南小国町次世代情報通信基盤整備事業

南小国町次世代情報通信基盤整備事業
公募型総合評価プロポーザル方式
(1)実施要領
南小国町
平成28年9月
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事業概要
(1)事業の名称
南小国町次世代情報通信基盤整備事業(以下、本事業という。)
(2)事業の目的
本町では、平成 13 年度にケーブル施設を整備し、地上デジタルテレビ放送の難視聴地域解消、自主
放送の提供、インターネット接続サービスの提供、緊急・行政連絡を行う告知放送の提供を行ってき
た。しかし、整備後およそ 15 年が経過した当該施設は、老朽化による故障の多発や住民ニーズ(特に、
インターネット接続サービスの高速化)に十分な対応ができないなどの問題を抱えており、設備の更
新が喫緊の課題となっている。都市部との情報格差の是正、防災・行政情報を伝達する仕組みの確立、
住民の利便性向上などを図り、定住促進及び地域産業の振興に資することを目的として、本事業を実
施する。
(3)事業の実施場所
南小国町内全域および関係する場所
(4)本事業の方針
既設のケーブルテレビ設備及びインターネット接続設備を更新し、光ファイバによる情報通信基盤
を整備、保守するとともに、それを利用した各種サービスの整備、運営を行う事業者を公募する。な
お、本事業では「民設民営方式」
「公設民営方式」を問わず、柔軟な発想から優秀な提案を求めるもの
とする。
(5)事業者選定の方針
事業者の選定は、価格による競争のみによらず、民間の技術力、運用力、実績等のさまざまな視点か
ら選定を行う「総合評価プロポーザル方式」で実施する。
(6)事業費用の限度額
800,000 千円(税込)以内(民設設備の補助希望額と公設設備の見積額の合計)
※整備は平成 29 年度から3カ年(平成 32 年 2 月迄)を予定しているが、整備期間及びサービス提
供開始時期については事業者と協議の上、定めるものものとする。
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参加資格
本総合評価プロポーザルに参加しようとする者(以下、提案者という。
)は、次に掲げる条件を満た
すこと。
(1) 単独企業又は業務を協働連帯し受託するため2以上の者を構成員として結成された共同企業
体であること。なお、共同企業体による提案の場合、コンソーシアム協定書【任意様式】を締
結し、各構成員の業務体制【任意様式】を提出すること。
(2) 提案者(共同企業体の場合は、すべての構成員)は以下の要件を満たすこと。
地方自治法整備令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者である
こと。
手形交換所による取引停止処分、主要取引先からの取引停止等の事実があり、経営状況
が著しく不健全であると認められる者でないこと。
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条に基づく更生手続き開始の申立て、また
は民事再生法(平成 11 年法律第 255 号)第 21 条の規定に基づく再生手続き開始の申立
ての事実がある等、経営状態が著しく不健全であると認められる者でないこと。
民事執行法(昭和 54 年法律第 4 号)に基づく仮差押等金銭債権に対する強制執行、もし
くは国税、地方税その他の公課について滞納処分による強制執行の措置を受けたもので
ないこと。または第三者の債権保全の請求が常態となったと認められる者でないこと。
公告の日現在において、本町及び熊本県の指名停止措置を受けていないこと。
公告の日現在において、熊本県内もしくは隣接する県内に本店または支店、営業所を有
する者であること。
(3) 共同企業体による提案の場合、構成員は以下を厳守すること。
参加する企業は単独企業、もしくは1つの共同企業体の構成員での参加とする。
構成員は、本事業の遂行に関し、連帯して責任を負うものとする。
構成員は、本町およびすべての構成員の承認がなければ、本事業が完遂する日までは脱
退することができない。
構成員のうちいずれかが事業途中において脱退または破産もしくは解散した場合におい
ては、残存構成員が共同連帯して当該構成員の分担業務を完成させるものとする。
共同企業体解散後、本事業において瑕疵があったときは、各構成員は、共同連帯してその
責に任ずるものとする。
(4) 提案者(共同企業体の場合は、構成員のいずれか)は以下の要件を満たすこと。
提案者が放送サービスを行う場合、放送法(昭和 25 年 5 月 2 日法律第 132 号/最終改正:
平成 27 年 5 月 22 日法律第 26 号)に定める登録一般放送事業者であること。
提案者がインターネット接続サービスを行う場合、電気通信事業法(昭和 59 年 2 月 25 日
法律第 86 号/最終改正:平成 27 年 5 月 22 日法律第 26 号)に定める電気通信事業者であ
ること。
その他、事業実施にあたり適用をうける関係法令を遵守すること。
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総合評価プロポーザル方式に係る事項
(1) 基本条件
① 本提案にかかる経費は提案者の負担とする。
② 辞退する場合は、辞退届【様式第3号】を提出すること。
③ 事前説明会は開催しない。
④ 書類提出後の追加・修正・差替は認めない。
⑤ 審査は、提出書類ならびにプレゼンテーション(提案説明会)により行う。
⑥ 資格審査及び提案審査の結果は、個別に通知する。
⑦ 提出書類は返還しない。
⑧ 提出書類は審査以外の目的で提案者に無断で使用しないものとする。
⑨ 参加者が1社の場合でも審査を行い、必要な条件を満たしている場合に優先交渉事業者とし
て選定するものとする。
⑩ 提案審査結果の異議等については一切受付けない。
(2)失格事項
① 書類の提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。
② 書類等の提出期限後に内容の修正を行ったもの。
③ 見積価格が本事業の限度額を超過したもの。
④ 要求水準の内容を満たさなかったもの。
⑤ プレゼンテーションを欠席したもの。
⑥ 虚偽の申請を行い、提案資格を得たもの。
⑦ 契約交渉を行ったが、町の要求条件と提案者の条件が適合しなかったもの。
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スケジュール
本事業にかかる事業者決定までのスケジュール等は以下のとおりとする。
項目
No
提出期限等
様式等
提出方法
1
募集開始
平成 28 年 9 月 23 日(金)
2
質問書提出期限
平成 28 年 9 月 30 日(金) 15:00 まで
3
回答
平成 28 年 10 月 7 日(金) までに回答
4
参加申込書提出期限
平成 28 年 10 月 14 日(金) 15:00 まで
5
資格審査結果通知
平成 28 年 10 月 18 日(火) 発送予定
6
提案書一式提出
平成 28 年 11 月 11 日(金) 15:00 まで
様式第 4~13 号
郵送・持参
7
辞退届提出期限
平成 28 年 11 月 11 日(金) 15:00 まで
様式第 3 号
郵送・持参
8
プレゼンテーション
平成 28 年 11 月 24 日(木)
別途通知
9
提案審査結果通知
平成 28 年 11 月 30 日(水) 発送予定
郵送
10
契約交渉
平成 28 年 12 月 1 日(木)~20 日(火)
11
事業者決定
平成 28 年 12 月 26 日(月)
HP
様式第 1 号
E-mail
E-mail
様式第 2 号
郵送・持参
郵送
郵送
4
提出に際しての留意事項
書類の提出に際しては以下に留意すること。
提出期限を厳守すること。
質問は E-mail でのみ受け付ける。
質問に対する回答は原則としてすべての参加申込者に質問内容を含めて回答する。
書類郵送の場合は配達が証明できる方法とすること。
プレゼンテーションの日時および具体的内容は提案者に別途通知する。
5
審査項目
提出書類及びプレゼンテーションに基づき、下記の基準等により審査し総合的に評価を行うものと
する。
提案者の信頼度
提案者の実績
本町への貢献
伝送路設備について都市部と比較して遜色のないものであるか
ブロードバンド接続サービスについて企業及び住民に対していかに良質なものを低価格で提
供できるか
地上デジタル放送再送信サービスについて現状と同等かそれ以上のサービスであるか
自主放送設備について必要かつ十分なものとなっているか。また、町や住民に有益な提案と
なっているか。
告知放送設備について必要かつ十分なものとなっているか。また、町や住民に有益な提案と
なっているか。
安定した保守管理の体制、方法がとられているか。
将来の情報通信技術の進展に柔軟に対応することができるか。
本町および住民の負担額をいかに低く抑えられるか
その他仕様書内の項目等
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本事業の担当窓口および提出先
南小国町役場 まちづくり課
広報情報係
担当:本田、後藤
住所:〒869-2492 熊本県阿蘇郡南小国町大字赤馬場 143
電話:0967-42-1111
FAX:0967-42-1122
E-mail:[email protected]