第83回NHK全国学校音楽コンクール 4 全国コンクール 高等学校の部 香川県立坂出高等学校 自由曲:女声合唱のための無伴奏小品集「愛のとき」から 霧明け ○課題曲○ ・発声でタテの響きありますが、横の響きも大切に。 Cからの表現ステキですが、もっと先へ先へと、音楽をつむいでほしい。 F~タテ線をことばの重なりをもっと整理してください。 ことばのまとまりを表現してほしい。 ・「トイレのとびらの おとこと おんな」Tobirano otoko to onna O が続く時に言いなおしを。 ・母音の長さをもう少し保って音程を確立して、レガートに。 ・弱声の時の言葉を大切に。 ・名詞、「せん」「ことば」「りんかく」等をしっかりと。 ・アカペラが大変美しい。 ・表現がとても繊細で素晴らしい。 ・素晴らしい流れでした。 アゴーギクへ適切な対応をしていることは見事ですが、その速度表現が、感情を運んでいること が何よりも意義深いです。 ・声のまとまり、音色の一体感が美しく、聴き入りました。 90 小節~の豊かな広がりはドラマティックで、大変魅力的に感じます。 全体的にはフレーズがやや短い印象で、音楽の大きな流れやエネルギーの有機的な推移をより感 じたくもなりました。音楽の流れを生かす、休符やブレスの表現をぜひ磨いてください。 ○自由曲○ ・最初の表現が良かった。 ・とてもいいハーモニー、心がひとつになっています。 ・遠くへ向かって声を届けたい。 ・「e」響きを大切にしましょう。 長い cresc が多くて苦労しましたね。 Alt の五線下のA・G音は無理なく出て響き good です。よく訓練しましたね。 「そらとうみとの~」Sop 美しい。ていねいな音楽作りがされていました。 ・ふくよかな音色で作品をつつみ込むようでした。 緊張感を持ってたたみかける部分との対比も見事でした。 ・終始、しなやかさと丁寧さを感じる瑞々しい演奏でした。 発声や音色がやや一面的に感じますので、歌詞と音楽とシンクロし、より豊かな表現力を期待し ています。 (全国コンクール審査員による各学校向けの講評からポイントを抜粋したものです)
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