28年度これまでのレシピ(PDF)

4月の給食献立より
たけのこごはん(4人分)
精白米
2カップ
新たけのこ
140g
・たけのこごはん
鶏肉
・牛乳
油揚げ
1/3枚
にんじん
1/3本
・きんぴら
むき枝豆
(グリーンピースでもよい)
・かきたま汁
酒
少々
しょうゆ
10日以内に食べないと竹になってしまうところから、竹の下に旬という字がつい
て「筍」という漢字になりました。香川県では、三豊市やまんのう町、琴平町がた
けのこの有名な産地です。たけのこごはんは、たけのこを入れた味付けごはんです。
給食では市販の水煮たけのこを使うことが多いのですが、この時期には各調理場で
前日から生のたけのこを洗って、皮つきのまま大きな釜でゆでて、あく抜きをした
ものを使うこともあります。鶏肉や油揚げやにんじんなどを入れて、おいしいたけ
20g
小さじ1
塩
小さじ1/3
砂糖(上白)
小さじ2/3
酒
たけのこは、竹の新芽で、春が旬の食べ物です。とても成長が早く、生えてから
50g
小さじ1
昆布(出し用)
適量
◎たけのこのアク抜きについて
たけのこは皮付きのままよく水洗いし、外側の皮を
むいて、縦に切れ目を入れます。鍋にたけのこ、鷹の
爪、たっぷりの米のとぎ汁を入れて火にかけ、竹串を
さしてスッと火が通るまで(沸騰後、弱火で40~5
0分くらい)煮ます。蓋をして自然に冷めるまで1日
待ちます。取り出して皮をむき、保存してください。
のこごはんに炊きあげましょう。お家で、春の香りを味わってくださいね。
たけのこごはん(作り方)
①
②
③
④
⑤
たけのこは、前日に皮付きのままゆで、そのまま冷やし、アクを取る。
たけのこの皮をむく。
たけのこ、油揚げは短冊切り、にんじんはいちょう切りにする。
鶏肉は小さく切り、酒をふっておく。
昆布でだし汁をとっておく。
⑥ 米を洗い、分量のだし汁と調味料、材料を入れて炊飯す
る。
⑦ むき枝豆をゆでておき、炊きあがったごはんに入れて混
ぜ合わす。
レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会
5月の給食献立より
さつまいものはちみつあえ(4人分)
さつまいも
200g
適量
食油
・みそラーメン
・牛乳
はちみつ
大さじ1
砂糖(上白)
大さじ1
食酢
・さつまいものはちみつあえ
・ミニトマト
今月の「さつまいものはちみつあえ」には、高松市でとれたはちみつが使われて
います。五色台の麓にある下笠居地区では、周辺に咲いているみかんやびわの花
からはちみつを集め、製品を作っています。はちみつは、そのおいしさから人間以外
小さじ1/2
水
小さじ1
「はちみつ」
はちみつは、ミツバチが花のみつを集めたものです。
その成分の約80%が糖分で、胃腸に負担をあまりか
けずに、すぐにエネルギー源になります。
高松市や坂出市などの五色台周辺でみつを集めて、
はちみつ作りが行われています。5月はみかんの花が
咲き、ミツバチが甘酸っぱいみかんのみつを集めます。
他に、レンゲやたくさんお花が混じった百花(ひゃっ
か)というはちみつもあります。
の動物にも好まれていますが、ミツバチの助けを借りなければ食べることはできま
せん。ところが最近では、農薬などが原因で、ミツバチの数が減ってきていること
ミカン
山レンゲ
百花
が問題になっています。私たちは、自然環境が保たれていて初めて豊かな食事を
することができるのです。自然について考えながら感謝して食べたいですね。
さつまいものはちみつあえ(作り方)
① さつまいもは、1~2cm角に切る。
② 油でからりと揚げる。
③ たれをわかす。
(たれの様子を見ながら、水分を調整する。)
④ 揚げたさつまいもに、たれをからめる。
レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会
6月の給食献立より
豚肉とごぼうの煮物(4人分)
豚肉
ごぼう
・麦ごはん
・牛乳
・豚肉とごぼうの煮物
・アーモンドあえ
・昆布の佃煮
1/2枚
にんじん
1/2本
さやいんげん
らかい、大きい、小さいなど食べ物にはさまざまなちがいがあります。その食べ物
8本
油
小さじ1
しょうゆ
大さじ2
砂糖(中双)
小さじ2
清酒
小さじ1
みりん
大さじ1
水
ょうか。食べ物を一口、口の中に入れてみましょう。熱い、冷たい、かたい、やわ
1本
こんにゃく
でんぷん
「よくかんで食べなさい」と言われていますが、よくかむとはどういうことでし
120g
小さじ1/2
適量
歯ごたえのある食品「ごぼう」を使った主菜にもな
る料理です。バリエーションとして、しょうゆのかわ
りに赤みそを使って煮込んでもおいしいですよ。
を上あごと下あごの歯でかむと、食べ物の様子が脳に伝わります。脳はそれを受け
て、
「この食べ物はこのようにかみなさい」とあごを動かす筋肉に指令を出します。
よくかむために、やわらかいものばかりを食べるのではなく、小魚や根菜類・こん
ぶ・豆・種実類などのかたい食べ物を常日ごろから食べる習慣をつけましょう。
豚肉とごぼうの煮物(作り方)
① ごぼうは斜め切り、にんじんはいちょう切り、こんにゃくは短冊切り、さや
いんげんは2cmに切る。
② 鍋に油を熱し、豚肉を入れてよく炒める。
③ ごぼう、にんじん、こんにゃくを炒め、水・調味料を加
えて煮込む。
④ さやいんげんを入れ、水溶きでんぷんでとろみをつけて
仕上げる。
レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会
ふしめん汁(4人分)
7月の給食献立より
・わかめごはん
・牛乳
・鮭の照り焼き
・夏野菜のあえもの
・ふしめん汁
・七夕ゼリー
そうめんを作る
際にできる「ふ
しめん」です。
冬に暖かく、雨や風が少ない小豆島の気候はそうめん作りに
ふしめん
20g
うずら卵
8個
かまぼこ
1/8本
にんじん
1/10本
たまねぎ
1/3個
ねぎ
少々
しょうゆ
小さじ1
食塩
小さじ1/2
だし昆布
5g
削り節(だし用)
大さじ1
水
550ml
適しています。小豆島では、手延べに欠かせない油として島特
産のごま油を使っています。そうめんをのばす際に、棒に巻き
付いてカールした部分が「ふし」です。ふしばかりを集めた物
をふしめんと言います。7 月と言えば七夕ですが、今月の給食
では、天の川に見立てたふしめん汁に、星形のかまぼこを入れ
て七夕のお祝いをしています。ご家庭でも手軽に使える食材で
すので、汁物などに入れてみてはいかがですか。
ふしめん汁(作り方)
① うずら卵はゆでて皮をむく。かまぼこは薄切り、にんじんはせん切り、たまねぎは
3mmはばのスライス、ねぎは小口切りにする。
② 削り節と昆布で、だしをとる。
③ だし汁に、にんじん、たまねぎを入れて沸かし、煮えたらかまぼこ、うずら卵を加
えて調味する。
④ ふしめんを入れ、煮えたらねぎを入れて仕上げる。(※ふしめんを煮すぎないように。)
夏野菜のあえもの(4人分)
グリーンアスパラガス
4本
きゅうり
1本
(缶)ホールコーン
30g
オクラ
4本
しょうゆ
大さじ1
酢
大さじ1/2
砂糖(上白)
大さじ1/2弱
サラダ油
大さじ1/2弱
レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会
9月の給食献立より
里いもといかの煮物(材料:4人分)
お月見の行事食
・わかめごはん
いか
120g
里いも
300g
こんにゃく
1枚
人参
小1本
・牛乳
さやいんげん
4~5本
サラダ油
小さじ1
・里いもといかの煮物
しょうゆ
大さじ2
砂糖(中双)
大さじ1
酒
大さじ1
だし汁
100㏄
・だんご汁
・月見ゼリー
里いも
お月見は、旧暦の8月15日に月をながめて楽しむ行事です。この日の夜を「十
五夜」といい、月を「中秋の名月」
、または十五夜には収穫されたばかりの里いもを
里いもといかの煮物(作り方)
お供えすることから「いも名月」とよびます。今年は9月15日が十五夜で、この
日の給食を、お月見メニューにしています。
お月見は、月が見える所に祭壇を作り、だんごや里いも、
くりなどをお供えし、すすきをかざって、その年の豊作を
お祈りするものです。
9月15日の給食では、お月見の行事食として、
「里いもといかの煮物」 、「だんご汁」 、「月見ゼ
リー」がついています。美しい月が見えるといい
ですね。
① いかは1cmの輪切りにする。里いもは一口大に切り、
サッとゆでて、ぬめりを取る。
② こんにゃくは手で一口大にちぎって、サッとゆでる。
さやいんげんは2cmくらいに切り、ゆでておく。
人参はいちょう切りにする。
③ 鍋に油を熱し、人参、こんにゃくを入れて炒める。
④ 次に、里いも、だし汁、調味料を加え、沸騰したら
いかを入れて煮込む。
⑤ ④が煮えたら、さやいんげんを入れて仕上げる。
レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会