬 の設定 。(平 成 30年 度報酬改定 ) 通所介護などその他 の給 付 について介護報酬改定 の議論 の過程 で適 正化を検討。 3.介 護納付金 へ の総報 酬割 の導入 02号 被保険者 (40歳 ∼64歳 )の 保険料 は、介護納付金として医療保険者 に賦課。(医 療保険者は被保険者から介護保険料を徴収 0各 医療保険者 は、介護納付金を、2号 被保険者 である『 加入者数 に応 じて負担』しているが 、これを、被用者保険間では ) 『報酬額に比例した負担』とする。 見直 し内容 先進 的な取組を行 つている 和光市 、大分 県 で は ● 認定率 の低 下 ● 保 険料 の上 昇抑制 ∼ 保険者機能 の抜本強化 ∼ O高 : … 国 による 分 析 支援 地域 マ ネ ジメ ン トに 係 る取 組 内容・ 目標 の計 画 への記 載 ¨ ― ― ¨ … ― … … … … … … ¨ ― ¨ … … ¨ ― ¨ ¬ : 18.0 17.3 打 1 _Jヽ _"____‐ ………‐生 _ 全国 適切な指標 に よる実績評価 保険者機能 の 発揮・ 向上 (取 組内容 ) ・ リハビリ職等 と連携 して効果的な介護予 防を実施 ・ 保険者が、多職種 が参加する地域ケア 会 議 を活用 しケアマネジメントを支援 等 都道府県が研修等 を通じて市町村 を支援 ¨ ヽ1■︰︰11 デ ータに 基づ < 地域課題 の分析 ¨ 喜 介 護認市茎の の 推移 構秘 要介護認定率 ○ 全 市 町村 が 保 険者機 能を発 揮 して 、自立 支 援 口 重 度 化 防 止 に 向けて取 り組 む よう、 ① データに基づく課題分析と対応 ② 適切な指標による実績評価 ③ インセンティブの付与 を法律により制度化 ¨ … 1 6 . 8 一フ6. ﹂ . 9 ・ 齢 化 が 進 展する中 で 、地域 包 括 ケアシステム を推進するとともに 、制 度 の 持続 可能性を維 持するた め には 、保 険者 が 地域 の 課題を分析 して 、高齢者 が そ の 有する能 力 に応 じた 自立 した生 活を送 っていただくための 取組 を進 め ること が 必要 ・ 要介護状態 の維持・改善 度合 い ・ 地域ケア会 議 の開催状況 等 和光市 大分 県 インセンテ ィブ 結果の公表 財政的インセン ティプ付与 : 5 見直 し内容 世代間 口 世代 内の公平 性を確保 しつつ 、制度 の 持続可能性を高 め る観 点 か ら、現役並 み の 所得を有する方 の 負担割合を 3割 とする(医 療保険は既に3割 負担)。 ただし、月額 44,400円 の 負担 の上 限あり。【平成 30年 8月 施行】 医療保険 の 利用者負担 負担割合 70歳 以 上 現 役 並み所得相 当 3割 劃 (※ 1) 2割 (年 金収入280万 円以上 ※ 2) 一般 2割 (70∼ 74歳 )(※ 3) 市町村民税世帯非課税等 70歳 未 満 1割 3割 1割 (75歳 以上 ) 年金収 入 80万 円以下 等 ※ 1 世帯内に、課税所得 145万 円以 上の第 1号 被保険者がいる場 合であって、世帯 内の第 1号 被保 険者の収 入の 520万 円 (世 帯 内の第 1号 被保 険者 が1人 のみの場合は 383万 円 )以 上である場合 ※ 2制 度としては、合計所得金額 (給 与収入や事業収入等 から給与所得控 除 や必 要経 費を控除 した額 )160万 円以 上だが、年金収入 ベースにすると280万 円以上という取扱 となる。 ※3平 成 26年 4月 1日 までに70歳 に達 している者は1割 負担割合 実績値 場 在宅サ ー ビス利用者数 特養 入所 者数 2害 l負 担 /0) 35正テ′ 人(9.フ ゜ 2万 人 (4.1%) 1割 負担 325万 人 (90.3%) 54万ち尺 … 現役 並み所得 相 当者の割合 囃 ) 01蓋 十 約 13万 人 (3∼ 4%) 特養 入所 者 (推 計 ) 約 1万 人 (1∼ 2%) (95,9%) ※ 例 えば、要介護度 3で 在 宅サービスを受けている方 の 平均的な自己負担 は 、 1割 負担 で約 15,000円 /月 、2割 負担 で30,000円 /月 (所 得 に応 じて上 限あり) ※特養入所者 の 一 般的な費用額 の2割 相 当分 は、既 に44,400円 の上 限 に当たつ ているため、3割 負担となつても、 負担増となる方はほとんどいない。 4 見直 し内容 世代間 口 世代内の公 平性を確保 しつつ 、制度 の持続可能性を高 める観点か ら、高額介護 サービス費 の「一般 区分 」の 月額 上 限額を医療保険並み に引き上 げる。【 平成29年 8月 施行】 自己負担限度額 (月 額 ) 医療保険 の 自己負担限度額 (月 額・多数該 当) 70歳 以 上 70歳 未 満 140,100Fヨ 現役 並み 所得相当 44,400円 44,400Fヨ ⇒ 検討中 93,000FЧ 441400円 一般 37,200円 ⇒ 44.400円 44,400Fヨ 市町村民税世帯非課税等 24,600円 24,600Fヨ 44,400Fヨ 24,600Fヨ 年金 収 入 80万 円以下等 15,000円 15.000Fヨ 5 取扱 注 意 利用者負担 に係る制度見直 しの影響 (粗 い試算) 在宅サ ー ビス 合計 馳 5支・ 盾 l■ 糸 特姜 受給者数 (実 績 ) 360フ 5ノ` 136万 人 56万 人 現役並み所 得者 の 負担を3割 とした場合 に負担増となる人数 (推 計 ) 約 12万 人 ービス受給者の 宅サ (在 約 1.5万 人 ・ (施 設 居住系サービス 受給者の 1%) 約 0.2万 人 (特 養入所者 の03%) 高額介護 サービス費を37,200円 か ら44,400 円に引上 げた場合 に負担増 となる人数 (推 計) 約 10万 人 (在 宅サービス受給者の 約 8万 人 ・ (施 設 居住系サービス 受給者の6%) 約 2万 人 (特 養入所者 3%強 3%) ) ※介護保険事 業状 況 報告 (平 成 28年 4月 月報 ) ※ 介護給付費実態調査 (平 成 28年 4月 審査分 ) ※ 負担増 の額 は、各 サービスの平均的な費用額 の 1∼ 3割 相 当分を用 いて差額を算 出すること等により試 算 の 4%) 496フ 5A 約 13万 人 (全 受給者の3%) 約 18万 人 (全 受給者の4%) 6 見直 しの方向性 平成30年 度施行】 徹底的な見える化等を通 じて貸 与価格 のばらつきを抑制 し、適 正価格での貸与を確保する。【 福祉用具賞与 の仕組み 論勲 レンタリ レ :業 ○ 福祉 用具 は 、対象者 の 身体状況等 に 応 じて交 換 ができるように原則貸与 レンタル契 約 ンタリ 師 格 9′ 8′ 000円 *福 祉用具 … 車 いす、つえ、特殊寝台など 論繭 ○ これ は 、レンタル 業者 ごとに、仕入価 格 や搬 出入・保守 点検等 に要する経 費 に相違 が あるためである。 000円 福祉 用具サービス の説 明 論輸 ○ 福祉 用具貸与 は 、市場価格 で保険給 付され ており、同一 商 品 (例 :メ ーカーA の車 いす a)で も、レンタル 業者 ごとに価 格差 が ある。 利用者 O利 ンタル綱]各 87500円 用者 は、レンタル 費用 の 1割 (2割 )を 負担 O残 りの 9割 分 (8割 分 )は 、 介護報酬 として レンタル 業 者 に支 払われ る。 見直 し内容 ● 国が商品ごルに、当該 商 品 の 貸与価格 の全 国 的な状況 を把握 。当該商品 の 全 国平均管与価格存公表 ● レンタル業者 は、福祉用具を貸与す る際 、当該 福祉 用具の全国平均管与価格 とはそのレンタル業者の貸与価 格の両方を利用者 に説明 。また、機能 や価格帯 の異なる複数の商品を提示 ● 適切な貸与価格を確保するため 、管与価格に上限存設宇 見直 しの方向性 ○ 介護人材 の確保等 の観 点を踏まえ、生 活援助を中心 に訪問介護を行う場合 の 人員基準 の 緩和 や これ に応 じた報酬 の 設定 。(30年 度報酬改定 ) ○ 通所介護などその 他 の給付 について介護報酬改定 の議論 の 過程で適正化 を検討。 訪間介護 におけるサービス類 型 ① 身体介護 ≫ 利用者の 身体 に直接接触 して行われるサービス等 (例 :入 浴介助、排せつ介助、食事介助 等) ② 生活援助 ≫ 日常生活の援助であり本人の代行的に行われるサービス (例 :掃 除、洗濯、調理 等 ) 訪間介議員 の人 員基準 の見直 し 見直 し後 現行 身体介護 中心 生活援助 中心 ※同じ 基準 身体介護中心 現行 の 人 員 基 準を継続 生活援助 中心 ○介護福 祉 士 ○ 実務者研修修 了者 ○ 介護職 員初任者研修修 了者 など 緩和した人員基準を創設 これ に応じた報酬の設定 見直 し内容 ○ 第 2号 被保険者 (40∼ 64歳 )の 保険料 は、介護納付金として医療保険者 に賦課 しており、各医療保険者 が加 入者である第 2号 被保険者 の負担すべき費用を一括納付 している。 O各 医療保険者 は、介護納付金を、2号 被保険者 である 『 加入者数 に応じて負担』しているが 、これ を被用者保 険間では 『 報酬額 に比例 した負担』とする。(激 変緩和 の観点から段階的な導 入を検討 )【 平成29年 度施行】 【 介護給付費 の財源】 地 方 自治体 負担 25% 1,300,テ A 「負担減」となる被保険者 1,700万 人 者% 8 険2 国庫負担 25% 医療保険者 が介護納付 金 として負担 「負担増」となる被保険者 の保険料 各医療保険者 は、被保険者数 に 応 じて納付金 を負担 (加 入者割 ) 被用者保険間では報酬額 に比例 して 負担する仕組 み (総 報酬割 )を 導入 第 1号 被 9 見直 し内容 ○ 平成29年 度末に経過措置の期限が到来する介護療養病床については、その受け皿として、 「看取リロ や、 ①介護療養病床の「日常的な医学管理が必要な重介護者の受入れ」 ターミナル」 等の機能を維持しつつ、 「生活施設」 としての機能を兼ね備えた、 ②入院生活が長期にわたり、実質的に生活の場になっている実態を踏まえて、 新たな施設類型を創設する。 ○ 新たな施設類型への移行に際しては、①期限を設けつつも、転換に係る準備のための経過期間を十分に設けるとともに、 ②名称への配慮を含め、円滑な転換に向けた各種の支援策を講ずる。 要 介 護 高齢 者 の 長期 療 養 ・ 生L施 設 … 介 護保 険 法 m (群 生 に 二二 の 機能重視を B月 確化 。 医療 は提供 'こ す るため 、 医療 法 の 医療提 供 施設 にす る。 ,こ ) 重篤な身体疾患を有する者及 び 身体合併症 を有する 認知症高齢者 等 (療 養機能強 化型 A■ 担当 ) │ … │ 左 記 と比 べ て 、容体 は 比較 的安定 した者 二健施設相当lX上 介護療 重病 床 1日 当 (参 考 (― “ :現 行の 介護療養病床の 基準 ) (参 考 :現 行 の 老 健 施 設 の 基 準 ) ) 医療機 関 に併設 され る場 合 、 人員配 置 基準の 弾 力化 を検 討 。 介護報酬 について は 、主な利用 者像 等 を 勘案 し、適切 に設定 。具体的 には 、 介護給 付 費分 科会 にお いて 検討 。 ■ 薔 1‐ 老健施 設相 当 (8.OM/床 ) 多床室の場合でも、家具やバーテーション等による閣仕切りの設置など、プライ八シー に配慮 した療養環境の 整備 を1貪 討。 (絆 ) 補足給付 の 対象 10 地域包括ケア システムの深化 0推 進 ○ 地域包括支援センターの機能強化 ※ 市町村 による評価の義務 づ け等 認 知症施策 の 推進 ○ ※ 新オ レンジ プラ ンの基 本的な考 え方 (普 及 口啓発、介護者支援等 )を 介護保険制度 に お いても明確化 地域共 生社会 の実現 の推進 ○ ※ 介護保険制度 に『共生型サー ビス」を位置付 け、障害福祉事業所が介護保険の指定を受 けやす くするた めの見直 しを行う等 0 居 宅サ ー ビス事業者 の指定等 へ の保険者 の 関与 の強化 ※ O 小規模 多機能型居宅介護等 を推進 して い く観点か らの取 り組みの推進等 有料老 人 ホーム の入居者保護 のための施策 の強 化 ※ 前払金 の保 全措置 の義務 の対象拡大等 そ の 他 の 課題 ○ 介護保険適用外施設 の住所地特例 の見直 し (参 考資料 ) 介護保険制度 の見直しの検討状況 につ いて 介 護保険制度 の仕組み 市 町 村 (保 険者 ) 一 稀瑯 保険料 50% サ ー ビス 事 栞者 O在 宅 サ ー ビス ・ 訪問介護 ・通所介護 等 0地 域 密 着 型サ ー ビス ロ定期巡回 口随時対応型訪間 介護看護 ・ 認知症対応型共同生活介護 0施 設 サ ー ビス ・ 老人福祉施設 ・ 老人保健施設 : 国 都道府 鼎 12.5961※ ) 市町村 12.596 2596(※ ) : ※施設 等綸付 の場 合 は、 日 20%、 都 道府 県 17.5% 22% │ 4 ) (平 成 27-29 年度 財政安定化基金 11割 (2割 )負 担(※ ﹁国 : 回 │ サービス利用 保険料 個別市町村 か、ム の天 引 原 則 年 金)ム ら∩ Lき : 1 1 加 入 者 (被 保険者 ) 1 L:i:だ 二 _:■ :土 :_‐ こ こ :■ :■ :_Lこ せ (3, 202万 人) :圭 :i:_l (4, 24フ 万人) 「平成25年 度介護保険事業状況報告年報」 によるものであり、平成25年 度末現在の数である。 (注 )第 1号 被保険者の数は、 第2号 被保険者の数は、社会保険診療報酬支払基金が介護給付費納付金額を確定するための医療保険者からの報告によるものであり、平成25年 度内の月平均値で ある。 (※ )平 成27年 8月 以降、一定以上所得者については費用の8割 分の支払い及び2割 負担。 13 制度創設時 か ら現在 までの対象者・利用者 の増 加 ○介 護保 険制度 は 、制度創設 以来 1 か で 、サ ー ビス 利用者 数 は約 3. 発展 して い る 。 6年 を経過 し、 65歳 以上 被保 険者数 が 約 1.5倍 に増 加 す るな 5倍 に増 加 。高齢者 の 介護 に無 くてはな らな い もの と して 定着 ・ ①65歳 以上被保険者の増加 2000年 4月 末 第 1号 被保険者数 2, 165万 人 2016年 4月 末 → 3,387フテ人́ 1.56倍 ②要介護 (要 支援)認 定者の増加 認 定 者数 2000年 4月 末 218万 人 2016年 4月 末 ⇒ 622フテ′ 人 2.85倍 ③サービス利用者の増加 2000年 4月 末 2016年 4月 末 在宅サービス利用者数 97万 人 ⇒ 施設サービス利用者数 52万 人 ⇒ 149万 人 ⇒ 地域 密着 型サービス利用者数 計 390,テ ン 人 92万 人 42万 人 523ア テン 人 4.02倍 1.77倍 3.51倍 ) 14 (出 典 :介 護保険事業状況報告 国庫負担金 【 調整交付金】 5%(o.5リ ヒ円) 。第 1号 被保険者 に 占める75歳 以上 の 高齢者 の 割合 、所得段階別の割合等 に応 じて調整交 付 国 庫 負 担 金 【定 率 分 】 200/6(1.8ツ ヒ ]) 「 ・施設の給付費の負担割合 国庫負担金 (定率分 )15% 都道府県負担金 17.5% 都 道 府 県負 担金 12.5%(1.4兆 円) 市 町 村 負担 金 12.50/o(1.2ツ ヒ F]) 15 ヽ 50% ヽ 為川︱ノ 。第2号 保険料 の公 費負担 (0.6兆 円) 協会 けんぽ (国 :02兆 円 164%) 国保 (国 :0.3兆 円 都道府県 :0.1兆 円) ※数値は端数処理をしているため、合計が一致しない場合がある。 円 円 40∼ 64歳 】 【 28% (2.7ツ ヒ円) 馴囃 第 2号 保険料 1 。第 1号 。第 2号 保険料 の 割合 は、 介護保険事業計画期間 (3年 ) ご とに、人口で按分 F]) 費 ● 220/o(2.1兆 公 ● 65歳 以上】 【 平成27年 度から保険料の低 所得者軽減強化に別枠公費 負担の充当を行い、この部分 が公費 (国・都道府県・市町 村)と なる 算総 予 度 年 第 1号 保険料 50% 8 2 rlllヽ 模 規 と 成 構 源 財 の 険 保 護 介 ヽノ 考 参 ′ ヽ 保険料 介護給付 と保 の推移 ○ 市町村 は3年 を1期 (2005年 度までは5年 を1期 )と する介護保険事業計画を策定し、3年 ごとに見直しを行う。 保険料 は、3年 ごとに、事業計画 に定 めるサービス費用見込額等 に基 づき、3年 間を通じて財政 の均衡を保 つよう設定。 ○ 高齢化 の進展 により、保険料 が2020年 には6,771円 、2025年 には8,165円 に上 昇することが見込まれており、地域包 括ケアシス テムの構築を図る一 方、介護保険制度 の持続可能性 の確保 のための 重点化・効率化も必要となっている。 事業運 営期 間 2,911円 ¨ ・ … Iユ 百 三 角 I幹 牽 灘菖 幹甲干 Hlt生 醜定 ▲°5% (全 国平均 )H15年 度改定 .押 2.… 第 二期 第 二期 0 2 2 0 3 2 0 4 2015年 2016年 017 2020年 2025年 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 6.7ソ`円 (全 国平均 )H21年 度改定 6.9り`円 じ円 7.4り 7.8り`円 じ円 8.2ツ じ円 度 度 ・ 4,090円 6.4ツ 度度 年年 2 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 201lZ 給付 (総 費用額 ) ¨ 4ヮ 」 +3:0%… … 160円 (全 国平 均 )H24年 度改定 L丞 詳霧 H27年 改定 ▲2.27% ) 度 度 [ [ ___6,771円 」8,165円 ※2013年 度 までは実績 であり、2014∼ 2016年 度は 当初予算 (案 )で ある。 ※2020年 度 及び2025年 度の保険料 は全国の保 険者 が作成 した第6期 介護保険事 業計画 における推計値 。 (全 国 平 (全 国平均) 16 地域包括ケアシステムの構築について ○ 団塊 の世代 が75歳 以 上となる2025年 を目途 に、重度な要介護 状態 となつても住 み 慣 れ た地域 で 自分 らし い暮 らしを人生の最後 まで続 けることができるよう、医療・介護・予防・住 まい 。 生 活支援 が包括 的 に確保 される 体制 (地 域 包括 ケアシステム )の 構築 を実現。 ○ 今後、認 知症高 齢者 の増加 が見込まれ ることから、認 知症 高齢者 の地域での生 活を支 えるためにも、地域 包括 ケアシステムの構築 が重要。 ○ 人 口が横 ばいで75歳 以 上人 口が急増す る大 都市部、75歳 以上人 口の増加 は緩 やかだが人 口は減 少する 町村部等、高齢化 の進展状 況 には大 きな地 域 差。 ○ 地域包括ケアシステムは、保 険者 である市 町村 や都道府 県 が、地域 の 自主 性 や主 体性 に基 づき、地域 の 特性 に応 じて作り上 げていくことが必要。 ・… 病気│お たら 医 療 地域包括ケアシステムの姿 ・ 赫 ・ 赫 腱 スの コー … ディネー屁野乱 耐 。 いつ熱 鶴 元気に暮らすために Sを 援 :・ 老人クラフ・ 自治会・ ・ ・ ¨ 幸 騎 走 勢 姉 LSし 入 』 月 里 ] 者 =主 ni隻 等 ※ 地域包括ケアシステムは、おおむね30 分以内に必要なサー ビスが提供される 日 常生活圏域 (具体的には中学校区)を単 位として想定 17 保険者機能の強化 ∼介護予防の横展開∼ 百齢者の自立支援・ 介置予防に取 り組む先進的な保険者の取組の全国展開 高齢化が進展する中で、高齢者の 自立した日常生活の支援、介護予防、要介護状態等の軽減に向けた保険者の取組を一層加速化することが必要 市町村による取組の好事例 例 )和 光市 全国展開のポイント e 市町村 の 保険者機能 の 抜本 強 化 策 について、 次期制度改正に向けて検 討するとともに、可能 な限 り前倒 し 介護予防へ の重点的慮取組に より、要支援者の状態が改善 地域 のニーズ把握 保 険者 主 導 の 多職 種 連 携 ケアマネジャー、PT、 OT、 管理栄 養士等の多職種が集まり、個別 のケアプランを地域ケア会議で 都道府県による普及展 開の好事例 例 )大 分県 じ 専門職能団体等 との連携 α )コ帽 鋼 韻 り 出 期 晰 ヽ ヽ4 ノウハ ウの 共有 、人 材育成 住 民 の意識 向上 l 1 19.6 '/ 1 専門職能団体等 との連携 r■ ■ 全 国平均 の認定率 は4年 間で上 昇 して いるものの、和光市・ 大分県は低下 ー 先進地からの講師派遣・研修 実態把握・分析・課題抽出 【 検討事項の例】 ○要介護度、介護費等の分析と課題抽出 ○具体的な数値 目標 の設定・達成度の評価 ○市町村の取組へのインセンティブ付け 等 0 0 0 8 ・ 県の主導 により市 町村の取組 を ァ 全 国展 開 に向 けて必 要 とな るポ イントを 抽 出ュEE 保険者 のリーダーシップ 全国展開に向けた取組 ] 9.6 9.3 1 ll 1 :│ 全国 ` 、 型麺 ___A墾 _ノ 18 利用者負担割合 の変遷 ○ 介護保険の利用者負担 は、制度創設以来 1割 であつたが、その後負担割合 の見直 しが行われている。 O介 護保険制度施行時にはまだ高齢者医療は定額負担制であり、その後定率負担が導入され、さらに負担割合の見直 しが行われ ている。 H8 介護保険の利用者負担 H124 2割 介護保険 制度案大綱 負担割合 H27.8 1割 1割 医療保険の患者負担 (70歳 以上の高齢者 ) S58.2 H13.l H14.10 H18.10 H20.4 現役並み所得者 負担 割合 70∼ 74歳 2割 (一 部 1割 ) 75歳 以上 1割 それ以外 医療保険の患者負担 (健 康保険、70歳 未満) 本人 負担 割合 被扶養者 S59.10 H9,9 1割 2割 3割 入院 2割 ) H14.10 H15.4 H20.4 3割 3割 (入 院 2割 ) 2割 (3歳 未満) → ― \て一一 3割 2割 (未 就学児) 利用者 の 自己負担限度額 の推移 ○ 介護保険制度の高額介護サービス費の限度額は、制度創設時の医療保険の高額療養費の 多数回該当の金額に合わせて設 定されたが、医療保険における住民税課税世帯の基準 は現在37′ 200円 から44′ 400円 に引き上げられている。 ○ これをふまえ、介護保険制度においても、医療保険の現役並み所得に相当する人がいる世帯に限定して、限度額 が44,400円 に引き上 げられた。 介護保険 H17.10 H12.4 現役並み所得者 H27.8 44,400円 37.200円 担度額 負限月 課税世帯 37,200円 非課税世帯 24,600円 24,600円 年収 80万 円以下 生活保護受綸者 15,000円 15,000円 医療保険 (70歳 以上の高齢 司 H14.10 13.1 72,300円 十 (医 療 費 現役並み所得者 ― 負担 限度 月額 ※ H18.10 -361,500円 )× <40,200円 > 40,200円 24,600円 15,000円 <>は 、年4回 以上利用する多数回該 当時の金額。 1% _80,100円 H20.4 +(医 療 費 -267,000円 )× <44,400円 > 44,400円 1% ……… > → 平成26年 改 正における一 定所得以上 の利用者負担 の見直 し【 平成27年 8月 施行】 負担割合のヨ│き 上げ ○ 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ、制度の持続可能性を高めるため、これまで一律 1割 に据 え置いている利用者負担について、相対 的に負担能力のある一定以上の所得の方の 自己負担割合を2割 とする。ただし、月額上限があるため、見直し対象の全 員の負担が2倍 になるわ けではない。 ○ 自己負担2割 とする水準は、合計所得金額 (※ 1)160万 円以上 (※ かの者 (単 身で年金収入のみの場合、280万 円以上)。 Oた だし、合計所得金額 が160万 円以上であっても、実質的な所得が280万 円に満たないケースや2人 以上世帯 における負担能力が低 「年金収入とその他の合計所得金額」の合計が単身で280万 円、2人 以上世帯で346万 円未満 (※ 3)の 場合は、1割 負 いケースを考慮 し、 担に戻す。 ※ 1合 計所 得金額 とは 、収 入から公 的年金控 除や 給 与所得控 除 、必要経 費を控 除 した後で 、基礎控 除や 人的 控 除等 の 控 除をする前 の所 得金額 ` ※ 2被 保 険者 の L位 20γ )に 該 ヽす る水 準。ただ し、利用者 の所 得分布 は 、被保 険者 全 体 の所 得分布 と比較 して低 いため 、被 保険 者 の L位 20%に 相 当す る基 準を設 定 したとしても、実際 に影 響を受 けるの は 、在 宅 サー ビスの利 用 者のデ ヮ15%程 度 、牛 十養 入,,F者 の 5ツ )程 度と推 計。 ※年金収入の場合 :合 計所得金額 =年 金収入額 ―公的年金等控除 (基 本 的に120万 円) 自己負担 2割 とする水準(単 身で年金収 入のみの場合 ) 160 190 合計所得金額 0 0 1 年金収入 ´ ´ ´ 住 民税 非課税 155万 円 : 170万 円 モ デル 年金 (厚 生 年 金 198万 円 介 護 保 険 料 が 第 8段 階 310万 円 被 保 険者 の 上 位 20% 280万 円 ) 医療 保 険 の 現 役 並み 所 得 383万 円 参考 :医 療保険 の70歳 以上の 高額療養費 の限度額 負担上限の引き上げ 自己負担限度額 自己負担限度額 (高 額介護サービス費)の うち、医療保険の現役並み所得に相当する者 のみ 引上げ 自己負担限度額 (月 額 ) 37.200円 (世 帯 ) 市町村民税世帯非課税等 24,600円 (世 帯 ) 1年 金収入 80万 円以下等 15,000円 (個 人 ) 現役並み所得者 し 〉 一般 (現 行 /世 帯単位 ) < J q う 現役並み 所得相 当 (※ ) 一般 44,400円 37′ 200FЧ ′ ※ 課税所得 145万 円以 上 (た だし 、 の 万円、2人 以上 場合 520万 円に, 80,100+医 療費1% (多 数回該当 :“ 1400円 一般 蜘 市町村民税非課税等 24′ 年金収入80万 円以下等 15000円 171犠[喚奪 ぢ客 r収 品牧 ) 円 600Fl の 入 が み 場 合 J人 の 勘 利用者負担割合 の見直 しによる負担 の 変化 ○ 介護保険 における現役並み所得者の利用者負担割合を3割 に見直した場合に、受給者のうちの現役並み所得者におけ る負担額 の変化を推計したもの。 ※ 約 12万 人 +約 1.5万 人=約 13万 人に影響 (全 受給者 の 3%) 施設・居住 系サ ー ビス受給 者 (136万 人 ) 在 宅サービス 受給 者 (360万 人 ) 影 響者 15万 人 ) 、 、 (在 宅サ ー ビス受給者 )‐ ヽ 、 (施 設D居 宅系サービス受給者) _ 80% 70% ― 一一一――――-42,テ メ. 60% 50% 40% ヽ, ヽ 30% 且綱甲LJJL是JL聾J里LIJ「』 二 ■LTIJ=聾 」 ※介護給付費実態調査 (平 成28年 4月 審査分)に おける居宅サービスの給付単位分布か ら、単純に3割 負担となった場合の 自己負担額の増加分布を推計したもの。(高 額介護 サービス費44.400を 勘案)な お、1割 から3割 になる者の割合 は使宜的に2割 程度と仮定し て推計した。介護予防訪問介護、介護予防通所介醸について、総合事業への移行を加味 していない 10% 、一 ︱ 20% ¨ヽ 20% 18% 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 0% 1.5万 人 │ 0% ※介護給付費実態調査 (平 成28年 4月 審査分)に おける一人当たり平均費用額から、単純 に3割 負担となった場合の自己負担額の増加分布を推計 したもの。(高 額介護サービス費 44,400を 勘案)な お、1割 から3割 になる者の割合は便宜的に2割 程度 と仮定して推計 し た。 22 福祉用具貸与 の保険給付 の状況 ○ 平成 26年 度 の福祉 用具貸与の費用額 は約 2,755億 円 (対 前年比約 7%増 )で ある。 ○ 要介護度別 では、要介護 2以 下の者 が給付件数 の約 6割 を占めている。 福祉用具貸与 の 費用額 の推移 (介 護予防を含む ) 福祉用具貸与 の要介護度別給付件数 要介護5 2,124千 件 101% {単 位 :億 円) 2,7545 2500 2,2409 2,0733 2000 1,6784′ 625g 要介護4 要支援 1 1,278千 件 61% 要支援2 2,554千 件 121% 2,914千 件 138% 1500 要介 護 1 3′ 214千 件 1000 152% 500 要 介護 3 3′ 663千 件 0 ご♂ごご♂♂ご♂♂♂♂♂♂ 出典 :介 護給付費実態調査の概況 (各 年度 ) 174% 要介護 2 5,328千 件 253% 出典 :介 護保険事業状況報告年報 (平 成26年 度 ) 23 福祉用具貸与の給付件数と1件 あたり費用額の推移① 給付件数(千 件) 1件 あたり(円 ) 700 給付件数(千 件) あたり(円 ) 9,000 900 8,000 800 7,000 700 6,000 600 400 5,000 500 8,000 300 4,000 400 6,000 3,000 300 2,000 200 1,000 100 600 500 200 100 0 000 12′ 000 4,000 2,000 0 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 H26H27 1件 あたり(円 ) 床 ずれ 防止用 具 14′ 10,000 0 0 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25 特殊寝台 6,700 6′ 給付件数(千 件) 35 6,000 600 5,000 6,500 6′ 1件 あたり(円 ) 400 4,000 6,300 6,200 3,000 6,100 2′ 6,000 5,900 000 1,000 5,800 5,700 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19H20H21 H22 H23 H24H25 H26H27 出典 :介 護給付費等実態調査月報 (各 年4月 サービス提供分 ) 0 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 亘亜亜≡亜互 IIttl亜 墓亜蔓い こ こ こ ]24 福祉用具貸与の給付件数と1件 あたり費用額の推移② 給付件数(千 件) 1件 あたり(円 ) 1,400 4,000 1,200 3,500 3′ 1,000 給付件数(千 件) 1件 あたり(円 ) スロープ 250 7,000 6,000 000 5,000 2,500 800 4,000 2′ 000 600 3,000 1,500 400 2′ 1,000 200 1,000 500 0 0 0 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 1件 あた 給付件数(千 件 ) 綱)鮒 件数(千 件 ダ 600 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 1,350`円 3,200 120 1,300 100 100 1,250 3,000 80 1′ 2,900 60 1,150 2,800 40 1′ 100 2.700 20 1′ 050 2,600 0 3′ 200 100 0 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 ) 200 1,000 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 ‐ 出典 :介 護給付費等実態調査月報 (各 年4月 サービス提供分) 歩 行補助 つ え 140 400 300 」 生 ぉ 摯な ) 300 3′ 500 000 ― ― ― ― ― … … … … … … ― ― ― ― … … ― : ■ 給付件数 (単 位 :千件/月 ) … … … … … 01件 … … … … … … … … … … … … … … … あたり費用額 (単 位 :円 /月 … … … … 1 ヒ__」 25 福祉用具貸与の給付件数と1件 あたり費用額の推移③ 認知症老人徘徊感知機器 1件 あたり(円 ) 給付件数(千 件) 70 移動用 リフ ト 電 `秘 18,000 16′ 000 14′ 000 12,000 10′ 8′ 000 000 6,000 4,000 2,000 0 H13H14H15H16H■ 7H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 出典 :介 護給付費等実態調査月報 (各 年4月 サービス提供分 ) H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27 :■ 細 田判無単位 :干件 /月 ) ● 1件 あたり塑 額 壁瞥 :里 …」 `n_… 26 軽度者へ の支援の あ り方関係 介護保険制度 <H26改 正前 > <H26年 改 正後 > <次 回改正に向けた指摘事項 > ※平成 29年 度までにす べ ての 市 町村 で実施 ・訪問介護 ・通所介護 平成 28年 7月 1日 調査 介護予防・日常生活 支援総合事業 ・福祉用具貸与 ・その他 ・福祉用具貸与 ・その他 地域支援事業 地域支援事業 平成27年 度中 「 極 平成28年 度 中 地域支援事業 介饉予防事業 介饉予防 。日常生活支援 lt合 事凛 (H颯 1∼ 2。 それ以外の書 ) ■は介■予防。 日常生活支饉8含 事彙 0二 次予防事業 O一 次予防事業 その他の事業 実施率 (累 積 ) 保険者数 ・生活支援サービス (配 食等 ) ・介護 予 防 支援事 業 O一 般介護予防事業 1繁 譲28年 4月 平成29年 4月 (総 合事業 ) 平成29年 度中 (総 合事業以外 ) 338 L極 39鶴 32.鴨 953 100m 平成30年 4月 実施時期未定 合計 その他 の事業 5161 1829 C 1,57C ※ 保険者 に対 し、予定を含む各事業の実施 (移 行 )状 況を月別で報告 を求めたものである。 ※ 平成28年 4月 までの総合事業の実施保険者数は、平成28年 1月 1日 調査 である505保 険者から516保 険者となった。 27 訪間介護 について (単 位 :万 人 ) 概要 O 「 訪間介護」とは、「訪間介護員等」が、利用者 (要 介護者等)の 居宅を訪間 し、入浴・ 排せつ 。食事等の 介護、調理・ 洗濯・ 掃除等の家事等を提供するもの をい う。 O 現在、上記の「 訪問介護員等」は、介護福祉■、実務者研修 (450時 間 )の 修 了者、介護職員初任者研修 (130時 間 )の 修 了者などとされている。 受綸者数 訪問介護のサ ー ビス類型 「 訪 Fo5介 護 」 は、 そ の 行 為 の 内 容 に 応 じ、 次 の 3類 型 に区 分 した報 酬 体 系 とな つて い る。 0 身体介護中心型 ≫ 利用者の自体に直接接触 して行われるサー ビス等を中心とした サ ー ビス (例 :入 浴介助、排せつ介助、食事介助 等) ② 牛活IIttф ≫ 日常生活の援助であり本人の代行的に行われるサ ー ビスを中1む としたサ ー ビス (例 :調 理、洗濯、掃除 等 ) l` `型 ③ 通院等乗降介助фlじ 型 ≫ 通院等の ための乗車又は降車の介助 (乗 車前・ 降車後の移動介 助等の 一連のサ ー ビス行為を含む)を 中心としたサ ー ビス 訪間介饉の利用者一人一 月当たり生活援助、身体介護の平均利用時間 l l:生 活援助利用時 間 (平 均 4637分 )l l:身 体 介護利用時間 (平 均4848分 ) (単 位 :分 ) 1810 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 (単 位 :億 円) 10,000 9′ 000 8′ 000 7′ 000 6,000 1∞ 0 5′ 1 4Cl 3,000 1000 Jカ 211 爾 輛 ●カ 000 4,000 l"0 ゆ 費用額 5042 ●23 12500 3073 1′ 000 0 5120 4154 3206 O 晏介護2 2,000 晏介護3 要介l14 要介護 5 H13H14H15H16H17H18H19H20H21H22H23H24H25H26 年度 年度年度年度年度年度年度年度年度 年度 年度 年度 年度 年度 注 )予 防給付を含んだもの 。 28 2020年 代初頭 に向けた介護人材確保 について 2020年 度 に必要 となる介 護 人材 約 20万 人 (需 要見込み と供給見込み の 差 ) │※ 需要見込み :市 町村による第6期 介護保険事業計画 に位置付けられたサービス見込み量等に基づく推計 ││ :※ 供給見込み :入 職・離職等の動向に将来の生産年齢人 口の減少等の人口動態を踏まえた推計 * : │ (平 成27年 度以降に追加的に取り組む施策の効果は含んでいない) │ * 入職・離職等の見込みは、現状維持を前提とし、さらに生産年齢人 口の減少を折り込んだ堅めの推計となつている │ 約 12万 人 分 の 基盤 整備 に伴 い約 5万 人 の 介護 人材 が 必要 │※ 介護サービス約 12万 人増 X利 用者 ¬人あたり必要な介護人材数 (平 均)04人 ・約5万 人 … │ 睡 憂 理 亘 巫 亜 壷 憂 壷 轟 覇T緬高だ薩 2020年 代初頭】 【 8万人 約3 2013年 度 (実 績 ) 171万 人 必要となる介護人材数 2020年 代 初頭 介護納付 金に総報酬割を導入 した場合 の 負担 の 変化 ○ 健保組合・協会けんぼ・共済組合の比較 第2号 被保険者 一人当たり負担額 (労 使含めた月額 ) 第2号 被保険者 一人当たり報酬額 (年 額 )(B) (A)x12/(B) (C) (A) 健 保組 合 (全 組合 (1′ 408組 合)平 均) 協 会 けん ぼ 国庫補助が ない場合の負担額。 0内 は実際の負担額 5′ 5′ 125R 125円 125Fヨ によって負担 1.5496 852H 4′ 043H -241H】 【 ※実際の負担額との差 553フ 5Fl 7′ 097R +1,972円 】 【 力は (A) (3) 125R {B)X(C}/12 +727円 】 【 (1.63%) 第2号 被保険者 一人当たり報酬額 (年 額) 5′ 第2号 被保険者 一人当たり負担額 (労 使含めた月額 ) 5′ 1.950/o 第2号 被保険者 一人当たり負担額 (労 使含めた月額) 上位 10組 合平均 下位 10組 合平均 456フ5Fl (4′ 284Fヨ ) 5′ 報酬 額 に対す る負担 割 合 (A)x12/(B) 報酬 額 に対す る負担 割 合 (C) 841万 円 270万 円 第2号 被保険者 一人当たり負担額 (労 使含めた月額) (B)X(C)/12 10′ 793Fヨ 1.5496 +5′ 668円 】 【 ※ ※ ※※ 3′ 465円 … 1′ 660Pヨ 】 【 平 成 26年 度決算見込み数値データによる試算。 「 被扶養者の報酬を 0」 とみなして第2号 被保険者の一人 当たりの報酬額を算定している。 健保組合については、特定被保険者 (第 2号 被保険者に該当しない被保険者であつて、第 2号 被保険者である被扶養者がある者 )を 除外 して試算 している。 協会けん1詢 こは、船員保険の第 2号 被保険者を含まない。 介護納付金 に総報酬割を導入した場合の各保険者の負担 の変化 (粗 い試算 ) ○平成29年 度概算要求ベース (粗 い試算 ) 現行 (加 入者割 ) 総報酬割 (全 面導入 の 場合 ) 9,800億 円 7,700億 円 (-2,100億 円) 1,600億 円 0円 (-1,600億 円) 健 保組 合 7,700億 円 8,800億 円 (+1,100億 円 ) 共済 2,400億 円 3,400億 円 (+1,000億 円) 協会 けん ぱ r l l l l l 国庫補助額 (均 等割分 の 16.4%) ○総 報酬 割を導 入 した場 合 に負担 増・減 となる被 保 険者 人 数 (保 険者 数 ) ※平成26年 度決算見込み数値データによる試算 負担増 負担 減 健 保組合 共済 923万 人 349万 人 (1,030制 巳1合 ) (84組 合 ) 215万 人 1万 人 (1組 合 ) (379組 1含 ) 協会 けんぱ 合計被保 険者 人 数 0団 体 1,2727テ `人 1,437万 人 (1団 体 ) 1,6537テ A ※ 被扶養者 の報酬を「0」 とみなして第2号 被保険者の一人 当たりの報酬額を算定 している。 ※ 健保組合 については、特定被保険者 (第 2号 被保険者に該 当しない被保険者であつて、第2号 被保険者 である被扶養者 がある者 )を 除外 して試算 ※ 協会けんぼには、船 員保険の第 2号 被保険者を含まない。 31 ○ 療養病床 は、病院又 は診療所の病床のうち、主として長期 にわたり療養を必要 とする患者を入院させるもの 。 O医 療保険の『医療療養病床 (医 療保険財源 病院・診療所 の病床のうち、主として 長期療養を必要とする患者を入院 させるもの ※看護職員の基準 (診 療報酬上の 基準)で 20対 1と 25対 1が 存在。 概 要 痛床数 約 76万 床 約 13.7万 床 )』 と、介護保険の 『 介護療養病床 (介 護保険財源 )』 が ある。 病院・診療所 の病 床のうち、 長期療養を必要とする要介 護者に対し、医学 的管理の 下 における介護 、必要な医療 等を提供するもの ビリ 要介護者l」 ルヽ 等を提供 し、在宅復帰を目指す施設 約 61万 床 約 36.2万 床 (う ち、 介護療養型:約 07万 床) 約 541万 床 介護保険法 老 人 福祉 法 (老 人 福 祉施 設 ) 要介護者のための 生活施設 医療法 (病 院 診療所) 設■根拠 医療 法 (病 院・診 療所 ) 施 設薔準 医師 48対 1(3名 以上 ) 介護保険法 (介 護療養型医療施設) (介 護老 人保健施設) 48対 1(3名 以上 ) 100対 1(常 勤 1名 以上 ) 健康管理及び療養上の 指導のための必要な数 3対 1 3対 1 ■m 1 … 面積 ]‖ ]3対 ※1 6.4ぽ 64耐 (う ち看護職員を2/7程 度を標準) 8 0 rf※ 2 1065耐 (原 則個室 ) 設置期限 ※ 1医 療療養病床 にあつては、看護補助者。 ※ 2介 護療養 型 は 、大規模 改修 まで64ポ 以 上で可。 32 平成 27年 度介護報酬改定 において、介護療養病床 の、 ・ 看取 りやタ ー ミナルケアを 中心 とした長期 療養の機能 ・ 喀痰吸引、経管栄養な どの医療処置を実施する施設 としての機能 を今 後 とも確保 してい くため に、「療養機能強化型Aと B」 の区分を新設 した。 患者 の 状態 重症度要件 「身体合併症を有する認 知症 高齢者」が、 ノ 「重篤な身 体疾患 を有する者」と 一 定割合以 上であること 医療処 置 要件 ノ 喀 痰 吸 引、経 管 栄 養 又 はインスリン注 射 を実 施 され た者 が 、 ― 定 害1合 以 上 であること ターミナル ケア要 件 ノ ターミナル ケアを受けている患者 が、 一 定割合 以上 いること その他 の要件 介護 の人 員配置 ′ リハビリを随時行うこと ノ 住民相互 や、入 院患者 と住 民 との間 での交流など、地域 の高齢 者 に 活動 と参 加 の場 を提 供するよう努 めること 4対 1 4対 1∼ 5対 1 33 平成 18年 の 医療保 険制度 改革 において 、長期 療養 の適正 化 (い わ ゆる社会 的入 院 の是 正 )が 課題 とされ 、 平成 16、 17年 の 調査 において、 医療療養病床 と介 護療養病床 で入院患者の状況 に大 きな差が 見 られなか つた (医 療 の 必要性 の 高 い 患者 と低 い 患者が 同程度 混在 )こ とを踏 まえ 、 ・ 医療 の 必要性 が高 い人 につ いて は、医療療養病 床 。 医療 よ りもむ しろ介 護 の必 要性 が高 い人 について は、在宅 、居住 系サ ー ビス 、又 は老 人保健施 設等 で対応 する こ とと し、医療 の 必要性 に応 じた機 能分担 (療 養病床 の 再編成 )を 推進 する こ ととされ た。 く健康保険法薔の 一部を改正する法伸 > 了 介護保険法を改正 し、介護療養型医療施設 に係 る規定を削除 (介 護保険給付 の根拠規定 の 削除 ) → 平成 24年 4月 1日 施行 了 改 正法 附則 に、介護老 人保健施 設 の入所 者 に対 する医療提供 の在 り方 の 見直 しを行 う旨を規 定 く 酬旧知置> ― √ 患者 の 特性 に応 じた評価を行 い、療養病床 の 役割分担を明確化。 く目瞭法施行規則の 改正 > 了 医療法施行規則を改正 し、療養病床の人員 ず 配置標準を引き上 ι √ 療養病床 の 診療報酬体系 について、医療区分 (1∼ 3)、 ADL区 分 (1∼ 3)を 導入 し、医療の必要 性 に応 じた評価を実施 。 <本 貝」>看 護配置 4対 1看 護補助 配置 4対 1 ※ ただ し、平成 23年 度末 まで は、現 行 の 6対 1を 経過措 置 と して可能 とする。 く転換 に当たつての支援措置 > √ 療養病床が老人保健施設等 に転換 する場合の施設基 準 の緩和 √ 療養病 床 が老人保健施 設等 に転換 する場合 の 費用助成 等 34 設の劇 設 > ― √―療養病床の入院患者の医療二―ズ に対応する観点から、①看護職員 による夜間の医療処置、②看取 りへの 対応、③急性増悪時の対応 の機能 を評価 した、介護療養型老人保健施設を創設 (H20.5∼ ) く介 者人 イ 転換 における施設基準の更なる緩和 。耐火構造、エ レベータ設置等について転換前の病院の基準を適用 ・ 面積基準 に係る経過措置 (6.4扇 /床 )を 拡充 (平成 23年 度末⇒大規模な修繕等 までの 間)等 く転換 に当た つての支援描 EOm> √ 医療法人による有料老人ホ ームの設置等を可能 とする (H19.4∼ )と ともに、有料老人ホーム等の入居者 に対 して提供される医療サービスについて評価を拡充 (H20年 度診療報酬改定) 等 く介 饉療姜 型 医療施 設の魔止期 限00E長 > √ 転換が進んでいない等の理 由により、廃止期 限を平成29年 度末まで延長 (平成 18年 改正法に基づ き、介護 療養型医療施設の規定を削除 した上で、平成29年度末までの間、なお効力を有するものとした) ′ これに併 せ、医療療養病床 の看護人員配置の経過措置についても同様の延長が行われた。 ※ 平成 24年 度以降、医療療養病床からの転換を含め、介護療養病床の新設は不可。 く介 呻 医療施設の HOH直 し> 了 平成 27年 度介護報酬改定において、介護療養型医療施設が担 つている医療処置や看取 り、ターミナルケア を中心 とした長期療養を行 う施設 としての機能を評価 した 「療養機能強化型」の報酬を新設 く療姜病床の在 り方薔 に関する検 討会 にお ける餞綸 > 了 有識者 による『療養病床の在 り方等に関する検討会』を開催。サ ービス提供体制の選択肢を整理 く療姜病棟 入 ■)に 医療 区分 要件を 導入 > -2(25対 2に 、医療区分要件 (医 療区分 2・ 3の 患者を 5割 以上)を 追カロ。 √ 療養病棟入院基本料 当該要件を満たせない病床 については、平成 30年 3月 31日 までの間、95/100を 算定できることとした。35
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