6 C1609『破れを繕う者』 [今月の聖書] 主は常にあなたを導き、良き物をもってあなたの願いを満ち足らせ、あなたの骨を強くされる。あなたは潤った園 のように、水の絶えない泉のようになる。あなたの子らは久しく荒れすたれたる所を興し、あなたは代々やぶれた 基を立て、人はあなたを『破れを繕う者』と呼び、『市街を繕って住むべき所となす者』と/呼ぶようになる。 c(イザヤ書 58:11,12) 彼らは、エジプトで大いなる事をなし、ハムの地でくすしきみわざをなし、紅海のほとりで恐るべき事をなされた /救主なる神を忘れた。それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。しかし主のお選びになったモーセは/破れ口 で主のみ前に立ち、み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。 (詩篇 106:21-23) そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるので す」。人々はイエスの着物をくじ引きで分け合った。(ルカ 23:34) キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉に よって、数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの 新しい人に造りかえて平和をきたらせ、 十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を 十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。 (エペソ 2:14-16) 平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。 (マタイ 5:9) 十字架の言は、滅び行く者には愚かであるが、救にあずかるわたしたちには、神の力である。神の愚かさは人より も賢く、神の弱さは人よりも強いからである。(Ⅰコリント 1:18,25) お元気でお過ごしでしょうか。イザヤ書の学びの中で尊いフレーズがたくさんありますが、『破れを繕う者』は 私たちの生き方に指針となる言葉です。城壁の綻びを繕う者は、エルサレムを再建した人々のことですが、いつの 時代にも修復し、再建する隠れた献身的な人々がいます。キリスト者とは破れを繕う者なのだと教えられています。 それはまさに十字架の道です。イエス様のお姿こそ破れを繕う者です。「キリストは私たちの平和であって二つの ものを一つにし」(エペソ 2:14)て下さったのです。主の跡を歩んで行きたいと思います。リオデジャネイロオリン ピックの映像を見る度にコルコバードのキリスト像の輝きに励まされましたね。1931 年、ブラジル独立 100 周年に 奇跡的に 10 年かけて建設されたものです。経済、人種、宗教、政治の混乱する 2016 年に立つキリスト像が和解の メッセージを語ることを誰が想像し得たでしょうか。祝福をお祈り致します。 (お知らせ) *地区集会のご案内 9月13日(火)13:00 CFI 横浜集会(福音喫茶メリー ℡ 045-231-6773) 9月20日(火)13:00 CFI 千葉集会(京葉銀行文化プラザ7F ℡ 043-202-0800) 9月21日(水)11:00 CFI 賛美の集い(田園調布チャペル)、14:00 ジョイコーラス *9月10日(土)11日(日)日本キリスト教団土佐教会音楽祭、伝道礼拝「十字架…逆説的力」小田彰師 (お問い合わせ:08-8872-7127) *9月15日(木)11:00 バイブルアカデミー(自由が丘本部事務所、要登録、受講料1回 3,000 円) *10月2日(日)14:00 田園調布チャペルコンサート「希望」ゲストピアニスト半谷芳子、ジョイコーラ ス、MCS メサイアコーラルソサイエティ有志(入場無料・献金あり) *9月21日~25日 10:00~17:00 横浜聖句書道展 (日本キリスト教団清水が丘教会〒232-0006 横浜市南 区南太田 1-37-10) ◇◆◇ CFI会員投稿原稿 第 51 回 ◇◆◇ 「バイブル アカデミー 一年を振り返って」 山﨑 義人(神奈川県) 父が亡くなり、自分の人生の残りの時間を考えたときに、 「社会のために、こんなことをしている場合 じゃない、イエス様のために福音伝道しないと」との思いに駆られ、2014年9月に会社を退職して、 「さあ福音伝道だ」と張り切って始めようと準備を始めていました。するとイエス様の「肉でやるな」 との御声を聴きました。そして更に「留まりなさい」という御声があり、留まっていました。そうしてい ると、12 月に入って、「横浜福音喫茶メリーで行われている CFI の集会に行きなさい」との御声に従い、 生き始めたら、小田彰牧師がバイブル・アカデミーを始めるとのことで、夫 婦揃ってバイブル・アカデミーに導かれ、楽しい学びとなり、早一年が経ち ました。 特に昼食での交わりは最高に楽しく、時間を忘れてしまうほどでした。学 び中心ではありましたが、それにも増して濃厚な聖徒の交わりではなかった のではないかと思います。「神様を愛し隣人を愛しなさい」というキリスト 教は宗教というよりも、イエス様との交わりであり、聖徒の交わりであると 思うと、そのとおりとなりました。また「キリスト教は学びではありません。 そのことを忘れないで、学びなさい。」との御声のとおりの学びの場として 下さったイエス様と小田彰牧師に感謝します。主に栄光! 「バイブル アカデミー の交わり - 心に残る聖餐式」 飯泉 道子(東京都) 私は、父の通院付き添い等と重なってしまい、いつも終わりの1~2時間位しかいられず残念な気持 ちでいっぱいです。絶えず暖かな雰囲気に包まれていましたが、中でも3月の受難前日の聖餐式は、心 に残る宝石のような時でした。祈りながら、小さなパンを6人で裂き、小さなカップのワインも6人で まわして頂きました。ハレルーヤ ハレルーヤとアカペラで賛美し始めると、美しい静かな合唱まで立ち のぼり、暖かな神様の家族の食卓のようで、胸がいっぱいになりました。こんなに喜びにあふれた聖餐 式は初めてでした。そこにイエス様が共にいらして、皆がイエス様の御体を思って心を熱くして、原始 教会の神の家族のような雰囲気でした。 「真理の御霊が来る時には、あなた方をあらゆる真理に導いてくれるであろう。 」(ヨハネ 16 :13) ◇投稿募集のご案内◇ 皆様の原稿をお待ちしています。 毎月のCFIニュースレターの裏面に順次掲載させていただきたいと思います。 ・すくいの体験のあかし ・個人的願いや祈り ・信仰生活のあかし ・主にある交わりのレポート ・最近気づいたことや発見したみことば ・CFIメッセージの感想や教えられたこと 何でも結構です。800字程度で、手紙、ファックスかメールで送ってくだされば幸いです。
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