ジェネリック医薬品で 薬代を節約しましょう! ジェネリック医薬品が先発医薬品(新薬) よりも薬代を節約できることは、すでに皆さまご存じのことと思います。 特に高血圧症や糖尿病などの慢性的な病気の場合は、薬を年単位で服用するので節約効果が大きいといわれてい ます。しかし、そのメリットは慢性病だけではありません。春先に流行する花粉症の場合なども一定期間薬を服用す ることになるためメリットは大です。 でも、次々に新しい薬が登場してくるなかで、花粉症に効くジェネリック医薬品があるかどうかは気になるところ。そん なときはインターネットで調べてみましょう。ジェネリックの情報サイトでは、切り替え可能なジェネリック医薬品の価格な どが簡単に調べられます。価格の安いジェネリックを活用して、つらい症状も、経済的な負担も軽くしていきましょう。 慢性病以外でも薬代は安くなります かぜや花粉症など身近な病気にもジェネリック医薬品はあり、先発医薬品から切り替えることで薬代 を節約できます。 花粉症の薬代の比較〈3カ月間服用した場合〉 内服薬 1日1回 (10mg 1錠 ) 点鼻薬 ( 8ml×6瓶 ) 6.048mg 点眼薬 3.45mg (5ml×12瓶 ) 2,457円 先 アレジオン アズサレオン 504円 差額 1,290円 先 ザジテン点鼻液 ケトチフェン点鼻液 1,953円 574円 差額 716円 2,385円 先 ザジテン点眼液 ケトチフェン点眼液 598円 差額 1,787円 *上 記金額は薬代のみの3割自己負担の目安です。このほかに調剤技術料や薬学管理料などが加算されます。なお、代表的な先発医薬品 と、その先発医薬品に対応する最も安価なジェネリック医薬品を比較しています。 (平成28年9月現在) ジェネリックの情報サイトを役立てよう ●かんじゃさんの薬箱 (日本ジェネリック医薬品学会) http://www.generic.gr.jp/ ジェネリック医薬品の名称や価格がわかります。 ●かんたん差額計算(日本ジェネリック製薬協会) http://system.jga.gr.jp/easycalc/ ジェネリック医薬品に切り替えた場合の、 1年間の差額 や窓口負担の差額がわかります。 ジェネリックの普及は年々広がり、今ではさまざまな病気や症状にも対応しています。 利用したいときは、薬局で処方せんを薬剤師に渡す際に 「ジェネリックで」 と伝えましょう。 ※該当するジェネリック医薬品がない場合もあります。 ―9―
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