神の助けにより月 10 12 日（水） 54 聖書・ローマ書４：16 − 21 あなたは全能であり、御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。（ヨブ記 42：２）モーセがヘブライ人の長老たちに、神がなし遂げると約束された言葉をすべて告げると、「民は信じた。また、主が親しくイスラエルの人々を顧み、彼らの苦しみをご覧になったということを聞き、ひれ伏して礼拝した」（出エジプト 4：31）とあります。神がイスラエルの民を救い出してくださると分かり、民はどれほど興奮したことでしょう。おそらく、民は早く、容易にエジプトから脱出できると思ったのでしょう。しかし、更なる苦しみが待っていました。ファラオは、モーセに言われたからというだけでは、民を去らせようとはしませんでした。事実、王はいっそう厳しい要求を出してきました。それで民は、へりくだって神を礼拝する代わりに、不平を言いました。私もイスラエルの民のようになる時があります。神の導きに信頼し、喜んで礼拝します。それから困難な道に出会うと、神に目を向ける代わりに不平を言うのです。障害物を神に信頼する機会として見ないで、落胆してしまいます。聖書には、神の約束が実現する前に事態が悪化するケースが多く記されています。ヨセフは指導者になる前に投獄されました。アブラハムは国々の父になる前、一人息子をささげるように言われました。パウロは異邦人への使徒になる前、目が見えなくなりました。しかし、神はこれらの人々の人生に働き続け、また私たちの人生でもそうしておられます。神がいつもそばにいてくださると知り、私たちは苦しい時でも喜んで礼拝できます。祈祷：愛する主よ、あなたの真実に感謝します。私たちが苦闘している時にも、あなたが私たちの人生に働きかけておられるのに気づくよう助けてください。イエス様の御名によって祈ります。神の助けにより、私は妨げとなるものを克服できます。ジョージア・ブラトン（米国、テネシー州）祈祷の焦点：暴力から逃げる人々のために。