課題改善プログラム(理科)

理科 課題改善カリキュラム
部会テーマ
期
Ⅰ
期
学習内容
~物質・ネルギー領域を通して~
児童、生徒に身に付けさせたい力
体験活動
思考力
表現力
野菜を育てる
・子供が興味をもって
小学校 身近な自然の観察 「見る」「聞く」「触れる」
自然物を使って
生活科
「感じる」「探す」「作る」
作って遊ぶ
「育てる」「遊ぶ」などの活
第1学年
動ができるようにする。
第2学年
・体験を通した楽しさを充分に感
じさせ、体験を通して気づいた
り、愛着をもったりする。
・体験した事柄と自分自身とのか
かわりについて考えたり、生活に
生かそうとしたりできるようにす
る。
小学校 物と重さ
第3学年 風やゴムの働き
・子供が興味をもって試したり、
比べたりし、実感をもって違いや
共通点を見いだせる活動をさせ
る。
・生活体験と結びつけやすい、身
近な道具を使った活動をさせる。
・事象を比較して共通点や違い
に気づき、問題を見い出す力。
・生活体験を根拠に予想する
力。
・「違いは~です。」「~が同じです。」などの
ように、差異や共通点に着目してまとめる。
・「○○の時は~で、△△の時は~なります。」
などのように比較しながら結果を考察する。
・実験結果は、はかりや定規などを用いて数値化
する。
・表に分類、整理する。
第4学年 空気と水の性質
金属、水、空気の
温度
電気の働き
・一人一人が自分で条件を変えた
り、試したりし、事象の変化を実
感できるような活動をさせる。
・事象の変化に気づいたり、その
要因を考えたりしながら実験を行
わせる。
・実験結果について既習事項や生活
経験などと関係づけて予想を立てる
力。
・実験結果をもとに、ものの性質や
きまりを考える力。
・「~なったのは○○のためだ。」「○○だから~
なった。」などのように、変化とその要因に着目し
てまとめる。
・要因と結果の関係を図や絵を用いて説明する。
・実験結果を表やグラフで表現する。
・電気の回路を回路図記号で表す。
第5学年 物の溶け方
・一人一人が事象の変化や変化に
関係する要因を考えながら繰り返
し試すことのできる活動をさせ
る。
・自分の予想や計画を生かした活
動や実験を行わせる。
・事象の変化にかかわる条件を見
出す力
・見出した条件について計画的に
追究する力
・実験の過程や結果を図、表、グラフで表現す
る。
・「~なったのは、○○や△△のためだ。」「○
○は関係がある。なぜなら・・・だから」などのよ
うに、根拠を明らかにして予想する。
・「△△は関係がない。理由は・・・だから」など
のように、関係のある条件を複数の中から選ぶ。
光の性質
磁石の性質
電気の通り道
振り子の運動
電流の働き
Ⅱ
期
児童・生徒の体験や気付きを活かして考える力を高める指導の在り方
第6学年 燃焼の仕組み
水溶液の性質
てこの規則性
電気の利用
・一人一人が事象の変化や要因、 ・事象の変化やはたらきについ
関連する条件などを考えながら繰 て、その要因や規則性を推論す
り返し試すことのできる活動をさ る力
せる。
・自分の予想や仮説を生かした活
動や実験を行ったり、結果を確か
めたりするための活動や実験を行
わせる。
楽しさや気付き、思いなどを話した
りかいたり、絵や動作などで表現し
たり、発表したりする。
・実験の過程や結果を図や表、グラフ等を用いて
表現する。
・「…のような結果から~と考えられる。」などの
ように、実験結果をもとに科学的事象を考察す
る。
・実験結果を基に自分の考えを言葉や図、絵等を
用いて表現する。
カリキュラム改善の視点
事
象
に
興
味
を
も
ち
、
主
体
的
に
活
動
を
さ
せ
る
身
に
つ
け
さ
せ
た
い
力
を
意
識
し
た
記
録
の
さ
せ
方
や
表
現
の
問
題
解
決
の
流
れ
に
沿
っ
た
ノ
ー
ト
Ⅱ
期
力と圧力
光と音
物質のすがた
中学校 水溶液
状態変化
・物理的・化学的な事物・現象に
ついての観察、実験を行い、観
察・実験技能を習得させ、観察、
実験の結果を分析して解釈し表現
する能力を育てるとともに、身近
な物理現象や身の回りの物質につ
いて理解させ、これらの事物・現
象に対する科学的な見方や考え方
を養う。
・身近な物理現象についての観
察・実験の結果を分析して解釈
し表現する能力を育てる。
・身の回りの物質についての観
察・実験の結果を分析して解釈
し表現する能力を育てる。
・身近な物理現象や身の回りの物質につい
ての観察、実験などを行い、表やグラフの
作成、モデルの活用、コンピュータなどの
活用、レポートの作成や発表などを通し
て、思考力に加えて表現力を養う。
電流
電流と磁界
物質の成り立ち
状態変化
第2学年 化学変化と物質の
質量
・物理的・化学的な事物・現象に
ついての観察、実験を行い、観
察・実験技能を習得させ、観察、
実験の結果を分析して解釈し表現
する能力を育てるとともに、電流
とその利用や化学変化と原子・分
子について理解させ、これらの事
物・現象に対する科学的な見方や
考え方を養う。
・電気とその利用についての観
察・実験の結果を分析して解釈
し表現する能力を育てる。
・化学変化と原子・分子につい
ての観察・実験の結果を分析し
て解釈し表現する能力を育て
る。
・電気とその利用や化学変化と原子・分子
についての観察、実験などを行い、表やグ
ラフの作成、モデルの活用、コンピュータ
などの活用、レポートの作成や発表などを
通して、思考力に加えて表現力を養う。
運動の規則性
力学的エネルギー
水溶液とイオン
酸・アルカリとイ
第3学年 オン
エネルギー
科学技術の発展
・物理的・化学的な事物・現象に
ついての観察、実験を行い、観
察・実験技能を習得させ、観察、
実験の結果を分析して解釈し表現
する能力を育てるとともに、運動
とエネルギーや化学変化とイオン
について理解させ、これらの事
物・現象に対する科学的な見方や
考え方を養う。
・運動とエネルギーについての
観察・実験の結果を分析して解
釈し表現する能力を育てる。
・化学変化とイオンについての
観察・実験の結果を分析して解釈
し表現する能力を育てる。
・運動とエネルギーや化学変化とイオンに
ついての観察、実験などを行い、表やグラ
フの作成、モデルの活用、コンピュータな
どの活用、レポートの作成や発表などを通
して、思考力に加えて表現力を養う。
第1学年
Ⅲ
期
自然環境の保全と科学技術
の利用