1 実施要領

「地方公営企業会計導入支援委託」
公募型プロポーザル実施要領
1
目的
本実施要領は、小金井市公共下水道事業において、自らの経営・資産等を正確に把
握し、事業を将来にわたり安定的に継続していくため、「小金井市公共下水道事業地
方公営企業法適用基本計画」(以下「基本計画」という。)に基づき、「公営企業会計
導入の手引き(移行対応版)2015年版」(以下「手引き」という。)を例に地方公
営企業法(昭和27年法律第292号)を適用(以下「法適用」という。)し、標記
業務を委託するため、当該業務の受託を希望する、下水道施設の固定資産調査及び評
価並びに法適用移行支援業務等の受託実績のある事業者に対し、本業務に係る実施体
制、実施方針、技術提案等に関する業務提案書(以下「提案書」という。)の提出を
求め、その能力及び内容を総合的に評価し、最も適切かつ円滑に本業務を実施できる
ものを選定できるよう、公募型プロポーザル方式による手続きについて、必要な事項
を定める。
2
業務概要
⑴ 件名
地方公営企業会計導入支援委託
⑵ 業務内容
本業務の内容は基本計画に基づき次に掲げるものとし、詳細については別紙「地
方公営企業会計導入支援委託要求仕様書」(以下「要求仕様書」という。)に定める
ものとする。
ア 固定資産調査及び評価業務
イ 法適用移行支援業務
ウ 法令等整備支援業務
エ その他、上記業務に関連、付随する業務
⑶ 履行期間
契約確定日の翌日から平成32年3月16日まで
⑷
⑸
履行場所
小金井市役所
契約保証金
契約金額の100分の10以上
※ ただし、小金井市契約事務規則第47条第2項各号の一に該当する場合は、
契約保証金の全部又は一部を免除することがある。
-1-
⑹
支払い方法
⑺
部分払い 4回
※ 支払いについては、成果物の提出を確認の上、支払うものとする。ただし、
予算の範囲内を限度とする。
実施方法
公募型プロポーザル
3
プロポーザルの参加資格
本業務の参加資格を有する者は、次の要件のすべてを満たしているものとする。コ
ンソーシアムの場合、構成する全ての企業において次の要件のすべてを満たしている
ものとする。
⑴ 東京電子自治体共同運営電子調達サービスの物品等競争入札参加資格を有する
もので、申請先自治体として「小金井市」の登録を行っていること。
⑵
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定のいずれか
に該当していないこと。
⑶ 小金井市から指名停止措置を受け、指名停止期間中でないこと。
⑷
⑸
法人税、法人事業税及び消費税(地方消費税を含む。)の滞納がないこと。
経営不振の状態(会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項に基
づき更生手続開始の申立てをしているとき、民事再生法(平成11年法律第225
号)第21条第1項の規定に基づき再生手続開始の申立てをしているとき、手形又
は小切手が不渡りとなっているとき等。)にないこと。
⑹ 団体又はその代表者、雇用者が「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法
律」第2条第2号及び第6号に規定する暴力団、暴力団員でない者及び「小金井市
契約における暴力団等排除措置要綱」第3条第1項の規定に基づく入札参加除外措
置を受けた入札参加資格者でないこと。
⑺ 過去5年間(平成23年4月1日から平成28年11月30日)において、地方
公共団体が発注した下水道事業地方公営企業法適用業務(公共下水道事業における
固定資産調査及び評価業務、並びに法適用移行支援業務等の一連の業務)と同種の
業務を元請として受注した実績を有すること。
⑻
⑼
基本計画及び手引きの内容に精通していること。
会計的な専門知識を必要とする業務であることから、公認会計士の有資格者によ
る支援体制を有していること。
⑽
管理技術者、担当技術者及び照査技術者について、要求仕様書に定める要件を満
たす技術者の配置をすること。
⑾ 次に掲げる資格及び認証等を有すること。
ア ISO9001(品質マネジメントシステム)
イ ISO27001若しくはJISQ27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
-2-
4
5
スケジュール
⑴ 公募受付開始
⑵ 参加希望申請書の受付締切
⑶ 質問書の受付開始
平成28年12月 5日(月)
平成28年12月14日(水)午後5時まで
平成28年12月15日(木)
⑷
⑸
⑹
⑺
質問書の受付締切
質問書に対する回答
提案書等の提出締切
1次審査(書類審査)
平成28年12月19日(月)午後5時まで
平成28年12月21日(水)(予定)
平成29年 1月 4日(水)午後5時まで
平成28年 1月 6日(金)
⑻
⑼
⑽
⑾
審査結果の通知
平成29年
2次審査(プレゼンテーション)平成29年
審査結果の通知
平成29年
契約締結
平成29年
担当部署(問合せ先)
⑴ 所 在 地 〒184-8504
⑵
⑶
⑷
⑸
6
担当部署
電
話
F A X
E-mail
1月11日(水)
1月中旬~下旬(予定)
1月下旬(予定)
2月中旬(予定)
東京都小金井市本町六丁目6番3号
小金井市環境部下水道課業務設備係(担当:落合、内藤)
042-387-9828(ダイヤルイン)
042-387-7222
s060501@koganei-shi.jp
応募・提出方法
⑴ 参加希望申請書の提出
ア 提出書類
参加希望申請書(様式1)
※ コンソーシアムの場合は、構成企業一覧(様式1-2)を添付すること
イ 提出期限
平成28年12月14日(水)午後5時まで
ウ 提出方法
必要事項を記入し、押印の上、郵送又は直接窓口へ持参すること。
エ 提出場所
「5 担当部署(問合せ先)」に同じ
※ 提出期限までに参加希望申請書の提出がない場合(郵送の場合においても提
⑵
出期限までに到着していること)は、本プロポーザルへの参加意思がないもの
とみなす。
質問書の提出について
ア 提出書類
質問書(様式2)
イ 提出期限
平成28年12月19日(月)午後5時まで
ウ 提出方法
電子メール、FAX又は持参
※ 質問のない場合は、提出不要とする。また、電子メールのタイトルは、【プ
ロポーザル質問】とすること。なお、電話等による質疑は、一切受け付けない。
-3-
エ
提出場所
「5
担当部署(問合せ先)」に同じ
オ 質問回答
平成28年12月21日(水)(予定)
※ 回答は、担当部署において事項別に取りまとめを行い、電子データにて参加
申込全者宛てに一括して回答するものとする。(個別回答は行わない。)
⑶ 業務提案書の提出
ア
イ
ウ
エ
7
提出書類
提出期限
提出方法
提出場所
7⑶参照
平成29年1月4日(水)午後5時まで
必要事項を記入し、押印の上、郵送又は直接窓口へ持参すること。
「5 担当部署(問合せ先)」に同じ
プロポーザル関係書類
本プロポーザルは、公募型プロポーザルとする。プロポーザルの審査は、1次審査
及び2次審査を実施し、審査に当たって下記の書類を提出する。
⑴ 企業概要(任意様式、会社案内パンフレット等でも可) 1部
※ コンソーシアムの場合は、構成企業ごとに作成すること。
⑵ コンソーシアム協定書(様式6) 1部
※ コンソーシアムにおいて締結した協定書(各企業押印済のもの)の副本
⑶ 業務提案書(以下、「提案書」という。)は次表①~⑤の順序で製本し、インデ
ックスを付け、簡易なA4ファイルで提出すること。
ア 正本1部(代表者印押印のもの)
イ
副本7部(正本の写し。正本がカラー印刷を含む場合は、副本もカラー印刷と
すること。なお、副本においては、事業者名が特定される記述やロゴマーク等
は削除あるいは仮称にした上で、副本として整えること。)
①
業務実績書
【様式3】
・3⑺実績を記載すること。
・コンソーシアムの場合は、実績代表または構成企業名を「受注業
務」欄に明記すること。
②
提案書
【任意様式】
・基本計画に基づき、別紙「地方公営企業会計導入支援委託要求仕
様書」の各事項すべてについて、具体的かつ専門的な視点から提案
を行うこと。
・企画提案に必要な場合は、任意の資料を様式に添付することがで
きる。追加添付資料は次の点に留意すること。
○追加添付資料の留意点
・原則として、添付する資料はA4判、横書き、文字サイズ11フ
ォント以上とする。
・表紙を除いて30ページ以内で両面印刷とする。
-4-
・A3判の資料を挿入する場合は、片面印刷とし、A4判2ページ
分とカウントする。
・提案趣旨やアピールしたいポイントなどを簡潔にわかりやすく記
述すること。
・資料は、必要最低限に留めること。
③
業務体制表
【様式4】
・契約締結後における業務の実施体制(公認会計士及び担当者の氏
名、経験及び担当する業務等)、管理技術者の実績について記入す
ること。
④
業務工程表
【任意様式】
・A3判1枚に、履行期間終了までそれぞれの業務の工程を記載す
ること。
・本市と提案者の役割分担を明示すること。
⑤
見積書
【任意様式】
・履行期間終了までの合計額と各年度の具体的な積算内訳を記載す
ること。但し、平成28年度は支払いは無いものとする。
・見積額は、消費税及び地方消費税を除いた額とする。
⑷
提案書内容
別紙「要求仕様書」の内容に基づき、次の内容について業務提案すること。
ア 本業務に関する基本的な考え方について
イ 本業務の実施体制について
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
ケ
⑸
ア
イ
ウ
本業務の実施計画、工程、手順について
固定資産調査及び評価について
法適用移行事務支援について
法令等整備支援について
照査について
法適用後を見据えた支援について
その他追加提案等(本業務に必要と認められるもの)
留意事項
エ
提案書の提出後における書類の追加、修正及び再提出は原則認めない。
提案書の内容は、提案者が責任を持って必ず履行できる内容とすること。
別紙「要求仕様書」は必要最低限度の要件を定めたものであるので、
「要求仕様
書」の内容を満たす代替提案についても認めるものとする。
別紙「要求仕様書」に記載のない事項であっても、提案者の判断により本業務
オ
に必要と思われる業務がある場合、提案できることとする。ただし、これに係
る経費は見積書に含むものとする。
提出された提案書は、当該提案者に無断で二次的な使用は行わない。
-5-
⑹
辞退届の提出
参加希望申請書提出後、本プロポーザルへの参加を辞退する場合は、プレゼンテ
ーション実施日の前日午後5時までに辞退届を次の方法で提出すること。なお、本
プロポーザルを辞退した者は、これを理由として以後に不利益な扱いを受けるもの
ではない。
ア
イ
ウ
8
提出書類
辞退届(様式5)
提出方法
持参または郵送
提出先
「5 担当部署(問合せ先)」に同じ
プロポーザル審査方法
提案書等の審査を厳正かつ公平に行うため選定委員会を設置し、提案内容について、
別紙の「地方公営企業会計導入支援委託事業者選定審査基準」に基づき、審査を行い、
採点の合計により各提案者の順位を決め、第1位の者を候補者として選定する。また、
第2位の者を次点者として併せて選定する。
⑴ 第1次審査(書類審査)
提出された応募書類により、すべての提案者の審査を行い、得点が高い順に上位
3事業者を、第1次審査通過提案者として選定する。第1次審査の審査結果は、す
べての提案者に通知する。
⑵ 第2次審査(プレゼンテーション及びヒアリングによる審査)
ア 実施日時及び会場
平成29年1月中旬~下旬(予定) 詳細な日程及び会場は、別途通知する。
イ
出席者
出席者は、5名以内とし、本業務を担当する予定の管理技術者及び担当技術者
は必ず出席すること。
ウ 所要時間
一提案者あたり60分程度とする。
(準備:約5分、説明:40分以内、質疑応答:10分、片付け:約5分)
エ 内容
プレゼンテーションは、会社概要を説明した後、提出資料を使用し、選定委員
が項目を把握しやすいように努めること。
オ 使用機器
パソコン、プロジェクター等は提案者で用意すること。ただし、ホワイトボー
ド及びスクリーンは本市が用意する。
-6-
⑶
その他
ア
イ
ウ
エ
プレゼンテーションは、非公開で実施する。
説明は、提案書に記載した内容に限り、追加の説明資料等は認めない。
審査は、非公開とする。
事業候補者にならなかった参加者は、審査結果通知日の5日後まで、その理
由について発注担当課へ説明を求めることが出来るものとする。
オ プレゼンテーション及びヒアリングに参加しない場合は、失格とする。ただ
し、交通機関等の事故等真にやむを得ない理由がある場合は、速やかに事務局
に連絡すること。
カ
候補者は、協議を行う際、プレゼンテーション時の質疑応答において確認さ
れた業務内容に関する記録を提出することとする。
キ 評価点が同一の場合は、価格点の高いものを最優秀提案とする。
ク 総合点数75点を最低基準点とし、各審査委員の採点の平均が最低基準点を
満たさない提案者は選定の対象としない。
⑷ 提案者が1者の場合、最低基準点を満たす場合は、当該提案者を最優秀者とする。
最低基準点に満たない場合又は、提案者がない場合において事業を実施する場合は、
再度公募を実施する。
9 審査結果の通知
プレゼンテーション参加事業者に対して次のとおり書面により通知する。また、本市ホ
ームページにおいて公表する。
⑴ 1次審査の結果は、平成29年1月11日(水)
⑵ 2次審査の結果は、平成29年1月下旬(予定)
10 交渉
審査の結果、契約交渉順位第1位の候補者と交渉を行う。ただし、下記のいずれか
に該当し、交渉順位第1位の候補者と契約が締結できない場合には、次点者と交渉を
行う。
⑴ 審査後に本要領に定める要件を満たすことができなくなったとき
⑵
⑶
⑷
契約交渉が成立しないとき
本契約の締結を辞退したとき
その他の理由により契約の締結が不可能となったとき
11 契約
⑴ 契約締結予定日
平成29年2月中旬(予定)
⑵ 契約方法
-7-
随意契約
12 業務委託の範囲
本業務の範囲は別紙「要求仕様書」を基本とするが、小金井市の判断により契約締
結時において、小金井市と契約締結する候補者が提案書により行った追加提案等の内
容を追加、変更できることとする。
13 その他の留意事項
⑴ 本プロポーザルに要する費用は、提案者の負担とする。
⑵
次のいずれかに該当する場合は、本プロポーザルに参加できないことがある。
ア 必要書類を提出期限までに提出しない場合
イ 記載すべき事項の全部又は一部(ただし、重要な部分に限る。)が記載されて
いないもの。
ウ
エ
オ
記載すべき事項以外の内容が記載されているもの。
日本語以外の言語で標記されているもの(通貨も日本円とする)。
提出書類に虚偽の記載があった場合
カ 本件に関して不正又は公正さを欠く行為等があった場合
⑶ 提出書類の記載内容に関する責任は提案者が負うものとする。
⑷ 提案書の著作権は、提案者に帰属する。ただし、小金井市が本案件のプロポーザ
ルに関する報告、公表等のために必要な場合は、提案者の承諾を得て提案書の内容
を無償で使用できる。なお、提案書類等は小金井市情報公開条例に基づき公表され
ることがある。
⑸ 提案書は、審査終了後、提案者に返却する。
⑹ 提出された書類は、選考を行う作業に必要な範囲において複製を作成することが
ある。
⑺ 市ホームページ(入札契約情報)に掲載している「業務委託契約書(約款)」、
「小
金井市競争入札等参加者心得」及び「小金井市契約における暴力団等排除措置要綱」
の内容を熟知のうえ参加すること。
⑻ 契約の相手方は、契約金額の100分の10以上の契約保証金を契約締結時に納
付しなければならない。ただし、小金井市契約事務規則第47条第2項各号の一に
該当する場合は、契約保証金の全部又は一部を免除することがある。
-8-