アグロエコロジー研究会のご案内 ラオスを中心とした東南アジア大陸部でフィールド研究を続けておられる日本大学の園江 満先 生に、以下のとおり人々の暮らしと農業についてお話いただきます。ふるってご参加ください (申込み不要、無料) 。 日時:2016 年 10 月 14 日(金) 16:20~17:50 場所:東京農業大学 世田谷キャンパス 1 号館 5 階 522 教室 ラオスの民族と農耕文化―タイ文化圏の視点から 日本大学 生物資源科学部 国際地域開発学科 助教 園江 満 中国西南部から東南アジア大陸山地部にかけての山間盆地には、かつて盆地連合国 家郡が存在しており、この地域の社会は今日もなお国民国家の国境を超えてタイ系言 語をリンガフランカとしながらも多言語・多民族構造をもった複合文化交流圏として 「タイ文化圏 Tay Cultural Area」と呼ばれる緩やかなつながりを維持している。その 一部をなしているラオスは、東南アジア唯一の内陸国であり、日本の本州よりやや広 い国土に言語や生業の異なる 49 の民族が住んでいる。 このセミナーでは、「照葉樹林文化」で知られるこの地域について、ラオス北部と その周辺おける稲作を中心とした伝統的生産技術と生態資源の利用を画像で紹介し、 地域を繋ぐ諸民族の文化的交流の軌跡を農耕文化の面から解説したい。 問合せ先:東京農業大学 国際バイオビジネス学科 宮浦理恵(mia@nodai.ac.jp) 科学研究費助成「地域資源活用型小規模持続的農業システムのためのアグロエコロジー研究 (代表者 宮浦)」
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