A4 - 子羊の群れキリスト教会

2015年5月17日
今の時をあがなえ
美津子
今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。
(エペソ 5:16)
「今の時を生かして用いなさい」は、「今の時をあがなえ」がギリシャ語の直訳なのだそうです。
しかし、時をあがなうということがどういうことか分からないので、「今の時を生かして用いなさ
い」となったそうです。
一人のセミナー生が言いました。「『今の時を生かして用いなさい』なら、まだ私たちの力で
できる。私ならがんばってしまう。しかし、『今の時をあがなえ』と言われたら、手も足も出ませ
ん」 (今、私は21期生のセミナーの中にいます。「新・聖書の学び」を読んでの感想でした)
ほんと、そうだよなと私は思いました。「あがなう」とは、もともと買い取ること。主は御自分の命
という宇宙最高値で、奴隷である人間を買い取って下さいました。人間だけではない、人間の
営みに関わるすべてのもの─時代、時、歴史もあがなって下さいました。
あがなうのは、ただ買い戻すだけでなく、生かすということですから、「今の時をあがなえ」と
いうのは、主があがなって下さった「時」に、主の願いを成せ、十字架を現わせということだと思
います。
今の時をあがなうのは、主です。そしてすでにあがなわれていることを現わすのが私たち。
さんびを託され、宇宙礼拝に導かれた私たちだと思います。礼拝こそ、「時をあがなう」力を持
つものです。
そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように
歩き、今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。だから、愚かな者にならない
で、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。
(エペソ 5:15-17)
今の時をあがなう、今の時を取り戻すとは、今に連なる過去も未来も、本来の「時」に帰され
る。神の時とされるということであり、この神の時とは、永遠のいのちであり、礼拝だと思います。
今の時をあがなうとは、時を、礼拝の時とする、ということだと思えるのです。
神から離れた悪い時代を神の時代とする。礼拝の時とする。
だから、かしこい者となれ。かしこい者とは、主の願いが何であるかを知る者。知って行う者。
主の願いは礼拝にありますから、礼拝する者となることです。
御霊に満たされて、詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌
をうたいなさい。
(エペソ 5:18-19)
さんびすることは主を語ることです。さんびによっては、主のことしか語れない、主のことだけ
が現わされます。その主に向かって、心からさんびの歌をうたう。まさに礼拝ですね。
そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に
感謝し、キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。
(エペソ 5:20-21)
「互いに仕え合うべき」と言われると、人に何かしてあげなくてはと思いがちですが、主を恐
れ仕え合うとは、主が一番願われることを共にするということでしょう。神の願いに応えるために、
人に仕えるとは、最も深い意味で、神に仕えることなのです。神に本当に仕えるなら、人に仕え
ることになります。そこに神が一番に願われることが成る。礼拝が成る。さんびし、響き合い、よ
ろこび合う。これが互いに仕え合うことだと思います。ここに時があがなわれたよろこびが現わされ
ます。
今の時をあがなえ。今は宇宙礼拝の時。造られたすべてのものが神を礼拝する時です。
これまでエペソ書5章のここをこんなふうに読んだことはなかったのですが、宇宙礼拝が開
かれた今、神の礼拝への願いが迫ってきます。
(2015/3/13)
5月17日~5月31日 風の教会の予定 (★印は同時配信です)
日曜礼拝(10:30~)
金曜夕拝(19:00~)
土曜賛美練習(13:30~)
17日★
礼拝
22日
夕拝
23日
賛美練習
24日★
礼拝
29日
夕拝
30日
賛美練習
31日★
礼拝
【土曜賛美練習】 毎週土曜日午後1時30分から、翌日の礼拝に向けての賛美練習をします。
【3時の祈り】 毎週火~土曜日、午後3時から賛美と祈りがあります。
ニューヨーク伝道のお知らせ(礼拝担当:ピーター&美津子)
5月24日(日)午前11時 アメリカ東合同礼拝 会場:Pearl Studios (パールスタジオ、マンハッタン)
2015年メモリアル合同礼拝、納骨式のご案内
子羊の群れでは毎年、全国各地でメモリアル礼拝と納骨式を行っています。今年のメモリアル礼
拝・納骨式は9月13日(日)に行われます。納骨式はメモリアル礼拝後に行います。
「納骨」および「お名前カード」を希望される方は、本部事務局メモリアル係までご連絡下さい。
申し込み用紙をお送りいたします。なお、申込み締め切りは8月2日(日)とさせていただきます。
ご質問などは、本部事務局メモリアル係までお問い合わせ下さい。
6月荒野聖研課題
「全うされる」 提出日6月2日(火)
さて、これらの人々みな、信仰によってあかしされたが、約束のものは受けなかった。神は
わたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちを
ほかにしては彼らが全うされることはない。
(ヘブル 11:39-40)
これは、どういう意味だと思いますか? また、「わたしたちをほかにしては彼らが全うされること
はない」とありますが、今、私たちを通して初めて全うされたこととは何だと思いますか?
荒野聖研専用アドレス [email protected]
子羊の群れ本部事務局 TEL:0797-21-6000
FAX:0797-21-6002
緊急の場合は事務局長携帯(090-9699-9651)までご連絡下さい。
ホームページアドレス http://www/kohitsuji.com