2016 年度 生 物

2016 年度
生 物
■ 大学(日程):東北大学(前期)
■ 出題構成(時間/配点):理科2科目で 150 分/配点は学部により異なる
大問
分野・内容 等
難易度
変化
タンパク質の消化,体液の恒常性(アルブミンによ
る浸透圧調節)
標準
→
形 式
1
用語,論述,
グラフ選択
2
用語,正誤判断,
転写と翻訳,オペロン,調節タンパク質
論述,グラフ選択
標準
→
3
用語,論述
標準
→
糖代謝,酸素発生と進化,窒素同化,窒素固定
※難易度は東北大受験生を母集団とする基準で判定しています。
■ 出題傾向
・分量:大問数は 2011 年度まで4題だったが,2012 年度から3題となった。2012 年度以降,試験時
間に比してやや少なめ~標準である。
・難易度:大問レベルでは年度によってやや易・やや難のものも散見されるが,全体としては標準。
・出題分野:とくに偏りはなく,各分野から出題される。
・出題内容:知識問題と考察問題がバランスよく出題される。
・形式:用語・論述が中心であるが,正誤判断,図やグラフの作成・選択など,さまざまな形式での
出題がみられる。
■ 2016 年度入試の特記事項
・ページ数は同じで,
設問数が減ったが,
論述問題がやや増加したため,負担感は昨年並みであろう。
例年通り,知識問題は教科書レベルのものが多かった。難易度は昨年並みである。
・14 年度から,1で動物生理(生物基礎「生物の体内環境の維持」や生物「動物の反応と行動」),
2で遺伝情報の発現の出題が続いている。
・1の問⑴(イ以外)~問⑶や問⑹,2の問⑴~⑷,3の問⑴~⑶や問⑻は教科書レベルの知識問
題であり,東北大受験生であれば完答したい問題である。
・1の問⑺,2の問⑸・⑹は,与えられた条件をもとにじっくり考えれば解ける問題であり,差が
ついたと思われる。1問⑴の空欄イ,3問⑹の空欄サといった用語問題は,思い出せなかったら
深入りせず次の問いに進みたい。
■ 求められる力とその養成
・知識力…東北大生物で出題される知識問題は,教科書レベルのものが多い。これを落としてしまう
と合格点は望めない。教科書と図説を参照する習慣を身につけよう。
・考察力+記述力…高得点獲得には,考察問題の攻略が不可欠。実戦演習を重ねて,実験→結果→考
察という一連の流れを自分なりに整理しよう。100 字程度で解答をまとめる問題が出題されるため,
自分の手を動かして答案を書き上げる演習を積むことが何よりも大切。独りよがりな答案になって
いないか,添削をしてもらうとよい。
・読解力…リード文をすばやく的確に読み解くためには,内容を箇条書きにして整理する訓練が有効。
また,解答時間を意識しながらの演習は,スピードアップに効果的である。