(卸売市場法、卸売市場法施行規則、福岡県卸売市場条例) [PDF

卸売市場法
(卸 売 の 相 手 方 の 制 限 )
第三十七条
卸売業者は、中央卸売市場における卸売の業務については、仲
卸 業 者 及 び 売 買 参 加 者 (そ の 卸 売 業 者 の 当 該 卸 売 の 業 務 に 係 る 市 場 及 び 取
扱品目の部類と同一の市場及び取扱品目の部類について第三十三条第一項
の許可を受けた仲卸業者並びに当該同一の市場及び取扱品目の部類につい
て前条第一項に規定する承認を受けた売買参加者に限る。以下この条にお
い て 同 じ 。)以 外 の 者 に 対 し て 卸 売 を し て は な ら な い 。た だ し 、当 該 市 場 に
おける入荷量が著しく多く残品を生ずるおそれがある場合その他の農林水
産省令で定める特別の事情がある場合であつて、業務規程で定めるところ
により、開設者が仲卸業者及び売買参加者の買受けを不当に制限すること
とならないと認めたときは、この限りでない。
(都 道 府 県 の 条 例 で 規 定 す る 事 項 )
第六十八条
この章に規定するもののほか、地方卸売市場の開設及び地方卸
売市場における業務に関し必要な事項は、都道府県の条例で定める。
卸売市場法施行規則
(卸 売 の 相 手 方 の 制 限 を 受 け な い で 卸 売 を す る こ と が で き る 特 別 の 事 情 が あ
る場合)
第二十四条 法第三十七条ただし書の農林水産省令で定める特別の事情があ
る場合は、次の各号に掲げる場合とする。
一~六
(略)
七 卸売業者が、食品製造業者等との間においてあらかじめ締結した国内
産の農林水産物の輸出に関する契約に基づき、当該食品製造業者等に対
して卸売をする場合であつて、当該契約に基づく卸売が次に掲げる要件
を満たしているとき。
イ 当該契約において卸売の対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上
限 、卸 売 の 実 施 期 間( 一 年 未 満 の も の に 限 る 。)及 び 入 荷 量 が 著 し く 減
少した場合の措置が定められていること。
ロ 卸売業者が、当該契約の契約書の写し及び当該市場の開設者の定め
る事項を記載した申請書を当該開設者に提出して、当該契約に基づく
卸売が当該市場における取引の秩序を乱すおそれがない旨の当該開設
者の承認を受けていること。
2 前 項 第 五 号 ロ 、第 六 号 ロ 又 は 第 七 号 ロ の 承 認 を 受 け た 卸 売 業 者 は 、毎 月 、
その承認に係る品目の卸売の数量を翌月二十日までに開設者に届け出なけ
ればならない。
福岡県卸売市場条例
(卸 売 の 相 手 方 の 制 限 )
第十七条
卸売業者は、地方卸売市場における卸売の業務については、買受
人以外の者に対して卸売をしてはならない。ただし、当該市場における入
荷量が著しく多く残品を生ずるおそれがある場合その他の規則で定める特
別の事情がある場合であつて、業務規程で定めるところにより、開設者が
買受人の買受けを不当に制限することとならないと認めたときは、この限
りでない。