巻末言ほか - ITU-AJ

情報プラザ
ITUAJより
編集委員より
創立45周年
当協会は1971年9月1日に設立され、今年で45周年を迎えます。
これもひとえに皆様のご支援ご協力の賜と心より感謝致しており
情報通信技術の発展と子育て
ます。
改めて協会の使命を考えてみました。
私共に出来るのは、
「つなぐ」事です。まず、
「人と組織のつな
がり」
。ITUを始めとする国際機関との関係を強化する事で、例
えば、ITU-T、R、D全てのセクターとつながりのある法人様は限
ソニー株式会社
られる中、中立的立場を活かして情報を提供し、交流の場を作っ
いいむら
ゆう こ
飯村 優子
ております。
そして、
「ノウハウのつながり」
。ITU Study Group議長を始め
とした豊富な人材のネットワークを活かし、セミナ等の開催で、
ノウハウを習得していただく機会をご提供しております。
最後に、
「情報のつながり」
。ITUジャーナル等の機関誌の発行
により、世界の動向を日本へお伝えし、日本の動向を世界へ発信
しております。
今後もつなぎの場を作り続けて参りますので、ご活用いただけ
れば幸いです。何とぞよろしくお願い申し上げます。
標準化の業務に携わり早や12年が過ぎようとしています。その
間2回の育児休職をいただき3年ほど業務を離れた時期もありまし
たが、復職後も標準化の業務に戻り、そして2年前に新たにITU
ジャーナルの編集委員として加わることができとても嬉しく思っ
ています。
今日は、育児を通して見たICT社会をご紹介したいと思います。
今や情報通信は育児や子ども達の日常にも大きく関わっていま
す。我が家の幼稚園児は、ディスプレイであればパソコンでもテ
レビでも、指でタッチしてスクロールしようとします。誰からも
教わってはいませんが、スマートフォンの操作性が当たり前に身
編 集 委 員
委員長 亀山 渉 早稲田大学
委 員 米子 房伸 総務省 情報通信国際戦略局
〃 稲垣 裕介 総務省 情報通信国際戦略局
〃 藤原 誠 総務省 情報通信国際戦略局
についているようです。体操や英会話と並んでコンピュータを正
課内に扱う幼稚園もあり、習い事では小学生向けのプログラミン
グ教室も。保護者会ではスマートフォンでメモを取り、不参加だっ
たママ友にSNS経由でリアルタイムに情報共有する方も見かけま
す。
私自身もパソコンとインターネットを使ったテレワークの活用
で、子育てと仕事の両立に恩恵を受けています。これから、子育
〃 網野 尚子 総務省 総合通信基盤局
て支援施策が一層充実し、子育て世代の労働力増加も見込まれる
〃 深堀 道子 国立研究開発法人情報通信研究機構
中で、最新のICT技術は育児環境の改善や両立支援にますます貢
〃 岩田 秀行 日本電信電話株式会社
献していくと思われます。そこには、今までにない新しいビジネ
〃 中山 智美 KDDI株式会社
スチャンスも潜在しているかもしれません。
〃 小松 裕 ソフトバンク株式会社
IoT、VR、AR、自動運転、AIと、これからも様々な技術の長
〃 津田 健吾 日本放送協会
〃 石原 周 一般社団法人日本民間放送連盟
〃 吉田 弘行 通信電線線材協会
〃 中兼 晴香 パナソニック株式会社
〃 中澤 宣彦 三菱電機株式会社
期間にわたる研究開発成果が新たなサービスを生み出していくこ
とでしょう。デジタルネイティブ第2世代と呼ばれる我が子たちの
未来にどのような情報通信社会を継承していけるのか。そんな「母
目線」も持ちながら、ITUジャーナルの編集に携わっていければ
と思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〃 東 充宏 富士通株式会社
〃 飯村 優子 ソニー株式会社
〃 江川 尚志 日本電気株式会社
〃 岩崎 哲久 株式会社東芝
〃 田中 茂 沖電気工業株式会社
〃 三宅 滋 株式会社日立製作所
〃 斧原 晃一 一般社団法人情報通信技術委員会
ITUジャーナル
Vol.46 No.9 平成28年 9 月 1 日発行/毎月 1 回 1 日発行
発 行 人 小笠原倫明
一般財団法人日本ITU協会
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-17-11
BN御苑ビル5階
〃 菅原 健 一般社団法人電波産業会
顧 問 小菅 敏夫 電気通信大学
〃 齊藤 忠夫 一般財団法人日本データ通信協会
〃 橋本 明 株式会社NTTドコモ
〃 田中 良明 早稲田大学
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ITUジャーナル Vol. 46 No. 9(2016, 9)
TEL.03-5357-7610
(代)
FAX.03-3356-8170
編 集 人 森 雄三、大野かおり、石田直子
編集協力 株式会社クリエイト・クルーズ
Ⓒ著作権所有 一般財団法人日本ITU協会