東京工業大学理学部岡研究室 安井 繁宏 博士 【日時】

東京工業大学
科学技術創成研究院先導原子力研究所
「平成28年度第16回先導原研コロキウム」
「平成28年度第6回千葉研究室セミナー」
「第4回つばめラウンジセミナー」
核子と核力
-原子核やハドロンを結びつける力Nucleon and Nuclear Force
―Nucleus and Hadron Interaction―
講師 :
安井 繁宏博士
東京工業大学理学部岡研究室
Dr. Shigehiro Yasui
Tokyo Institute of Technology, School of Science, Oka Lab.
日時 : 平成28年9月27日(火) 15:00~17:00
場所 : 大岡山北2号館(先導原子力研究所) 6階会議室
(どなたでもご参加いただけます。)
原子核内部にはハドロンからクォークに至る階層構造が存在し、
それぞれの階層において固有の運動が見られる。もっとも基本的な
粒子であるクォークの運動法則は量子色力学(QCD)である。しかし、
クォーク間相互作用の強結合効果のために、量子色力学からハド
ロンや原子核の運動を記述することは困難であり、現在の原子核・
ハドロン物理学のチャレンジングな目標の一つである。
今回は主に工学部生を対象として、クォークからハドロンおよび原
子核へ辿る道のりについて議論し、最近の原子核・ハドロン物理のト
ピックスを紹介する。
問合せ先:石塚 知香子 (千葉研究室
03-5734-2955)