事業主の皆さんへ仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）の実現に向けて「くるみん認定」・「プラチナくるみん認定」を取得しましょう！次世代育成支援対策推進法（次世代法）では、一般事業主行動計画の策定・届出を行い、その行動計画に定めた目標を達成するなど一定の要件を満たした企業は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定（くるみん認定）を受けることができます。さらに、認定を受けた企業が、より高い水準の取組を行い一定の基準を満たすと、特例認定（プラチナくるみん認定）を受けることができます。 Q なぜ、仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）に取り組む必要があるのか。Ａ我が国の人口は減少局面を迎え、2060 年には高齢化率が 40％近い水準になると推計されています。また、我が国においては、約６割の女性が出産・育児により離職する一方、育児期にある夫の１日当たりの育児・家事関連時間は１時間程度と国際的に低水準にあり、さらに、家族の介護・看護を理由とした離職・転職者は年間 10 万人に及んでいます。こうした中、地域の活力と成長力を高め、持続可能な社会をつくる観点からは企業における人材の確保・定着が求められ、仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）の実現に取り組む必要があります。 Q 「くるみん認定」、「プラチナくるみん認定」を受けると、どのようなメリットがあるのか。Ａ「くるみん認定」、「プラチナくるみん認定」を受けると、以下の支援を受けることができるようになり、企業のイメージアップや優秀な人材の確保などが期待されます。１自社の商品、広告などに認定マークの使用が可能２ハローワークの求人票で認定マークの使用が可能３従業員の職業生活と家庭生活の両立を支援するための助成金を加算４税制優遇（くるみん税制）を受けられます認定企業は、子育てサポート企業として認定マークが付与され、商品や広告などに付けることができます。認定マークを使用することによって、次世代法に基づく認定を受けた優良企業であることを対外的にアピールすることができます。＜認定マーク＞くるみんプラチナくるみん認定企業は、ハローワークの求人票に認定マークを付け、子育てサポート企業であることをアピールすることができます。「中小企業両立支援助成金＜代替要員確保コース＞」の助成金を活用する際、支給対象範囲が拡大されます。詳しくは次のＵＲＬをご確認ください。 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_ko sodate/ryouritsu01/ 事業所内保育施設等「次世代育成支援対策資産」を一般事業主行動計画に記載した上で導入し、認定を受けた場合に、その資産について割増償却ができます。詳しくは次のＵＲＬをご確認ください。 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082765.html/ ５ Q Ａ公共調達における加点評価各府省等は、総合評価落札方式又は企画競争により調達を行うときは、くるみん認定企業などのワーク・ライフ・バランス等推進企業を評価する項目を設定することとしています。 ※加点評価の仕組みは、原則平成 28 年度中に開始。 ※加点評価の詳細は、公共調達を行う行政機関によって定められます。どのような企業が認定企業になることができるのか。一般事業主行動計画を策定し、その行動計画に定めた目標を達成する等裏面の認定基準の要件を満たした場合、必要書類を添えて都道府県労働局に申請を行うことにより、認定を受けることができます。ただし、プラチナくるみん認定を受けるためには、事前にくるみん認定を受けている必要があります。くるみん認定・プラチナくるみん認定の詳細については、次のＵＲＬをご確認ください。 http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/jisedai/ 北海道労働局（裏面）【問い合わせ先】北海道労働局雇用環境・均等部〒060-8566 指導課札幌市北区北８条西２丁目１番１号 TEL 011（709）２７１５ FAX 011（709）８７８６札幌第１合同庁舎９階（H28.８月北海道局）