別紙 3類型 鉱工業品又はその生産技術 通巻番号 地域資源名 大川木工製品 認定日 地 域 福岡県大川市 所管省庁 8-28-004 平成28年10月14日 経済産業省 事業名:無垢材を使った反りやねじれが少ない室内建具等の開発並びに販路開 拓 会社名:株式会社ウエキ産業 (法人番号:6290001052642) 連絡先:TEL: 0944-88-3388 FAX: 0944-86-5810 所在地:福岡県大川市大字九網357-1番地 H P: http://www.uekisangyou.jp/ 事業概要(地域産業資源の活用) 地域産業資源「大川木工製品」の横剥ぎ材の接着技術の活用、 及び難点材の活用の工夫(板目材から柾目材を創り出す)により、 無垢材の良さを活かしながら、反りやねじれを軽減した新たなパ ネル材を開発する。また、自社一貫生産(原木丸太仕入から最終 商品製造・販売)により価格競争力のある室内建具、家具等を製 造、販売する。 これにより、「大川木工製品」のブランド化が図ら れ、新たな雇用の創出や、大川木工技術の伝承及び後継者育成 ができ、地域の課題を解決することが期待できる。 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 木造建築物市場は、品質・耐久性・健康面などを背景として、 需要が伸びるとされており、本事業の製品は、無垢材を建具 から家具まで広く応用でき、訴求力も有ることから、開発する 新商品の市場性はあると見込まれる。 ◆需要の開拓の方針 木造建築物を好む層を販売ターゲットとし、リフォーム業者や 他に公共建築物ルート又、ネット販売での新たな需要の開拓 を行う。 ◆商品の特性 【横剥ぎ材】 【パネルドア】 自社一貫生産による強みにより、無垢材を使いながらも反り やねじれを軽減しながら、商品サイズの自由化もはかり、未 利用材を活用することによりコスト面でも、他の競合品、類似 品と比べて競争力がある。 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 国産杉材の安定供給の観点から、地域の材料供給者である 九州大川木材市場他との連携体制を構築する。大川市や大川 商工会議所、大川インテリア振興センター、大川家具協同組合 からの支援を受け、地域を挙げてブランド化に取り組んでいく。 【間仕切りパネル】 3類型 地域資源名 地 域 農林水産物 糸島天然真鯛、糸島かき、いか 福岡県 糸島市 通巻番号 認定日 所管省庁 8-28-005 平成28年10月14日 農林水産省、経済産業省 事業名:糸島で水揚げされたマダイ・イカ・カキオリーブオイル漬け等新商品の 開発と販路開拓 会社名:福吉水産 連絡先 TEL : 092-326-5510 FAX : 092-326-5882 所在地:福岡県糸島市二丈吉井4188 HP : なし 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 家庭における魚介離れにより、塩干加工品を含む水産加工品市 場は縮小傾向にあるが、市場規模としては未だ3千億円以上あり、 健康志向を背景としたオリーブオイルの需要も、若年層や主婦層を 中心に伸びていることから、これら市場ニーズの掘り起こしを行う。 ◆需要の開拓の方針 本開発商品については、既存の塩干商品販売ルートを起点とし、 福岡~首都圏の百貨店をはじめとした新たな販路開拓を行う。 ◆商品の特性 マダイなどの魚介をそのまま加熱調理すると身が崩れ易く、オイル 漬け加工品には向かないとされてきたが、新商品は塩干技術で身を 締めることにより身崩れを防ぐとともに、旨味を凝縮させ、美味しく仕 上がっている。 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 福岡県水産技術センター及び福岡県工業技術センターからは製 品開発協力、糸島市シティセールス課からは本事業製品と合わせ 糸島産農水産物とその加工食材等のブランド化、首都圏等への周 知活動で後押しを受け、さらに糸島市商工会、福岡県商工会連合 会、地元産直品販売所などと連携して販路開拓を行う。 新商品イメージ 【マダイオリーブオイル漬け製造概要】 事業概要(地域産業資源の活用) 【糸島天然マダイ】 糸島で水揚げされた高鮮度の地域産業資源「糸島天然真鯛、糸 島かき、いか」の規格外品を用い、自社の塩干加工技術を活かして、 オリーブオイル漬け加工することにより、新たな洋風加工惣菜商品 として市場提案し、販路開拓に取り組む。 本事業により地元生鮮魚介類を利用し、新たな加工商品分野に 進出を図ることで、地域産業資源である糸島天然真鯛・糸島かき・ いかの全国的な認知度が高まり、地域同業他社、ハーブ農家、糸 島漁協などの加工商品開発、生産拡大への波及効果が期待できる。 3類型 地域資源名 地 域 鉱工業品又はその生産技術 芦屋釜 福岡県芦屋町 通巻番号 認定日 所管省庁 8-28-006 平成28年10月14日 経済産業省 事業名:芦屋釜製作技術を活かした芦屋鋳物の製品開発と販路開拓 会社名: 八木鋳金 連絡先 TEL : 093-223-5881 FAX : 093-223-5882 所在地:福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿852-31-105 H P : なし 事業概要(地域産業資源の活用) 400年以上前に途絶えた幻の名器(国重要文化財に指定され ている茶釜9点のうち8点が「芦屋釜」)を、現代に復興させたもの が地域産業資源「芦屋釜(現代)」。その製作技術の改良、確立に よる生産力の増強、及びその技術を活用した新たな鋳物製品の 開発、並びにそれらの販路開拓に取り組む。 「芦屋鋳物」商品の認知度とブランド力向上により、地域の他の 事業者商品開発や交流人口増加等の波及効果が期待される。 【地域産業資源「芦屋釜」】 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 茶道市場における茶道具類は、裏千家・表千家など20万人以上 といわれる流派会員を背景に、茶道教授者以上の富裕層を中心 とした手堅い需要があり、本事業の製品は、芦屋釜ブランドという 訴求力も有ることから、十分な市場性が見込まれる。 ◆需要の開拓の方針 茶道界における茶道教授者以上の富裕層を販売ターゲットとし、 デパート・ギャラリールートでの新たな需要の開拓を行う。 ◆商品の特性 茶道界・美術品愛好家の市場ニーズに対し、国内外の富裕 層を販売ターゲットとして、その需要に応えうる文様の美しさ、 軽さ、錆びにくさといった特性をもつ本事業の製品は、ブランド 力を有す点においても、他の競合品と比べ競争力がある。 【製造工程 鋳込み】 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 「芦屋釜」の製作を続けるため、唯一の原料供給者である 島根県の日刀保たたらより、和銑(わずく)の安定的供給につ いて協力を、地元大学や九州国立博物館等からは研究開発 の助言を得る。さらに、「芦屋釜」の「ふるさと応援宣言」を予 定している芦屋町や、芦屋町商工会からの販路開拓等の支 援により、地域を挙げてブランド向上に取り組む。 【新開発商品】 (茶道具小物) 3類型 地域資源名 地 域 鉱工業品又はその生産技術 からすみ 長崎県長崎市 通巻番号 認定日 所管省庁 8-28-007 平成28年10月14日 農林水産省、経済産業省 事業名:特許製法による生臭さのない「からすみ」及びその関連商品の開発と販 路開拓 会社名: 印束商店 連絡先:TEL: 095-839-2626 FAX: 095-838-4748 所在地:長崎県長崎市平間町339-3 H P: induka-sakana.com/ 事業概要(地域産業資源の活用) 独自の特許製法により生臭さを軽減し、減塩分・減苦み・増旨 味を実現した新しい「からすみ」を開発し、その需要開拓を行う。 加えて、日常食としての新たな市場開拓を目指し、関連商品 (ペースト・パウダー等)の開発、及び販路開拓に取り組む。 長崎県産の原料にこだわり、「長崎県産からすみ」というテーマで ブランド化を目指す。 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 からすみ市場は、高級珍味として一部の嗜好家を中心にし てきたが、本事業の製品は、旨味が増しているばかりでなく、 低塩分といった健康志向での訴求力も有り、顧客層を広げる ことで市場性はあると見込まれる。 ◆需要の開拓の方針 新たな「からすみ」を高級ギフト市場で、また関連商品では スーパーやネット販売等で新たな需要の開拓を行う。 ◆商品の特性 当店独自の調味液に漬けることにより、生臭さをなくし旨味 を増した商品となっている(特許取得)。からすみ本体だけで なく、ペーストやパウダー等の商品開発を進めることにより、 他の競合品、類似品と比べても競争力がある。 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 「からすみ」の原料の安定供給の観点から、有家漁協等との 連携体制を構築する。また長崎県工業技術センターでは成分検 査等での助言をいただく。長崎県ではモノづくり補助金等の支 援を受け、地域を挙げてブランド化に取り組んでいく。 本事業による からすみ 【製造工程】 漬けこみ 【提供例】 3類型 地域資源名 地 域 農林水産物 みかん 大分県津久見市 通巻番号 認定日 所管省庁 8-28-008 平成28年10月14日 農林水産省、経済産業省 事業名:津久見産みかんの特性を活かしたビタースイーツ等の開発・販路開拓 会社名:広戸菓子舗 連絡先:TEL: 0972-82-3897 FAX: 0972-82-3897 所在地:大分県津久見市高洲町8番9号 H P: http://hiroto-kasiten.com/ 事業概要(地域産業資源の活用) 地域産業資源「みかん」の特徴である、皮等に含まれる苦味を 利用した和洋菓子を製造販売し、甘さにほろ苦さが融合する「ビ タースイーツ」というテーマでブランド化に取り組む。これにより津 久見産みかんの認知度が高まり、地域の他の中小企業者やみか ん農業者の売上増加等の波及効果が期待される。 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 和洋菓子市場の需要は、機能性訴求・食シーンの提案・高 価格帯商品の定着により需要が伸びるとされており、本事業 の製品は、他の味わい(酸味、苦味等)を含めた新たな甘さや、 健康と甘味の両立を求める観点からの訴求力も有ることから、 開発する新商品の市場性はあると見込まれる。 ◆需要の開拓の方針 甘さに敏感な40代女性やその子女等を販売ターゲットとし、 百貨店による催事・贈答・定番販売をベースに、近隣都市大分 市や日式洋食文化が根付く台湾等のアジア東部への出店、知 名度拡大を背景とした通販等により新たな需要の開拓を行う。 【地域産業資源 みかん】 【店舗 内観】 ◆商品の特性 食事代わりに食べたいという市場ニーズや、甘さに敏感な 女性層を販売ターゲットとすることを踏まえ、その需要に応え うるようカロリー抑制にこだわり、またみかんの果汁や果肉、 果皮の使い分けによる多彩な食感と複雑な甘さにおいて、本 事業の製品は、他の競合品、類似品と比べても競争力がある。 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 「みかん」の安定供給の観点から、地域農業者が協力者として 参加するとともに津久見商工会議所、津久見市、大分県産業科 学技術センター等との連携のもと、地域を挙げてブランド化に取 組み、当事業に係る菓子製造やみかん生産による地域雇用の 拡大を目指す。 【商品 ビタースイーツ】 3類型 地域資源名 地 域 農林水産物、鉱工業品 茶、伊万里焼・有田焼 佐賀県嬉野市 通巻番号 認定日 所管省庁 8-28-009 平成28年10月14日 農林水産省、経済産業省 事業名:日本最高品質の嬉野茶を世界へ〜 嬉野茶のブランド価値向上及び海外展開支援事業 会社名:株式会社丸若屋 所在地:東京都港区南青山6−1−32 南青ハイツ601 (法人番号:5010501033278) 連絡先:TEL: 03-6427-9675 H P: http://maru-waka.com/ FAX: 03-6427-9674 事業概要 当社のパリ店舗及びネットワークを活用し、生産者が嬉野茶を原 材料として開発生産する「ヨーロッパ人の嗜好に合う有機日本茶」 のブランディング、PR、販売を行う。また、有田焼の茶器や急須、 日本食をセットで提供し、日本文化としての「茶」を訴求し価値向上 を目指す。「茶」の需要拡大により、嬉野市の茶産業及び周辺産業 の活性化を図る。 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) 【パリでの試飲会の様子】 ◆市場性 近年ヨーロッパにおいて日本食ブームが顕著なことから、茶を提 供する機会が増えると見込まれており、また、当社パリ店舗の試 飲会でも好評だったことから、現地嗜好に合った商品開発、安全 性、日本文化とセットにした販促により十分に需要が見込める。 ◆需要の開拓の方針 試飲会・ワークショップをパリ及び国内において定期的に実施 し、調査結果を生産者にフィードバックし商品開発に活かすとと もに、国内外のメディアの活用、当社ネットワーク内の影響力を 持つ人にSNSで発信し、エンドユーザーの開拓及びブランディ ング確立を目指す。 ◆商品の特性 嬉野茶は5年連続で農林水産大臣賞を受賞しておりその品 質は評価が高い。中でも、連携する茶師は、フランス人の嗜 好(香り、色、甘み、渋みのバランス)に合わせた茶を土作り から生産できるという強みがある。また、有機茶の栽培も可能 なため安全性も確保できる。 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 茶の商品開発については、嬉野市うれしの茶振興課、嬉野市 の茶農家と連携を密に取り、茶の周辺道具については、当社が 「Seeds of ARITA」事業にて関与してきた有田焼の窯元と茶器 を製作・販売する。 【茶器とセットで提供】 【Seeds of ARITA事業 出展の花器】
© Copyright 2024 ExpyDoc