大田区立馬込第二小学校 平成28年度 学習効果測定(4・5・6年)結果の分析と 授業改善のポイント *の項目 : 効果測定の結果の分析 ○の項目 : 授業改善のポイント 4 年 国 語 * ほとんどの領域・観点において目標値を上回っていますが、「言語事項」「知識・理解・技能」 の観点は、目標値をやや下回っており、弱い面があります。 ○ 国語の授業を中心に辞書を日常的に使う機会を増やし、語彙を増やすようにします。 ○ 言語事項の指導中心の単元だけでなく、読み取りや作文の指導においても、漢字や言葉について 指導する時間を設け、豊かな言語感覚を育めるように取り組みます。 ○ 「書くっていいね」を活用し、文章の構成を考え、決まった文字数で書くことに取り組みます。 ○ 物語文では人物の気持ちや行動、場面の様子を読み取ったこと、説明文では筆者の主張をまとめた ことを自分の言葉でまとめる機会をとり、書く力を高められるように取り組みます。 社 会 * 全体的に目標値は上回っていますが、区平均をやや下回っており、弱い面があります。 ○ ワークシートやノート、授業形態を工夫して、理解するべき内容を確実に押さえたり、調べたことを 発表したりして、知識・理解の確実な定着を図ります。また、児童相互の学び合いを深めます。 ○ 資料から読み取った事実や考察をノートに書いたり、発表したりする時間を確保するようにします。 算 数 * 全体的に目標値は上回っていますが、区平均をやや下回っており、弱い面があります。 ○ 習熟度別指導や課題別指導等、児童の実態に応じた指導の一層の充実を目指します。 ○ 図を描く、長さや角度を測るなど体験的な学習の機会を増やし、実感を伴った理解を深めます。 理 科 * 「生命・地球」「観察・実験の技能」「自然事象についての知識・理解」の観点は、目標値を やや下回っており、弱い面があります。 ○ 興味関心をもって理科の授業に主体的に参加できるよう、体験活動を重視した学習指導計画を立て、 実感を伴った理解ができる授業の充実を目指します。 ○ 観察や実験を重視し、結果の予想や方法の計画・結果の考察等の学習過程を段階を追って考えが 深められるワークシートやノートの工夫をしていきます。 5 年 国 語 * どの領域・観点においても目標値を上回っていますが、「言語事項」「知識・理解・技能」の 観点は、区平均をやや下回っており、弱い面があります。 ○ 読書する時間をできるだけ確保し、読書量を増やすようにします。 ○ 説明文の内容をまとめたり、物語のテーマをとらえたりする学習を通し、さらに読解力をつ けていきます。 ○ 授業を中心として、漢字や言葉について指導する機会を増やし、また定期的にテストを 行うようにします。 社 会 * どの領域・観点においても、目標値、区平均、全国平均を上回っており、とても良好です。 ○ 自分なりの見方をもち、社会に関心をもつことができるよう授業の導入を工夫し、意欲をも って学習できるよう指導します。 ○ 学習内容をノートや新聞等にまとめることを通して、学習内容が身に付くようにします。 算 数 * どの領域・観点においても、目標値、区平均、全国平均を上回っており、とても良好です。 ○ 一層の充実と向上を目指し、少人数指導を活用して基礎基本の充実を図ります。 ○ 十分な時間を確保して様々な解法を考えさせ、思考力を伸ばしていきます。 理 科 * どの領域・観点においても目標値を上回っていますが、「観察・実験の技能」の観点は、 区平均をやや下回っており、弱い面があります。 ○ 一層の興味関心をもって理科の授業に主体的・意欲的に参加するよう、体験活動を重視した 学習指導計画を考え、充実を目指します。 ○ 実験器具の正しい使い方や、よりよい記録の仕方を指導し、考察が深められるようにしていき ます。 6 年 国 語 * どの領域・観点においても、目標値を上回っており、良好です。 ○ 言語事項については、国語に限らず、他教科とも関連させながら指導するようにしていきます。 特に漢字の習熟、言葉の決まりについては時間を取ってくりかえし何度も習熟させるようにし ます。 ○ 物語文の読解や、説明文の要約などを通して登場人物の気持ちを読み取ったり、文章の中心と なる言葉を見つけたりする活動を取り入れて、読解力をつけるようにします。 社 会 * 「工業生産」「社会事象についての知識・理解」の観点は、目標値をやや下回っており、 弱い面があります。 ○ 資料の単純な読み取りだけでなく、そのことからどのようなことが考えられるかを発表したり、 書いたりする活動を取り入れた指導をしていきます。 ○ 授業の最初に振り返りの時間を設け、学習した内容の確実な定着を図っていきます。 ○ 問題解決的な学習を重視して、児童の関心を高め、社会に対する理解を深めるようにします。 算 数 * どの領域・観点においても、目標値を上回っており、良好です。 ○ 一層の充実と向上を目指し、単位の意味や変換等、基礎基本の充実を図る問題練習に取り組 む時間を確保していきます。 理 科 * 全体的に目標値をやや下回っており、弱さがあります。 ○ 興味関心をもって理科の授業に主体的・意欲的に参加するよう、体験活動を重視した問題解決 的な学習指導計画を立て、実感を伴った理解ができる授業の充実を目指します。 ○ 観察や実験を重視し、結果の予想や方法の計画・結果の考察等の学習過程を段階を追って考えが 深められる指導の工夫をしていきます。 ☆全教科を通して、ワークシートや学習形態を工夫して、児童相互の学び合いを深めます。
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