〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 確実に《勝ち組》に残る方法!! 1.新規開拓をしなければ存続できない 2.来てくれる 3.居てくれる 4.稼いでくれる 5.その鳥を直接ねらうな 6.社員の生活レベルを上げる 税理士法人 [平成 28 年 9 月レターケース] 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 1.新規開拓をしなければ存続できない 1.経営者の平均年齢 個人事業・法人事業共に約70歳。 2.後継者を確保できている企業 ① 個人事業 10% ② 法人企業 30% 3.事業所数は確実に減少する 何もしなければ客数は10年以内に半減する。 4.企業を存続するためには 新規開拓をするしかない。 5.営業力を強化する ① ② ③ ④ 販売員の能力を上げることは難しい 販売員数を増員する 全社員を販売員にする(全員販売員制度) 販売員が総務・経理を行う(間接ゼロ経営) 1 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 2.来てくれる 1.人手不足時代の始まり 人が採れない時代が始まった。 2.求人すれば応募してくれる事を《来てくれる》という 今居る社員に気に入られる。 3.世間並みの給与・賞与を出す 【前提】 ① 一人当たり稼ぎ高(労働生産性)を高くする ② 間接ゼロ経営 ③ パートが出来ることを社員はやらない 4.地方の良い企業を強調する 転勤無し。 5.パート フリータイム制にする。 2 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 3.居てくれる 1.中小企業には良いことが少ない 従業員の嫌う事をしない。 2.ノルマを課さない ノルマを喜ぶ社員はいない。 3.従業員の生活レベルを上げる前提 ① 儲ける経営の実践 ② 間接ゼロ経営 ③ パートが出来る事を社員はやらない 4.昇給を確実に実行する 企業の支払い能力で決めない。 5.業績で賞与を大きく増減しない 生活の安定が最も重要。 3 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 4 4.稼いでくれる 1.社員に稼いで貰わなければ黒字決算はできない 経営者だけでは稼いでもたいした事はない。 2.間接人員がいると直接人員に大きな負荷がかかる 全部の稼ぎ高 100 100 100 間接人員 1人 2人 3人 直接人員(一人の稼ぎ高) 9人 (100÷9=11.11) 8人 (100÷8=13.58) 7人 (100÷7=14.28) 3.間接ゼロ経営 総務・経理に専任の社員を置かない。 4.販売担当者・製造担当者が総務・経理を兼務する 総務・経理はそれで十分である。 5.複合経理方式を採用する 全てを自社で行わないで、外部委託を活用する。 【複合経理の事例】 自社 + フィンテック会計 + 会計事務所 (現金取引) (預金取引) (チェック・税務監査) 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 5.その鳥を直接ねらうな 1.プラン・ドゥ・シーは古い ① 40 年前の理論である ② プラン・ドゥ・シー・アクションでも同じ 2.幹部が新入社員でも出来ることをやっている ① 目標と実績を対比して差額を計算する ② 小学校一年生でもできることである 3.会議は時間の無駄 ① 目標を達成できなかった理由を検討しても実績は変わらない ② 下手な考え休むに似たり 4.具体的な方法を提示する ① 社員では出来ない ② 経営者の仕事である 5.結果がダメなら変えてみる 良いことがそんなに有るわけが無い。 5 6 6.その鳥を直接ねらうな!! 【市村清さんのエピソード】 リコーの社長であった市村清さんは、名経営者として歴史に名前を残した人ですが、人 材育成にも熱心で『市村学校』と言われる程、その薫陶を受けた多くの優秀な経営者が輩 出しました。 その市村さんが残した話です。 市村さんが少年の頃、お父さんに連れられて小鳥を捕りに行きました。先っぽに『鳥も ち』の付いている長い竹竿を使って小鳥を捕る方法です。 清少年は汗びっしょりになって小鳥を追いかけました。しかし、小鳥は一羽も取ること ができません。 気が付いてみると、お父さんは腰に下げた網の中に何羽かの小鳥を捕っていました。 清少年はお父さんに尋ねました。 「お父さん、僕は一羽も捕れないのに、なぜ?お父さ んはそんなに捕れるの」 お父さんは答えたそうです。 「清、お前は鳥を捕ろう鳥を捕ろうと思って、鳥を直接ねらって竹竿を差し出している だろう。それでは鳥に逃げられてしまうのだ。鳥を直接ねらわずに、鳥が逃げると思われ る方向に竹竿を差し出すんだ!!」 市村さんは以来ずっと経営に携わっている間、このお父さんの『その鳥を直接ねらうな』 という言葉を忘れずに生かしたというのです。 〔c-№108 確実に勝ち組に残る方法〕 6.社員の生活レベルを上げる 1.社員の生活レベルが低いと ① 来てくれない ② 居てくれない ③ 稼いでくれない 2.社会保険料の負担が多い 僅かの昇給は社会保険料の増加で消える。 3.社会保険料が不要なことを活用する ① ② ③ ④ 出張旅費 携帯電話代 車両費 社員の生命保険・損害保険 4.アルバイトを容認する ① アルバイトを禁止する時代ではない ② 《競業避止義務》を注意する 5.定年後の継続雇用 ① 年金だけでは生活できない ② 少ない退職金を補完する方法である ③ 大企業と競争して唯一勝てる点である 7
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