平成26年度地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)事業評価シート 事業番号 ・事業名 3 総 基 本 目 標 若い世代の希望をかなえる環境づくり 親と子の愛着形成事業 合 安心して子どもを生み育てることができる環境 づくり 就学前の子育て環境の拡充と総合相談支援体 略 具 体 的 施 策 制の強化 戦 担当部課名 福祉課・生涯学習課 H27.4~H28.3 実施期間 基本的方向 まち・ひと・しごとの創生に向け た政策5原則との関係 事業の概要 結婚・出産・子育ての切れ目ない支援を実施するにあたり、先行して乳幼児から就学前児童を対象に、家庭保 育及び発達段階に応じた子育て相談・支援を行うとともに、乳児期から「絵本」との関わりを通して情緒を育て、 親子の愛着形成を図るための支援を実施する。 自 立 性 将 来 性 ○ 地 域 性 ○ 直 接 性 結 果 重 視 実施方法 ■直接実施 □委託 □補助 □負担 □その他 ( ) 27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 (a)当初予算額 予算額・ 執行額 【単位:千円】 予 (b)予算現額 算 の (c)増減額(b-a) 状 況 (d)繰越額 A.計(b+d) 10,586 10,586 940 B.執行済額 940 うち交付金充当額 次年度繰越額 8.9% 執行率(%)(B/A) 予算の状況の説明 【巡回指導】事業実施の要となる臨床心理士の確保ができなかったことから、事業を実施できず未執行となった。 【ブックスタート】バック等の配布対象者を前期のみとしたことや受け取りに来ることができなかった方に対してのみ郵送と するなど、当初計画を変更したことにより不用額が生じた。 【巡回指導】 高度な知識・経験を有する専門職員の確保に向けて、関係機関へも協力を依頼したが確保できなかった。 事業実績及び 【ブックスタート】 取組状況 ブックスタートでは、乳児一般健診時に赤ちゃんと保護者に絵本の読み聞かせを実演し、親子のふれあいが赤ちゃんの豊かな成長に繋がること を伝えながら、ふれあいの介在となる絵本のプレゼントを行った。平成27年度は6回実施し、前期対象者185名に対し179名に配布(配布率97%)、後 期対象者188名に対し182名に配布(配布率97%)することができた。 指 標 値 巡回指導件数(村内保育所及び子育て支援 センター等) 【基準年H26:30回】 27年度 目 標 72回 実 績 0回 評 価 28年度 29年度 30年度 31年度 効果がなかった 目 標 実 績 本事業における 重要業績評価 指標(KPI) 評 価 目 標 実 績 評 要 因 分 析 価 【巡回指導】 臨床心理士及び知識・経験を有する保育士については、県内の他の自治体においても求人ニーズに対応できていない状況があり、関係 機関へ協力を仰いだが、専門職を確保することができなかった。 【ブックスタート】 本事業におけるKPIを巡回指導事業における指導件数としているため、目に見えた成果は見られないが、ブックスタートを乳児一般健診 時に展開したことで、総合戦略におけるKPIにおいて一定の成果を挙げることができた。(乳児健診受診率:83.5%⇒85.7%) 推進上の留意点(推進上の問題、外部環境の変化) 取 組 の 検 証 改善余地の検証(効率の更なる向上の視点) 【巡回指導】 ●切れ目のない支援を行うためにも、乳幼児期からの発達支援及び保護者 への助言を行うための事業実施は必要である。。 ●事業を実施するための臨床心理士や知識・経験を有する保育士の確保は 難しいところがある。 【ブックスタート】 ●読み聞かせを行うスタッフは、小中学生へ読み聞かせボランティアを行って いる経験者を主としているが、経験の少ない支援員もいるため、研修会を実 施してほしいとの声があった。 【巡回指導】 ●事業の実施体制の見直し 【ブックスタート】 ●ブックスタートを先進的に取り組んでいる市町村の担当者を講師として招聘 し、研修を通してスキルアップを図る必要がある。 今後の取り組み方針 評 価 【巡回指導】 ●専門職の職種や配置体制を含め、事業の実施体制の見直しを検討する。 継続(一部見直し) 【ブックスタート】 ●事業効果を高めるため、読み聞かせスタッフの資質向上に努めつつ事業の継続に取り組む。 ●絵本を通した親子のふれあいが続けていけるよう、おすすめ絵本リストの配布に取り組む。 資金の流れ (資金の受け取り先が何を行っているかについて補足する)(単位:千円) 【巡回指導】 8,920千円については未実施 報償費 120千円 総事業費 交付対象 事業費 940 940 交付金 充当額 交付対象 外経費 市町村 負担金 940 0 絵本読み聞かせスタッフ報償費 消耗品費 737千円 【ブックスタート】 北中城村 940千円 需要費 768千円 チラシ等印刷製本費 31千円 役務費 52千円 資 使金 途の の流 点れ 検、 評費 価目 ・ 評価 点 検 項 目 - 支出先の選定方法は妥当か。 △ 予算規模は事業内容に見合った適正な規模となっているか。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 絵本等郵送費 評価に関する説明 ●巡回指導事業が未実施となったため事業規模が縮小され たことで不用額が大きくなったが、ブックスタートでは当初計 画より効率的な予算執行に努めており、予算規模は概ね適 正であると考える。 ●事業目的に沿った予算執行をしており、費目及び使途につ いて適正であると考える。
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