2016 年 8 月 26 日号 週刊株式アウトルック 来週の見通しと投資ポイント CONTENTS 1. 日本株式..................................................................................... 1 2. 注目テーマ① 物色動向は内需→外需へ ....................................... 2 3. 注目テーマ② 日銀 ETF 買入れによる影響 ................................... 3 4. 注目テーマ③ J-REIT .................................................................. 4 5. ドル円相場 .................................................................................. 5 6. 米国株式..................................................................................... 5 7. 投資部門別売買動向 ................................................................... 6 8. 個人投資家の買付動向 ................................................................ 7 9. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) .............................................. 7 10. テクニカル分析 ............................................................................. 8 11. 来週・再来週の主なスケジュール ................................................... 9 投資情報部 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 1.日本株式 横山 敦史 【日経平均の推移と来週の見通し】 20,000 (円) (兆円) <来週の予想レンジ:16,000~17,000円> 12 11 19,000 10 75日移動平均(左軸) 18,000 9 17,000円 日経平均(左軸) 17,000 8 7 16,000 16,000円 5 25日移動平均(左軸) 15,000 6 4 14,000 3 2 13,000 1 東証一部売買代金(右軸) 12,000 3/8 2016年 3/29 4/18 5/12 6/1 6/21 7/11 8/1 8/22 9/9 0 (月/日) 注:予想はSMBC日興証券 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 ジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長講演に注目 日本時間8月26日23時から予定されているジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長の講演内容に市場 の注目が集まる。 米利上げの時期や是非について明確な考えを示さないとの見方が市場では優勢だが、もし踏み込んだ発 言内容と捉えられれば一方向に為替が同意づく可能性もあり、来週の日本株市場にも影響を与えよう。 米雇用統計を控え、引き続き様子見ムードか しかし、基本的には来週は日経平均が16,000円~17,000円のレンジで推移すると予想する。 引き続きボックス圏の推移を予想する背景としては、来週末に8月分米雇用統計の発表を控えていることが 挙げられる。実体経済、特に雇用情勢を改めて見極めたいとする向きが強まりやすい時間帯と言えよう。 ETF買入れ、思惑交錯 一方で、日銀によるETFの買入れに対しては、市場関係者から戸惑いの声が聞こえる。 7月の日銀会合では年間3.3兆円から6兆円ペースへと増額されたが、通常のETFを買い入れたのは8月に 入ってから25日まででわずか5営業日に留まっている。このペースでは年間6兆円ペースでの買付けは難し くなるため、9月以降に買入れ頻度や内々のルールが変更される可能性がある。市場参加者にわかりやす く、頻度が高まるような変化となれば、日本株全体の押し上げ要因となろう。 1 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 2.注目テーマ① 物色動向は内需→外需へ 図表1. 7/29~8/24の業種別騰落率(上位・下位5業種) 2017年3月期決算企業の第1四半期決算が出揃 ったが、決算発表以降、物色動向の「内需」から 「外需」への変化の兆しが窺える(図表1)。外需 銘柄の多い製造業は円高の影響で事前に厳し い決算になることが見込まれていたため、業績悪 化の株価への織り込みが進んでいた。しかし、実 際の決算が予想ほど悪化しなかったことで売ら れ過ぎの反動で買われたものとみられる。 第1四半期決算で一部には、通期の業績予想を 上方修正している企業があるほか、製造業には 円高の影響を除いた実態面が改善している企業 も多い。例えば、自動車セクターは、円高の影響 で大幅な減益となったが、販売台数の伸びやコ ストカットなどにより、減益幅が市場予想よりも小 幅に留まる企業が多かった。 アナリストによる業績予想の修正状況を表すリビ ジョンインデックスをみると、昨夏より下方修正が 優位の状況が続いているが、足元では改善され てきている(図表2)。同様に昨年から下降トレン ドを辿っていた外需銘柄の株価にも、一段と悪 材料出尽くし感が広がるだろう。 外需銘柄への物色動向の変化は世界的にリスク オンの流れとなっているという背景もあろう。良好 な米国経済や、原油価格や新興国通貨の下げ 止まりなどによる世界的な景況感の改善で、外 需銘柄などの高ベータ(指数との感応度が高い) 銘柄に資金が向かっている。この相場地合いが 続くとしたら、出遅れていた分PERが低位に留ま っている外需銘柄には投資家の関心が高まると みられる。また、円高の環境下で第1四半期の決 算が市場予想を上回った企業は今後の業績の 伸びも期待でき、そのような銘柄には、まずは株 価の水準訂正、そして利益の成長による株価の 上昇が期待される(図表3)。 (%) 水産・ 農林業 建設業 陸運業 医薬品 パルプ・ 紙 輸送用機器 非鉄金属 鉄鋼業 卸売業 鉱業 10 8 6 4 2 0 -2 -4 -6 -8 -10 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 図表2. 製造業・非製造業のリビジョンインデックス(RI) 0.6 0.4 石田 卓也 RI=(上方修正数-下方修正数)÷全修正数 0.2 0.0 -0.2 -0.4 -0.6 -0.8 11/9/2 製造業 12/9/2 13/9/2 14/9/2 非製造業 15/9/2 (年/月/日) 注:RIは3週移動平均で、業績はIBES予想 出所: DatastreamよりSMBC日興証券作成 図表3. 好業績が期待できる出遅れ外需銘柄 銘柄 コード 8/25 銘柄略称 終値(円) 対TOPIXβ 値 (36ヵ月) 予想 決算期 予想 PER (倍) 予想 ROE (%) 4042 東ソー 609.0 1.45 2017/03 8.84 12.65 4183 三井化学 477.0 1.13 2017/03 10.62 11.92 4202 ダイセル 1,237.0 1.17 2017/03 12.66 10.10 6479 ミネベア 912.0 1.78 2017/03 9.82 14.21 6502 東 芝 306.7 1.20 2017/03 8.97 33.59 6504 富士電機 455.0 1.30 2017/03 10.63 12.97 6702 富士通 506.1 1.31 2017/03 12.33 10.71 6762 TDK 6,930.0 1.58 2017/03 9.08 13.51 7201 日産自 982.5 1.18 2017/03 7.28 11.15 7951 ヤマハ 3,220.0 1.15 2017/03 13.81 14.20 注: TOPIX500のうち時価総額3,000億円以上の外需業種銘柄で、① 対TOPIXのβ値が1以上、②予想ROEが10%以上、③予想PERが 業種平均より低い、④1Q実績営業利益がコンセンサス上振れとの 条件を満たし、予想PERと業種平均予想PERとのかい離率が大き い10銘柄を銘柄コード順に並べた。予想は8/24時点のQUICKコン センサス予想 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 2 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 3.注目テーマ② 日銀ETF買入れによる影響 図表1. 日銀によるETF買入れの指数内訳 10 7月29日に決定された日銀による新たなETF買 入れ策は、年間3.3兆円ペースを6兆円ペースに ほぼ倍増するというものだった。これにより、多少 円高が進行しても買入れ期待から日経平均など 主要株価指数は底堅く推移する状況が続いて いる。 日銀は各種ETFの時価総額に応じて買入れを 行っており、直近7月分は日経平均連動型ETF を49%、TOPIX連動型を38%、JPX日経400連動 型を12%の割合で買い入れているとみられる(図 表1)。このように日経平均連動型のETFの割合 が大きいことから、市場では日経平均寄与度の 高い値嵩株が思惑で買われ易い状況になりつ つある。 年間6兆円ペースという巨大な中銀マネーの流 入は、バリュエーション面に歪みを生じさせる可 能性がある他、実質的に日銀が大株主となり、 企業統治(コーポレート・ガバナンス)が正常に機 能しなくなるのではないかとの懸念も一部にはあ る。ただ、投機的な「売り」に対して日銀が常に強 力な牽制球を投げ続けてくれるものであり、投資 家にとっては「買い」に対する安心感を提供して くれる政策と言え、株価にはポジティブな影響を 与えるものと考えられる。 個別銘柄では、指数に対するウエイトが対時価 総額で大きな銘柄ほど影響は大きくなるとみられ る。図表2では、7月の買入れ実績などを基に、 発行済株式時価総額に対するインパクトが大き い銘柄を掲載した。日経平均におけるウエイトが 大きいファーストリテイリング(9983)の他、ミツミ電 機(6767)やアドバンテスト(6857)などへの影響 度が大きいことが窺える。 もちろん今後の業績次第ではあるものの、ETFを 通した日銀の緩和マネーに加え、それらを期待 した投資家の資金流入が株価を下支えする可 能性は十分にあろう。 (兆円)【7月の推定買入れETF比率】 9 JPX400型, 12% 8 7 TOPIX型, 38% 6 5 【推定買入れ累計額】 日経平均型, 49% 4 3 2 1 0 10/10 11/10 12/10 13/10 14/10 横山 敦史 15/10 (年/月) 注: 月次買入れデータを基に弊社試算。簿価ベース。新型ETFは全て JPX400連動ETFを買入れたものと仮定 出所: QUICK、日本銀行よりSMBC日興証券作成 図表2. ETF買入れによる影響が相対的に大きい銘柄 各ETF影響度(億円) 対時価 日経平 TOPIX JPX400 総額 型 型 インパクト 均型 6767 ミツミ電機 8.5% 39.3 2.5 0.0 6857 アドバンテスト 7.4% 208.4 12.2 0.0 9983 ファーストリテイリング 6.8% 2,477.4 69.7 30.6 6976 太陽誘電 6.2% 64.4 5.3 0.0 6762 TDK 6.2% 473.3 48.8 21.4 4704 トレンドマイクロ 5.6% 256.9 23.0 10.1 5707 東邦亜鉛 5.6% 22.5 2.1 0.0 1721 コムシスホールディングス 5.5% 134.8 11.0 4.9 9766 コナミホールディングス 5.2% 256.0 19.6 0.0 4021 日産化学工業 5.2% 211.1 22.6 9.9 8035 東京エレクトロン 5.1% 640.0 89.8 39.5 4041 日本曹達 5.0% 34.3 3.9 0.0 6988 日東電工 4.8% 475.4 65.8 28.9 6103 オークマ 4.6% 50.3 5.8 0.0 4272 日本化薬 4.5% 75.7 8.7 3.9 8253 クレディセゾン 4.4% 118.3 15.2 6.7 9301 三菱倉庫 4.4% 109.1 13.3 0.0 6971 京セラ 4.4% 660.1 92.8 40.7 4543 テルモ 4.4% 592.2 77.6 34.1 6954 ファナック 4.3% 1,189.6 206.2 90.7 順 コード 位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 銘柄略称 注:7月の日銀ETF買入れ実績とETF時価総額などを基に、日銀が6兆 円分ETFを買い入れた時のインパクトを弊社試算。「対時価総額イ ンパクト(8/24終値ベースの発行済株式時価総額に対する買入れ 額の割合)」が大きい順に20銘柄を記載 出所: QUICK、日本銀行よりSMBC日興証券作成 3 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 4.注目テーマ③ J-REIT 石田 卓也 図表1. 東証REIT指数と10年国債利回りの推移 (pt) 2,000 足元で東証REIT指数は軟調に推移している。7 月29日の日銀の追加金融緩和発表以降、長期 金利が急上昇したこともあり、J-REITの分配金利 回 りと10 年 国 債 利 回 りとの差 が縮 まっている。 J-REITは長期金利の低下で利回り商品としての 魅力が高まっているが、今後マイナス金利の拡 大がなければ、分配金に焦点が移ろう。 J-REITの投資部門別売買動向をみると、金融機 関や投資信託経由では引き続き資金が流入し ている。一方で、海外投資家は2~4月は買い越 したものの、5月以降は売り越しが続いている。た だ、日銀の買い入れが年間約900億円のペース であるため、大きく下落するとは考えにくい。 運用スタイル別では、足元では東証REITオフィ ス指数の下げが相対的に大きい。マイナス金利 政策導入発表以降、オフィス系リートは急ピッチ で上昇した。海外投資家が好んで買ったものと 思われるが、海外投資家が売り越しに転じた5月 以降は東証REIT指数をアンダーパフォームして いる。一方で、住宅指数や商業・物流指数は相 対的に堅調で、投資家のニーズが分配金の安 定感に移っているものと思われる。 8月末にMSCIやS&P500指数などの業種区分に 使用されているGICS(世界産業分類基準)に、 新たに不動産セクター(主にリートで構成される) が追加されることはリート市場にとってポジティブ といえよう。これまで不動産セクターは金融セクタ ーに含まれていたため、同セクターの中では不 動産株は保有されにくかった。しかし、新たに不 動産セクターが追加されたことにより、投資家は 不動産株を購入する必要性が生じてくる。GICS は世界的に広く使用されているため、米国のリー ト市場及びグローバルリートへの資金流入が期 待される。また、GICSを基にした一部指数には J-REITも入っており、こちらにも波及してこよう。 (%) -0.3 東証REIT指数 (左軸) -0.2 1,900 -0.1 1,800 0.0 10年国債利回り (右逆軸) 0.1 1,700 0.2 1,600 0.3 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 図表2. 運用スタイル別東証REIT指数 118 東証REIT指数 東証REITオフィス指数 東証REIT住宅指数 東証REIT商業・物流等指数 116 114 112 110 108 106 104 102 100 98 1/28 ※1/28終値を100として指数化 2/28 3/28 4/28 5/28 6/28 7/28 (月/日) 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 図表3. 各運用スタイルの時価総額上位銘柄 銘柄 コード 3462 8960 8951 8952 8985 3287 3269 3226 8953 8964 3283 8967 8/25 NAV倍率 終値(円) (倍) NMF 170,000 1.23 186,400 1.46 ユナイテッドU 634,000 1.29 日本ビルF JRE 608,000 1.32 JHR 86,500 1.56 1,224,000 1.21 星野RR ADR 279,500 1.26 455,000 1.23 アコモF 240,500 1.21 日本リテール 514,000 1.27 フロンティアRE 244,000 1.33 プロロジス 236,100 1.07 日本ロジ 銘柄略称 運用スタイル 総合 総合 オフィス オフィス ホテル ホテル 住宅 住宅 商業 商業 物流 物流 注:NAV倍率=投資口価格÷1口あたりのNAV(REITが保有している 資産から負債を控除したもの) 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 4 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 5.ドル円相場 龍 翔太 【ドル円相場の推移と来週の見通し】 (円/ドル) 116 この1週間は、イエレンFRB(連邦準備制度 理事会)議長のジャクソンホール会議での 講演を前に様子見姿勢が根強く、概ね100 円台での小動きに終始した。 来週にかけては、何より本日(26日)のイエ レンFRB議長の発言内容が注目。利上げ の是非について明確な考えは示さないと の見方が市場では優勢だが、それ故に踏 み込んだ発言をした際のインパクトは大き いとみられ、注意が必要。 年内利上げに前向きな姿勢を示した場合 は、利上げ期待の高まりからドル高円安へ の反応が想定される。 一方、慎重な姿勢を示した場合は失望感 からドル売り圧力が強まろう。ただ、その際 は本邦通貨当局によるドル買い介入への 警戒が下支えになると推測され、大幅なド ル安は回避される見込み。 <来週の予想レンジ:99.00~102.50円> 114 112 110 108 106 104 102.50円 102 100 99.00円 98 3/1 3/17 2016年 4/4 4/20 5/6 5/24 6/9 6/27 7/13 7/29 8/16 9/1 (月/日) 出所: BloombergよりSMBC日興証券作成 6.米国株式 河田 剛 【S&P500 12ヵ月先予想PERの推移】 米国株は高値警戒感や、イエレンFRB議 長のジャクソンホール会議での講演を控え た様子見などから、やや弱含みの動きとな った。 26日に予定されているイエレンFRB議長の 講演では、今後の利上げが妥当となると示 唆する可能性はあるものの、利上げ時期に ついては明言を避けるものとみられる。この ため、金融政策について市場のセンチメン トが大 きく変 わることはないものと予 想 さ れ、目先は手掛かり難の状況が続こう。 S&P500の12ヵ月先予想PERは24日時点 で17.1倍と、リーマンショック後の上限(17.4 倍、2015年3月)に接近していることも、株 価の重石になるとみられる。 (倍) 18 16 14 12 10 8 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 (年) 注: 予想はIBES集計 出所: DatastreamよりSMBC日興証券作成 5 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 7.投資部門別売買動向 石田 卓也 8月第3週の投資部門別売買動向(現物・先物) 海外投資家は▲3,090億円と2週ぶりに売り越し。 個人は1,562億円と2週ぶりに買い越し。 事業法人は872億円と7週連続の買い越し。企業の自社株買いが継続している様子。 信託銀行は956億円と5週連続の買い越し。 【日経平均株価と主な投資部門別売買動向(現物・先物合計)の推移】 15,000 事業法人(左軸) (億円) 日経平均株価(右軸) (円) 18,000 信託銀行(左軸) 海外投資家(左軸) 10,000 個人(左軸) 17,000 5,000 16,000 0 ▲ 5,000 15,000 ▲ 10,000 14,000 ▲ 15,000 2/20 2016年 3/26 4/30 6/4 7/9 8/13 (月/日) 注: 売買動向は2016年2月第3週から2016年8月第3週まで、株価は2016年8月25日までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、 225mini、TOPIX先物、ミニTOPIX、JPX日経400の合計 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 6 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 8.個人投資家の買付動向 菊池 祐一 【買付代金上位10銘柄(8/19~8/25、銘柄コード順)】 コード 銘柄名 8/18終値 (円) 8/25終値 (円) 騰落率 (%) 市場 業種 東証 ETF 10,770.0 10,850.0 0.7 1570 日経レバ 4528 小野薬 東証1部 医薬品 2,821.0 2,800.0 -0.7 6758 ソニー 東証1部 電気機器 3,270.0 3,371.0 3.1 7203 トヨタ 東証1部 輸送用機器 5,900.0 6,116.0 3.7 東証1部 精密機器 11,830.0 11,520.0 -2.6 22,895.0 22,240.0 -2.9 7717 Vテクノロジー 7974 任天堂 東証1部 その他製品 8306 三菱UFJ 東証1部 銀行業 526.7 524.1 -0.5 8316 三井住友 東証1部 銀行業 3,383.0 3,412.0 0.9 9983 ファーストリテイ 東証1部 小売業 36,560.0 35,460.0 -3.0 9984 ソフトバンクG 東証1部 情報・通信業 6,455.0 6,700.0 3.8 日経レバ(1570)、小野薬(4528)、Vテクノ ロジー(7717)、任天堂(7974)は、個人投 資家の物色が継続。 東京電力とのIoT(モノのインターネット)サ ービスでの提携や、米VR映像配信会社と の提携を発表したソニー(6758)が注目を 集めた。 日銀のETF買い期待で、TOPIXへの寄与 度が高いトヨタ(7203)、三菱UFJ(8306)、 三井住友(8316)、日経平均への寄与度が 高い、ファーストリテイ(9983)、ソフトバンク G(9984)等の物色が続いている。 注: 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外 取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 9.週間個別銘柄騰落状況(東証1部) 髙山 裕介 【値上がり率上位10銘柄(8/19~8/25)】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 コード 銘柄名 5218 3649 6638 6298 7735 9919 2384 4043 8107 2427 オハラ ファインデクス Mimaki ワイエイシイ スクリン 関西スパ SBSHD トクヤマ キムラタン アウトソシング 業種 ガラス土石製品 情報・通信 電気機器 機械 電気機器 小売 陸運 化学 繊維製品 サービス 8/18 終値 (円) 515.0 1,070.0 458.0 1,017.0 1,128.0 960.0 785.0 348.0 6.0 3,280.0 8/25 終値 値上がり率 (% ) (円) 693.0 34.6 1,432.0 33.8 550.0 20.1 1,204.0 18.4 1,331.0 18.0 1,130.0 17.7 924.0 17.7 408.0 17.2 7.0 16.7 3,780.0 15.2 【値下がり率上位10銘柄(8/19~8/25)】 コード 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 7618 1332 8201 4989 4996 7915 5949 8237 2931 3686 銘柄名 PCDEPOT 日 水 さが美 イハラケミカル クミアイ化 日写印 ユニプレス 松 屋 ユーグレナ DLE 業種 小売 水産・農林 小売 化学 化学 その他製品 輸送用機器 小売 食料品 情報・通信 8/18 終値 (円) 1,119.0 521.0 90.0 965.0 580.0 2,688.0 1,842.0 800.0 1,506.0 599.0 8/25 終値 値下がり率 (% ) (円) 729.0 -34.9 431.0 -17.3 77.0 -14.4 838.0 -13.2 523.0 -9.8 2,429.0 -9.6 1,668.0 -9.4 726.0 -9.3 1,375.0 -8.7 547.0 -8.7 注: 対象は東証1部銘柄 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 7 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 日経平均は8/19~8/25の間、0.4%上昇。 オハラ(5218): 低温下で駆動する全固体リチウム電池の 開発成功発表を材料視。 スクリン(7735): 複数の他証券会社による目標株価引き上 げを好感。 トクヤマ(4043): 市況が好調な半導体関連として物色。 日水(1332): 54年ぶりの公募増資発表を受け、需給悪 化を懸念。 イハラケミカル(4989): 今期2度目となる下方修正を発表したこと を嫌気。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 10.テクニカル分析 石田 卓也 【S&P500指数(移動平均線)】 【中長期でみたS&P500指数】 S&P500指数の移動平均線をみると、50日、100 日それぞれの移動平均線とのかい離は5%以内 に留まっており、最高値を更新後もチャートから みた過熱感は乏しい。 (pt) 2,200 S&P500指数はリーマン・ショック以降、サポートラ インに沿った上昇を続けており、調整があったとし ても、このラインに近づくタイミングは買い場といえ よう。 (pt) 2,500 2,150 2,100 2,000 2,050 チャネルライン 2,000 1,500 1,950 サポートライン 100日移動平均線 50日移動平均線 1,900 1,000 1,850 500 1,800 1/4 2016年 2/2 3/2 3/31 4/28 5/26 6/24 7/25 8/22 (年/月) 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 【日本株市場関連データ(8/25)時点)】 指数 日経平均株価 25日移動平均 75日移動平均 8/25 前週末比 前週末比 (%) (円) 終値(円) 16,555.95 10.13 0.06 16,573.37 移動平均 16,342.24 乖離率 17,121.52 指数 TOPIX 8/25 前週末比 前週末比 (%) 終値(円,pt) (円,pt) 1,304.27 8.60 0.66 -0.10 JPX日経400 11,719.50 65.57 0.56 1.30 東証2部指数 4,328.46 35.24 0.82 -3.72 -0.41 東証マザーズ指数 909.75 売買高(東証1部、万株、①) 134,919 日経JASDAQ平均 2,457.35 19.38 0.79 25日移動平均 186,756 東証REIT指数 1,829.43 4.83 0.26 200日移動平均 売買代金(東証1部、億円、②) 25日移動平均 売買単価(円、②/①) -3.30 17,121 東証1部予想配当利回り(%) 21,804 東証1部予想PER(倍) 1268.99 2.21 14.64 東証1部PBR(倍) 1.15 東証REIT指数予想分配金利回り(%) 3.52 日経平均は前週末とほぼ変わらず横ばいで推移。 【テクニカル指標】 売買代金は低調で様子見姿勢の強さが窺えた。 騰落レシオ(東証1部、25日) [単位:%] 判定 84.75 ― サイコロジカル(TOPIX) 50.00 ― ストキャスティクス(TOPIX) RSI(TOPIX) 39.45 ― 57.60 ― 注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平均。 テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売 られ過ぎ、ストキャスティクス:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、RSI:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断される 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 8 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 11.来週・再来週の主なスケジュール 柴山 真里枝 来週は月末月初に差し掛かることから、国内外で注目度の高い経済指標などが目白押しとなる。 国内では、鉱工業生産指数と法人企業統計が発表され、日本経済の改善の度合いを確認したい。 海外では、米国の雇用統計が焦点となる。ジャクソンホール会議でイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議 長が示した米国経済に対する見解との間に齟齬(そご)がないか、市場の注目が集まろう。 【来週の主なスケジュール】 発表日 国・ 地域 7月 8月 29日 (月 ) 米国 日本 8月 30日 (火 ) 米国 ユーロ圏 日本 8月 31日 (水 ) 米国 ユーロ圏 ブラジル 日本 米国 9月 1日 (木 ) ユーロ圏 英国 中国 豪州 インドネシア タイ 日本 9月 2日 (金 ) 米国 7月 7月 7月 7月 7月 7月 6月 8月 8月 7月 - - - 7月 8月 8月 7月 8月 4-6月期 - 4-6月期 4-6月期 8月 8月 8月 8月 8月 8月 8月 4-6月期 7月 8月 8月 - - 7月 7月 8月 8月 8月 - 9月 3日 (土 ) 9月 4日 (日 ) ブラジル - 日本 中国 香港 7月 - - - - - - PCEコア ・ デフレータ ( 食品・ エ ネルギ ーを除く 個人消費デフレータ、 前年比) 個人所得(前月比) 個人支出(前月比) 家計調査-実質消費支出(前年比) 有効求人倍率 失業率 小売業販売額(前年比) S&P/ ケースシ ラー住宅価格指数( 前年比) コンファレンスボード消費者信頼感指数 経済信頼感指数 鉱工業生産指数( 前月比、 速報) ZMPフォーラム(~9月2日、東京、自動運転について) 2017年度予算概算要求締切 サウジアラビア副皇太子が来日(~9月3日、安倍首相と会談) 中古住宅販売成約指数(前月比) ADP雇用統計(前月比) シカゴ購買部協会景況指数 失業率 消費者物価指数( 速報、 前年比) 実質 GDP ( 前期比) 政策金利 設備投資( 法人企業統計、ソフトウエ ア 除く 、 前年比) 設備投資( 法人企業統計、ソフトウエ ア 含む、 前年比) 新車販売台数(除く軽自動車、前年比) ISM製造業景況指数 自動車販売台数(年換算) 製造業PMI(確報、前回値は速報値) 製造業PMI 製造業 PMI 非製造業PMI 民間設備投資(前期比) 小売売上高(前月比) 消費者物価指数(前年比) 消費者物価指数(前年比) 東方経済フォーラム(~3日、ロシア・ウラジオストク、日ロ首脳会談) 民進党代表選告示 製造業受注(前月比) 貿易収支 民間部門雇用者数( 前月比) 非農業部門雇用者数( 前月比) 失業率 オバマ大統領が中国・ラオスを訪問 (~9日、米中首脳会談、ASEANとの首脳会談) 鉱工業生産(前月比) G7下院議長会議(東京) 菅官房長官が沖縄訪問(~4日、検討中) 抗日戦争勝利記念日 議会選挙 G20首脳会議( ~ 5日、 中国・ 杭州、 日中首脳会談、 米中首脳会談、 露独仏首脳会談) 市場予想 前月・ 前期・ 前年 1.5% 1.6% 0.4% 0.3% 0.2% 0.4% ▲2.2% 1.37倍 3.1% ▲1.3% 5.24% 97.3 104.6 2.3% - - - - - 96.6 - - - - - 0.8% 17.0万 人 54.3 - - ▲0.5% 14.25% - - - 52.0 1,720万台 - - 49.9 - - - - 0.40% - - 1.6% ▲430億ドル 17.5万 人 18.0万 人 4.8% - - - 0.2% 17.9万 人 55.8 10.1% 0.2% ▲0.3% 14.25% 4.3% 4.2% ▲0.2% 52.6 1,777万台 51.8 48.2 49.9 53.9 ▲5.2% 0.1% 3.21% 0.10% - - ▲1.5% ▲445億ドル 21.7万 人 25.5万 人 4.9% - - - - - - - 1.1% - - - - - - 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2016年8月25日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがあります 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 9 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 再来週、国内では黒田日銀総裁の講演が予定されている。9 月 20~21 日の金融政策決定会合に向け、「総 括的な検証」や「追加緩和」に関する何らかの手がかりが得られるか、市場の関心が集まりそうだ。 海外では、ユーロ圏、中国、オーストラリアと日米以外の経済統計が注目される。ECB 理事会では、Brexit(英 EU 離脱)後の欧州経済に対する見解を確認したい。 【再来週の主なスケジュール】 発表日 国・ 地域 日本 米国 9月 5日 (月 ) 9月 6日 (火 ) ユーロ圏 ロシア トルコ 米国 ユーロ圏 豪州 フィリピン 南ア - 日本 9月 7日 (水 ) 独 英国 豪州 マレーシア - 日本 9月 8日 (木 ) 欧州 ユーロ圏 中国 豪州 メキシコ 独 9月 9日 (金 ) 中国 韓国 トルコ ブラジル 9月 10日 (土 ) 中国 9月 11日 (日 ) - 7月 - - 7月 8月 8月 8月 8月 4-6月期 - 8月 4-6月期 - 7月 7月 - 7月 8月 4-6月期 - - 4-6月期 7月 8月 8月 - - - 8月 8月 8月 7月 8月 7月 7月 7月 8月 - 4-6月期 7月 8月 8月 8月 - 毎月勤労統計-現金給与総額(前年比、速報) 黒田日銀総裁講演(きさらぎ会) 米国市場休場(レイバーデー) 小売売上高(前月比) サービス業PMI(確報、前回値は速報値) 消費者物価指数(前年比、発表日未定、~6日) 消費者物価指数(前年比) ISM非製造業景況指数(総合) 実質 GDP(前期比、 改定値、 前期値は速報値 ) 政策金利 消費者物価指数(前年比) 実質GDP(前期比年率) ASEAN関係諸国首脳会議(~8日、ラオス・ビエンチャン、安倍首相出席) 景気先行 CI 指数( 速報) 景気一致CI指数(速報) 伊方原発3号機が営業運転開始 鉱工業生産(前月比) ハリファックス住宅価格指数(前月比) 実質 GDP( 前期比) 政策金利 リオデジャネイロ・パラリンピック開催(~18日) 実質 GDP(前期比年率、 2次速報、 前回値は速報値 ) 経常収支( 季調済) 景気ウォッ チャー調査 -先行き判断 DI 景気ウォッチャー調査-現状判断DI 中曽日銀副総裁講演(在日米国商工会議所主催) ECB( 欧州中央銀行) 理事会 政策金利 貿易収支 輸出( 前年比) 輸入( 前年比) 貿易収支 消費者物価指数(前年比) 貿易収支 輸出(前月比) 輸入(前月比) 消費者物価指数( 前年比) 政策金利 実質GDP(前年比) 経常収支 IPCA(拡大消費者物価指数、前年比) 新規銀行融資( 発表日未定、 ~ 15日) マネーサプライM2(前年比、発表日未定、~15日) G7 保健大臣会合(~12日、神戸) 市場予想 前月・ 前期・ 前年 - - - - - - - 55.5 - 1.50% - - - - - - - - - 3.13% - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1.4% - - 0.0% 53.1 7.2% 8.79% 55.5 0.3% 1.50% 1.9% ▲1.2% - 99.2 111.1 - 0.8% ▲1.0% 1.1% 3.00% - 0.2% 16,484億 円 47.1 45.1 - - 0.00% 523.1億 ド ル ▲4.4% ▲12.5% ▲31.95億豪ドル 2.65% 247億ユーロ 0.2% 1.1% 1.8% 1.25% 4.8% ▲49.4億ドル 8.74% 4,636億 元 10.2% 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2016年8月25日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがあります 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 10 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 - 2016 年 8 月 26 日(金) 週刊株式アウトルック 本資料について 【免責事項】 本資料は証券その他の投資対象の売買の勧誘ではなく、SMBC日興証券株式会社(以下「弊社」といいます)が投資情報の提供を目 的に作成したものです。本資料は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成していますが、これらの情報 が完全、正確であるとの保証はいたしかねます。情報が不完全または要約されている場合もあります。本資料に記載する価格、数値等 は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。かかる価格、数値等は予告なしに変更する ことがありますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。本資料は将来の結果をお約束するものでもありませんし、本資料に ある情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本資料にある情報の 使用による結果について、弊社及び弊社の関連会社が責任を負うものではありません。本資料は、本資料を受領される特定のお客様 の財務状況、ニーズ又は投資目的を考慮して作成されているものではありません。本資料はお客様に対して税金・法律・投資上のアド バイスを提供する目的で作成されたものではありません。投資に関する最終決定は、契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目 論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 本資料は、弊社又は弊社の関連会社から配布しています。本資料に含まれる情報は、提供されましたお客様限りでご使用ください。本 資料は弊社の著作物です。本資料のいかなる部分についても電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製 または転送等を行わないようにお願いいたします。本資料に関するお問い合わせは、弊社の営業担当者までお願いいたします。 本資料に記載された会社名、商品名またはサービス名等は、弊社または各社の商標または登録商標です。 【金融商品取引法第 37 条(広告等の規制)にかかる留意事項】 手数料等について 弊社がご案内する商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。例えば、店舗における国内 の金融商品取引所に上場する株式等(売買単位未満株式を除く。)の場合は約定代金に対して最大 1.242%(ただし、最低手数料 5,400 円)の委託手数料をお支払いいただきます。投資信託の場合は銘柄ごとに設定された各種手数料等(直接的費用として、最大 4.32%の 申込手数料、最大 4.5%の換金手数料又は信託財産留保額、間接的費用として、最大年率 5.61%の信託報酬(又は運用管理費用)及 びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券、株式等を募集、売出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお 支払いいただきます(債券の場合、購入対価に別途、経過利息をお支払いいただく場合があります。)。また、外貨建ての商品の場合、 円貨と外貨を交換、又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるものとしま す。上記手数料等のうち、消費税が課せられるものについては、消費税分を含む料率又は金額を記載しております。 リスク等について 各商品等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況(財 務・経営状況を含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、又は元 本を超過する損失を生ずるおそれ(元本超過損リスク)があります。 なお、信用取引又はデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取引等の額が当該デリバ ティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共 に、対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過 損リスク)があります。 また、店頭デリバティブ取引については、弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります。 上記の手数料等及びリスク等は商品毎に異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよ くお読みください。なお、目論見書等のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします。 商 号 等 SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2251 号 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商 品取引業協会 (2015/04/09 版)
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