平成27年度 希少疾病⽤医薬品・希少疾病⽤医療機器・希少疾病⽤再⽣医療等製品の 開発振興に係る説明会 希少疾病⽤医薬品・希少疾病⽤医療機器・ 希少疾病⽤再⽣医療等製品の 研究開発促進制度の全体概要 1 国⽴研究開発法⼈医薬基盤・健康・栄養研究所 開発振興部開発振興課 楠 博⽂ お知らせ 2 平成27年4⽉1⽇ 「独⽴⾏政法⼈ 医薬基盤研究所 (NIBIO) + 独⽴⾏政法⼈ 国⽴健康・栄養研究所 (NIHN) 統合 国⽴研究開発法⼈ 医薬基盤・健康・栄養研究所 (NIBIOHN) 従来、医薬基盤研究所で⾏ってきた希少疾病⽤医薬品等の 開発振興業務については引き続き新法⼈(⼤阪)にて⾏います。 3 本⽇お話しする研究開発促進制度とは 患者さんの数が少ない疾患の治療等を⽬的とする医薬品等は、 医療上の必要性が⾼いにもかかわらず、研究開発の投資回収 が難しく、充分な研究開発が進みにくい特徴があります。 そのため、平成5年に開発企業等に研究開発を⽀援する国の 制度ができました。 研究開発促進制度に基づく⽀援は、厚⽣労働省、医薬品医療 機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所において⾏われ、 財務省による優遇税制措置も設けられています。 この制度に加え、平成27年度より、医薬品については、⽇本 医療研究開発機構の⽀援が新たに創設されています。 4 シーズ 発掘 企業⽀援の対象となるステージ 最適化 企業開発 (初期) ⼤⾂指定に向けた AMEDの⽀援 この部分は、 医薬品のみを対象 ⼤ ⾂ 指 定 企業開発 (後期) 承 認 申 請 従来の研究開発⽀援制度 による⽀援 希少疾病⽤医薬品、希少疾病⽤医療機器、 希少疾病⽤再⽣医療等製品を対象 平成26年11⽉25⽇ 5 「薬事法」は いわゆる「医薬品医療機器法(薬機法)」に 正式名称は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保 等に関する法律」といいます。 「医療機器等」→「医療機器」、「再⽣医療等製品」、「化粧品」、「医薬部外品」 「再⽣医療等」→「再⽣医療」、「遺伝⼦治療」、「細胞医療(細胞治療)」 この改正により 6 従来の分類 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」 新しい分類 3分類に変更 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、 「希少疾病⽤再⽣医療等製品」 7 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、 「希少疾病⽤再⽣医療等製品」とは 「医薬品」、「医療機器」、「再⽣医療等製品」のうち、 薬機法第77条の2第1項の規定により、厚⽣労働⼤⾂の指 定を受けたものを⾔います。 「医薬品」、「医療機器」、「再⽣医療等製品」の定義については、 薬機法第2条を参照ください。 8 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、 「希少疾病⽤再⽣医療等製品」の指定を受ける条件 わが国における対象患者数が5万⼈未満であること、または指定難病 に指定されていること(下線部:平成27年4⽉1⽇以降に運⽤開始) 医療上、特にその必要性が⾼いこと 開発の可能性が⾼いこと 指定を受けた品⽬の名称、予定される効能効果、指定を受けた企業等の名称は、 官報で公⽰されます。 開発中⽌等で、指定の取り消しを受けた場合も同様です。 9 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、 「希少疾病⽤再⽣医療等製品」の指定を受ける利点 優先的な治験相談及び優先審査の実施 再審査期間の延⻑ 開発に必要な試験研究費への助成⾦の交付 試験研究に関する指導・助⾔ 試験研究に対する税制措置上の事務⼿続き 10 本⽇の説明会では 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、「希少疾病⽤再⽣医療等製品」 の指定を受けるための⼿続きについて →厚⽣労働省医薬⾷品局審査管理課他より説明 助成⾦の交付、指導・助⾔、試験研究費の認定について →医薬基盤・健康・栄養研究所より説明 優先的な治験相談及び優先審査について →医薬品医療機器総合機構より説明 実際に「指定」「優遇措置」を受けた企業の⽴場から →企業を代表して、株式会社カルディオより説明 「希少疾病⽤医薬品」の指定に向けた⽀援について →⽇本医療研究開発機構より説明 11 さらに本⽇の説明会では 欧州における希少疾病⽤医薬品の指定制度について 欧州における希少疾病⽤医薬品の開発⽀援制度について →欧州医薬品庁より説明 12 皆様からの希望が多い薬価制度について あくまでも厚⽣労働⼤⾂から製造販売承認受けた後から 個別に交渉開始となります。 事前の折衝は原則として⾏われません。 薬価算定の基準や実際の薬価の算定例は、中央社会保険 医療協議会の資料等、各種公表されているケースをご参 照ください。 13 平成27年度の当研究所の新たな試み 相談業務の拡充を図ります。 東京都区内、⼤阪市内に臨時出張相談窓⼝を開設しますので、 どうぞご活⽤ください。 9⽉29⽇(⽕)東京都中央区(貸し会議室) 10⽉1⽇(⽊)⼤阪市中央区(⼤阪医薬品協会会議室) 予約⽅法等の詳細は当研究所HPをご覧ください。 14 お問い合わせ 「希少疾病⽤医薬品」、「希少疾病⽤医療機器」、「希少 疾病⽤再⽣医療等製品」の開発でお困りのことなどありま したら、まずは、医薬基盤・健康・栄養研究所開発振興部 開発振興課にお問い合わせください。 http://www.nibiohn.go.jp または、「nibiohn」 検索 E-mail: [email protected] 15 本⽇の説明会の資料 「希少疾病⽤医薬品等ガイド」 →医薬基盤・健康・栄養研究所のホームページに掲載 「医薬基盤研究所トップページ」→ 「希少疾病⽤医薬品・希少疾病⽤医療機器等」へお進みください。 本⽇の説明会の資料 →後⽇、医薬基盤・健康・栄養研究所のホームページに掲載予定 ご清聴ありがとうございました。
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