U.S.Indicators 米国 耐久財受注コア 耐久財受注コアは コアは拡大ペース 拡大ペースを ペースを徐々に 徐々に加速( 加速(16年9月耐久財受注) 月耐久財受注) 公表日:20 公表日:201 2016年10月 10月27日(木) ~非国防資本財受注の 非国防資本財受注の拡大モメンタム 拡大モメンタムも モメンタムも強まる~ 第一生命経済研究所 経済調査部 主任エコノミスト 桂畑 誠治 0303-52215221-5001 耐久財受注 出荷 受注 非国防資本財 除く航空機 除く輸送機器 在庫 非国防資本財 除く航空機 除く輸送機器 除く輸送機器 非国防資本財 除く航空機 16/01 +1.6 ▲0.1 (▲1.9) ▲1.5 +3.7 +1.5 (▲0.6) +2.4 ▲0.3 ▲0.6 ▲0.6 16/02 ▲0.8 ▲0.8 (▲2.6) ▲1.6 ▲3.3 ▲1.5 (▲1.4) ▲2.1 ▲0.3 ▲0.4 ▲0.4 16/03 ▲0.7 +0.2 (▲2.8) +0.0 +2.0 +0.3 (▲2.0) +0.3 ▲0.2 ▲0.1 +0.1 16/04 +0.4 +0.3 (▲1.8) +0.6 +3.2 +0.3 (▲1.4) ▲0.9 ▲0.4 ▲0.4 ▲0.6 16/05 ▲0.3 ▲0.3 (▲1.8) ▲0.7 ▲2.9 ▲0.5 (▲0.8) ▲0.6 ▲0.4 ▲0.3 ▲0.5 16/06 +0.4 +0.0 (▲3.2) ▲0.4 ▲4.3 ▲0.3 (▲3.5) +0.5 ▲0.1 +0.2 +0.2 16/07 +0.0 +0.3 (▲1.5) ▲0.7 +3.6 +1.1 (▲1.1) +0.8 +0.4 +0.3 +0.2 16/08 ▲0.0 +0.3 (▲1.1) +0.0 +0.3 +0.1 (▲0.6) +1.2 +0.1 +0.2 +0.2 16/09 +0.8 +0.1 (▲1.1) +0.3 ▲0.1 +0.2 (▲0.0) ▲1.2 +0.1 +0.2 +0.2 月の耐久財受注は前 9月の耐久財 受注は前 月比▲ 0.11%と減少した 月比 ▲0. が、除く輸送機器が同 0.22%と %と3ヶ月連続の +0. 3ヶ月連続の 増加 9月の耐久財受注は、前月比▲0.1%(前月同+0.3%)と3カ月ぶりに減少し、市場 予想の同0.0%を下回った。しかし、8月分が0.3%p上方改定されたことを考慮すれば、 実体は市場想定よりやや強い。一次金属が減少に転じたほか、加工金属、コンピュータ ー関連が減少幅を拡大した一方で、一般機械、自動車・同部品が加速したうえ、電子機 器関連、非国防航空機・同部品が増加に転じた。3ヵ月移動平均・3ヵ前対比年率で耐 久財受注は9月に▲1.1%(前月▲10.8%)とマイナス幅を縮小し、悪化度合いを弱め ている。 変動の大きい輸送機器を除いた耐久財受注は、前月比+0.2%(前月同+0.1%)と加 速し市場予想と一致した。8月分が0.5%p上方改定されており、実勢は市場予想より かなり強い。また、3ヵ月移動平均・3ヵ前対比年率では輸送機器を除いた耐久財受注 が9月に+3.3%(前月+0.7%)とプラス幅を拡大しており、耐久財受注の拡大基調は 強まっている。ドル高や資源価格下落、世界的な需要鈍化の影響を受け、一般機械、一 次金属、電子機器が低迷を続けているが、自動車、加工金属、コンピュータ関連、その 他耐久財は拡大を継続している。 非国防資本財出 9月の非国防資本財 出 荷が前月比+ 0.3% 荷が前月比 +0.3 %と増 加した一方 一方、 受注が 加した 一方 、受注 が同 1.2% ▲1.2 %と4ヶ月ぶりに 減少 設備投資関連では、機械設備投資の一致指標である非国防資本財出荷(除く航空機) が9月に前月比+0.3%(前月同0.0%)と市場予想に一致した。しかし、7-9月期で は前期比年率▲4.4%と4-6月期の前期比年率▲2.2%からマイナス幅を拡大している。 また、3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率では▲4.4%(前月▲4.6%)と減少しており、 7-9月期の機械設備投資が低迷したことを示唆している。 一方、機械設備投資の先行指標である非国防資本財受注(除く航空機)は、9月に前 月比▲1.2%(前月同+1.2%)と、市場予想の同▲0.1%を大幅に下振れた。しかし、 7-9月期では、前期比年率+5.2%(4-6月期の前期比年率▲6.5%)と増加に転じ た。また、3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率では+5.2%(前月+2.7%)とプラス幅 を拡大しており、10、11月に出荷が回復することを示している。機械設備投資は、ドル 本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内 容は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。 1 高に歯止めがかかったほか、原油価格の上昇、生産活動の回復等を背景に、今後減少幅 を縮小していくと見込まれる。 (%) (%) 耐久財受注統計の推移 (3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率) 耐久財受注統計の推移 (3ヵ月移動平均・前年同月比) 60 50 30 25 20 15 10 5 0 -5 -10 -15 -20 -25 -30 -35 -40 40 30 20 10 0 -10 -20 -30 耐久財受注(除く輸送機器) -40 -50 耐久財受注 -60 08 09 10 11 12 13 14 15 耐久財受注 08 16 (%) 耐久財受注(除く輸送機器) 09 10 11 12 13 14 15 16 (%) 航空機を除く非国防資本財受注・出荷統計の推移 (3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率) 航空機を除く非国防資本財受注・出荷統計の推移 (3ヵ月移動平均・前年同月比) 30 20 15 20 10 10 5 0 0 -5 -10 -10 -20 -15 受注 -30 出荷 -20 受注 出荷 -40 -25 -30 -50 08 09 10 11 12 13 14 15 08 16 09 10 11 12 13 14 15 16 (100万㌦) 非国防資本財受注・出荷除く航空機の推移 (3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率) 75000 70000 65000 60000 受注 出荷 55000 50000 45000 08 09 10 11 12 13 14 15 16 本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内 容は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。 2
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