科 目 保全生態学 (Conservation Ecology)

春学期・火4、集中・1学年・2単位
科 目
保全生態学
(Conservation Ecology)
担当教員
長谷川 雅美、井上 英治、梨本 眞、阿部 聖哉
【1】 授業の目的と学習成果〔教育目標・期待される学習成果〕
生態学の応用的な研究分野の一つとして、「生物多様性の保全」と「健全な生態系の維持」を目標に生態学の応用的側面を理解す
る。保全生態学の研究対象、手段、実践の方策は非常に広範囲に及ぶが、可能な限り具体的な保全事業を教材として用い、実践的
手法を会得する。
〔教育目標〕
保全生態学に関する基礎知識を深め、実務に不可欠な理論と技能を習得する。
〔期待される学習成果〕
・専門分野の知識と技術を習得し、それらを問題解決に応用することができる。
・専門と関連する科学の分野についても、概括的な知識を持っている。
・専門とする科学の分野において、英語の基礎的文献を読むことができる。
・科学における課題解決の過程と結果を、論理的に文章として記述することができ、それらを他人に分かりやすく説明し、議
論することができる。
保全生態学に関する基礎知識を深め、実務に不可欠な理論と技能を習得できる。
【2】 授業計画
7月上旬に集中講義として行う
地理情報システムの原理と応用Ⅰ 阿部聖哉(電力中央研究所)
ニッチモデリングの理論と実践、保全への応用 長谷川雅美(東邦大学)
地理情報システムの原理と応用Ⅱ 阿部聖哉(電力中央研究所)
保全遺伝学:理論とその実証 井上英治(東邦大学)
地球温暖化と生態系の反応 梨本眞(電力中央研究所)
【3】 到達目標
生物多様性の保全に係わる実践的技法を修得する。
【4】 授業概要
本科目では環境影響評価における個体群の存続可能性分析、生息地評価手法、地理情報システム、遺伝的多様性の評価に焦点をあ
て、解析手法の原理を学び、解析技法を体得する。
【5】 準備学習(予習・復習)等
予習:紹介された書籍の関連部分や文献を予め読んで理解しておくこと。
復習:紹介された解析手法を繰り返し練習し、修得に努めること。
【6】 教科書・参考書・参考資料
適時,書籍ならびに関連文献を紹介する.
【7】 評価方法
レポート,発表,受講態度により評価する.
【8】 オフィスアワー
基本的に講義終了後の1時間
【9】
関連科目
〔予め学んでおくとよい科目〕
特になし
〔この科目に続く内容の科目〕
特になし