水素製造等に供する安全なヘリウム冷却型原子炉(高温

東京工業大学
科学技術創成研究院先導原子力研究所
「平成28年度第18回先導原研コロキウム」
「平成28年度第8回千葉研究室セミナー」
「第6回つばめラウンジセミナー」
水素製造等に供する安全なヘリウム
冷却型原子炉(高温ガス炉)の開発
Development of High Temperature Helium-Gas Cooled Reactor
for polygeneration of hydrogen, etc. with salient safety
講師 :
safety
國富 和彦salient
センター長
JAEA高温ガス炉水素・熱利用研究センター
Director General Kazuhiko Kunitomi
JAEA HTGR Hydrogen and Heat Application Center
日時 : 平成28年11月25日(金) 15:00~17:00
場所 : 大岡山北2号館(先導原子力研究所) 6階会議室
(どなたでもご参加いただけます。)
日本政府は2050年までに地球温暖化ガスの排出量を2013年比
の80%まで削減することを長期的な目標としている。そのためには、
発電分野のみならず、運輸、産業、民生分野から排出される炭酸
ガスの削減が不可欠である。
高温ガス炉は、水を使わずヘリウムガスで原子炉を冷却する極
めて安全なシステムであり、運輸、産業用の水素製造、高温熱供
給等が可能である。
本発表では、高温ガス炉の導入による炭酸ガスの排出削減効果
はどの程度か、なぜ、高温ガス炉は安全か、なぜ、熱利用率が優
れているのか、なぜ、経済性も優れているのか等を紹介する。
問合せ先:石塚 知香子 (千葉研究室
03-5734-2955)