第83回NHK全国学校音楽コンクール 5 全国コンクール 高等学校の部 宮崎学園高等学校 自由曲:混声合唱とピアノのための「決意」から 果実の奥の桃に ○課題曲○ ・柔らかいサウンド、自然で広がりのある響きが作られていました。バランスのよい演奏。 58 小節はやりすぎないように。F前のフェルマータで音色が割れます。 cresc.、dim.は効果に走りすぎないように。引きがきつくならない様に。 ・出だしがスムースで良かったです。 ・語りの言葉に内容があり、よく伝わりました。 ・早いテンポがスタッカートにならないように。 ・男声もとてもいい声と表現でした。 ・女声はもともと、明るくいい声で、大好きな声です。 ・「だから私は創造する」大事に歌っていました。 ・強い意志を感じさせる音楽でした。豊かなフレーズ、声の拡がり、保持する音もしっかりしてい て、安定感がありました。 やや音色が、単調になった印象あり。よく支えられた豊かな声でしたが、重要なハモリの部分で やや惜しい乱れがありました。 集中力、発信力がある魅力的な音楽でした。 ・とても美しいサウンドで伸びやか、大らかな音楽の中に、言葉のニュアンスや発音に工夫を感じ ます。やや細部の表現一つ一つに、意識が傾いているような印象。もう少し全体への意識を! ○自由曲○ ・強い表現力があります。迫力のある演奏でした。 fの音割れ注意。ことばのメリハリ、伝達力はさらに高めたい。 リズムの整理をきちんとしたアンサンブルが望まれます。 16分音符+16分音符+8分音符、16分音符+16分音符+8分音符、に対するテヌートス タッカートの線をしっかり。 ・「果実を」の部分、ソプラノが聞きとれなかった。 ・速いテンポの音符、もっと母音を長く保って下さい。 ・気持がホールに届いて、とても良かった。 ・立派な声ですね。 ・最強奏の部分のアピールは素晴しいものでした。 ヘテロフォニーの部分の効果を客観性を持って考えるとよい。みなさんに合ったレパートリーで しっかりした発信ができていた。個々の技量が非常に高い、表現のエネルギーが鋭いベクトルに 乗せられていました。 ・曲に込められたメッセージが、熱い気持ちと共に強く伝わってまいりました。 少しリズムの感じ方が単調に思われる時がありました。さらに工夫と表現を。 (全国コンクール審査員による各学校向けの講評からポイントを抜粋したものです)
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