主催 群馬大学教育学部附属特別支援学校 後援 群馬県教育委

(1)参加申込
・「第37回 群馬大学教育学部附属特別支援学校公開研究会 参加申込書」に必要事項をご記入の上,
11月4日(金)までに郵送またはFAX,メールにて送付してください。
・本校Webページ(URL:http://shc.edu.gunma-u.ac.jp/)から,参加申込書をダウンロードしていただく
こともできます。
・メールでの申込の場合は,ダウンロードしたファイルに必要事項をご記入の上,件名を「公開研究会の
申込」として,ファイルを添付していただき,本校代表のメールアドレス([email protected])へ,
11月4日(金)までに送信してください。
(2)参 加 費
・資料代として 2,000円(学生は1,000円) 当日,受付にて申し受けます。
(3)備
考
・当日の参加の申込も申し受けますが,資料に限りがございますので,ご留意ください。
・参加の申込をいただいた場合には,個人情報保護法に基づき,次のことをご誓約いただいたものとさせてい
ただきます。
ⅰ)本校の公開研究会における撮影・録音は,事前に許可を得る。
ⅱ)事前に許可を得て撮影・録音した本校の児童生徒及び職員の映像・写真・音声及び個人情報について
は,研究を目的とした個人的使用に限定する。
ⅲ)本校校長の許諾なく,公表・発表を行わない。
~ 詳しくは参加申込書(別紙)の裏面をご確認ください ~
本校では,これまで「つなぐ」をキーワードにして学校と家庭,地域社会をつなぎ,児童生徒がより健康的
に,より希望に満ち,より実り豊かな将来の生活を実現するための教育活動を展開してきました。
今年度から研究テーマを「人とかかわりながら学びを深める児童生徒の育成」とし,新たな研究に取り組ん
でまいります。
児童生徒が,様々な場面で人とかかわりながら,積み重ねている学びを生かし,身に付けた力を一層発揮で
きるようにすることを目標とします。
本公開研究会では,発表や公開授業等を通して,本校の研究のねらいとその達成の方法,成果と課題等につ
いて,ご提案申し上げます。
つきましては,ご参会の皆様の忌憚の無いご意見を賜りたく存じます。
また,今回は関係機関でご活躍のパネラーをお招きしてのパネルディスカッションを予定しております。
時節柄,ご多用のこととは存じますが,ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
群馬大学教育学部附属特別支援学校
【バス】所要時間5分,運賃200円
【タクシー】
JR前橋駅から約5分
「JR前橋駅」乗車,「群大附属小前」下車
上毛電鉄中央前橋駅から約3分
関越交通バス(富士見温泉行き)
永井バス
(嶺公園行き,荻窪公園行き,小坂子行き)
日本中央バス(富士見温泉行き,総合スポーツセンター行き, 【自家用車】
湯の道・利久行き,群馬総社駅行き)
駐車場は,当日,係員がご案内いたします。
<問い合わせ先>
■期日
■主催
■後援
群馬大学教育学部附属特別支援学校
〒371-0032 群馬県前橋市若宮町2丁目8-1
TEL:027-231-1384
FAX:027-234-4852
URL:http://[email protected]/ E-mail:[email protected]
教務主任 長谷川 基
研究主任 内田 誠
■会場
平成28年11月11日(金)
群馬大学教育学部附属特別支援学校
群馬県教育委員会 群馬県特別支援学校長会
群馬県特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会
前橋市教育委員会
群馬大学教育学部附属特別支援学校
校長 藤本
宗利
人とかかわりながら
学びを深める児童生徒の育成
8:30 8:50
受
付
9:20 9:30
10:20 10:30
全体会
移
移
基調
公開授業Ⅰ
動
動
発表
11:40
授業説明
及び
公開授業Ⅱ
全体会
8:50~9:20
公開授業Ⅰ
9:30~10:20
学部
小学部
中学部
高等部
12:40 12:50
昼食
ポスター
セッション
移
動
14:30 14:40
学部別授業研究会
移
動
16:40 16:45
パネルディスカッション
諸
連
絡
来賓の方々からあいさつをいただきます
これまでの取組を研究基調として発表します
ポスターセッション
12:10~12:40
学部別授業研究会
12:50~14:30
学部
対象授業名
授業名
授業概要
授業者
小学部
かいて つたえよう
-みんなにとどけ ふぞくしんぶん-
田口 翔平
かみであそぼう
つくろう
新聞紙や折り紙,段ボールなどの身近な紙素材を使って遊
び場をつくる。素材を変化させることの面白さに気付き,
ちぎる,丸める,重ねるなど,素材に自分から働きかける
姿を目指す。
中学部
フラワーロードをつくろう
高等部
カフェスマイル若宮店で
喫茶サービスをしよう
足踏みや手拍子などからだを使って音を出したり,バケツ
からだを動かして やブラシといった身近な道具で音を鳴らしたりして合奏を
合奏しよう
行う。音の変化を楽しみ,友だちと呼吸を合わせる良さに
気付いていく。
お金の使い方を
考えよう
買い物や給料日などのイベントがある「生活すごろく」を
行う。自分の収支を振り返り,目的に沿ったお金の使い方
について学ぶ中で,計画的にお金を使うことの大切さや貯
蓄することの意味に気付いていく。
10:30~11:40
授業名
授業名
新井 洋美
本授業をとおして,明日の授業
をより良くする方法を考えます
指導助言者
霜田 浩信(群馬大学教育学部障害児教育講座)
河内 昭浩(群馬大学教育学部国語教育講座)
木村 素子(群馬大学教育学部障害児教育講座)
浦﨑 源次(元群馬大学教育学部障害児教育講座)
中村 保和(群馬大学教育学部障害児教育講座)
任 龍在(群馬大学教育学部障害児教育講座)
小野真美子
上田 征三(東京未来大学こども心理学部)
吉野 浩之(群馬大学教育学部障害児教育講座)
金澤 貴之(群馬大学教育学部障害児教育講座)
小越 薫子
五明 智宏
パネルディスカッション 14:40~16:40
共に学ぶための指導と支援に
ついて語り合いましょう
堀越 喜博
「インクルーシブ教育システム構築の展望
-今,私たちにできること-」
濱野 香織
身に付けた力を発揮することを目指した
交流及び共同学習です
授業概要
授業概要
ポスター発表をとおして,
情報共有・意見交換を行います
ポスター発表をとおして特別支援学校や特別支援学級,本校生徒の就労先等の実践,特別支
援教育に関する特色ある情報を紹介し,話し合う場といたします。時間の許す限り,情報共
有・意見交換をしましょう。
生活場面で生きる力を身に付けることを
目指した授業です
公開授業Ⅱ
学部
学部
12:10
本校では,子どもたち一人一人の学びのつながりを大切にしてきました。
今年度は,自立と社会参加を見据えた交流及び共同学習を切り口に,授業づ
くりに取り組んできました。皆様から,忌憚のないご意見をいただきたいと
思います。
授業者
附属小学校4年生との交流及び共同学習。共通の体験
早川
愛美
附属小学校4年生との国語科における交流及び共同学習。
早川愛美
かいて
つたえよう
かいて
つたえよう や関心事を題材にグループで壁新聞をつくる。写真や
近藤
智
智(附属小学校)
動画を手掛かりに書きたい場面や事柄を見付け,文に 近藤
~みんなにとどけ 共通の体験や関心事を題材に壁新聞をつくる。互いに記事
小学部 -みんなにとどけ
小学部
(附属小学校)
を書く様子やできあがった記事を見合う中で,新たな表現
書き表す。互いの記事を見合う中で,新たな表現に気
ふぞくニュース~
三澤哲彦
ふぞくしんぶん- に気付き,分かりやすく伝える意欲を高める。
付き,書いて伝える力や意欲を高める。
三澤 哲彦
「フラワーロードをつくろう」を合言葉に,近隣の特別
堀込直道
堀込
直道
近隣の公立中学校特別支援学級との作業学習における交流
支援学級の生徒と共に通り沿いの花壇に季節の花を植
橋本和也
フラワーロードを
山川智恵子
及び共同学習。「フラワーロードをつくろう」を合言葉に,
える。両校の生徒が協働して,役割を分担しながら苗
中学部 フラワーロードを
(相手校)
中学部
草処和江
つくろう
を育てたり花壇に植え替えたりする中で,手順に沿っ
つくろう
両校の間にある道路沿いに花壇を作り季節の花を植える中
橋本 和也
みずき中教師
て進めることや責任を持って取り組むことを学ぶ。
草処 和江
で,目標に向けて最後までやり遂げる態度を養う。
校内でカフェを開き,飲み物の提供や接客の仕方につ
学校所在地域の方々との作業学習における交流及び共同学
いて学んでいく。生徒たちは,仲間からの助言や地域
根岸昭博
カフェスマイル 習。校内にカフェを開き喫茶サービスを行う。お客様であ
カフェスマイル
根岸 昭博
の方々からの支援を受けて,自分の課題に気付いて改
高等部
若宮店を開こう
若宮店で喫茶
高等部
南雲亮太
善していく。その都度目標と照らし合わせることで,
る地域の方々からの支援として評価や助言を受ける。生徒
南雲 亮太
サービスをしよう
自身の取り組みを振り替えられるようにする。
は自身の取組を振り返り,課題を捉え改善していく。
(群馬大学と群馬県教育委員会の共同研究「教育改革・群馬プロジェクト」第4部会(特別支援教育の充実)との共同開催)
インクルーシブ教育システム構築に向けて,さまざまな取組を進めていると思います。しかし,同時
に課題や疑問も生じているのではないでしょうか。そのような課題や疑問に対して,インクルーシブ教
育システム構築のこれまでとこれからの国の動向や,それに対する群馬県の動向,また全国の特色ある
取組などを紹介していただきながら,今,私たちにできることを一緒に考えていく機会にしていきたい
と考えています。
パネラー(話題提供順)
明官
茂
先生
国立特別支援教育総合研究所
町田
英之
霜田
先生
群馬県教育委員会
情報・支援部長 上席総括研究員 特別支援教育課補佐・指導係長
【司会】金澤
貴之
浩信
先生
渡部
匡隆
先生
群馬大学教育学部
横浜国立大学
障害児教育講座 教授
教育人間科学部 教授
先生(群馬大学教育学部障害児教育講座
教授)
第37回群馬大学教育学部附属特別支援学校公開研究会 パネルディスカッション
インクルーシブ教育システム構築の展望
-今,私たちにできること-
群馬大学と群馬県教育委員会の共同研究「教育改革・群馬プロジェクト」
第4部会「特別支援教育の充実」との共同開催
共に学ぶための指導と支援について考えましょう
国立特別支援教育総合研究所
情報・支援部長 上席総括研究員
明官 茂 先生
一人一人の教育的ニーズに
応えると共に,質の高い教育とは
何かについて考えましょう。
インクルーシブ教育システム構築に向けたこれまで
とこれからの国の動向についてお伝えし,特に次期
学習指導要領の改訂を踏まえ,教科指導の重要性や
評価の在り方,アクティブ・ラーニングの活用をふ
くめた授業改善等についてお話しします。
群馬県教育委員会
特別支援教育課補佐・指導係長
横浜国立大学
教育人間科学部
教授
渡部 匡隆 先生
すべての子どもたちの幸せを
願って,皆でがんばって
取り組んでいきましょう。
どういった指導や支援を行えば共に学び,共に生き
る社会を作り上げることができるのか,その取組は
はじまったばかりです。パネルディスカッションに
参加された皆様と,群馬大学教育学部附属特別支援
学校をはじめとする実践や,国や県の取組を手がか
りに一緒に考えていきたいと思います。
町田 英之 先生
群馬大学
すべての関係者の方と情報を共有し,
より良い環境づくりに努めたいと思ってい
ます。多くの方の参加を期待しています。
センター的機能を活用した小中学校・高等学校等サポー
ト,居住地校交流を中核とする交流及び共同学習,関係
機関と連携した早期からの切れ目のない教育支援等,イ
ンクルーシブ教育システムの構築に向けた群馬県の取組
の現状と,これからについてお話しします。
【司会】 群馬大学 教育学部 教授
金澤 貴之 先生
日時:平成28年11月11日(金)14:40~16:40
場所:群馬大学教育学部附属特別支援学校
お問い合わせは……
TEL:027-231-1384
FAX:027-234-4852
E-Mail:[email protected]
【担当:長谷川・内田】
★パネルディスカッションへの参加費は
いただきません
教育学部
教授
霜田 浩信 先生
パネラーや参会者とともに
インクルーシブ教育について
考える機会にしたいと思います。
多様な子ども達が同じ場にいることがインクルーシ
ブ教育ではなく,多様な子ども達に対して多様な学
び方が保障され,一人一人の学びが積み重ねられる
ことこそがインクルーシブ教育と考えます。通常学
級で展開されるインクルーシブ教育システム構築の
現状やそれに対する課題について,特色ある取組や
実践例からお話しします。