「沖縄伝統空手・古武道実態調査業務」に係る 企画提案仕様書 1 事業名 沖縄伝統空手・古武道実態調査業務 2 事業期間 契 約 締 結 の 日 か ら 平 成 29年 2 月 28日 ( 火 ) ま で 3 事業目的 沖縄伝統空手・古武道の目指すべき将来像と、それを実現するための振興方針となる 「 空 手 振 興 ビ ジ ョ ン ( 仮 称 )」 の 策 定 に 向 け て 、 沖 縄 伝 統 空 手 ・ 古 武 道 の 現 状 、 課 題 を 検証することを目的に実態調査を実施する。 4 業務内容 ⑴ 調査業務 調査対象及び調査項目は、次のア及びイを基本設定とする。 ア 調査対象 (ア) 県 内 空 手 道 場 (イ) 県 内 空 手 関 係 者 (ウ) 県 内 空 手 家 ( 満 15歳 以 上 の 男 女 ) (エ) 県 内 一 般 ( 満 15歳 以 上 の 男 女 ) (オ) 国 内 外 空 手 家 ( 満 15歳 以 上 の 男 女 ) (カ) 国 内 外 一 般 ( 満 15歳 以 上 の 男 女 ) イ 調査項目 (ア) 沖 縄 空 手 ・ 古 武 道 の 現 状 (イ) 沖 縄 空 手 ・ 古 武 道 の 課 題 (ウ) 国 内 外 空 手 家 か ら み た 沖 縄 伝 統 空 手 ・ 古 武 道 の 状 況 (エ) 空 手 家 以 外 か ら 見 た 沖 縄 伝 統 空 手 ・ 古 武 道 の 状 況 ※ 調 査 対 象 及 び 調 査 項 目 の 詳 細 は 、「 別 添 」 を 参 照 す る こ と 。 ※ 沖縄伝統空手・古武道の実態を把握するために有効な調査対象及び調査項目があ れば、事業者提案で追加することができる。なお、調査対象及び調査項目を追加し たい場合は、その理由を簡潔に明記すること。 ⑵ 分析業務 実 施 し た 調 査 結 果 の 集 計 及 び 傾 向 分 析、沖 縄 伝 統 空 手 ・ 古 武 道 の 現 状 、課 題 の 抽 出 。 ⑶ その他上記⑴及び⑵の実施に伴う一切の業務 ⑷ 実施計画書、事業報告書の作成、支払関係に関する業務 ア 上記⑴から⑶に係る実施計画書(1部) イ 上 記 ⑴ か ら ⑶ に 係 る 事 業 報 告 書( 印 刷 さ れ た A 4 版 30部 、回 収 し た 調 査 票 及 び 電 子 - 1 - フ ァ イ ル 一 式 を 提 出 す る こ と 。) ウ 5 上記⑴から⑶に係る経費の支払い業務及び関係証拠書類の整理・保管 調査方法等 調査方法及び調査期間は、次の⑴及び⑵を基本設定とする。 ⑴ 調査方法 ア 県内空手道場:訪問面接法又は留置調査法 イ 県内空手関係者:訪問面接法 ウ 県内空手家:街頭調査法 エ 県内一般:インターネット調査法 オ 国内外空手家:郵送調査法又はインターネット調査法 カ 国内外一般:インターネット調査法 ※ それぞれの調査法の説明は次のとおり。 「 訪 問 面 接 法 」: 調 査 対 象 者 を 訪 問 し て 、 イ ン タ ビ ュ ー 形 式 で 行 う 調 査 。 「 留 置 調 査 法 」: 調 査 票 の 配 布 及 び 回 収 を 調 査 員 が 直 接 個 別 訪 問 し て 行 う 調 査 。 「 街 頭 調 査 法 」: 調 査 員 が 街 頭 で 対 象 者 に 調 査 票 の 配 付 ・ 回 収 を 行 う 調 査 。 「 イ ン タ ー ネ ッ ト 調 査 法 」: メ ー ル や Webサ イ ト を 通 し て ア ン ケ ー ト を 行 う 調 査 。 「 郵 送 調 査 法 」: 調 査 票 を 対 象 者 に 郵 送 し 、 回 答 を 記 入 後 に 返 送 し て も ら う 調 査 。 ※ 沖縄伝統空手・古武道の実態を的確に把握するため、又は回答率、回答数を上げる た め、有 効 な 調 査 方 法 が あ れ ば 、そ の 他 の 調 査 方 法 を 事 業 者 が 提 案 す る こ と が で き る 。 なお、調査方法を提案する場合は、その理由を簡潔に明記すること。 ⑵ 調査期間 契 約 締 結 の 日 か ら 平 成 29年 1 月 31日 ( 火 )( 予 定 ) 6 企画提案の内容 ⑴ 本業務の実施にあたっての基本的な考え方(沖縄伝統空手・古武道に対する現状認 識と課題、本業務の趣旨に沿った運営方針等) ⑵ 調査項目に対する具体的な質問項目及び調査票の案、分析方法 ⑶ 本事業を効果的・効率的に実施するための対象者の選定・確保、依頼・回収方法。 ⑷ 事 業 目 的 に 沿 っ た 効 果 的 な 提 案 が あ る 場 合 は 、上 記 ⑴ か ら ⑶ 以 外 の 提 案 も 可 と す る 。 (提案にあたっては、その理由も含めて記載すること) ※ 企 画 提 案 書 は 、A 4 版 縦 置 き ・ 横 書 き を 基 本 と し 、必 要 に 応 じ A 4 版 横 置 き ・ 横 書 き 、 A3版横置き・横書きを可とする。 7 積算見積 ⑴ 積算の費目については、以下の内容で提出すること。 ア 直接人件費 (ア) 人 件 費 イ 直接経費 - 2 - (ア) 旅 費 (イ) 報 償 費 ( 謝 金 等 ) (ウ) 印 刷 製 本 費 (エ) 消 耗 品 費 (オ) 通 信 運 搬 費 (カ) 賃 借 料 (キ) 役 務 費 (ク) そ の 他 ( 上 記 費 目 以 外 の 必 要 な 経 費 を 随 時 追 加 ) ウ 再委託費 エ 一 般 管 理 費 ( 上 記 ア 及 び イ の 合 計 額 の 10% 以 内 と す る ) オ 消費税(各経費は税抜き価格として、別途消費税を併記する) ※ 各積算費目の単価と内訳を記載すること。 ※ この事業を実施するにあたっての一切の費用を積算すること。 ※ 契 約 の 一 部 を 第 三 者 に 委 託 又 は 請 け 負 わ せ る 予 定 が あ る 場 合 は 、積 算 書 の 中 で そ の 内 容がわかるように記載すること。 ⑵ 提 案 に あ た っ て は 、 15,650千 円 (消 費 税 込 み )を 上 限 と し て 見 積 も る こ と 。 た だ し 、こ の 金 額 は 企 画 提 案 の た め に 設 定 し た 金 額 で あ り 、実 際 の 契 約 金 額 と は 異 な る。 8 再委託の制限 ⑴ 一括再委託の禁止等 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ な い 。 ま た 、 以 下 の 業 務 ( 以 下 「 契 約 の 主 た る 部 分 」 と い う 。) に つ い て は 、 そ の 履 行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める 場合は、これと異なる取扱いをすることがある。 ○契約の主たる部分 ・ 契 約 金 額 の 50% を 超 え る 業 務 ・企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 ⑵ 再委託の相手方の制限 本契約の企画コンペ参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせること はできない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係 を有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。 ⑶ 再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのでき る業務等の範囲は以下のとおりとし、契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせよ うとするときは、あらかじめ書面による県の承認を得なければならない。 - 3 - ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせる ときはこの限りでない。 ○再委託ができる業務の範囲 ・ 調 査 実 施 に か か る 業 務 ( た だ し 、 調 査 票 の 作 成 を 除 く 。) ○その他、簡易な業務 ・資料の収集・整理 ・複写・印刷・製本 ・原稿・データの入力及び集計 9 連絡体制 受託者は、本事業の実施にあたって、専任の担当者を置くこととし、その者は全ての 調整に応ずることとする。 10 その他留意事項 ⑴ 本業務の実施にあたっては、沖縄伝統空手・古武道の実態を的確に把握するため、 沖縄伝統空手道振興会と連携、協力のもと行うものとする。 ⑵ 事業運営に係る組織体制については、沖縄伝統空手・古武道の現状、課題、県民や 国内外からの沖縄伝統空手・古武道に対するイメージ及び行政に対する要望等を、専 門的な観点から客観的かつ合理的に調査・分析が可能な組織体制とすること。 ⑶ 採用された企画案については、実施段階において、予算や諸事情により変更するこ とがある。 ⑷ 委託業務の実施により取得した著作権等については、沖縄県に帰属する。ただし、 本委託の実施にあたり、第三者の著作権等その他の権利に抵触するものについては、 受託者の責任と費用をもって処理する。 ⑸ 受託者は、定期的に県との連絡会議等を開催して委託業務の進捗状況を報告する とともに、業務の進め方等について確認を行うこと。 ⑹ 本仕様書に記載のない事項については、委託者と受託者の協議により決定する。 - 4 - 【別添】 1 調査対象 区分 2 具体的な調査対象 県内空手道場 ・ ・ 沖 縄 県 内 道 場( フ ル コ ン タ ク ト 系 の 道 場 を 除 く ) 「 平 成 26年 度 沖 縄 県 文 化 活 動 実 態 調 査 」 に お い て 調 査 を 実 施 し た 420道 場 及 び そ れ 以 降 に 開 設 し た道場。 県内空手関係者 ・ ・ ・ 沖縄伝統空手道振興会役員 その他空手関係者 20人 程 度 を 想 定 。 県内空手家 ・ 沖縄県内空手家 県内一般 ・ 空手家、空手関係者以外の一般県民 国内外空手家 ・ 国内外一般 ・ 県内道場の支部道場(県外、海外)に所属する 空手家 ・ 県の所有する国内外空手家リスト 国内外の空手家、空手関係者以外の者 調査項目 区分 具体的な調査項目 沖縄空手・古武道の現状 ・ ・ 道場基礎情報①(道場名、住所、電話番号等) 道場基礎情報②(練習日、練習内容、対象、 月謝等) ・ 道場数 ・ 門下生数(空手人口) ・ 道場の経営状況 ・ 県外、海外支部道場の状況 ・ 県外、海外からの受入状況 ・ 県外、海外での指導状況 沖縄空手・古武道の課題 ・ 組織関係(沖縄伝統空手道振興会、県内主要4 団体等) ・ 流派(会派)関係 ・ 継承者の育成 ・ 競技空手との連携 ・ 国内外空手家とのネットワーク ・ 情報発信力 ・ 空手の産業化 ・ 文化的価値の確立 国内外空手家からみた沖縄 ・ 伝統空手・古武道の状況 ・ ・ ・ ・ 「空手発祥の地・沖縄」の認知度 沖縄空手のイメージ 来訪意欲 競技空手引退後の流れ 沖縄空手界への要望 空手家以外から見た沖縄伝 ・ 統空手・古武道の状況 ・ ・ ・ 「空手発祥の地・沖縄」の認知度 沖縄空手のイメージ 空手に接する機会の有無 空手界への要望 - 5 -
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