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U.S.Indicators
米国 製造業受注
製造業受注は
受注は緩やかに回復(
回復(16年10月
10月製造業受注
製造業受注・出荷・在庫
受注・出荷・在庫)
・出荷・在庫)
201
2016年12月
12月8日(木)
~自動車、船舶
自動車、船舶、電子部品
船舶、電子部品等
、電子部品等は好調~
好調~
第一生命経済研究所 経済調査部
主任エコノミスト 桂畑 誠治
0303-52215221-5001
製造業受注(Manufacturers' Shipments and Orders)
出荷
受注
非国防資本財
除く輸送機器
16/01
16/02
16/03
16/04
16/05
16/06
16/07
16/08
16/09
16/10
▲0.1
▲0.6
+0.3
+0.4
+0.1
+0.6
▲0.4
+0.2
+0.9
+0.4
▲1.2
▲0.5
+0.9
+0.3
+0.2
+0.5
▲0.4
+0.4
+0.6
+0.7
10 月の製造業
月の製造業
製造業受注は前
受注は前
月比+
2.7%
月比
+2.7
%、除く輸送
機器が同+0.
0.88%と加速
機器が同+
0.
除く輸送機器
(▲2.8)
(▲3.5)
(▲4.1)
(▲3.5)
(▲3.1)
(▲3.5)
(▲3.2)
(▲1.8)
(▲0.6)
(+0.4)
▲1.5
▲1.6
+0.0
+0.6
▲0.7
▲0.4
▲0.7
+0.1
+0.5
▲0.1
在庫
非国防資本財
除く輸送機器
+0.9
▲1.9
+1.7
+1.8
▲1.2
▲1.8
+1.4
+0.4
+0.6
+2.7
▲0.6
▲0.8
+1.0
+0.3
+0.2
+0.4
▲0.1
+0.3
+0.6
+0.8
非国防資本財
除く輸送機器
(▲3.9)
(▲5.2)
(▲4.3)
(▲4.0)
(▲3.3)
(▲4.4)
(▲2.8)
(▲1.3)
(▲0.1)
(+0.5)
+2.4
▲2.1
+0.3
▲0.9
▲0.6
+0.5
+0.8
+1.2
▲1.5
+0.2
除く輸送機器 除く輸送機器
▲0.3
▲0.4
▲0.1
▲0.1
▲0.1
▲0.0
+0.2
+0.1
▲0.1
+0.0
▲0.5
▲0.4
▲0.0
▲0.1
▲0.0
+0.2
+0.2
+0.2
▲0.1
+0.0
▲0.6
▲0.4
+0.1
▲0.6
▲0.5
+0.2
+0.2
+0.2
▲0.0
▲0.3
16年10月の製造業受注は、前月比+2.7%(前月同+0.6%)と前月から急増した。一
方、変動の大きい輸送機器を除いた製造業受注は、前月比+0.8%(前月同+0.6%)と
小幅の加速となっていることから、製造業受注は緩やかな回復傾向を辿っていると判断
される。
業種別では、一次金属、家具・関連製品が減少に転じたうえ、一般機械が鈍化した。
一方で、加工金属、コンピューター関連が増加に転じたほか、電気機械関連、輸送機器
が加速した。また、非耐久財がプラス幅を維持した。規模の最も大きい輸送機器では、
自動車が一時的に減少したが、民間航空機が加速したほか、軍用航空機が増加に転じ、
船舶が減少幅を縮小した。
3ヵ月移動平均・3ヵ前対比年率では、10月の製造業受注が+8.3%(前月+0.8%)、
輸送機器を除く製造業受注が+4.4%(前月+2.6%)とともにプラス幅を拡大しており、
製造業受注の勢いは増している。特に、自動車、金属加工機械、電子部品、電子計測・
制御装置、電気照明設備、船舶などが堅調さを維持している。
10 月の非国防資本財出
荷が前月比▲
0.1%と
%と減
荷が前月比
▲0.1
%と
減
少した一方、
た一方、受注
受注が同
少し
た一方、
受注
が同
0.2%
+0.2
%と増加した
設備投資関連では、機械設備投資の一致指標である非国防資本財出荷(除く航空機)
が10月に前月比▲0.1%(前月同+0.5%)と失速した。しかし、7-9月期比年率では
+1.0%と7-9月期の前期比年率▲3.9%からプラスに転じている。また、3ヵ月移動
平均・3ヵ月前対比年率では▲0.9%(前月▲3.9%)とマイナス幅を縮小しており、10
-12月期の機械設備投資の下げ止まりを示唆している。
一方、機械設備投資の先行指標である非国防資本財受注(除く航空機)は、10月に前
月比+0.2%(前月同▲1.5%)と小幅の増加にとどまった。また、7-9月期比年率で
は▲1.5%(7-9月期の前期比年率+4.8%)と減少に転じている。ただし、3ヵ月移
動平均・3ヵ月前対比年率では+3.9%(前月+4.8%)とプラスを維持しており、11、
12月に出荷が回復することを示している。機械設備投資は、原油価格の上昇、生産活動
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内
容は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
1
の回復等を背景に、今後減少幅を縮小していくものの、ドル高の進展により回復が後ず
れする可能性が高い。
(%)
(%)
製造業受注統計の推移
(3ヵ月移動平均・前年同月比)
製造業受注統計の推移
(3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率)
25
20
15
10
5
0
-5
-10
-15
-20
-25
-30
-35
40
30
20
10
0
-10
-20
製造業受注(除く輸送機器)
-30
製造業受注
-40
-50
製造業受注(除く輸送機器)
製造業受注
-60
08
08
09
10
11
12
13
14
15
09
10
11
12
13
14
15
16
16
(%)
(%)
航空機を除く非国防資本財受注・出荷統計の推移
(3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率)
航空機を除く非国防資本財受注・出荷統計の推移
(3ヵ月移動平均・前年同月比)
30
20
15
20
10
10
5
0
0
-5
-10
-10
-20
-15
受注
出荷
-30
-20
受注
出荷
-40
-25
-30
-50
08
08
09
10
11
12
13
14
15
09
10
11
12
13
14
15
16
16
(100万㌦)
(100万㌦)
製造業受注・出荷の推移
(3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率)
非国防資本財受注・出荷除く航空機の推移
(3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率)
580000
75000
70000
530000
65000
480000
60000
430000
受注
出荷
55000
受注
出荷
380000
50000
330000
45000
08
08
09
10
11
12
13
14
15
09
10
11
12
13
14
15
16
16
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内
容は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
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