秋学期・金2・1学年・2単位 科 目 遺伝・系統進化学 (Phylogenetics and Evolution) 担当教員 久保田 宗一郎、土岐田 昌和、後藤 友二、天野 誠、猪田 利夫 【1】 授業の目的と学習成果〔教育目標・期待される学習成果〕 授業の目的:本講義では、担当教員の用いている方法論で生物進化をどのように捉え解析するかについて、実践的かつ包括的に学 ぶ。 学習成果: 学生自身は各自の研究対象・研究事象の解析に、学んだ方法論を応用できるようになる。 〔教育目標〕 高度な専門知識の習得を目標とする 〔期待される学習成果〕 知識に裏打ちされた論理的な思考力を深める 【2】 授業計画 No. 1 概要説明、DNA配列の分子進化-I〔担当:久保田〕 2 DNA配列の分子進化-II〔担当:久保田〕 3 DNA配列の分子進化-III〔担当:久保田〕 4 性染色体からみた進化-I〔担当:後藤〕 5 性染色体からみた進化-II〔担当:後藤〕 6 性染色体からみた進化-III〔担当:後藤〕 7 昆虫の系統と進化-I〔担当:猪田〕 8 昆虫の系統と進化-II〔担当:猪田〕 9 昆虫の系統と進化-III〔担当:猪田〕 10 被子植物の系統と進化-I〔担当:天野〕 11 被子植物の系統と進化-II〔担当:天野〕 12 被子植物の系統と進化-III〔担当:天野〕 13 脊椎動物の形態進化-I〔担当:土岐田〕 14 脊椎動物の形態進化-II〔担当:土岐田〕 15 脊椎動物の形態進化-III〔担当:土岐田〕 内 容 【3】 到達目標 1.DNA配列の分子進化についての話題を理解し、その概要を自らの言葉で説明できる。 2.性染色体の形態や機能と生物進化についての話題を理解し、その概要を自らの言葉で説明できる。 3.昆虫の系統と進化についての話題を理解し、その概要を自らの言葉で説明できる。 4.被子植物の系統と進化についての話題を理解し、その概要を自らの言葉で説明できる。 5.脊椎動物の系統と進化についての話題を理解し、その概要を自らの言葉で説明できる。 6.5つの話題に準じて、各自が研究材料としている生物の遺伝、進化と系統について、その概要を自らの言葉で説明できる。 【4】 授業概要 担当教員が専門とする分野、研究対象における遺伝・系統進化の5つの話題について扱う。内容は、分子進化から形態の進化ま で、分野を限定することなく、また動物から植物まで研究材料を限定することなく、幅広く生物進化を概観する。 【5】 準備学習(予習・復習)等 学生自身は各自の研究対象・研究事象の進化的背景を事前に予習しておく。 また、毎回の講義内容を、配布プリント等を使って次回の講義までに復習しておく。 【6】 教科書・参考書・参考資料 教科書は使用せず必要に応じて作成資料を配付する。 藻類の系統と進化の講義は参考書として「藻類の多様性と系統」(裳華房)を薦める。 【7】 評価方法 授業への参加態度と課題に対するレポートで評価を行う(それぞれの配点は1:1)。 レポートの提出期限は、講義の最終日の1週間後迄とする。 【8】 オフィスアワー 金曜日3限。その他は予約による。 【9】 関連科目 〔予め学んでおくとよい科目〕 特になし 〔この科目に続く内容の科目〕 特になし
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