行政説明

行政説明
厚生労働省
職業安定局
若年者雇用対策室
室長補佐
秋山
雅紀
皆さまおはようございます。ただ今ご紹介をいただきました、厚生労働省若年者雇用対
策室の秋山と申します。本日、ご参集の皆さま方には、日頃より厚生労働行政の運営にご
理解、ご協力を賜り、この場をお借りして感謝を申し上げます。
それで私のほうからは先般成立しました若者雇用促進法を中心にご説明させていただき
ます。内定率などにつきましては、先ほど、文部科学省の井上課長のからご説明ございま
したので割愛させていただきます。若年者雇用対策ですが、厚生労働省では若年者雇用対
策として、新卒者を支援する新卒応援ハローワーク、それからフリーター等を支援するわ
かものハローワークを設置しております。大学生等に関係する施設として、新卒応援ハロ
ーワークがございます。そこにはジョブサポーターを配置し、ジョブサポーターを中心に
学生の支援に取り組んでおります。主な支援メニューといたしましては、担当者を決めて
個別支援の実施。それから、職業適性検査や求職活動に役立つ各種ガイダンス・セミナー
の実施、在職者向け相談窓口、就職後の職場定着のための支援などを実施しているところ
です。新卒応援ハローワークの法律による対応としては若者雇用促進法の 3 点がございま
す。まず職場情報の提供、それからハローワークにおける求人不受理、厚生労働大臣によ
る認定制度がございます。それから予算による対応して、労働法制の周知、UIJ ターン、既
卒 3 年以内新卒扱いの普及、セミナーの外部委託というものがございます。特に労働法制
の周知につきましては、労働局の幹部が大学に出向きセミナーや講演等を行うもので、大
学からの要請を積極的に引き受けることとしております。ぜひ、活用していただければと
思います。続きまして若者雇用促進法です。正式には『青少年の雇用の促進等に関する法
律』です。昨年の 10 月から部分的に施行をしました。3 月から職場情報の提供、ハローワ
ークにおける求人不受理という法律の中核部分が施行となりました。若年労働力人口の推
移では大きな事実といたしましては若い人の人口が減少しており、ここ 10 年間で 430 万人
減少しておりまます。横浜市、それから鹿児島市の人口を合わせた数字程度となっており
ます。若者が減少してきますと人材確保というものが非常に重要となります。次に、新規
学校卒業者の離職状況「不本意非正規」の状況です。大卒の離職率は 32.3 パーセントとな
っており、横ばいの状態となっております。それから、不本意非正規の割合ですが 15 歳か
ら 34 歳は非常に高くなっており、早期離職を契機に不本意ながら非正規で働く若年層の割
合が高くなっております。本来ならば希望する働き方で能力を発揮していただくことが重
要であると考えており、このような状況の下、若者雇用促進法を施行することとなりまし
た。若者雇用促進法ですが、新卒一括採用の雇用慣行の新卒時のマッチングを、より一層
向上させていくことが、若者対策として取っていくべき政策の一つとして法律を制定した
ところです。適切な職業選択の支援に関する措置を講ずるなど、青少年の雇用の促進等を
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図るための法律を整備し、10 月 1 日から施行されているところです。主な項目としては、
就職支援と能力開発がございます。就職支援の一つ目の柱といたしましては、関係者の責
務の明確化です。国、地方公共団体、事業主が連携し、適職を選択できる環境作りの整備
などに勤めることとしております。関係者の責務や連携を法的に位置付けた上で、事業主
その他の関係者が責務等について適切に対処するための大臣指針の策定、それから若者の
雇用対策に関する政策の基本となるべき基本方針を策定しているところです。(2)の『適
職選択のための取組促進』の 3 点が今回の若者雇用促進法の改正の肝となっているもので
ございます。まず一つ目は、ハローワークにおける求人不受理です。ハローワークでは基
本的に求人は全件受理することを原則としておりますが、新卒時のトラブルはそれからの
職業生活における段階的な職業能力の形成に大きく影響を及ぼす恐れがあります。このた
め一定の関係法令違反を繰り返す事業者からの求人を受理しないことといたしました。対
象条項は後ほどご覧になっていただければと思います。続きまして、職場情報の積極的な
提供です。新卒段階でのマッチングの向上を図るため、新卒者の募集を行う企業に対し、
企業規模問わず職場情報について幅広い情報提供を努力義務化、それから、求人への応募
者または応募の検討を行っている方からの求めがあった場合及びハローワーク等に対して
求人申し込みを行い、ハローワーク等から求めがあった場合については三類型ごとに一つ
以上の情報提供を義務化したものです。それから、若者雇用管理の状況が優良な中小企業
の認定制度です。認定マークを作成し、優良企業を認定することといたしました。それか
ら事業主の指針等が記載されておりますので後ほどご覧になっていただければと思います。
最後にジョブカードにつきまして、ご説明をさせていただきます。平成 27 年 10 月の制度
変更により、学生のジョブカードを活用しやすくなりました。新規大学卒業者のうち就職
した方の約 3 割が 3 年以内に離職する状況の中、長い職業人生の起点である、学生段階に
おきまして、ジョブカードを活用し学生がご自身の能力や仕事にかかる興味、関心、適性
などを理解し、キャリアアッププランを作成することは就職活動では、その後の就労にお
いても非常に優良であると考えております。厚生労働省におきましては、昨年 12 月からジ
ョブカード制度総合サイトを開設いたしまして。ジョブカードに関する情報やジョブカー
ド作成機能を備えたジョブカード作成支援ソフトウエアなどを提供しているところでござ
います。ジョブカード作成支援ソフトウエアを使えば、職務、経歴、免許、資格、学習歴、
訓練歴等の中から応募先に必要と思われる情報を抽出し、履歴書は職務履歴書といった応
募書類の作成も可能となりますので、積極的なご活用をお願いしたいと思います。駆け足
ではございますが、私の説明は以上でございます。どうもありがとうございました。
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