仕様書-(微小粒子状物質(PM2.5) フィルター秤量用精密天秤) 1. 目的

仕様書-(微小粒子状物質(PM2.5)
フィルター秤量用精密天秤)
1. 目的
本仕様書は、環境大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の成分分析を実施するためのフ
ィルター秤量用精密天秤の購入に関し、必要な仕様を定めるものである。
2. 品名及び数量
PM2.5 フィルター秤量用精密天秤
一式
本仕様書の各条件を満足するものとして以下の 2 機種を参考品として示す。
XPR2UV
(メトラー・トレド 株式会社製)
MSU2.7S-000-DF (ザルトリウス・メカトロニクス・ジャパン株式会社製)
3. 内訳
(1)装置本体(仕様を満たす付属品を含む)
一式
(2)運搬・設置作業、性能点検等(正常に使用できる状態で引き渡すこと)
設置場所:沖縄県衛生環境研究所 新庁舎 B棟1階(うるま市兼箇段)
4. 仕様
微小粒子状物質(PM2.5)フィルター秤量用精密天秤は、ここに記載した仕様をすべて満た
すものとする。なお、今回整備する PM2.5 フィルター秤量用精密天秤は、ヤマト科学株式
会社製「フレキシブルクローズドチャンバー(FCCZ 型、内寸約 W1000mm×D550mm)
」
内に設置する。
(1)装置本体
品名・規格
秤量(読取)限度等
微小粒子状物質(PM2.5)フィルター秤量用精密天秤
JCSS 校正証明書を添付すること。
秤量:約 2g
読取限度:0.1µg
フィルター(φ50 ㎜程度) 秤量専用の形状とし、本機を
秤
量 室
設置するチャンバー内の空気の対流による影響を受けな
い構造を有していること。
繰り返し性(s)≦±㎍
0.25 程度
安定所要時間(代表値)秒
10 秒以内
作動中許容周囲温度℃
+5~40℃
校正用分銅
精密天秤のメーカーが当該天秤の校正に適当と推奨する
2 種類。校正証明書付き。
本機を設置するチャンバーの作業スペース内に設置可能
寸
法
で、かつ十分な秤量作業が確保できる寸法とする。
なお、同チャンバー作業スペース内には、別途秤量記録
用純正プリンターも設置する。
静電気除去機能
データ出力
表示部
イオナイザー等、メーカー純正の静電気除去機能を有し
ていること。
データ出力機能があり、プリンター印刷ができること。
純正のプリンターを付属すること。
本体と表示部が別であり、表示部はタッチ式で操作可能
なこと。
(2)提出書類
1)取扱説明書 2 部
2)装置納入完了報告書 1 部
(各測定装置の検査成績書、納入前後の確認写真を含む。
)
3)機器の保守点検に必要な資料 1 部
(県の担当者が独自に保守点検を実施することが出来るような技術資料であり、点検
の頻度、点検内容、点検操作が写真等を用いて具体的に記載されたもの。
)
4)部品等に関する資料
(消耗品類、交換部品等の部品名、製品番号、交換必要数、交換必要頻度(耐用年数)、
価格等を明記すること。
5)その他資料(必要の都度) 必要部数
※なお、提出書類については日本語表記とする。また、2)の装置納入完了報告書を
除き、全て電子ファイル版(プリントアウト可能)を付属すること。
(3)その他
1)別途電源工事やコンセントの形状変更が必要な場合は設置者が無償で行うこと。
2)官公庁に納入実績のある機種であること。ただし、新製品にあっては、導入開始
から入札日までが 3 ヶ月未満の場合、前モデル機種に実績があればよい。
5. 製品保証について
(1)故障による修理が必要な場合、迅速に対応できる体制が沖縄で確立されていること。
(2)アフターサービス、その他商品供給等に電話対応などの体制が確立されていること。
(3)製品保証期間は検収後 1 年間とし、その期間に通常の使用で不具合が生じた場合は
無償で修理を行うこと。
(4)納入された機器の消耗品・交換部品等については、機器納入後 8 年間は、入手可能
な状況を維持すること。
6. トレーニングについて
機器設置時に操作方法及び保守点検方法に関するトレーニングを当所の測定担当者に
対し十分に行うこと。なお、これに要する費用は受注者の負担とする。
7. その他
本仕様書に記載なき事項については下記連絡先と協議して定めること。
8. 機器納入期限
平成 29 年 1 月~3 月に納入できる体制であること。日時についてはあらかじめ担当者
と調整すること。
機器納入期限:平成 29 年 3 月 24 日(金)
9. 納入場所
沖縄県衛生環境研究所 新庁舎 B 棟1階(沖縄県うるま市兼箇段)
10. 連絡先
沖縄県衛生環境研究所環境科学班 大気環境グループ 電話 098-945-0627