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調査結果の概要
第1章 調査対象者の基本的属性
1 性別
本調査集計対象者の性別は、男性 44.4%、女性 55.6%である。
(図 1-1 本文 11p)
図 1-1 性別
27年度(4,390人)
男
女
44.4
55.6
22年度(4,767人)
43.2
56.8
【参考】
東京都の
65歳以上人口
(2,999,105人)
43.3
56.7
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
【参考】
東京都の 65 歳以上人口は、
「住民基本台帳による東京都の世帯と人口(平成 28 年 1 月 1 日)」
(総務局)
2
年齢階級
平均年齢は、74.8 歳である。年齢階級は、前期高齢者が 53.7%、後期高齢者が 46.3%で
ある。
性別でみると、男性は、前期高齢者の割合が 57.2%、後期高齢者の割合が 42.8%で、前
期高齢者の割合が 14.4 ポイント高くなっているのに対し、女性は前期高齢者 50.9%、後
期高齢者 49.1%で、ほぼ同じ割合となっている。
(表 1-1 本文 11p)
表 1-1 年齢階級-性別
総 数
27年度
男
女
22年度
男
女
【参考】東京都の
65歳以上人口
男
女
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
100.0
(4,767)
100.0
(2,057)
100.0
(2,710)
100.0
(2,999,105)
100.0
(1,298,828)
100.0
(1,700,277)
28.7
(再掲)
65~74歳
25.0
53.7
31.3
25.9
57.2
21.4
13.0
8.4
42.8
74.1
26.5
24.4
50.9
21.1
16.4
11.6
49.1
75.3
27.4
25.9
53.3
22.4
14.6
9.8
46.7
74.8
30.4
27.5
57.9
21.7
13.0
7.4
42.1
73.9
25.0
24.8
49.8
22.9
15.8
11.5
50.2
75.4
28.9
23.2
52.0
19.3
15.1
13.6
48.0
-
32.6
24.6
57.2
19.3
13.9
9.6
42.8
-
26.0
22.1
48.1
19.3
16.0
16.7
51.9
-
65~69歳
70~74歳
75~79歳
80~84歳
21.2
14.9
(再掲)
75歳以上
10.2
46.3
85歳以上
注)65 歳から 74 歳までを「前期高齢者」
、75 歳以上を「後期高齢者」という。
- 1 -
平均(歳)
74.8
第2章
1
家族
世帯
(1)世帯人員-性・年齢階級別
ひとりぐらしの高齢者は、男性では 6 人に 1 人、女性では 4 人に 1 人
世帯人員を性別でみると、ひとりぐらしである「1 人」の割合は、男性 16.5%、女性
25.3%で、女性の方が 8.8 ポイント高くなっている。男性は 6 人に 1 人、女性は 4 人に 1
人がひとりぐらしとなっている。
年齢階級別にみると、
「1 人」の割合は、前期高齢者(65~74 歳)が 19.3%、後期高
齢者(75 歳以上)が 23.7%で、後期高齢者の方が 4.4 ポイント高くなっている。
(図 2-2
本文 13p)
図 2-2 世帯人員-性・年齢階級別
4人
3人
2人
1人
6人
5人
平均
2.5 以上
総数(4,390人)
21.4
47.4
19.7
6.7
2.2
2.3
2.3
2.4
2.1
2.2
1.7
2.3
1.8
男(1,949人)
性
別
16.5
50.1
21.0
8.4
3.1
女(2,441人)
25.3
45.3
18.8
5.4
2.1
年
齢
階
級
別
65~74歳(2,357人)
19.3
49.3
20.7
6.8
3.0
75歳以上(2,033人)
23.7
0%
45.3
10%
20%
30%
40%
18.6
50%
60%
70%
6.6
80%
2.3
2.8
90%
100%
(2)世帯構成(世代)
「単身世帯(ひとりぐらし)
」の割合は 21.4%、
「一世代(夫婦のみ)
」は 37.1%
世帯構成を世代別にみると、「一世代(夫婦のみ)」の割合が最も高く 37.1%、次いで
「二世代」31.3%、
「単身世帯(ひとりぐらし)
」21.4%となっている。
三世代世帯は減少が続き、昭和 60 年度調査と比べて、およそ 4 分の 1 になった。
(図
2-3
本文 14p)
図 2-3 世帯構成(世代別)-過去調査との比較
単身世帯
(ひとりぐらし)
27年度(4,390人)
三世代
二世代
一世代 (夫婦のみ)
不明
その他
2.6
21.4
37.1
31.3
7.5
0.0
2.7
22年度(4,767人)
18.9
38.1
30.4
0.1
9.8
2.3
17年度(4,583人)
18.8
37.1
28.2
13.5
2.9
12年度(5,086人)
17.6
35.5
29.7
-
14.4
3.1
7年度(8,686人)
15.4
34.3
26.9
20.2
-
3.6
2年度(8,715人)
14.8
32.4
25.2
24.1
2.5
60年度(4,484人)
12.4
0%
27.9
10%
20%
25.4
30%
40%
注)昭和 55 年度は、世代の集計を行っていない。
- 2 -
50%
31.8
60%
70%
80%
90%
100%
ア 世帯構成(世代)-性・年齢階級、地域別
75 歳以上の「単身世帯(ひとりぐらし)
」の割合は、男性で 1 割超、女性で 3 割
世帯構成(世代)を性別でみると、男性は「一世代(夫婦のみ)」の割合が最も高
く 45.0%、次いで「二世代〔親と子〕」が 30.4%となっている。一方、女性は「二
世代〔親と子〕
」の割合が最も高く 32.1%、次いで「一世代(夫婦のみ)」が 30.8%
となっている。
年齢階級別にみると、後期高齢者(75 歳以上)の「単身世帯(ひとりぐらし)」の
割合は、男性 15.3%、女性 29.5%で、女性の方が 14.2 ポイント高くなっている。
地域別にみると、
「単身世帯(ひとりぐらし)」の割合は、区部 22.8%、市町村部
18.6%で区部の方が 4.2 ポイント高くなっている。一方、
「一世代(夫婦のみ)」は、
区部 34.9%、市町村部 41.4%で、市町村部の方が 6.5 ポイント高くなっている。
(表
2-1
本文 15p)
表 2-1 世帯構成(世代別)-性・年齢階級、地域別
総
数
総数
男
65~69歳
70~74歳
75~79歳
80~84歳
85歳以上
性
・
(再掲)
年
75歳以上
齢
階 女
級
別
65~69歳
70~74歳
75~79歳
80~84歳
85歳以上
(再掲)
75歳以上
地 区部
域
別 市町村部
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(611)
100.0
(504)
100.0
(417)
100.0
(254)
100.0
(163)
100.0
(834)
100.0
(2,441)
100.0
(647)
100.0
(595)
100.0
(515)
100.0
(401)
100.0
(283)
100.0
(1,199)
100.0
(2,860)
100.0
(1,530)
(単
ひ身
と世
り帯
ぐ
ら
し
(一
夫世
婦代
の
み
〔二
親世
と代
子
〕
本
人
が
親
〔三
親世
と代
子
と
孫
本
人
が
子
)
本
人
が
親
そ
の
他
本
人
が
子
不
明
〕
)
21.4
37.1
31.3
30.1
1.3
7.5
7.1
0.5
2.6
16.5
45.0
30.4
29.2
1.2
5.7
5.0
0.7
2.4
-
18.5
42.4
33.1
30.8
2.3
3.3
2.0
1.3
2.8
-
15.9
45.8
29.4
28.2
1.2
5.6
4.4
1.2
3.4
-
17.3
46.0
30.2
30.0
0.2
4.6
4.6
-
1.9
-
12.6
50.4
26.4
25.6
0.8
10.2
10.2
-
0.4
-
14.7
41.1
30.7
30.7
11.7
11.7
-
1.8
-
15.3
46.4
29.1
28.8
0.4
7.7
7.7
-
1.4
-
25.3
30.8
32.1
30.7
1.4
8.9
8.7
0.2
2.8
19.9
40.0
32.9
28.9
4.0
4.2
3.4
0.8
2.9
22.5
37.1
30.3
29.4
0.8
7.6
7.4
0.2
2.4
0.2
25.8
30.5
31.8
31.5
0.4
8.9
8.9
-
2.7
0.2
32.9
20.4
32.7
32.7
-
11.7
11.7
-
2.2
-
31.4
12.0
33.6
33.6
-
18.7
18.7
-
4.2
-
29.5
22.8
32.5
32.4
0.2
12.2
12.2
-
2.9
22.8
34.9
32.3
31.0
1.3
7.1
6.6
0.5
2.9
18.6
41.4
29.5
28.4
1.2
8.3
7.9
0.4
2.0
- 3 -
-
0.0
0.1
-
0.1
0.1
(3)世帯類型
「高齢者と子と孫」世帯の割合は、35 年前の約 5 分の 1 に減少
世帯構成を世帯類型別でみると、「高齢者のみの世帯」の割合は 57.4%で、22 年度調
査と比べて 2.1 ポイント増加し、調査を開始した昭和 55 年から一貫して増加し続けてい
る。そのうち、
「ひとりぐらし」世帯の割合は、高齢者全体の 21.4%を占めている。
「高齢者のみでない世帯」の割合は 41.8%で調査開始から減少し続け、
「高齢者と子と
孫」世帯の割合は昭和 55 年度調査から 30.3 ポイント減少し、7.1%であった。
一方、
「高齢者と配偶者のいない子」世帯の割合は徐々に増え、25.9%となっている。
(図 2-4 本文 16p)
図 2-4 世帯類型-過去調査との比較
高齢者のみでない世帯 41.8
高齢者のみの世帯 57.4
ひとりぐらし
高齢者夫婦のみ
その他
2.9
27年度(4,390人)
21.4
25.9
33.8
31.7
12年度(5,086人)
5.1
7年度(8,686人)
15.4
5.7
2年度(8,715人)
7.4
24.5
60年度(4,484人)
12.4
19.7
28.0
55年度(4,502人)
11.1
0%
19.9
8.1
21.3
20%
3.2
4.5
23.7
1.9
3.8
32.0
-
72.0
8.4
30%
20.5
40%
1.6
4.1
50%
60%
-
18.9
67.1
0.8
16.1
10%
14.2
3.4
5.2
0.8
1.5
2.0
59.2
7.9
32.9
12.7
5.1
21.0
0.8
1.7
3.1
23.6
1.5
14.8
9.2
55.8
26.9
40.8
3.5
23.6
1.9
0.8
1.8
50.6
29.8
44.2
7.1
46.1
2.1
17.6
3.7
25.4
1.9
49.4
不明
その他
44.0
4.1
52.4
18.8
高齢者と
子と孫
1.7
2.6
18.9
17年度(4,583人)
高齢者と
配偶者のいる子
33.1
55.3
22年度(4,767人)
夫婦 高齢者と
のみ 配偶者のいない子
3.5
37.4
70%
80%
90%
100%
注)統計比率を合算した比率は、実数を用いて算出しているため、各比率を単純に合算した比率とは一致
しない場合がある。
- 4 -
2
子供との関係
(1)子供との同居・別居の状況
子供と「同居している」人の割合は、35 年間で 21.3 ポイント減少
子供がいる人(3,708 人)に、子供との同居・別居について聞いたところ、「同居」は
44.5%、
「別居」は 55.5%であった。
「同居」の割合は、17 年度調査以降、ほぼ横ばいで
あるが、昭和 55 年度調査と比べると 35 年間で 21.3 ポイント減少している。
(図 2-12
本
文 25p)
図 2-12 子供との同居・別居の状況-過去調査との比較
同居
無回答
別居
27年度(3,708人)
44.5
55.5
-
22年度(4,182人)
44.6
55.4
-
17年度(4,078人)
45.6
12年度(4,479人)
54.4
49.3
7年度(7,764人)
50.7
51.9
-
48.1
53.9
2年度(7,901人)
-
60年度(4,111人)
-
46.1
62.4
55年度(4,187人)
-
37.6
65.8
0%
10%
20%
-
34.2
30%
40%
50%
60%
70%
80%
-
90%
100%
(2)別居している子供との距離
約 3 割の高齢者が、自宅から 10 分くらいまでの距離に子供が住んでいる
子供と別居している高齢者(2,057 人)に子供との距離を聞いたところ、
「隣」と「10 分
くらい」を合わせた割合は 31.2%で、約 3 割の高齢者が子供のすぐ近くに住んでいる。
2 年度調査と比べると、25 年間で「隣」は 2 分の 1 に減少している。(図 2-13 本文
25p)
図 2-13 別居している子供との距離-過去調査との比較
31.2
10.9
22年度(2,315人)
20.3
13.5
17年度(2,218人)
19.4
18.4
7年度(3,734人)
24.0
2年度(3,644人)
23.3
0%
10%
18.0
23.2
24.3
23.1
23.2
22.0
20.5
18.3
30%
40%
50%
- 5 -
70%
4.5
2.3
1.8
19.1
2.1
18.6
21.5
60%
無回答
16.0
18.4
19.5
18.3
それ以上
16.4
21.9
19.6
16.8
20%
1時間くらい
25.0
20.4
15.1
12年度(2,273人)
30分くらい
10分くらい
隣
27年度(2,057人)
-
2.5
17.5
80%
90%
100%
3
介護の状況(対象者本人が介護をしている状況)
(1)介護の状況と介護をしている相手〔複数回答〕
調査対象者本人が、同居・別居、時間の長短に関わらず、家族・親族の介護(世話・
見守りなどを含む。
)をしているかについて聞いた。
家族の「介護をしている」人の割合は 10.8%、介護の相手は、配偶者が最も多い
「介護をしている」人の割合は 10.8%、「介護をしていない」人は 86.6%となってい
る。
また、介護をしている人(474 人)に、介護をしている相手について聞いたところ、
「配
偶者」の割合が最も高く 36.3%、次いで、
「親」32.1%、
「その他の親族」13.9%、
「配偶
者の親」12.0%と続いている。(図 2-14 本文 27p)
図 2-14 介護の状況と介護をしている相手〔複数回答〕
介護をして
いる 10.8
無回答 2.6
無回答
2.5
子供 8.0
配偶者
の親
12.0
100%
(474人)
その他
の親族
13.9
100%
(4,390人)
配偶者
36.3
親 32.1
介護をして
いない 86.6
第3章 健康
1 健康意識
「よい」と「まあよい」を合わせた割合は 45.5%
対象者全員に、健康状態をどのように感じているか聞いたところ、
「ふつう」の割合が最
も高く 31.4%、次いで「よい」が 26.3%となっている。また、
「よい」と「まあよい」を
合わせた割合は 45.5%となっている。
(図 3-1 本文 29p)
図 3-1 健康意識
45.5
よい
27年度(4,390人)
26.3
あまりよくない
ふつう
まあよい
19.2
31.4
よくない
13.5
3.9
無回答
5.7
44.5
22年度(4,767人)
26.4
0%
10%
18.2
20%
30%
29.0
40%
50%
60%
17.5
70%
80%
4.0
90%
5.0
100%
注) 統計比率を合算した比率は、実数を用いて算出しているため、各比率を単純に合算した比率とは一致
しない場合がある。
- 6 -
2
日常生活動作(ADL)(総合)
日常生活動作(ADL)を総合的にみると、生活自立の高齢者の割合が 9 割
対象者全員に、日常生活動作(ADL)を総合的にみるため、下記の表 3-2 の段階に分けて
聞いたところ、
「日常生活のことはほぼ自分ででき、ひとりで外出できる」の割合は 90.8%
で、自立した高齢者の割合は 9 割となっている。
(図 3-7 本文 39p)
図 3-7 日常生活動作(ADL)
(総合)
ランクJ
ランクA
ランクB
ランクC 無回答
1.9
27年度(4,390人)
90.8
22年度(4,767人)
91.3
0.7
5.6
1.0
1.7
6.1
0.3
0.6
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
表 3-2 日常生活動作(総合)
ラ
生
ン
活
1
バス・電車などの公共交通機関を利用して、ひとりで遠くまで外出できる
ク
自
2
隣近所への買い物や老人会などへの参加など、町内の距離程度の範囲までなら
J
立
ラ
ン
ク
A
寝
②食事、着替え、排せつはだいたい自分でできるが、外出するには介助が必要である
た
3
介助によりしばしば外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
き
4
外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
り
③食事、着替え、排せつのいずれかにおいて部分的に介助を必要とし、日中もベッド
での生活が主であるが、椅子などに座ることができる
ン
B
ひとりで外出できる
準
ラ
ク
①日常生活のことはほぼ自分ででき、ひとりで外出できる
5
て行うことができる
寝
た
自分で車いすなどに座り、食事、排せつは介助が必要であるが、ベッドから離れ
6
介助により車いすなどに座り、食事、排せつは介助が必要である
き
ラ
り
④1日中ベッドの上で過ごし、食事、着替え、排せつのいずれにおいても全面的な
ン
介助が必要である
ク
7
自力で寝返りをうつことができる
C
8
自力で寝返りをうつことができない
注)ランクの区分は「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」
(厚生労働省)による。
- 7 -
3
食事の状況
普段の食事の用意は、
「自分が調理」の割合が最も高く、5 割超
対象者全員に、普段の食事の状況について聞いたところ、食事の用意は「自分が調理」
の割合が最も多く 55.1%、次いで「配偶者が調理」が 29.7%となっている。(図 3-14
本
文 52p)
図 3-14 食事の状況
配食サービス
などの利用 1.2
外食 0.8
その他 1.7
無回答 1.5
スーパー・コンビ
ニなどで惣菜、
インスタント食品
などを購入 3.4
子供や他の家
族、親族が調理
6.8
100%
(4,390人)
自分が
調理 55.1
配偶者が調理
29.7
第4章 介護保険制度
1 要介護認定(要支援認定を含む。)申請の有無
「認定を受けている」人の割合は、12.5%
対象者全員に、介護保険制度の要介護認定(要支援認定を含む。)を受けているか聞いた
ところ、
「認定を受けている」
人の割合は 12.5%、
「認定を申請していない」
人の割合は 85.0%
となっている。
(図 4-1 本文 55p)
図 4-1 要介護認定(要支援認定を含む。
)申請の有無
認定を申請していない
認定を
申請中
認定を申請したが、
「自立」と認定された
0.6
27年度(4,390人)
認定を
受けている
無回答
0.4
85.0
12.5
1.5
0.8 0.4
22年度(4,767人)
87.9
0%
10%
20%
30%
40%
- 8 -
10.6
50%
60%
70%
80%
90%
0.3
100%
2
要支援・要介護度及び介護の状況
(1)要支援・要介護度-性・年齢階級、動作能力類型、世帯類型別
「要支援1」の割合が 24.3%、
「要介護2」が 18.1%、「要介護1」が 17.7%
要介護認定(要支援認定を含む。)を受けている人(547 人)に要支援・要介護度につ
いて聞いたところ、
「要支援1」の割合が最も高く 24.3%、次いで「要介護2」が 18.1%、
「要介護1」が 17.7%となっている。
性別にみると、男性は「要介護2」の割合が最も高く 19.4%、女性は「要支援1」の
割合が最も高く 27.1%となっている。 (表 4-3 本文 59p)
表 4-3 要支援・要介護度-性・年齢階級別、動作能力類型、世帯類型別
総
数
総数
性
別
男
女
65~74歳
年
齢 75~84歳
階
級 85歳以上
別
(再掲)75歳以上
動
作
能
力
類
型
別
寝たきりなどの高齢者
比較的重い障害のある
高齢者
軽い障害のある高齢者
障害のない高齢者
高齢者のみの世帯
ひとりぐらし
世
帯
類
型
別
高齢者夫婦のみ
その他
高齢者のみでない世帯
22年度
100.0
(547)
100.0
(186)
100.0
(361)
100.0
(105)
100.0
(241)
100.0
(201)
100.0
(442)
100.0
(292)
100.0
(76)
100.0
(86)
100.0
(79)
100.0
(328)
100.0
(159)
100.0
(143)
100.0
(26)
100.0
(218)
100.0
(505)
要
支
援
1
要
支
援
2
要
介
護
1
要
介
護
2
要
介
護
3
要
介
護
4
要
介
護
5
無
回
答
24.3
16.6
17.7
18.1
11.0
6.6
2.9
2.7
18.8
17.7
18.3
19.4
11.8
9.1
1.6
3.2
27.1
16.1
17.5
17.5
10.5
5.3
3.6
2.5
25.7
13.3
16.2
23.8
6.7
5.7
3.8
4.8
29.5
18.7
17.0
17.0
8.7
4.6
1.2
3.3
17.4
15.9
19.4
16.4
15.9
9.5
4.5
1.0
24.0
17.4
18.1
16.7
12.0
6.8
2.7
2.3
7.5
10.3
16.1
28.1
18.8
11.6
5.1
2.4
36.8
31.6
17.1
9.2
2.6
-
-
2.6
46.5
20.9
24.4
7.0
-
-
-
1.2
49.4
21.5
17.7
2.5
1.3
1.3
-
6.3
26.2
15.5
19.2
20.4
7.9
6.4
1.2
3.0
26.4
18.9
22.0
20.1
4.4
5.0
-
3.1
28.7
13.3
15.4
20.3
9.8
7.0
2.1
3.5
11.5
7.7
23.1
23.1
19.2
11.5
3.8
-
21.6
18.3
15.1
14.7
15.6
6.9
5.5
2.3
22.0
17.6
15.6
18.0
11.5
7.9
5.7
1.6
- 9 -
(2)介護の状況(対象者が介護を受けている状況)
介護をしている人は「子供」の割合が最も高く、4 割超
最も介護をしている時間が長い人は「配偶者」の割合が高く、3 割
要介護認定(要支援認定を含む。)を受けている人(547 人)が家族等から「介護を受
けている」割合は 78.1%、
「介護は受けていない」は 15.5%となっている。(図 4-3 本
文 60p)
介護を受けている人(427 人)に、介護をしている人は誰か聞いたところ、「子供」の
割合が最も高く 47.8%、次いで「配偶者」が 38.2%、
「ホームヘルパーなどの介護職員」
が 34.9%となっている。
(図 4-4 本文 60p)
さらに、介護をしている人のうち、最も介護をしている時間が長い人は誰か聞いたと
ころ、
「配偶者」の割合が最も高く 34.0%、次いで「子供」が 28.1%、
「ホームヘルパー
などの介護職員」が 25.3%となっている。(図 4-5
図 4-3 介護の有無
介護は受
けていな
い 15.5
無回答
6.4
本文 60p)
図 4-4 介護をしている人〔複数回答〕
50%
介護を受
けている
78.1
47.8
総数(427人)
38.2
40%
34.9
30%
100%
(547人)
20%
15.0
8.2
10%
4.2
3.3
2.8
0.7
1.6
近
所
の
人
そ
の
他
0%
子
供
配
偶
者
ホ
ー
のム
介ヘ
護ル
職パ
員ー
な
ど
子
供
の
配
偶
者
訪
問
看
護
師
兄
弟
姉
妹
孫
ま
た
は
そ
の
配
偶
者
1
~
5
以
外
の
親
族
図 4-5 最も介護をしている時間が長い人
40%
総数(427人)
34.0
28.1
30%
25.3
20%
10%
7.3
1.6
1.2
0.2
0.2
訪
問
看
護
師
近
所
の
人
0%
配
偶
者
- 10 -
子
供
ホ
ー
のム
介ヘ
護ル
職パ
員ー
な
ど
子
供
の
配
偶
者
兄
弟
姉
妹
1
~
5
以
外
の
親
族
1.6
孫
ま
た
は
そ
の
配
偶
者
そ
の
他
0.5
無
回
答
3
望む介護のあり方
(1)在宅で介護を受ける場合に望む介護のあり方〔複数回答〕
対象者全員に、自分自身に介護が必要となり、在宅で介護を受ける場合に、どのよう
な介護を希望するか(現在、介護を受けている人は、現況にかかわらず、どのような介
護を希望するか)を聞いた。
望む在宅介護のあり方は、
「介護サービスを利用した介護」が 7 割
「介護サービスを利用した介護」の割合が最も高く 70.9%、次いで「家族や親族によ
る介護」が 48.9%となっている。
(図 4-8
本文 67p)
さらに、在宅で介護を受ける場合に、どのような介護を希望するかを答えた人(4,086
人)に、そのうち、最も希望する介護を聞いたところ、「介護サービスを利用した介護」
の割合が最も高く 59.4%となっている。
(図 4-9
本文 67p)
図 4-8 在宅で介護を受ける場合に望む介護のあり方〔複数回答〕
総数(4,390人)
70.9
介護サービスを利用した介護
48.9
家族や親族による介護
1.1
近所の人や知人による介護
4.2
その他
6.9
無回答
0%
10%
20%
30%
図 4-9 最も希望する介護
その他 0.5
無回答 3.8
近所の人や
知人による
介護 0.2
家族や親族
による介護
36.0
100%
(4,086人)
介護サービ
スを利用し
た介護 59.4
- 11 -
40%
50%
60%
70%
80%
4
日常生活支援サービス
(1)日常生活支援サービスの現在の利用状況
日常生活支援サービスを「利用している」人の割合は、1 割
対象者全員に、日常の生活を支援するサービス(民間・公的を問わない。
)の利用状況
を聞いたところ、
「現在利用しているサービスはない」の割合が 82.8%で、「利用してい
る」人は、10.1%であった。
(図 4-10 本文 70p)
利用している人(445 人)に利用しているサービスについて聞いたところ、
「家事援助(掃
除、洗濯、買い物など)
」の割合が最も高く 40.2%、次いで「配食サービス」が 28.3%、
「緊急通報システム・火災安全システムの設置」が 26.3%となっている。
(図 4-11
本
文 70p)
図 4-10 日常生活支援サービス
図 4-11 利用しているサービス〔複数回答〕
の現在の利用状況
50%
総数(445人)
40.2
利用して
いる 10.1
無回答 7.1
40%
28.3
30%
26.3
20%
16.9
15.3
12.8
10.3
10.1
9.9
10%
100%
(4,390人)
9.7
7.4
5.8
4.7
1.1
0%
現在利用
している
サービス
はない
82.8
家
事
買援
い助
(
物掃
な除
ど、
)洗
濯
、
配
食
サ
ー
ビ
ス
- 12 -
緊
急
通
シ報
スシ
テス
ムテ
のム
設 ・
置火
災
安
全
外
出
付支
き援
(
添車
いで
等の
)送
迎
、
通
院
の
付
き
添
い
定
話期
し 的
相な
手訪
と 問
(
な安
る否
等確
)認
、
簡
単
な
部家
屋の
の修
模繕
様、
替電
え球
等の
交
換
、
訪
問
理
・
美
容
墓
の
管
理
ゴ
ミ
出
し
葬
儀
の
実
施
の
契
約
身
元
保
証
制
度
残
存
家
財
の
片
づ
け
の
契
約
そ
の
他
ア 日常生活支援サービスの現在の利用状況〔複数回答〕
-動作能力類型、要介護認定(要支援認定を含む。)申請の有無別
要介護認定を受けている人では「家事援助(掃除、洗濯、買い物など)」が 2 割超
日常の生活を支援するサービス(民間・公的を問わない。
)の利用状況を動作能力類
型別にみると、寝たきり高齢者では、「外出支援(車での送迎、付き添い等)」の割合
が最も高く 18.3%、次いで「家事援助(掃除、洗濯、買い物など)」16.5%、
「通院の付
き添い」14.8%で、総数の割合(1.7%、4.1%、1.5%)に比べても高くなっている。
寝たきりに近い高齢者では、
「家事援助(掃除、洗濯、買い物など)」の割合が最も高
く 21.9%、次いで「配食サービス」17.4%、「外出支援(車での送迎、付き添い等)」
15.0%で、総数の割合(4.1%、2.9%、1.7%)に比べても高くなっている。
要介護認定(要支援認定を含む。
)申請の有無別にみると、認定を受けている人では、
「家事援助(掃除、洗濯、買い物など)」の割合が最も高く 26.9%となっている。
(表
4-11
本文 72p)
表 4-11 日常生活支援サービスの現在の利用状況〔複数回答〕
-動作能力類型、要介護認定(要支援認定を含む。)申請の有無別
総
数
寝たきり高齢者
動
作
寝たきりに近い高齢
能
者
力
比較的重い障害のある
類
型 高齢者
別
軽い障害のある高齢者
障害のない高齢者
要
介
護
認
定
申
請
の
有
無
別
認定を申請していない
認定を申請中
認定を申請したが、「自
立」と認定された
認定を受けている
ゴ
ミ
出
し
き外
添出
い支
等援
)(
車
で
の
送
迎
、
付
通
院
の
付
き
添
い
話定
し期
相的
手な
と訪
な問
る
等安
否
確
認
、
全緊
シ急
ス通
テ報
ムシ
のス
設テ
置ム
・
火
災
安
)
寝たきりなどの高齢者
100.0
(4,390)
100.0
(362)
100.0
(115)
100.0
(247)
100.0
(356)
100.0
(907)
100.0
(2,665)
100.0
(3,731)
100.0
(27)
100.0
(19)
100.0
(547)
い家 換簡
物事 、単
な援 部な
ど助 屋家
)( のの
掃 模修
除 様繕
、 替、
洗 え電
濯 等球
の
、
買
交
(
総数
配
食
サ
ー
ビ
ス
訪
問
理
・
美
容
身
元
保
証
制
度
葬
儀
の
実
施
の
契
約
残
存
家
財
の
片
づ
け
の
契
約
墓
の
管
理
そ
の
他
は現
な在
い利
用
し
て
い
る
サ
ー
ビ
ス
無
回
答
2.9
4.1
1.0
1.0
1.7
1.5
1.3
2.7
1.0
0.5
0.8
0.1
1.0
0.6
82.8
7.1
14.4
20.2
6.1
7.7
16.0
13.5
9.7
8.8
11.3
3.6
0.8
0.3
1.7
3.9
42.5
13.8
7.8
16.5
4.3
5.2
18.3
14.8
12.2
7.0
13.0
2.6
0.9
0.9
0.9
7.0
37.4
14.8
17.4
21.9
6.9
8.9
15.0
13.0
8.5
9.7
10.5
4.0
0.8
-
2.0
2.4
44.9
13.4
3.7
8.4
0.8
1.4
1.7
1.7
2.0
3.4
0.6
0.6
0.8
0.3
2.2
0.8
65.4
18.5
2.5
3.7
1.3
0.4
0.6
0.7
1.1
3.6
0.1
0.1
1.2
0.2
1.2
0.4
84.5
5.4
1.4
1.4
0.3
0.2
0.2
0.2
0.2
1.5
0.0
0.1
0.6
0.0
0.6
0.2
91.8
3.4
1.4
0.8
0.3
0.2
0.1
0.1
0.2
2.0
0.0
0.2
0.7
0.1
0.8
0.2
89.4
5.7
7.4
-
-
-
3.7
3.7
3.7
3.7
-
-
-
-
-
-
85.2
3.7
10.5
5.3
5.3
5.3
-
-
-
-
5.3
-
-
-
-
5.3
73.7
10.5
12.8
26.9
6.4
6.6
13.0
11.3
8.6
7.7
7.9
2.7
1.1
0.5
2.6
2.9
42.6
11.0
- 13 -
(2)日常生活支援サービスの今後の利用意向
対象者全員に、日常の生活を支援するサービス(民間・公的を問わない。
)の今後の利
用意向を聞いた。現在、利用していない人については、今後、体の具合が悪くなるなど
で必要になった場合に利用したいサービスを聞いた。
今後「利用したいサービスがある」人の割合は、5 割超
「利用したいサービスがある」人の割合は 56.5%で、一方、
「今後利用したいサービス
はない」の割合は 33.6%であった。(図 4-12 本文 73p)
利用したいサービスについて、利用したい人(2,481 人)に聞いたところ、
「家事援助(掃
除、洗濯、買い物など)
」の割合が 65.5%、次いで「配食サービス」が 62.0%、
「通院の
付き添い」が 42.6%、
「外出支援(車での送迎、付き添い等)」41.5%となっている。
(図
4-13
本文 73p)
図 4-12 日常生活支援サービス
図 4-13 利用したいサービス〔複数回答〕
の今後の利用意向
70%
利用した
いサービ
スがある
56.5
無回答 9.9
65.5
62.0
総数(2,481人)
60%
50%
42.6
41.5
37.7
40%
34.4
30.7
30%
100%
(4,390人)
29.0
27.1
20%
12.4
11.8
11.8
10%
今後利用
したいサー
ビスはな
い 33.6
6.7
6.9
墓
の
管
理
そ
の
他
0%
配
食
サ
ー
ビ
ス
簡
単
な
部家
屋の
の修
模繕
様、
替電
え球
等の
交
換
、
定
話期
し 的
相な
手訪
と 問
な安
る否
等確
認
、
)
緊
急
通
シ報
スシ
テス
ムテ
のム
設 ・
置火
災
安
全
(
外
出
付支
き援
添車
いで
等の
送
迎
、
)
)
- 14 -
通
院
の
付
き
添
い
(
(
家
事
買援
い助
物掃
な除
ど、
洗
濯
、
ゴ
ミ
出
し
訪
問
理
・
美
容
残
存
家
財
の
片
づ
け
の
契
約
身
元
保
証
制
度
葬
儀
の
実
施
の
契
約
5
介護予防
(1)区市町村や保健所、地域の自主グループが実施している体操教室などの活動
活動を「行っている」人は、12.8%
対象者全員に、現在、介護予防や健康づくりのために、運動機能向上を目的とした活
動などを行っているか聞いたところ、区市町村や保健所、地域の自主グループが実施し
ている体操教室などの活動を「行っている」割合は 12.8%、「行っていない」が 76.4%
となっている。
(図 4-14 本文 75p、76p)
「行っている」と答えた人(561 人)に参加の頻度を聞いたところ、
「週に 2 回以上」の
人の割合は 39.9%で、
「週に 1 回程度」の人の割合は 37.8%となっている。
(図 4-15 本
文 75p、76p)
また、活動の継続期間を聞いたところ、「1~3 年未満」の人の割合は 20.9%で、最も
高くなっている。
(図 4-16
本文 75~76p)
※ 介護予防について
介護予防とは、
「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要
介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと、さらには軽減を目指すこと」
をいい、国民は、常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合
においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉
サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとされて
いる。
- 15 -
図 4-14 区市町村や保健所、地域の
図 4-15 活動への参加頻度
自主グループが実施している
体操教室などの活動
50%
総数(561人)
行っている
12.8
無回答
10.8
39.9
37.8
40%
30%
100%
(4,390人)
20%
11.1
10%
行っていな
い 76.4
6.1
5.2
月
に
1
回
程
度
年
に
数
回
程
度
0%
週
に
2
回
以
上
週
に
1
回
程
度
月
に
2
回
程
度
図 4-16 活動の継続期間
25%
総数(561人)
20.9
18.7
20%
16.2
15%
12.8
12.1
10%
5%
8.4
3.0
3.6
3
ヵ
月
未
満
3
~
6
ヵ
月
未
満
4.3
0%
- 16 -
6
ヵ
月
~
1
年
未
満
1
~
3
年
未
満
3
~
5
年
未
満
5
~
1
0
年
未
満
1
0
~
1
5
年
未
満
1
5
年
以
上
無
回
答
6
ロボット介護機器の利用意向
コミュニケーションロボットを「利用したい」は 10.8%、アシストスーツを「利用
したい」は 25.0%
対象者全員に、コミュニケーションロボット注
1
を利用したいか聞いたところ、「利用し
たい」は 10.8%、
「利用したいと思わない」は 61.3%となっている。
(図 4-22
本文 80p)
また、家族を介護する際(またはすることになったら)アシストスーツ注 2 を利用したい
と思うか聞いたところ、
「利用したい」は 25.0%、
「利用したいと思わない」は 36.9%であ
った。(図 4-23 本文 80p)
図 4-22 コミュニケーションロボットの利用意向
無回答
6.3
図 4-23 アシストスーツの利用意向
無回答
6.6
利用した
い 10.8
利用した
い 25.0
わからな
い 21.7
わからな
い 31.5
100%
(4,390人)
100%
(4,390人)
利用した
いと思わ
ない 61.3
利用した
いと思わ
ない 36.9
注 1)コミュニケーションロボットとは、人間の呼びかけや動きを学習し、反応しておしゃべりをしたり、
動いたりする動物型や人型ロボットを指す。
2)アシストスーツとは、体に装着することで、人を持ち上げる時の腰などへの負担を軽減してくれる
装置を指す。
アシストスーツ
コミュニケーションロボット
【出典】厚生労働省
【出典】東京都高齢者保健福祉計画
福祉用具・介護ロボット実用化支援 2014
(平成 27 年度~平成 29 年度)
- 17 -
第5章 認知症と成年後見制度等
1 認知症
(1)認知症に関する対応①-性・年齢階級別
対象者全員に、認知症になった場合に備えて、希望する暮らし方や財産管理について
誰かに伝えたことがあるか聞いた。
「伝えたことがある」割合は、男性が 2 割、女性が 3 割
「伝えたことがある」の割合は 28.2%、「伝えたことはない」の割合は 65.4%となっ
ている。
性別でみると、
「伝えたことがある」の割合は、男性 22.1%、女性 33.2%で、女性の
方が 11.1 ポイント高くなっている。(図 5-3 本文 85p)
図 5-3 認知症に関する対応①-性・年齢階級別
伝えたことがある
総数(4,390人)
28.2
22年度(4,767人)
28.8
男(1,949人)
22.1
65~74歳(1,115人)
22.4
75歳以上(834人)
21.6
5.3
70.8
7.2
72.7
4.8
68.1
65~74歳(1,242人)
34.1
10.3
61.1
5.7
63.7
32.2
10%
6.4
66.0
33.2
0%
無回答
65.4
女(2,441人)
75歳以上(1,199人)
伝えたことはない
2.2
58.4
20%
30%
40%
50%
- 18 -
60%
9.4
70%
80%
90%
100%
2
成年後見制度及び日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)
(1)成年後見制度
ア 成年後見制度の認知度-性・年齢階級、動作能力類型、成年後見制度の利用意向別
「知っている」割合が 45.1%、「知らない」割合が 22.6%
対象者全員に、「成年後見制度」を知っていたか聞いたところ、「知っている」割合
が 45.1%、
「知らない」割合が 22.6%で、
「知らない」の割合が 22 年度調査と比べて
12.9 ポイント低くなっている。
「知っている」の割合は、年齢階級別にみると 65~74 歳が 51.0%、動作能力類型
別にみると、障害のない高齢者が 52.6%で、それぞれ最も高くなっている。
また、成年後見制度の利用意向別にみると利用したいと考える人は、制度を「知っ
ている」人の 56.2%で、5 割を超えている。(表 5-1 本文 87p)
※ 成年後見制度とは
認知症などの理由で判断能力の不十分な方に対し、成年後見人などが本人の意思を
尊重し、財産を管理したり、生活に必要な様々な契約を結ぶといった支援をする制度。
法定後見制度と任意後見制度の2つがある。利用のための手続きに費用がかかる。
表 5-1 成年後見制度の認知度-性・年齢階級、動作能力類型、成年後見制度の利用意向別
総
数
総数
性
別
男
女
年
齢
階
級
別
65~74歳
動
作
能
力
類
型
別
寝たきりなどの高齢者
成
利年
用後
意見
向制
別度
の
22年度
75~84歳
85歳以上
比較的重い障害のある
高齢者
軽い障害のある高齢者
障害のない高齢者
利用したい
利用したいと思わない
既に利用している
わからない
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
100.0
(2,357)
100.0
(1,587)
100.0
(446)
100.0
(362)
100.0
(356)
100.0
(907)
100.0
(2,665)
100.0
(370)
100.0
(2,138)
100.0
(15)
100.0
(1,540)
100.0
(4,767)
知
っ
て
い
る
たが中
こ、 身
と 言は
が葉知
あは ら
る聞な
いい
知
ら
な
い
無
回
答
45.1
25.7
22.6
6.6
43.7
24.4
24.7
7.2
46.2
26.8
20.9
6.1
51.0
26.1
19.0
3.9
41.8
26.0
26.0
6.2
25.3
22.9
29.4
22.4
14.6
18.0
26.5
40.9
37.9
23.9
29.2
9.0
39.4
30.9
26.1
3.6
52.6
25.3
19.9
2.1
56.2
32.2
11.6
-
57.7
24.4
17.8
0.2
73.3
20.0
6.7
-
32.7
30.8
36.0
0.5
35.9
23.4
35.5
5.2
- 19 -
(2)日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)
ア 日常生活自立支援事業の認知度
-性・年齢階級、動作能力類型、日常生活自立支援事業の利用意向別
「知らない」割合は、4 割
対象者全員に、「日常生活自立支援事業」を知っていたか聞いたところ、「知ってい
る」割合が 24.1%、
「知らない」割合が 44.8%であった。
「知っている」の割合は、年齢階級別にみると 65~74 歳が 27.3%、動作能力類型
別にみると、障害のない高齢者が 29.0%で、それぞれ最も高くなっている。(表 5-3
本文 89p)
※ 日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)とは
判断能力に不安がある方を対象として、日常の金銭管理の支援や、福祉サービスの
利用について相談や手続きの支援を行う制度。利用するごとに費用がかかる。
表 5-3 日常生活自立支援事業の認知度
-性・年齢階級、動作能力類型、日常生活自立支援事業の利用意向別
総
数
総数
性
別
男
女
年
齢
階
級
別
65~74歳
動
作
能
力
類
型
別
寝たきりなどの高齢者
事日
業常
の生
利活
用自
意立
向支
別援
22年度
75~84歳
85歳以上
比較的重い障害のある
高齢者
軽い障害のある高齢者
障害のない高齢者
利用したい
利用したいと思わない
既に利用している
わからない
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
100.0
(2,357)
100.0
(1,587)
100.0
(446)
100.0
(362)
100.0
(356)
100.0
(907)
100.0
(2,665)
100.0
(432)
100.0
(1,737)
100.0
(17)
100.0
(1,841)
100.0
(4,767)
知
っ
て
い
る
たが中
こ、 身
と 言は
が葉知
あは ら
る聞な
いい
知
ら
な
い
無
回
答
24.1
23.5
44.8
7.6
22.1
23.3
46.2
8.5
25.7
23.6
43.7
7.0
27.3
24.0
44.1
4.6
22.5
24.5
45.4
7.6
12.8
17.3
46.4
23.5
6.9
12.7
39.0
41.4
17.4
23.6
48.9
10.1
20.1
24.8
50.6
4.5
29.0
24.2
43.6
3.2
40.0
30.1
29.9
33.5
25.4
40.5
82.4
11.8
5.9
15.2
24.2
60.1
0.5
21.8
22.9
49.9
5.5
- 20 -
0.6
-
第6章
1
住まい
住宅の状況
(1)住宅の種類
「持家」の割合は、7 割超
対象者全員に、住んでいる住宅について聞いたところ、「持家」が 76.4%、「借家・賃
貸住宅など」が 22.6%となっている。種類別にみると、「持家(一戸建て)」の割合が最
も高く 60.1%、次いで「持家(分譲マンションなど)」が 16.3%となっている。(表 6-1
本文 91p)
表 6-1 住宅の種類
総
数
持
家
持
家
)
借
家
・
賃
貸
住
宅
な
ど
民
間
賃
貸
住
宅
)
27年度
22年度
100.0
(4,390)
100.0
(4,767)
住都
宅 ・
区
市
町
村
の
公
営
賃
貸
公都
社市
な再
ど生
の機
賃構
貸
住旧
宅公
団
(
(
一
戸
建
て
(持
分家
譲
マ
ン
シ
ョ
ン
な
ど
借
家
(
一
戸
建
て
)
高
齢
者
向
け
住
宅
な
ど
そ
の
他
無
回
答
)
・
76.4
60.1
16.3
22.6
12.8
5.6
2.4
1.1
0.7
0.6
0.4
78.4
61.1
17.3
21.1
8.6
5.2
5.5
1.3
0.5
0.3
0.2
注 1)27 年度の高齢者向け住宅などとは、シルバーピア、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、
ケアハウス、認知症高齢者グループホームなどを指す。
2)22 年度の高齢者向け住宅などは、シルバーピア、高齢者専用賃貸住宅、有料老人ホーム、ケアハウス、
認知症高齢者グループホームなどとしていた。
- 21 -
2
高齢期の住まい
(1)希望する高齢期の住まい(介護が必要にならないうち)
-性・年齢階級、世帯構成(世代)、配偶者の有無別
「現在の住宅に住み続けたい」の割合が最も高く 7 割、単身世帯(ひとりぐらし)の
場合は 6 割
介護保険制度の要介護認定を申請していない人に、介護が必要にならないうちの高齢
期の住まいについて、どのようにしたいかと思うか聞いたところ、
「現在の住宅に住み続
けたい」の割合は、男性 69.5%、女性 74.2%であった。
世帯構成(世代)別にみると、一世代(夫婦のみ)、二世代の世帯は、「現在の住宅に
住み続けたい」の割合が 74.1%、74.2%で、それぞれ 7 割となっている。単身世帯(ひ
とりぐらし)は、
「現在の住宅に住み続けたい」の割合が 60.8%で、総数の割合(72.0%)
より 11.2 ポイント低く、
「高齢者向け住宅(サービス付き高齢者向け住宅など)に入居
したい」の割合は 11.5%で、総数の割合(6.7%)より高くなっている。
配偶者の有無別にみると、
「現在の住宅に住み続けたい」の割合は、配偶者ありの人が
7 割、配偶者なしの人のうち未婚、離別の人が 5 割超となっている。(表 6-10
本文 103
~104p)
表 6-10 希望する高齢期の住まい(介護が必要にならないうち)
-性・年齢階級、世帯構成(世代)、配偶者の有無別
総
数
総数
性
別
年
齢
階
級
別
男
女
65~74歳
75~84歳
85歳以上
単身世帯
(ひとりぐらし)
( 世 一世代
世
帯 (夫婦のみ)
代
構
) 成 二世代
別
三世代
配偶者あり
配
偶
者
の
有
無
別
配偶者なし
未婚
死別
離別
100.0
(3,731)
100.0
(1,711)
100.0
(2,020)
100.0
(2,209)
100.0
(1,294)
100.0
(228)
100.0
(748)
100.0
(1,443)
100.0
(1,191)
100.0
(253)
100.0
(2,431)
100.0
(1,287)
100.0
(247)
100.0
(780)
100.0
(260)
現
在
の
住
宅
に
住
み
続
け
た
い
の子
一供
般や
の親
住族
宅の
に家
移ま
り た
たは
いそ
の
近
く
有
料
老
人
ホ
ー
ム
に
入
居
し
た
い
た高高
い齢齢
者者
向向
けけ
住住
宅宅
な(
どサ
)ー
にビ
入ス
居付
し き
こ 宅上
ろ に記
、移 2
生 り~
ま た 4
れ い(
育( 注
っ 自)
た然以
と環外
こ 境の
ろ の一
なよ般
ど いの
) と住
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
無
回
答
72.0
2.2
2.2
6.7
2.3
1.3
8.8
4.4
69.5
2.2
2.6
6.0
2.8
0.9
10.5
5.6
74.2
2.3
1.9
7.3
1.9
1.5
7.4
3.5
69.5
2.8
1.9
7.2
3.2
1.4
9.7
4.2
76.0
1.6
2.7
6.2
1.1
0.9
7.5
4.0
74.1
0.4
1.8
4.8
0.4
1.3
7.5
9.6
60.8
2.4
2.5
11.5
3.6
1.7
13.4
4.0
74.1
2.6
2.4
6.2
1.7
0.9
8.0
4.1
74.2
2.1
2.0
4.7
2.5
1.3
8.1
5.0
81.4
0.4
1.2
5.1
0.4
1.6
4.0
5.9
74.9
2.3
2.1
5.2
2.1
0.9
8.0
4.4
66.6
2.0
2.3
9.5
2.8
1.9
10.3
4.5
52.2
1.2
3.2
14.6
5.3
3.6
16.6
3.2
75.0
1.8
2.6
5.6
1.5
1.5
6.5
5.4
55.0
3.5
0.8
16.2
4.2
1.5
15.8
3.1
注)上記 2~4 とは、
「子供や親族の家またはその近くの一般の住宅に移りたい」
、
「有料
老人ホームに入居したい」
、
「高齢者向け住宅(サービス付き高齢者向け住宅など)に入
居したい」を指す。
- 22 -
(2)希望する高齢期の住まい(介護が必要になったとき)
-性・年齢階級、世帯構成(世代)、配偶者の有無別
「現在の住宅に住み続けたい」の割合は 5 割、配偶者なしの人のうち、未婚、離別
の人は 3 割
対象者全員に、介護が必要になったときの高齢期の住まいについて、どのようにした
いと思うか聞いたところ、「現在の住宅に住み続けたい」の割合は、49.5%であった。
年齢階級別にみると、
「介護保険で入所できる施設(特別養護老人ホームなど)に入所
したい」の割合は、年齢階級が上がるにつれて、低くなっている(7.8%~14.7%)
。
世帯構成(世代)別にみると、
「介護保険で入所できる施設(特別養護老人ホームなど)
に入所したい」の割合は、単身世帯(ひとりぐらし)が 17.3%で、総数の割合(13.1%)
より高くなっている。
配偶者の有無別にみると、
「現在の住宅に住み続けたい」の割合は、配偶者ありの人が
5 割、配偶者なしの人のうち、未婚、離別の人が 3 割となっている。(表 6-13
本文 106
~107p)
表 6-13 希望する高齢期の住まい(介護が必要になったとき)
-性・年齢階級、世帯構成(世代)、配偶者の有無別
総
数
総数
性
別
年
齢
階
級
別
男
女
65~74歳
75~84歳
85歳以上
単身世帯
(ひとりぐらし)
( 世 一世代
世
帯 (夫婦のみ)
代
構
) 成 二世代
別
三世代
配偶者あり
配
偶
者
の
有
無
別
配偶者なし
未婚
死別
離別
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
100.0
(2,357)
100.0
(1,587)
100.0
(446)
100.0
(938)
100.0
(1,630)
100.0
(1,376)
100.0
(330)
100.0
(2,744)
100.0
(1,628)
100.0
(295)
100.0
(1,032)
100.0
(301)
現
在
の
住
宅
に
住
み
続
け
た
い
一子
般供
のや
住親
宅族
にの
移家
り ま
たた
いは
そ
の
近
く
の
有
料
老
人
ホ
ー
ム
に
入
居
し
た
い
齢高
者齢
向者
け向
住け
宅住
な宅
ど(
)サ
にー
入ビ
居ス
し付
たき
い高
い養介
護護
老保
人険
ホで
ー入
ム所
なで
どき
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に施
入設
所(
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た別
こ宅上
ろ に記
、移 2
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また 5
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育( 注
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ろ の一
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) と住
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の
他
わ
か
ら
な
い
無
回
答
49.5
2.3
6.1
8.3
13.1
1.0
1.0
11.3
7.3
49.9
2.1
6.2
7.5
11.8
1.1
0.9
12.7
7.8
49.2
2.5
6.1
8.9
14.1
1.0
1.1
10.2
6.8
46.1
2.6
6.1
10.4
14.7
1.4
1.1
13.1
4.7
53.3
2.2
6.6
6.7
12.2
0.7
1.0
10.6
6.7
54.3
0.9
4.7
2.7
7.8
0.4
1.1
4.9
23.1
38.2
3.7
6.1
11.4
17.3
1.4
1.7
15.1
5.1
50.6
2.6
7.8
8.0
13.3
0.4
0.9
10.4
6.0
54.1
1.5
4.9
6.5
11.4
1.5
0.9
10.5
8.7
57.9
0.6
4.2
6.4
7.6
0.6
0.6
8.2
13.9
52.7
2.2
6.6
7.4
12.0
0.9
0.8
11.2
6.3
44.3
2.3
5.3
9.9
14.9
1.4
1.5
11.5
8.8
31.5
1.0
6.1
12.5
23.7
2.7
1.4
15.6
5.4
51.0
2.3
5.8
8.4
11.4
0.7
1.3
7.9
11.1
34.2
3.7
3.0
12.3
18.3
2.3
2.3
19.6
4.3
注)上記 2~5 とは、
「子供や親族の家またはその近くの一般の住宅に移りたい」
、
「有料老人
ホームに入居したい」
、
「高齢者向け住宅(サービス付き高齢者向け住宅など)に入居した
い」
、
「介護保険で入所できる施設(特別養護老人ホームなど)に入所したい」を指す。
- 23 -
第7章
1
コミュニケーション
日中独居
家族と同居している人(3,452 人)に、ご家族が日中外出している(仕事や学校など)
ため不在になり、日中、自宅でひとりになることがどの程度あるか聞いた。
日中、自宅でひとりになることが「よくある(週 4 日以上)」割合は、2 割
「家族がいる、知人が訪ねてくる、出かけることが多いなど、自宅でひとりで過ごすこ
とは、ほとんどない」の割合が最も高く 42.9%となっている。(図 7-1 本文 115p)
図 7-1 日中独居
よくある
(週4日以上)
27年度(3,452人)
たまにある
(週1~3日)
19.1
22年度(3,867人)
28.0
21.0
0%
20%
10.0
42.9
27.7
10%
無回答
家族がいる、知人が訪ねてくる、出かけることが多い
など、自宅でひとりで過ごすことは、ほとんどない
46.6
30%
40%
50%
60%
70%
4.7
80%
90%
100%
注) 集計対象は、現在家族と同居している高齢者
2
外出の頻度
対象者全員に、通常、どれくらいの頻度で外出するかを聞いた。
※1 日に 2 回以上外出する場合は、1 回と数えて回答。
「ほぼ毎日」の割合が最も高く、約 6 割
「ほぼ毎日」の割合が最も高く 58.0%、次いで「週 2~3 回程度」15.9%、
「週 4 回程度」
15.0%となっている。
22 年度調査と比べると、
「ほぼ毎日」の割合は 4.3 ポイント増加し、
「週 2~3 回程度」、
「週 4 回程度」の割合はそれぞれ 2.2 ポイント、1.2 ポイント減少している。(図 7-3 本
文 117p)
図 7-3 外出の頻度-22 年度調査との比較
週4回程度
ほぼ毎日
27年度(4,390人)
週2~3回程度
58.0
22年度(4,767人)
15.0
53.7
0%
10%
20%
15.9
16.2
30%
40%
50%
- 24 -
60%
週1回程度
18.1
70%
80%
ほとんど
外出しない
5.1
5.1
90%
5.1
5.7
無回答
0.8
1.2
100%
3
交流の頻度
対象者全員に、同居・別居に関わらず、通常、どれくらいの頻度で、子供、兄弟などの
親族、友人などと交流(話す、会う、電話、メールなど)するか聞いた。
子供との交流は「ほとんど毎日」の割合が最も高く、4 割超
子供については「ほとんど毎日」の割合が 47.8%、親族については「年に数回程度」が
32.5%で、それぞれ最も高くなっている。
友人・知人については、
「1 週間に一回程度」が 24.1%、次いで「ほとんど毎日」が 23.0%
となっている。(図 7-4 本文 119p)
図 7-4 交流の頻度
総数=4,390人
1週間に
一回程度
ほとんど毎日
子供
2週間に
一回程度
47.8
1か月に
一回程度
年に
数回程度
15.8
5.7
全くない
0.9
7.9
子供や親族、
友人・知人は、
いない
4.0
無回答
2.5
15.4
1.7
親族
14.3
11.9
6.7
16.5
32.5
7.1
9.2
2.2
友人・知人
23.0
0%
4
24.1
10%
20%
30%
8.1
40%
50%
12.7
60%
14.5
8.5
70%
80%
6.8
90%
100%
近所付き合いの程度
「立ち話をする程度の人がいる」の割合が最も高く、4 割
対象者全員に、近所付き合いの程度を聞いたところ、
「立ち話をする程度の人がいる」の
割合が最も高く 40.8%、次いで「あいさつをする程度の人がいる」が 29.4%となっている。
22 年度調査と比較して、
「お互いに訪問し合う人がいる」の割合は、4.2 ポイント減少し
ている。(図 7-6 本文 128p)
図 7-6 近所付き合いの程度
お互いに訪問し合う
人がいる
27年度(4,390人)
18.7
22年度(4,767人)
40.8
22.9
0%
10%
あいさつをする
程度の人がいる
立ち話をする程度の
人がいる
29.4
39.1
20%
30%
付き合いがない 無回答
40%
28.7
50%
- 25 -
60%
70%
80%
90%
10.0
1.1
8.3
1.0
100%
(1)近所付き合いの程度-性・年齢階級、地域、世帯構成(世代)別
単身世帯(ひとりぐらし)では、
「付き合いがない」の割合が 16.6%で、他の世帯構
成に比べて高い
近所付き合いの程度を性別でみると、
「お互いに訪問し合う人がいる」の割合は、男性
12.1%、女性は 23.9%で、女性の方が 11.8 ポイント高くなっている。
地域別にみると、いずれの地域も「立ち話をする程度の人がいる」の割合が最も高く
なっている(36.9%~46.1%)
。
世帯構成(世代)別にみると、いずれの世帯構成でも「立ち話をする程度の人がいる」
の割合が最も高くなっている(34.3%~44.7%)。単身世帯(ひとりぐらし)では、「付
き合いがない」の割合が 16.6%で、他の世帯構成に比べて高くなっている。
(表 7-10 本
文 129p)
表 7-10 近所付き合いの程度-性・年齢階級、地域、世帯構成(世代)別
総
数
総数
性
別
男
女
65~69歳
年
齢
階
級
別
70~74歳
75~79歳
80~84歳
85歳以上
区部 計
区中央部
区南部
区西南部
区西部
区西北部
地
域
別
区東北部
区東部
市・町・村部 計
西多摩
南多摩
北多摩西部
北多摩南部
北多摩北部
単身世帯(ひとりぐらし)
(世
世
帯 一世代(夫婦のみ)
代
構 二世代
)成
別
三世代
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
100.0
(1,258)
100.0
(1,099)
100.0
(932)
100.0
(655)
100.0
(446)
100.0
(2,860)
100.0
(249)
100.0
(334)
100.0
(418)
100.0
(416)
100.0
(630)
100.0
(421)
100.0
(392)
100.0
(1,530)
100.0
(152)
100.0
(491)
100.0
(268)
100.0
(311)
100.0
(308)
100.0
(938)
100.0
(1,630)
100.0
(1,376)
100.0
(330)
人お
が互
いい
るに
訪
問
し
合
う
人立
がち
い話
る を
す
る
程
度
の
のあ
人い
がさ
いつ
る を
す
る
程
度
付
き
合
い
が
な
い
無
回
答
18.7
40.8
29.4
10.0
1.1
12.1
37.8
37.6
11.6
0.9
23.9
43.2
22.8
8.8
1.3
14.5
43.3
32.0
9.5
0.6
19.8
39.6
30.5
9.3
0.8
22.6
41.8
26.1
7.9
1.5
19.4
42.9
26.9
9.8
1.1
18.2
31.4
29.8
18.2
2.5
18.6
39.7
29.6
11.0
1.0
18.1
36.9
26.5
15.3
3.2
16.5
42.2
33.5
7.5
0.3
21.1
39.7
28.7
9.3
1.2
19.7
38.5
29.8
12.0
16.5
41.0
29.5
12.7
0.3
22.1
38.7
28.3
9.5
1.4
16.8
39.8
30.4
11.2
1.8
18.7
42.8
29.0
8.2
1.3
23.7
45.4
24.3
5.3
1.3
15.7
43.0
27.3
12.4
1.6
22.8
42.9
31.0
2.6
0.7
19.6
37.9
31.2
10.3
1.0
16.6
46.1
30.2
5.5
1.6
21.7
34.3
25.9
16.6
1.4
18.1
44.7
29.4
7.1
0.7
17.7
41.2
31.5
8.5
1.1
18.2
40.6
27.3
12.1
1.8
- 26 -
-
5
心配や悩み事
(1)心配ごとや悩みごとの相談相手〔複数回答〕-性別
男女とも「世帯員」の割合が最も高くなっている(男性 65.0%、女性 55.6%)
ひとりぐらしでは、
「相談したりする人はいない」の割合が 7.1%
心配ごとや悩みごとができた場合、誰に相談するのかを性別でみると、男女とも「世
帯員」の割合が最も高く(65.0%、55.6%)、次いで「世帯員以外の親族」
(26.6%、41.4%)
となっている。
「世帯員」については、男性の方が 9.4 ポイント高く、「世帯員以外の親
族」については、女性の方が 14.8 ポイント高くなっている。(表 7-14 本文 137p)
ひとりぐらし高齢者(938 人)では、
「世帯員以外の親族」が 49.3%で最も高く、次い
で「友人・知人」が 36.7%となっている。全数と比較すると、「世帯員以外の親族」が
14.5 ポイント、
「友人・知人」は 8.5 ポイントそれぞれ高くなっている。また「相談した
りする人はいない」は 7.1%で、4.4 ポイント高くなっている。(図 11-11
197p)
表 7-14 心配ごとや悩みごとの相談相手〔複数回答〕-性別
総
数
100.0
(4,390)
100.0
(1,949)
100.0
(2,441)
総数
性
別
男
女
世
帯
員
世
帯
員
以
外
の
親
族
友
人
・
知
人
行
政
機
関
の
相
談
窓
口
民
生
委
員
職ホ
員ー
・ ム
ケヘ
アル
マパ
ネー
ジな
ャど
ーの
介
護
事医
者師
、
看
護
師
な
ど
の
医
療
従
(上
弁記
護(
士注
、)
税以
理外
士の
な専
ど門
)家
そ
の
他
59.8
34.8
28.2
6.5
1.7
3.1
10.7
3.6
1.5
2.7
3.4
7.5
65.0
26.6
21.6
7.5
1.8
2.1
11.7
4.5
1.4
3.6
4.6
8.0
55.6
41.4
33.4
5.7
1.6
3.9
9.8
3.0
1.6
2.0
2.4
7.1
注)上記とは、
「医師、看護師などの医療従事者」を指す。
図 11-11 心配ごとや悩みごとの相談相手〔複数回答〕-全数との比較
70%
ひとりぐらし高齢者(938人)
59.8
60%
全数(4,390人)
49.3
50%
40%
34.8
36.7
28.2
30%
20%
10%
10.3 10.7
8.4 6.5
*
2.2 1.7
4.8 3.1
3.3 3.6
7.1
2.6 1.5
2.7
4.9 3.4
8.0 7.5
0%
世
帯
員
世
帯
員
以
外
の
親
族
友
人
・
知
人
行
政
機
関
の
相
談
窓
口
民
生
委
員
職
員
・
ケ
ア
マ
ネ
ジ
ャ
ー
ホ
ー
ム
ヘ
ル
パ
ー
な
ど
の
介
護
医
師
医、
療看
従護
事師
者な
ど
の
(
弁
護
士
、
税
理
士
な
ど
)
上
記
(
注
2
)
以
外
の
専
門
家
そ
の
他
相
談
し
いた
なり
いす
る
人
は
注 1)* ひとりぐらし高齢者のため、世帯員はいない。
2)上記とは、
「医師、看護師などの医療従事者」を指す。
- 27 -
心
配
ご
はと
なや
い悩
み
ご
と
無
回
答
相
談
し
た
り
す
る
人
は
い
な
い
心
配
ご
と
や
悩
み
ご
と
は
な
い
無
回
答
6
地域包括支援センターの認知度
「利用した(電話した・行った)ことがある」の割合は 12.8%
対象者全員に、地域包括支援センターについて聞いたところ、
「利用した(電話した・行
った)ことがある」の割合が 12.8%、「何をしているところか知っている」18.3%、
「名前
だけは知っている」30.4%で、これらを合わせた「知っている」の割合は、61.5%となっ
ている。(図 7-11
138p)
※ 地域包括支援センターについて
地域包括支援センターとは、高齢者が住み慣れた地域で、健康で生き生きとした
生活を送れるよう、主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士などの職員が高齢者
やその家族などを総合的に支援する窓口のこと。各区市町村が設置しており、地域
によっては、親しみやすい名称で呼んでいる場合もある。
例:高齢者総合相談センター、高齢者あんしん相談センター、おとしより相談セン
ター、あんしんすこやかセンター、熟年相談室など
図 7-11 地域包括支援センターの認知度
無回答 5.9
知らなかった
32.6
100%
(4,390人)
利用した(電話
した・行った)こ
とがある 12.8
何をしていると
ころか知って
いる 18.3
名前だけは
知っている
30.4
- 28 -
61.5
第8章
1
社会参加
1 年間に行った活動の状況と今後の活動意向
(1)1 年間に行った活動の状況〔複数回答〕
「活動している」割合は、4 割超
対象者全員に、この 1 年間に趣味やスポーツ、地域活動などを行ったか聞いたところ、
「活動している」の割合は 46.4%で、
「活動はしていない」は 45.9%となっている。
(図
8-1
本文 141p)
活動している人(2,037 人)に、どのような活動を行ったか聞いたところ、「趣味・学
習・スポーツ活動」の割合が最も高く 78.4%、次いで「自治会、町内会、老人クラブ、
NPO団体などの役員・事務局活動」が 32.7%、
「地域行事を支援する活動」が 27.4%
となっている。
(図 8-2 本文 141p)
図 8-1 1年間に行った活動の状況
図 8-2 活動している人の活動内容〔複数回答〕
90%
無回答 7.7
80%
78.4
総数(2,037人)
70%
活動して
いる 46.4
100%
(4,390人)
60%
50%
40%
32.7
27.4
30%
16.8
20%
活動はして
いない 45.9
13.3
8.5
10%
6.4
5.4
4.5
4.2
3.4
1.6
1.9
介
護
が
必
要
な
高
齢
者
を
支
援
す
る
活
動
青
非
少
行
年
防
の
止
健
の
や
た
か
め
な
の
成
活
長
動
・
障
害
の
あ
る
人
を
支
援
す
る
活
動
子
育
て
を
支
援
す
る
活
動
外
国
人
を
支
援
す
る
活
動
そ
の
他
0%
趣
味
・
学
習
・
ス
ポ
ー
ツ
活
動
自
団治
体会
、
な町
ど内
の会
役、
員老
・ 人
事ク
務ラ
局ブ
活、
N
動P
O
- 29 -
地
域
行
事
を
支
援
す
る
活
動
環
境
保
全
、
環
境
の美
活化
動、
リ
サ
イ
ク
ル
な
ど
防
犯
や
災
害
時
の
救
援
・
支
援
を
す
る
活
動
地
域
の
伝
統
や
文
化
を
伝
え
る
活
動
一
人
高暮
齢ら
者し
をな
支ど
援見
す守
るり
活が
動必
要
な
(2)今後の活動意向〔複数回答〕
「今後、参加してみたい(活動し続けたい)」割合は、4 割超
対象者全員に、今後の活動意向について聞いたところ、
「今後、参加してみたい(活動
し続けたい)
」の割合は 45.3%で、
「今後も参加予定はない」は 38.7%となっている。
(図
8-3
本文 145p)
今後、参加してみたい(活動し続けたい)人(1,987 人)に、どのような活動を行いた
いか聞いたところ、
「趣味・学習・スポーツ活動」の割合が最も高く 74.6%、次いで「自
治会、町内会、老人クラブ、NPO団体などの役員・事務局活動」が 23.3%、
「地域行事
を支援する活動」が 22.7%となっている。(図 8-4
図 8-3 今後の活動意向
図 8-4
本文 145p)
今後、参加してみたい(活動し続けたい)
活動内容〔複数回答〕
80%
74.6
総数(1,987人)
70%
無回答
16.0
今後、参加
してみたい
(活動し続
けたい)
45.3
60%
50%
40%
100%
(4,390人)
30%
23.3
22.7
20%
今後も参加
予定はない
38.7
19.4
14.9
13.6
12.1
10.1
10%
9.3
8.9
7.9
5.9
2.9
0%
趣
味
・
学
習
・
ス
ポ
ー
ツ
活
動
自
団治
体会
、
な町
ど内
の会
役、
員老
・ 人
事ク
務ラ
局ブ
活、
N
動P
地
域
行
事
を
支
援
す
る
活
動
O
- 30 -
環
境
保
全
、
環
境
の美
活化
動、
リ
サ
イ
ク
ル
な
ど
防
犯
や
災
害
時
の
救
援
・
支
援
を
す
る
活
動
一
人
高暮
齢ら
者し
をな
支ど
援見
す守
るり
活が
動必
要
な
地
域
の
伝
統
や
文
化
を
伝
え
る
活
動
介
護
が
必
要
な
高
齢
者
を
支
援
す
る
活
動
青
非
少
行
年
防
の
止
健
の
や
た
か
め
な
の
成
活
長
動
・
子
育
て
を
支
援
す
る
活
動
障
害
の
あ
る
人
を
支
援
す
る
活
動
外
国
人
を
支
援
す
る
活
動
そ
の
他
第9章
1
就業・経済
最長職業、最長職業の業種
「正規の職員・従業員」の割合が最も高く、4 割
対象者全員に、今までに一番長く従事した仕事を聞いたところ、「正規の職員・従業員」
の割合が最も高く 43.6%、次いで「自営業者」が 24.1%となっている。(図 9-1
本文 153
p)
また、正規の職員・従業員、自営業者、契約・派遣・臨時・パート、会社などの役員と
答えた人(3,691 人)に、業種を聞いたところ、
「専門的・技術的な仕事」の割合が最も高
く 24.7%、次いで「事務の仕事」が 18.3%、
「サービスの仕事」が 13.2%となっている。
(表 9-1 本文 153p)
図 9-1 最長職業
表 9-1 最長職業の業種<正規の職員・従業員、自営業者、契約・
派遣・臨時・パート、会社などの役員の内訳>
仕事に就いた
ことはない
1.7
その他の就
業 1.3
無回答 1.1
家事専業(専
業主婦・主
夫) 11.8
会社などの
役員 4.5
100%
(4,390人)
契約・派遣・
臨時・パート
11.9
総
数
管
理
的
な
仕
事
専
門
的
・
技
術
的
な
仕
事
事
務
の
仕
事
販
売
の
仕
事
サ
ー
ビ
ス
の
仕
事
保
安
の
仕
事
農
林
漁
業
の
仕
事
生
産
工
程
の
仕
事
輸
送
・
機
械
運
転
の
仕
事
建
設
・
採
掘
の
仕
事
運
搬
・
清
掃
・
包
装
な
ど
の
仕
事
そ
の
他
の
仕
事
100.0
10.6
24.7
18.3
12.6
13.2
0.4
0.8
7.2
2.2
3.3
2.1
3.3
正規の
職員・
従業員
43.6
自営業者
24.1
総数
2
無
回
答
1.2
(3,691)
就業状況
(1)収入のある仕事の有無
「仕事をしている」割合は、3 割
対象者全員に、収入のある仕事をしているか聞いたところ、
「仕事をしている」割合は
31.2%で、一方、
「仕事をしていない」は 68.2%となっている。
22 年度調査と比べると、
「仕事をしている」の割合は 2.2 ポイント増加している。
(図
9-2
本文 155p)
図 9-2 収入のある仕事の有無
仕事をしている
仕事をしていない
無回答
27年度(4,390人)
31.2
68.2
0.5
22年度(4,767人)
29.0
70.7
0.3
0%
20%
40%
60%
- 31 -
80%
100%
(2)理想の就業年齢(何歳頃まで働ける社会が理想か)
「70 歳頃まで」が3人に1人
対象者全員に、何歳頃まで働ける社会が理想であるか聞いたところ、
「70 歳頃まで」の
割合が 35.1%、
「75 歳頃まで」20.4%、
「80 歳頃まで」7.9%、
「80 歳以上で働けるまで」
11.3%で、合わせて 74.8%となっている。
一方、
「60 歳頃まで」と「65 歳頃まで」を合わせた割合は 17.8%となっている。
(図
9-5
本文 164p)
図 9-5 理想の就業年齢(何歳頃まで働ける社会が理想か)
74.8
17.8
60歳頃まで
27年度(4,390人) 2.8
70歳頃まで
65歳頃まで
15.0
75歳頃まで
35.1
20.4
4.7
18.0
0%
3
10%
7.9
無回答
11.3
7.4
71.5
22.7
22年度(4,767人)
80歳以上で
働けるまで
80歳頃まで
36.0
20%
30%
17.7
40%
50%
60%
6.8
70%
10.9
80%
5.8
90%
100%
経済
(1)収入の種類〔複数回答〕
・主な収入源
「収入あり」の割合は、97.6%で、主な収入源は、「公的な年金・恩給」の割合が最
も高く、7 割
対象者全員に、平成 26 年中の収入の種類を聞いたところ、
「収入あり」の割合は 97.6%、
「収入なし」は 1.4%となっている。(図 9-6 本文 166p)
収入がある人(4,283 人)に主な収入源を聞いたところ、「公的な年金・恩給」の割合
が最も高く 69.9%で、次いで「仕事による収入」が 16.3%となっている。(図 9-7 本文
166p)
図 9-6 収入の種類〔複数回答〕
収入なし
1.4
無回答
1.0
図 9-7 収入のある人の主な収入源
80%
69.9
総数(4,283人)
70%
60%
収入あり
97.6
100%
(4,390人)
50%
40%
30%
16.3
20%
6.9
10%
2.6
2.2
0.3
0.0
0.4
1.4
生
活
保
護
私
的
な
年
金
仕
送
り
手
当
そ
の
他
無
回
答
0%
公
的
な
年
金
・
恩
給
- 32 -
仕
事
に
よ
る
収
入
家
賃
・
地
代
・
配
当
金
(2)本人の年収
「50 万円以上 100 万円未満」の割合が最も高く 18.7%
対象者全員に、平成 26 年中の対象者本人の総収入(税込み)を聞いたところ、「50 万
円以上 100 万円未満」の割合が最も高く 18.7%、次いで「100 万円以上 150 万円未満」
が 13.4%となっている。
(表 9-13 本文 170p)
表 9-13 本人の年収
総
数
5
0
万
円
未
満
100.0
(4,390)
100.0
(4,583)
100.0
(5,086)
100.0
(8,686)
100.0
(8,715)
100.0
(4,484)
100.0
(4,502)
27年度
17年度
12年度
7年度
2年度
昭和60年度
昭和55年度
1 5
0 0
0 万
万円
円以
未上
満
1 1
5 0
0 0
万万
円円
未以
満上
2 1
0 5
0 0
万万
円円
未以
満上
5.7
18.7
9.0
17.0
9.4
15.9
13.4
25.4
12.8
22.9
21.5
15.7
15.9
21.1
23.2
15.5
27.4
2 2
5 0
0 0
万万
円円
未以
満上
11.9
3 2
0 5
0 0
万万
円円
未以
満上
12.4
22.1
10.8
21.6
18.8
5 3
0 0
0 0
万万
円円
未以
満上
無
回
答
5
0
0
万
円
以
上
9.7
13.1
9.1
6.1
10.8
14.1
10.2
5.1
17.8
14.0
2.7
17.1
14.1
12.3
3.8
21.3
14.0
10.9
12.0
3.2
13.6
23.7
13.2
10.6
8.4
3.1
34.6
19.0
20.3
9.2
7.2
6.5
3.1
5
0
万
円
未
満
1 5
0 0
0 万
万円
円以
未上
満
10.1
【参考】
総
数
22年度
100.0
(4,767)
収
入
あ
り
98.3
5.0
17.8
1 1
5 0
0 0
万万
円円
未以
満上
2 1
0 5
0 0
万万
円円
未以
満上
11.8
10.9
22.7
2 2
5 0
0 0
万万
円円
未以
満上
3 2
0 5
0 0
万万
円円
未以
満上
12.0
10.0
21.9
5 3
0 0
0 0
万万
円円
未以
満上
12.6
5
0
0
万
円
以
上
8.4
無
回
答
10.0
収
入
は
な
い
1.4
無
回
答
0.3
注 1) 統計比率を合算した比率は、実数を用いて算出しているため、各比率を単純に合算した比率とは一致し
ない場合がある。
2)22 年度調査では、収入のある方を対象に総収入を聞いている。それ以外の年度では、収入のない方を含
め全員を対象に総収入を聞いているため、収入のない人は「50 万円未満」又は「無回答」に含まれている。
- 33 -
第 10 章
1
東京都への要望等
高齢者に対する必要な施策や支援
(1)高齢者に対する必要な施策や支援〔複数回答〕
前回調査(平成 22 年度)と比較し、
「特別養護老人ホームなどの施設の充実」や「高
齢者虐待への対策」などが増加
対象者全員に、大切だと思う高齢者に対する必要な施策や支援は何か聞いたところ、
「特別養護老人ホームなどの施設の充実」の割合が最も高く 52.6%、次いで「年金や医
療など国の社会保障制度」が 52.3%、
「ひとり暮らし高齢者に対する支援」が 51.3%、
「日
中の訪問介護(ホームヘルプサービス)や訪問看護など、介護者が自宅を訪問する形態
の在宅サービス」が 50.9%と続いている。
22 年度調査と比べて、
「特別養護老人ホームなどの施設の充実」は 6.7 ポイント、「高
齢者虐待への対策」は 5.9 ポイントそれぞれ増加している。一方で「高齢者に配慮した
まちづくり」は 3.0 ポイント減少している。(図 10-1
本文 175p)
図 10-1 高齢者に対する必要な施策や支援〔複数回答〕
60%
52.6
52.3
27年度(4,390人)
53.0
50%
51.3
50.2
50.9
50.3
22年度(4,767人)
46.8
45.9
44.5
42.4
42.7
40%
40.5
40.2 39.3
35.9 36.2
35.4
34.8
35.1
33.8
36.9
33.9
32.0
32.1
30%
30.6
26.2
25.4
22.1
21.3
20.3
20%
20.6 19.3
15.9 16.7 14.9
8.8
10%
5.3
6.7
3.8
0%
特
別
養
護
老
人
ホ
ー
ム
な
ど
の
施
設
の
充
実
年
金
や
医
療
な
ど
国
の
社
会
保
障
制
度
ひ
と
り
暮
ら
し
高
齢
者
に
対
す
る
支
援
日
ど中
、の
介訪
護問
者介
が護
自(
宅ホ
をー
訪ム
問ヘ
すル
る プ
形サ
ー
態
ビ
の
ス
在)
宅や
サ訪
ー問
ビ看
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な
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イ
サ
ー
ビ
ス
、
デ
通イ
所ケ
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ーな
ビ ど
ス、
日
中
に
通
う
形
態
の
要
介
護
者
の
介
護
入や
所介
す護
る家
シ族
ョ の
ー休
ト 息
スの
テ た
イめ
、
短
期
間
施
設
に
夜
ど間
、の
介訪
護問
者介
が護
自(
宅ホ
をー
訪ム
問ヘ
すル
る プ
形サ
ー
態
ビ
の
ス
在)
宅や
サ訪
ー問
ビ看
ス護
な
認
知
症
高
齢
者
に
対
す
る
支
援
地
震
、
火
災
、
風
水
害
な
ど
に
対
す
る
防
災
対
策
高
齢
者
を
ね
ら
っ
た
犯
罪
の
防
止
高
齢
者
向
け
住
宅
の
充
実
高
齢
者
に
配
慮
し
た
ま
ち
づ
く
り
注)22 年度調査では、※は「世代間交流の促進」としていた。
- 34 -
介
護
予
防
・
健
康
づ
く
り
へ
の
支
援
高
齢
者
虐
待
へ
の
対
策
働
く
場
所
や
機
会
の
確
保
・
提
供
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
生
な
涯
ど
学
の
習
社
な
会
ど
参
へ
加
の
・
支
社
援
会
貢
献
活
動
や
若
い
世
代
と
の
交
流
の
促
進
※
成
年
後
見
制
度
な
ど
権
利
擁
護
施
策
そ
の
他
無
回
答