【講師】日本原子力研究開発機構 研究主幹 須山 賢也 博士

東京工業大学
科学技術創成研究院先導原子力研究所
「平成28年度第10回先導原研コロキウム」
「平成28年度第4回千葉研究室セミナー」
「第2回つばめラウンジセミナー」
JAEAにおける核計算コード開発の
Importance of Tensor
force in nuclei and a new nuclear
現状と将来
原子核でのテンソル力の重要性と新しい原子核理論
Current Status and Future
of Computer
structure
theory Code Development
for Neutronics Application in JAEA
講師 :
須山 賢也
博士
日本原子力研究開発機構 研究主幹
Dr. Kenya Suyama
Japan Atomic Energy Agency
日時 : 平成28年7月29日(金) 15:00~17:00
場所 : 大岡山北1号館(先導原子力研究所) 1階会議室
(どなたでもご参加いただけます。)
原子力機構では所謂「核計算コード」の開発を一貫しておこなってきた。
近年、大学を中心に使用されてきた決定論的コードへの需要が減る一
方で、連続エネルギモンテカルロコードが広く利用されるようになり、原
子力機構の開発する計算コードに対して期待される姿は以前とは大きく
異なってきている。また、コードの普及の観点からすると、輸出規制に
よって海外に開発したコードを提供することが困難である状況には大き
な変化はなく、何を如何に開発し提供していくか、の三点についての戦
略の策定が強く求められる状況にあると言える。本公演では、 原子力
機構における核計算コード開発の現状やその周辺状況を概括する。我
が国の原子力の基礎基盤研究を支える計算コード開発が目指すべき
方向を、共に考える 機会としたい。
問合せ先:石塚 知香子 (千葉研究室
03-5734-2955)