シュローダー 臨時レポート 販売用資料 2016年11月 シュローダー・アジアパシフィック・エクセレント・カンパニーズ 追加型投信/内外/株式 米大統領選の影響と今後の見通し 米国大統領選の結果 今回の米国大統領選挙では、共和党のドナルド・トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン氏を破り、米国の第45 代大統領の座を勝ち取りました。予想外の結果を受けて、金融市場では、先行き不透明感が広がり、リスクオフの 環境となりました。11月9日のアジア時間においては、株式等が売られる一方で、「安全資産」と呼ばれる金や日本 円等が上昇しました。しかし、足元の市場環境は「パニック売り(とにかく換金を急ぐこと)」の状況にはないと考えて います。 アジアパシフィック株式市場への影響 9日の日本株式市場は、投資家のリスク回避姿勢が強まり円高・株安が進行、TOPIXの終値は前日比で4.6% 下落しました。しかしながら、米国長期金利の急上昇を受け、翌10日は為替が1ドル=105円台まで円安に大きく 振れ、日本株式も前日の下げを取り戻す動きとなりました。 9日のアジアパシフィック株式市場(除く日本)では、日本株式市場と同じく、MSCI AC Asia Pacific ex Japan(トータル・リターン、米ドルベース、ネット)指数が2.4%下落しました。翌10日は、トランプ氏の掲げた公約 に市場参加者の注目が集まり、9日(米国時間)の米国株式市場が大幅上昇した影響を受けて、アジアパシフィ ック株式(除く日本)は上昇、前日の下落を幾分取り戻しました。 今後の見通しと投資方針 【日本株式市場の見通し】 マクロ面は、為替の水準が日本企業の業績に大きなインパクトを与えることから、今後も引き続き注意を要するも のと見ています。日本株式の見通しについては、現在の水準で為替が安定した場合、日本企業にとって円高による 悪影響が来期にかけて剥落することから、来期業績の回復をベースに比較的底堅い動きを予想しています。 株価バリュエーションについては、来期ベースのPER(株価収益率)では過去水準や欧米先進国との比較でや や割安とみられ、下値のサポートとして機能するものと思われます。日本企業による自社株買いは2015年に約9年 ぶりに過去最高を更新しており、企業における資本効率改善の取り組みは今後さらに加速することが期待されます。 持ち合い株の解消や株主還元の積極化など、ガバナンス改革の成果も相場の支援材料と見ています。 【アジアパシフィック株式市場(除く日本)の見通し】 アジア地域の企業業績は、過去数年間低迷してきましたが、足元底入れし、今後は一部に回復も見込まれると 考えていることから、基本的には前向きな見方を崩していません。但し、今回の米国の大統領選挙におけるトランプ 氏の公約の中で、保護主義的な政策が挙げられている点については、今後どの程度政策に反映されるかを注視す る必要があると考えています。今後も、米国の政策的不透明感に影響を受け、アジア株式市場、為替市場共に変 動性が高まる局面も見られると考えています。 【投資方針】 当ファンドは、日本を含むアジアパシフィック諸国の株式を実質的な主要投資対象とし、定性評価にESG(環 境・社会・ガバナンス)の観点を加味した銘柄選択を行います。伝統的な企業評価項目に加えてESG評価を行う ことで、変動性の高い市場環境を乗り越えて持続的な利益成長が期待できる企業を選別することができると考えて います。引き続き、変動性の大きい市場や経済の動向に左右されず、財務状況が健全で、かつ株価バリュエーショ ンが魅⼒的な銘柄に選別投資していく方針です。 トランプ氏の経済政策は現時点では不透明な部分が多く、その内容や実現可能性を消化するまでにはまだ時間 を要するものと見ています。こうした環境下、当ファンドでは、投資先企業に対する潜在的な影響について、個別に 検証してポートフォリオを運営していきます。 シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第90号 加入協会: 一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会 上記は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆・保証するものではありません。本資料に記載されている投資リスク、費用、注意事項等を必ずご確認ください。 1 シュローダー・アジアパシフィック・エクセレント・カンパニーズ 追加型投信/内外/株式 販売用資料 2016年11月 【ファンドの特色】 1. 日本を含むアジアパシフィック諸国の株式を実質的な主要投資対象とします。 実際の運用にあたっては、マザーファンド(「シュローダー・アジアパシフィック(除く日本)株式サステナブル投資マザーファンド(「アジアマザー」 という場合があります。)」ならびに「シュローダー日本株式サステナブル投資マザーファンド(「日本マザー」という場合があります。)」)受益証 券を通じて投資を行います。 各マザーファンド受益証券への投資比率は、MSCI AC Asia Pacific Indexの構成国における日本を除くアジアパシフィック諸国と日本との比 率に準じた割合を目安とし、必要に応じてリバランスを行います。 実質的外貨建て資産については、原則として為替ヘッジを行いません。 2. 銘柄選定にあたってはESGの観点を加味します。 株式の銘柄選択にあたっては、シュローダー・グループ*のアナリストによる定性評価におけるESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を加味し、 持続的に利益の成長が期待されると判断する企業に投資します。 3. ESGの観点を組み入れた運用アプローチを有するシュローダー・グループ*が運用を担当します。 創業以来200年以上の歴史と実績を誇る、英国屈指の独立系資産運用グループ、シュローダーの経験豊富な運用プロ フェッショナルが運用 を行います。 アジアマザーの運用にあたっては、シュローダー・インベストメント・マネージメント(香港)リミテッドに、外貨建資産の運用の指図に関する権限 を委託します。また、日本マザーの運用にあ たっては、シ ュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社の日本株式チームが運用を担当し ます。 *シュローダー・グループとは、シュローダーplcを直接もしくは間接的に親会社とする会社等をいいます。 ※資金動向、市場動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 【ファンドの主なリスク】(詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。) 基準価額の変動要因 ファンドはマザーファンドへの投資を通じ て、主に国内外の株式を投資対象としますので、組入株式の株価の下落や、組入株式の発行会社の倒 産や財務状況の悪化等の 影響により、ファンドの基準価額が下落し、損失を被ることがあります。また、為替の変動により損失を被ることがありま す。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがありま す。ファンドは預貯金と異なります。ファンドの運用による損益はすべて投資者に帰属します。 分配金は、ファンドの純資産から支払われますので、分配金が支払われるとその金額相当分、基準価額は下がります。また、必ず支払われるもの ではなく、金額も確定しているものではありません。 ファンドの主なリスクとして、○組入株式の価格変動リスク、信用リスク、○為替変動リスク、○カントリーリスク、○流動性に関するリスクがあります。 ※基準価額の変動要因は上記に限定されるものではありません。 【お申込みメモ】 (詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。) 購 入 単 位 <分配金再投資コース>(新規購入時)10万円以上1円単位 (追加購入時)1万円以上1円単位 <分配金受取りコース>(新規購入時)10万口以上1万口単位 (追加購入時)1万口単位 ※別に定める場合はこの限りではありません。 購 入 価 額 購入申込日の翌営業日の基準価額。基準価額は1万口当たりとします。 購 入 代 金 販売会社が指定する期日までにお支払いください。 換 金 単 位 <分配金再投資コース>1万円以上1円単位または1口単位 <分配金受取りコース>1万口単位 換 金 価 額 換金申込日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額とします。 換 金 代 金 原則として換金申込日から起算して6営業日目から販売会社にてお支払いします。 申 込 締 切 時 間 原則として午後3時までに販売会社所定の事務手続きが完了した分とします。 換 金 制 限 大口解約は、解約金額および受付時間に制限を設けさせていただく場合があります。 信 託 期 間 平成38年6月22日まで(平成28年6月30日設定) 繰 上 償 還 受益権口数が30億口を下回った場合等には繰上償還となる場合があります。 決算日およ び収益分配 原則6月20日(休業日の場合は翌営業日) 年1回、収益分配方針に基づいて収益の分配を行います。販売会社との契約によっては、税引き後無手数料で再投資が可能で す。なお、分配を行わない場合があります。 課 係 課税上は株式投資信託として取扱われます。公募株式投資信託は税法上、NISA(少額投資非課税制度)およびジュニア NISA(未成年者少額投資非課税制度)の適用対象です。配当控除、益金不算入制度の適用はありません。 購入 ・ 換金申 込不可 日 国内の休業日および香港もしくはオーストラリアの証券取引所または香港もしくはオーストラリアの銀行の休業日には、購入・換金の お申込みは受付けません。 税 関 シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第90号 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 2 シュローダー・アジアパシフィック・エクセレント・カンパニーズ 追加型投信/内外/株式 販売用資料 2016年11月 【ファンドの費用】 (詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。) ■ 投資者が直接的に負担する費用 購 信 入 時 託 財 手 産 留 数 保 料 お申込金額/代金に応じた以下の率を乗じて得た額を購入時にご負担いただきます。 1億円未満・・・・・・・・・・・・・・3.24%(税抜3.0%) 1億円以上5億円未満・・・・・1.62%(税抜1.5%) 5 億円以上10 億円未満・・・0.81%(税抜0.75%) 10 億円以上・・・・・・・・・・・・・0.54%(税抜0.5%) ※別に定める場合はこの限りではありません。 【ご注意ください】 <分配金受取りコースの購入時手数料>購入時手数料は、購入価額に、購入口数、購入時手数料率を乗じて計算し ます。例えば、100万口の口数指定でご購入いただく場合、1万口当たり基準価額が10,000円、購入時手数料率が 3.24%(税込)とすると、購入時手数料=100万口×10,000円÷10,000×3.24%=32,400円となり、合計 1,032,400円をお支払いいただくこととなります。 <分配金再投資コースの購入時手数料>購入時手数料は、購入価額に、購入口数、購入時手数料率を乗じて計算し ます。例えば、お支払いいただく金額が100万円の場合、100万円の中から購入時手数料(税込)をいただきますので、 100万円全額が当該投資信託のご購入金額となるものではありません。 額 換金申込日の翌営業日の基準価額に0.2%を乗じて得た額を換金時にご負担いただきます。 ■ 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 ファンドの日々の純資産総額に対して年率1.8036%(税抜1.6700%)。 毎計算期間の最初の6カ月終了日(当該日が休業日の場合は翌営業日)および毎計算期末または信託終了のときファンド から支払われます。 運用管理費用(信託報酬)の配分 運用管理費用 ( 信託報酬) 委 託会 社 年率0.85%(税抜) 販 売会 社 年率0.75%(税抜) 受 託会 社 年率0.07%(税抜) 委託会社の配分には、シュローダー・アジアパシフィック(除く日本)株式サステナブル投資マザーファンドの外部委託先であるシュ ローダー・インベストメント・マネージメント(香港)リミテッドに対する報酬が含まれています。 その他の費用・ 手数料 ◆法定書類の作成等に要する費用、監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用 ファンドの純資産総額に対して年率0.108%(税抜0.100%)を上限とする額がファンドの計算期間を通じて毎日計上され、毎 計算期間の最初の6カ月終了日(当該日が休業日の場合は翌営業日)および毎計算期末または信託終了のときにファンドか ら支払われます。 ◆組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に関する費用等 ファンドからその都度支払われます。ただし、運用状況等により変動しますので、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ※上記の合計額は、投資者の皆様がファンドを保有する期間等に応じて異なりますので、事前に示すことができません。 【ファンドの関係法人】 委託会社: シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社[設定・運用等] 受託会社: 三菱UFJ信託銀行株式会社 [信託財産の管理等] 販売会社: SMBC日興証券株式会社 [募集の取扱い等] 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、 一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会 【本資料に関するご注意】 シュローダー/Schrodersとは、シュローダーplcおよびシュローダー・グループに属する同社の子会社および関連会社等を意味します。投資信託は、金 融機関の預貯金と異なり、元金および利息が保証されている商品ではありません。投資信託は、預金または保険契約ではなく、預金保険および保 険契約者保護機構の保護の対象ではありません。投資信託は、銀行等登録金融機関でお申込みいただいた場合は、投資者保護基金の支払対 象ではありません。本資料は商品説明用資料としてシュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社が作成したものであり、法令に基づく開示書 類ではありません。本資料記載の内容は作成時点におけるものであり、市場環境やその他の状況等によって将来予告なく変更する場合があります。 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報に基づいて作成し ておりますが、情報の正確性あるいは完全性についてはこれを保証するものではあり ません。また、将来の投資成果を示唆、保証あるい は約束するもので はありません。本資料中に個別銘柄の記述がある場合、個別銘柄の推奨もし くは当該銘柄の株価の上昇又は下落を示唆することを目的とするものではありません。また、当ファンドが当該銘柄を常に保有していることを示すもの ではなく、当ファンドが今後当該銘柄に対して何らかの投資活動をとるかどうかについて一切言及もしくは示唆するものではありません。 お申し込みの際は、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第90号 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 3
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