第5号 発行日:平成28年9月9日 発行者:宮城県教育庁高校教育課 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koukyou みやぎハイスクール通信 県立高校の旬な情報を毎月お届けします。各高校の魅力的な取組の情報が満載です。中学生の皆さんの進 路選択にぜひご活用ください。 マナーアップ通信,部活動やボランティア活動などの各学校の特色ある取組,学校紹介,コラム,お知ら せなどをお伝えします。 9月号の目次 1 マナーアップ通信 3 (1)南郷高校 学校紹介 4 コラム (1)東松島高校 (1)水産高校 (2)白石工業高校 (2)富谷高校 (3)古川工業高校 (3)村田高校 (1)石巻工業高校 (4)石巻好文館高校 (4)中新田高校 (2)第二工業高校 (5)柴田高校 (3)黒川高校 (6)名取高校 (4)泉高校 (7)蔵王高校 (1)加美農業高校 (5)迫桜高校 (8)小牛田農林高校 (2)柴田農林高校 (6)岩出山高校 (9)登米総合産業高校 2 特色ある取組 (7)涌谷高校 5 お知らせ (10)石巻工業高校 (8)仙台第三高校 1 マナーアップ通信 (1)南郷高校 <マナーアップ運動> 南郷高校は,マナーアップ運動推進校の指定を受けて 6年目になります。私たち生徒の生活全般にわたってマ ナーアップを図るため,年間をとおして次のような活動 を実施しています。 特に毎月3日間実施しているマナーアップ街頭指導・ あいさつ運動,自転車・バイク点検により,私たちは元 気よくあいさつができるようになりました。また交通事 故も減少し,安全な自転車通学・バイク通学を心掛けて います。 ○あいさつ運動の実施 毎月連続3日間で,校門・昇降口において,生徒会役 員・風紀委員等による全校生徒への声掛け運動を実施 しています。 ○街頭指導の実施 学校周辺及び校門において教員・交通安全委員が,登 校の様子を確認しています。特に,バイク・自転車の 利用状況を確認しています。 ○制服着こなしセミナーの実施 制服業者から講師を招いて,学年単位で制服着こなし のセミナーを実施しています。 ○バイク実技講習・交通講話の実施 専門家から,校外の教習所でバイク点検や正しいバ イクの乗り方,違法改造等の有無の確認や交通ルー ル・マナー等を学んでいます。 ○PTA登校時一声運動の実施 登校時の様子を保護者の方にも見ていただき,保護 者・教員・生徒(生徒会役員等)が連携して挨拶運 動を実施しています。今年度は9月13日(火)~9 月15(木)に実施予定です。 <学校のホームページはこちらです> http://www.nango-h.myswan.ne.jp/ Page 2 2 特色ある取組 (1)石巻工業高校 <夏休み親子ものづくり教室> 石巻市内の親子を対象に,ものづくりの楽しさと喜びを知ってもらおうと体験教室を開催しました。 小学生26名と保護者20名が,本校の設備や器具を使って本格的なものづくりに挑戦しました。実習棟を見学 した後に,アルミペン立て製作とオリジナルキーホルダ製作の2コースに分かれて体験活動を行いました。ペン立 ては,切断・穴あけ・曲げ加工をしたアルミ板をリベットで接合して完成させました。キーホルダは,独自にデザ インした型枠に溶かした金属を流し込み完成させました。子供達は終始目を輝かせながら作業に没頭し,ものづく りの醍醐味を味わっていました。最後に手渡された修了証と作品を大事そうに抱えながら会場を後にしました。 <学校のホームページはこちらです> (2)第二工業高校 http://www.ishiko.myswan.ne.jp/ <“現代の名工”による溶接技能講習> 本校では資格取得に向けたサポート体制を整え,在学中に多くの資格が取得できるよう各種の講習を行っています。 その中でより高い技術を修めようと厚生労働省の「若年技能者人材育成支援事業(ものづくりマイスター事業)」を活 用し,“現代の名工”の遠藤保夫氏(東北発電工業株式会社利府工場長)をお招きし, 「アーク溶接特別教育」 (7月19 日(火)~21日(木)) ・「ガス溶接技能講習」 (7月26日(火)~27日(水) )の技能講習を実施しました。 「ガス溶接技能講習」とは,可燃性ガスと酸素を用い,金属の溶接,溶断,加熱の作業を行います。修了するとこれ らの作業ができる免許が授与されます。また, 「アーク溶接特別教育」は金属電極と被溶接物の間にアーク(火花)を発 生させ,その熱を利用して金属を溶接するものです。特別教育を修了すると,アーク溶接業務(手アーク溶接,半自動 アーク溶接,自動溶接)を行うことができる免許が授与されます。 実習で溶接作業を経験したことのある生徒,全く経験がない生徒が混在する中での講習ではありましたが,現場のプ ロの方から直接学ぶことができ,分からないところは手を取り指導していただいたおかげで,全員の技術力が短時間の うちに向上し,とても充実した講習となりました。 ガス溶接 <学校のホームページはこちらです> アーク溶接 http://www.m2k.myswan.ne.jp/ Page 3 (3)黒川高校 <機械科 地元中学校との連携授業を進化させて> 黒川高校機械科で行っている課題研究の「地域連携班」で は,地域に密着したテーマを中心に課題を設定し,研究してい ます。その中に「大衡中学校でのものづくり体験教室」があり ます。これは,本校生徒が中学校へ訪問し,指導者となってミ ニ・エコカー製作体験を指導するものです。今年度からは中学 生を本校に招き,実習棟で工作機械を使用しながらメモホル ダー製作体験教室を行うことを計画しています。昨年度までは 中学校が会場でしたが,本校で行うことにより,さらに高度で 興味深い体験が出来ると考えています。中学校では体験できな い工作機械を使うので,高校生も安全教育を一から見直し,安 全で有意義な時間となるように準備しています。事前指導につ いては高校と中学校と協議を十分に行い,より良い活動となる よう連携して計画・準備を進めています。 <学校のホームページはこちらです> (4)泉高校 http://www.kurokawa.myswan.ne.jp/ <平成28年度 英語科発表会> 本校英語科は,英語コミュニケーション力の育成に力を入れて 日々の英語学習に取り組んでいます。その成果を「英語科発表 会」で保護者や外部の皆様に公開しています。 今年度は,8月29日(月)にイズミティ21を会場に開催し ました。英語科1~3年生がステージ上で,レシテーション(暗 唱)やプレゼンテーション,スキット(寸劇) ,ディベート(討 論)などの内容で発表しました(写真は, 「和食」をテーマにパ ワーポイントを使ってプレゼンテーションしている場面です)。 司会進行を含め,発表はオール・イングリッシュで行われ,生徒 にとっては英語漬けの1日になりました。また,多くの観客の前 で立派に発表できたことで,生徒には大きな自信になるととも に,自分の進路目標に向かってさらに英語学習に取り組む意欲を 高めました。 今回,県内で同じ英語科を設置している仙台東高校(英語科 1・2年生)に参加していただき,スキットを発表していただき ました。今後も,両校の英語科交流を進めることで,互いに切磋 琢磨しながら英語スキルの向上を図るとともに,英語科における 英語学習の取り組みを県内に広く知っていただくことを期待しま す。 <学校のホームページはこちらです> http://www.izumihigh.myswan.ne.jp/ Page 4 (5)迫桜高校 <第3回東北地区高校生介護技術コンテスト 奨励賞受賞!> 第3回東北地区高校生介護技術コンテストが秋田県立六郷高校を会場に開催 されました。福祉を学ぶ高校生が,課題事例に対する介護技術力を競い,様々 な介護の場面において適切かつ安全に支援できる能力と態度を育成することを 目的に,東北地区から9校,宮城県からは3校(迫桜高校,登米総合産業高 校,明成高校)が参加し,お互いの知識と介護技術を発揮し合いました。 参加した生徒からは, 「様々な事例を想定して練習してきた成果が出せた。 」 「緊張したが,今まで学んできたことを思い出しながら,落ち着いて行うこと が出来た。賞をいただいたことで自信につながった。 」と充実感や達成感を得 た感想が聞かれました。 福祉を学ぶ生徒たちが他校生の発表を見て互いに刺激し合い,それぞれの知 識や技術を高め合う,そして考える力を向上させる,とても良い機会になった と思います。迫桜高校は奨励賞を受賞しました。福祉に興味のある中学生の皆 さん,どうぞ迫桜高校で福祉を学ぶ高校生の魅力を十分に感じてください。お 待ちしています。 <学校のホームページはこちらです> http:/www.hakuou..myswan.ne.jp/ (6)岩出山高校 <「岩高短歌~ワタシタチノウタ~」は生きる証> 岩出山高校では,毎月,全生徒がお題に沿って短歌を詠む,「岩高短歌~ワタシタチノウタ~」という取り組 みを行っています。5,7,5,7,7のリズムにより五感を研ぎ澄まし,人の心の機微,自然の美しさに気 がつき,地域の魅力を発信する短歌の数々。短歌を詠むことで,それぞれが生きる証となっています。 四月題「花」 気づいたら桜もはらり散りはじめ時の流れをせかす春風 五月題「ひそかに」 気づかないそれでも君が笑顔ならそれだけでいい桜色リップ 六月題「乗り物」 中学校に共に通った自転車が工場の隅で寂しく眠る 三年Sさん 二年Tさん 二年Wさん 「岩高短歌~~ワタシタチノウタ」をもっと知りたいという方は,本校ホームページまで。 <学校のホームページはこちらです> http://www.iwadeyama-h.myswan.ne.jp/ Page 5 (7)涌谷高校 <“絵本読み聞かせボランティア”の活動> 涌谷高校では図書館企画として,絵本の読み聞かせボラン ティアを行っています。今年度は7月26日(火) ,7月29 日(金)に涌谷保育園,涌谷南幼稚園で行いました。図書委 員や将来子どもと関わる仕事に就きたい人,絵本が好きな人 など,たくさんの参加がありました。また,涌谷町広報で募 集した一般の方々も参加していただいています。 第1回講習会で美里町近代文学館より草刈明美先生をお招 きして講習会を行い,読み聞かせの意義や技法などについて 教えていただいたあと,第2回,第3回でグループ分け,プ ログラム作成,練習を行い実習に臨みました。 実習はグループごとに年齢別のクラスに入り行いました。 初めは緊張していた様子でしたが,絵本を見る園児たちの真 剣なまなざしや,かわいらしい反応に,参加者たちもすっか り打ち解け,読み聞かせを行うことができ,とても貴重な経 験となりました。 <学校のホームページはこちらです> http://www.wakuya-h.myswan.ne.jp/ (8)仙台第三高校 <夏季休業中の理数系活動 普通科の生徒も参加しています> 世界遺産として名高い白神山地の周辺地域で,25名の生徒たちが,十二 湖地域の地形観察やブナ林の調査,発光生物や磯の生物などの観察を行い ました。天気も良く,満天の星空と流れ星に歓迎された研修でした。 <参加生徒の感想> 私達は,3日間,白神山地でブナの調査,ホタルや磯の生物の観察, 追 良瀬川や十二湖の地形調査を行ってきました。白神山地について学びなが ら,たくさんの虫たちに囲まれて大自然を満喫しました。特に2日目の夜に 見た星には感動しました。3日間で学んだことを,これからのまとめ学習に 生かしていきたいです。 また,つくば研修には40名の生徒が参加し,JAXA(筑波宇宙セン ター),KEK(高エネルギー加速器研究機構),土木研究所において見学や 講義聴講,実習などを行いました。 <参加生徒の感想> 私達は,JAXA,KEK,土木研究所の3カ所を見学しました。世界に誇 れる施設がたくさんあり,それらを見学することができました。中でも KEKの3kmにも及ぶ巨大な装置には圧倒されました。全体的に難しい 内容が多かったのですが,分かりやすく説明していただきました。普段体 験できない,とても貴重な体験でした。 <学校のホームページはこちらです> http://www.sensan.myswan.ne.jp/ Page 6 3 学校紹介 (1)東松島高校 <演劇特別授業が行われました> 7月26日(火)~7月29日(金)の4日間で東京演劇アンサンブ ルの劇団の方々5名を講師に迎え「演劇特別授業」が行われました。こ れは本校の特色ある事業の一つであり,毎年40名から50名の生徒 が,劇団の方々のご指導の下,4日間で一つの劇を完成させます。 開校当初から続き,11回目となった今年の演題は一昨年,昨年に続 き『消えた海賊』でした。 最終日には公演会が行われ,保護者,地域の方々,卒業生など多くの 皆様にご来場いただき,生徒一人ひとりの個性あふれる演技をご覧いた だきました。 参加した生徒から「本当に楽しかった」「また来年も参加したい」と の声も非常に多く,成長や充実感を得られた4日間でした。 なお,10月22日(土)に東松祭の一般公開があります。同日,第 2回オープンキャンパスも開催します。皆様のお越しをお待ちしており ます。 <学校のホームページはこちらです> http://www.higashi-matsushima.myswan.ne.jp/ (2)白石工業高校 <学校紹介> 本校は,機械科・電気科・建築科・工業化学科・設備工業科の5つの学科があります。授業においては,40%が工業 に関する専門教科で,週1回以上の実習により,実際に手を動かしてものづくりを学びます。さらに,資格取得にも力 を入れており,電気工事士試験や危険物取扱者試験などを受験し,多くの生徒が資格を取得しています。 また,活発な部活動も本校の大きな魅力です。工業高校ならではの機械部,電気部,建築部,工業化学部,設備工業 部があり,ものづくりコンテスト等での優勝を目指し,活動しています。男子ソフトボール部と写真部は,今年度も全 国大会に出場しました。このように生徒は生き生きと部活動に励んでいます。 さらに,体育祭,文化祭や,学科ごとの工場見学等もあります。工場見学では,学科に関する工場や施設の見学によ り,専門知識の幅を広め,自らの将来を考えることに役立てています。 卒業までに多くの「力」を身に付けられる本校で,充実した高校生活を送ってみませんか! <学校のホームページはこちらです> http://www.shiroishi-kougyou.myswan.ne.jp/ 写真甲子園出展作品より抜粋 Page 7 (3)古川工業高校 <届けたい!化学の楽しさ> 本校の化学技術科では,課題研究という授業の中で出前授 業に取り組んでいます。 今年度は6名の3年生が「化学的知識の少ない小学生にも 分かりやすい化学実験を届ける」という課題を設定し,近隣 にある複数の小学校を訪問しています。 生徒たちは「化学の楽しさを届けたい!」という強い思い を胸に,実施前には必ず皆で議論を重ね,説明の際に発する 一言一言についても適切であるかどうかの入念な話し合いを 行っています。その甲斐あってか,実施後に各小学校から届 く感想には,感謝の言葉が多くみられます。 彼らが将来の本校生となり,同様に「出前授業」という名 のバトンをつないでくれることを期待し,本校ではこれから もこの活動を続けていきたいと思います。 <学校のホームページはこちらです> http://www.furukk-h.myswan.ne.jp/ (4)石巻好文館高校 < ディベートを実践しました!> 総合的な学習の時間で3年生がディベートを行いました。今回の テーマは「原子力発電所は再稼働すべきである」 「少年法適用を18 歳未満に引き下げるべきである」です。事前にどれだけ情報収集をし ているかどうかが勝負となりました。 原発再稼働については,肯定側の主張は「温室効果ガスが出ないの で環境に優しい。」 「発電効率が良い。」など原子力発電のメリットが 上げられました。一方,否定側の主張は「使用済み核燃料の処分が難 しい。」 「事故が起これば環境汚染が起こる。」など東日本大震災のあ と特に問題になっているデメリットが上げられました。 少年法適用年齢引き下げについては,肯定側から「未成年とはいえ 罪を軽くするのはおかしい。」 「重罪でも少年法によって罪が軽く なってしまい被害者側の家族はどうなるのか。」,否定側からは「実名 報道となれば社会復帰が難しくなる。 」という意見が出ました。 生徒が書いた感想の一部を紹介します。 「長々と述べるよりも簡潔に述べた方が相手に伝わりやすいと感 じた。いろいろな人の意見を聞くことで新しい発想が生まれた。 」 「事前に調べること,順番を決めて話すことが必要だと感じた。話 す・聞く・考えることを同時に意識して行う良い機会だった。 」 3年生はこれから受験に向けて準備が本格化していきます。今回 学んだことを役立てて欲しいと思います。 <学校のホームページはこちらです> http:// www.koubunkan.ed.jp/ Page 8 (5)柴田高校 <ボランティア活動・インターハイ結果紹介> ◎平成28年度インターハイ出場及び結果 【陸上部】 祝!入賞! ・男子 八種競技 第2位 甲羽ウィルソン貴士 ・女子100mH 準決勝進出 千葉 桃香 ・男子4×400mリレー 男子 走高跳 ・男子 ハンマー投げ ・女子100mH / 400mH 女子4×400mリレー 【柔道部】 ・男子66kg級 ベスト16 佐藤 陸王 ・女子団体1回戦 対 富士学苑 0-2 負け 【剣道部】 ・女子団体予選リーグ 対 済美 0-2 負け 米子松蔭 1-2 負け 【ウエイトリフティング部】 ・祝入賞!男子94kg級 第6位 高野 泰成 ・53kg級28位 / 56kg級13位 / 85kg級13位,28位 【体操部】 個人総合 大沼 蓮 ◎夏休み 柴田高校ボランティア 活動 ・音楽部(吹奏楽)による柴田町地 域福祉センターサロンコンサー ト ・茶華道部による船岡駅周辺清掃 活動 ・水球部による地元小学校への水 泳指導「カッパ教室」 ・陸上部よる地元中学校への駅伝 指導 などのボランティア活動を通し て,地域との連携を深めています。 ◎第2回オープンキャンパス 10月2日(日) ,柴田高校第2回オープンキャンパス (体育科部活動体験)を行います。体育科の特色や進路 状況等の説明,その後体育科部活動体験(陸上・野球・ 剣道・柔道・水球・ウエイトリフティング)を行いま す。詳しくは本校のホームページをご覧ください。皆様 のお越しをお待ちしています。 ◎全国高等学校女子ウエイトリフティング選手権 ・祝入賞!女子63kg級 第7位 三島 光 ・+75kg級 第5位 村上 渉華 ・48kg級30位 / 53kg級 18位 ・58kg級16位 / 63kg級 9位 ※柴田高校は創立30周年を迎えました。 <学校のホームページはこちらです> http://www.sibata.myswan.ne.jp/ 夢実現 (6)名取高校 <インターハイ特集> 先日中国地方で開催されたインターハイに,本校からは男子新体 操部が出場しました。インターハイを前にテレビ・雑誌などのメ ディアでも数多く取り上げられ,皆さんの中にも御覧になった方が いらっしゃるのではないでしょうか。 東日本大震災をモチーフとした今回の団体演技は,本校新体操部 の特長である芸術性を存分に発揮した構成でした。選手たち自身で 練習メニューを組み,高めてきた技術やチームワークに加え,名取 高校にしかできない美しいプログラムは多くの観客を魅了しまし た。結果は、男子団体で6位入賞,個人でも佐藤綾人(3年)が3 位表彰台を勝ち取るという素晴らしいものでした。今後は後輩たち がこの伝統を受け継ぎ,さらに躍進していくことを期待していま す。 <学校のホームページはこちらです> http://www.natori-h.myswan.ne.jp/ Page 9 (7)蔵王高校 <“地域連携”・全国ジュニアゲートボール大会出場!> 7月30日(土) ・7月31日(日)に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園彩の国くまがやドームで開催された 「第21回全国ジュニアゲートボール大会」に,本校から2チームが参加しました。初めてゲートボールに取り組ん だ生徒がほとんどでしたが,地元蔵王町ゲートボール協会の皆さんの温かい御指導と御支援をいただき,大会直前ま で毎日,本校グランドで基本的な技術からゲーム運びまで丁寧に教えていただきました。最初は第1ゲートを通過す ることもできなかった選手たちでしたが,日ごとに上達していきました。日頃は別の部活動に所属していますが,こ の時ばかりはゲートボール一筋という意気込みで練習に励み,試合に臨みました。地域の大先輩の方々から,ゲート ボールの技術だけでなくチームワークの大切さやコミュニケーション力をも鍛えていただいています。 <学校のホームページはこちらです> (8)小牛田農林高校 http://www.zao-h.myswan.ne.jp / <学校紹介> ~第40回全国高等学校総合文化祭(2016ひろしま総文)~ 広島で行われた総文祭弁論部門に,宮城県代表として山田凌平君が(古川南中 出身) 「感情を指に乗せて」の演題で出場し,優秀賞を獲得しました。総文祭は別 名「文化部のインターハイ」と呼ばれます。山田君は昨年度の校内弁論大会で宮 城県高等学校弁論大会の出場権を獲得し,県大会において最優秀賞を獲得して全 国大会に出場しました。 ~平成28年度中国総体(インターハイ)~ 今夏,中国地方で行われたインターハイに,本校からは相撲団体・個人,剣道 団体男子・個人女子,自転車競技の3競技に出場しました。多くの方々からの応 援をいただきました。ありがとうございました。 来年度は全国高等学校総合文化祭が宮城県で開催されます(2017みやぎ総 文) 。さらに南東北インターハイも行われ,県内各地で各種競技が開催されます。 大崎地区でも相撲競技が実施されます。本校でも生徒会を中心に全校をあげて, 推進活動に取り組んでいます。 <学校のホームページはこちらです> http://www.kogotanourin.myswan.ne.jp/ Page 10 (9)登米総合産業高校 <様々な業種の事業所を組み合わせた企業見学> 7月25日(月)に1学年「企業見学」を実施しました。本校は農業科・機械科・電気科・情報技術科・商業 科・福祉科の6学科を設置している総合産業高校です。学科ごとに見学しましたが,学科に関係する事業所とそう ではない事業所を組み合わせて見学のコースを設定しました。これは職業に関して幅広く興味・関心を持たせ,視 野を広げさせるためです。どの事業所からも親切,丁寧な説明をしていただき,地元企業を理解することができま した。 この企業見学は学校設定科目「産業基礎」の授業の一環としての取り組みであり,見学に向けての事業所につい て事前学習を行い,見学後はまとめをして文化祭時に展示発表する予定です。 学 科 農業科 機械科 電気科 情報技術科 商業科 福祉科 見 学 先 株式会社 櫻井農場,トヨテツ東北株式会社 特別養護老人ホーム迫風園,介護老人保健施設なかだ 有限会社 伊豆沼農産,ベジファクトリー トヨタ自動車東日本株式会社 一般社団法人 登米市観光物産協会,登米祝祭劇場 株式会社ユアテック人財育成センター 三光化成株式会社 宮城工場,迫リコー株式会社 ヤマカノ醸造株式会社,マルニ食品株式会社 株式会社ウジエスーパー,仙北信用組合,株式会社仙台銀行 みやぎ登米農業協同組合,熊谷燃料住設株式会社,東和高齢者 福祉施設ほほえみエルダー,登米デイサービスセンター遠山荘 有限会社とねやしき農場,株式会社 ホテルニューグランヴィア メルシーアキヤマ株式会社,宮城県立迫支援学校 登米市立登米市民病院 <学校のホームページはこちらです> (10)石巻工業高校 http://www.tomesou.myswan.ne.jp/ < 高校生ものづくりコンテスト2016 東北大会 本校土木システム科では,毎年「高校生ものづくり コンテスト測量部門」に参加しています。今年度も土 木システム科3年の生徒4名が本校代表として,7月 27日(水)に古川工業高等学校で行われた宮城県大 会に参加しました。4月から練習してきた成果を十分 に発揮し,2007年以来9年ぶり2度目の栄冠を勝 ち取る事ができました。 久々に東北大会出場の切符を手に入れ,さらには大 会が地元開催(日時:8月27日(土) 競技会場: 古川工業高等学校)ということもあり,選手達の向上 心はとどまることを知らず,その後,1ヶ月間さらな る作業時間短縮と誤差軽減に向けて練習と研究を積み 重ねてきました。 万全の体制で挑んだ東北大会当日,外業(室外での <学校のホームページはこちらです> http://ishiko.myswan.ne.jp/ 測量部門 準優勝 > 業務)では前日からの雨によるグランドコンディション の悪さの影響が懸念されたものの,運動部で培った健脚 と持ち前の技能技術を十分活用して苦難を乗り切り,ま た内業(室内での業務)においても寸前まで練習した甲 斐があって,正確かつ迅速に行う事ができました。結果 は残念ながら全国大会出場の夢は果たせませんでした が,準優勝を手に入れる事ができました。生徒達にとっ ては,優勝できなかった悔しさもありましたが,実力を 存分に出せた事により大変充実した大会となりました。 今回の経験を基にして是非これからの人生に役立てて 欲しいと思います。そして,来年以降も素晴らしい成績 が残せるよう,この良き伝統を継承していきたいと考え ています。 Page 11 4 コラム (1)水産高校 <カキはなぜ,夏は売られていない> カキというと宮城県を代表する水産物です。好きな方も多いはずです。しかし,今の 時期スーパーでカキを見かけることがなくなっています。なぜ,今の時期は売られてい ないのでしょうか。それには,産卵期が関係しています。カキが流通するのは11月か ら5月までとなっており,宮城県では生食用は11月から2月が最も旬で,3月から5 月が加熱用で流通しています。カキは7月から8月にかけて産卵を行います。カキ養殖 で天然採苗という方法で行っています。産卵されたカキの幼生は浮遊生活をし,やが て,付着生活に入ります。よく海岸などの石や岸壁にカキが付着しているのを見かける と思います。天然採苗ではこの付着時期に原盤といわれるホタテの貝殻を海につるすこ とでカキを付着させ,それを種苗として養殖を行っています。 本校がある万石浦は世界的にも有名な種カキの産地です。カキは多くの生物と同様産 卵によって多くの栄養分が使われます。産卵が終わったカキの中身を見ると身が入って いないことがわかります。その後栄養を蓄え,成長していきますが,水温、栄養分の違 いによりその成長度合いは異なります。 毎年11月23日はかきの日です。石巻かき祭り等のイベントも開催されますが,カ キの身入り状態もその年により異なっています。産卵期から日数が経過するほど美味し くなります。そのことを理解している漁業者中には,消費者により美味しいかきを食べ てもらおうと一番身が入っている5月のかきを生食用で販売する動きもあります。漁業 者も消費拡大を図り,頑張っています。 <学校のホームページはこちらです> (2)富谷高校 http://www.miyagisuisan.myswan.ne.jp/ <新たな『T』にまつわる物語> 宮城県公立高校ガイドのキャッチフレーズには「富谷高校Tの物 語」と紹介されています。このキャッチフレーズ誕生までの歴史を, 20周年誌をもとに遡ってみます。 平成16年,新教育課程の導入に伴い「総合的な学習の時間」が必 修科目となりました。この時間を本校では「Ttime」と名づけたこと に由来するようです。富谷(Tomiya)の頭文字だけの意味ではなく, 生徒一人ひとりが未来(Tomorrow)に向かって頑張るための時間, 高校3年間で何かしらの宝物(Treasure)を見つけるための時間,部 活動や進路希望等で勝つ(Triumph)ために必要な学びの時間等の意 味も込められています。この時間での取組が,本校生のこれからの 「物語」に大きな影響を与えると考えられています。 今年,校長室前の廊下に「一致団結」を深める目標が掲げられまし た。そうです,新たな「T」として仲間(Team)が加わりました。個 人としてではなく,学校としての一体感を高める,これからの富谷高 校に期待して下さい。 <学校のホームページはこちらです> http://www.tomiya-h.myswan.ne.jp/ 桃浦かき生産合同会社 職場体験 バケツに入っている海 水はきれいな海水 Page 12 (3)村田高校 <校訓:誠意,勤労,識見,気魄,協和> 村田高校は,夢と志をもって社会地域の発展に貢献できる生徒の育成を目指し,地域の拠点校として,村田町と の連携,町内の小学校・中学校との連携事業に取り組んでいます。 連携事業の中で,異なる年代の方々との活動を通して,多くの生徒がコミュニケーション能力を向上させていま す。また,地域の中で生き,生かされる人間であることを自覚し,地域活動に貢献する意識を高めて,積極的な社 会参加へとつなげています。 【村田町教育委員会との合同開催】 ・ 「パソコン講習会」 村田高校プログラミング室 7月27日(水)~7月29日(金) 【村田小学校との連携事業】 ・ 「村田町特産白菜オリンピアの種まきを通して学ぶ」 村田高校広場(ピロティ) 8月23日(火) 【村田GPS(村田町内の小中学校の保護者)・ふきのとう村田(地元の障がい者通所施設)・村田第一中学校との連 携事業】 ・ 「村田音頭大会」 旧村田第三小学校体育館 8月27日(土) 【村田第一中学校との連携事業】 ・ 「心温まる吹奏楽コンサートinあいやま」 介護老人保健施設 「あいやま」 9月14日(水) 【村田町の小学校・中学校との連携事業】 ・ 「交通安全人垣運動」 村田町役場・公民館前 10月12日(水) <学校のホームページはこちらです> http://murata-h.myswan.ne.jp/ (4)中新田高校 <「より多様に,地域へ。」・・・「類型制」2年目スタート!> 学校行事について(最近行われた行事より) ○7月14日(木)・7月15日(金) 【校内球技大会】 クラス対抗で,バスケットボール・バレーボール・フットサル・ドッ ヂボールに出場し,種目別優勝・総合優勝を目指して競います。中新 田高校は,男女・学年を超えて仲が良く,各競技・応援合戦ともにク ラスごと一致団結し,学校中が大いに燃え,盛り上がる行事です。 ○7月28日(木)【中学生への学校説明会】 今年度は,県内各中学校から200余名の中学生の参加がありました。 全体の説明会・模擬授業・部活動見学等を通して,中学生の皆さんの 元気良さ・笑顔が印象的でした。 ○9月2日(金) ・9月3日(土)【中高祭(なかこうさい=文化祭) 】 球技大会と並んで本校の目玉行事の1つです。夏休み前からクラスや 文化部ごとに企画・準備が行われ,クラスごとのステージ発表(ダンス・演劇等)やクラス制作(今年は「クラ スの車」というテーマで,クラスそれぞれの個性やキャラクターを車で製作・表現展示しました)。さらには展示 発表(美術部・陶芸部等の作品展示・模擬店等)も校舎内外で繰り広げられます。また,毎年恒例の加美町商店 街での宣伝活動(仮装行列)や「のど自慢大会」 ,吹奏楽部やバンドによる演奏なども行われ,中高生(なかこう せい)の元気・パワー・可能性を思う存分発揮した2日間でした。 <学校のホームページはこちらです> http://www.nakani-h.myswan.ne.jp/ Page 13 5 お知らせ (1)加美農業高校 <加美農祭に祝福を!> 本校の文化祭である加美農祭は,10月29日(土)に行わ れます。今年のテーマは「このすばらしい加美農祭に祝福を! ~みんなが刻む思い出を~」です。この日ばかりは本校の中庭 も縁日のごとく各クラスなどの屋台が並びます。もちろん,恒 例の生産物販売も行います。本校の生徒たちが授業や放課後, 夏季休業中の実習をとおして丹精込めて育てた生産物(リン ゴ,長ネギ,お米,里芋,白菜,大根,シクラメンなど)の販 売です。ぜひとも直接手に取り,生徒たちの笑顔とともに味 わってください。PTA主催で餅つきバザーも行います。さら に,吹奏楽部の演奏や文化部の活動の様子や農作物を育ててい る様子の展示発表なども行います。 本校へのアクセスは, ホームページをご確認ください。 <学校のホームページはこちらです> http://www.kamino-h.myswan.ne.jp/ (2)柴田農林高校 <柴農祭・学校説明会> 本校では10月1日(土)に学校説明会(受付開始9:00, 最終受付12:00)と,10月29日(土)に柴農祭(一般公 開10:00~13:00)を開催します。 学校説明会では,柴農全体の説明だけではなく,農場案内や学 科ごとの個別相談会も行います。合同説明会や体験入学に参加し た中学生でさらに詳しく柴農のことを知りたい人はもちろん,参 加できなかった人も是非参加してください。 また,今年度の柴農祭のテーマは「思由奔放~思い出を仲間と 共に~」です。 「枠にとらわれず,自由な思考で仲間と共に思い出 に残る,よりよい柴農祭を作りあげていこう!」という思いを込 め,全校生徒が一つになることを目標にしています。各学科における専門科目の学習内容の展示・実演だけでな く,各学科が栽培した農産物や加工した木工品の販売も行います。また,文化部の活動発表や展示,クラス毎の出 展・展示などもあります。農業高校ならではの催しですので中学生だけでなく,多くの皆様のお越しをお待ちして おります。 詳しくは,本校ホームページをご覧ください。携帯電話からも同じアドレスでご覧いただけます 。 <学校のホームページはこちらです> http://www.sibano.myswan.ne.jp/
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