大腸CT検査のご案内 OBPクリニックでは、最新の 16 列マルチスライス CTを使用した大腸CT検査を導入しました。 【大腸CT検査とは】 大腸CT検査は内視鏡を挿入せず、16列のマルチスラ イスCTで大腸の撮影を行い、コンピュータ処理によっ て大腸の三次元画像を作成して大腸を診断する検査 です。 大腸内視鏡検査と比較して、苦痛が少なく短時間で 検査することが可能です。 米国では大腸CT検査の普及が進んでおり、有効な大腸 がん検診法としてガイドラインに掲載されています。 ♦女性の受診者の方には、女性の技師が対応します。 ♦被曝線量を抑えた撮影を行います。 ♦大腸CT検査は便潜血陽性の二次検査・精密検査と しても有用です。便潜血陽性の場合には保険適用と なります。 大腸CT検査(健診)費用 30,000 円(税抜) 医療法人財団 医親会 OBPクリニック 健診 TEL 06-6941-8687 外来 TEL 06-6941-8693 大腸CT検査方法 ≪前処置≫ 検査前日は検査食を食べた上で、経口用造影剤を服用していただきます。 検査前日の夜に下剤を服用していただきます。 ≪検 査≫ ♦大腸の拡張♦ 検査前に大腸の動きを抑える注射を行います。 CTの寝台に横になり、肛門から直径 4.7mm の検査専用チューブを約7cm 挿入し、炭酸ガス を注入して大腸を膨らませます。炭酸ガスは腸管から速やかに吸収されるため、検査後の膨満 感や腹痛はほとんどありません。 ♦CT撮影♦ CTでの撮影は仰向けとうつ伏せの2本位の撮影を行います。1回の撮影時間は約20秒です。 撮影後、チューブを抜いて検査終了です。検査時間は約20分です。 炭酸ガスを送気します。 「仰向け」と「うつ伏せ」でそれぞれ撮影します。 ≪画像診断≫ 検査終了後は、CT画像データから代用の三次元画像を作成し、大腸の診断を行います。 大腸CT検査と大腸内視鏡検査の違い 大腸内視鏡検査でよくポリープを切除されている方は大腸内視鏡検査を選んでください。 大腸CT検査は便潜血反応で陽性になり大腸検査を初めてする方、以前内視鏡検査が苦痛であった方にお勧めです。 大腸 CT 検査 大腸内視鏡検査 ポリープ切除 出来ない 可能である※1 検査時の苦痛 ほとんどない 人によりある場合がある 検査手技 簡単で約 15 分で終了 熟練が必要 平坦な腫瘍 見つけにくい 見つけやすい 5mm以下のポリープ 内視鏡検査に劣る※2 見つけやすい 5mm以上のポリープ 内視鏡検査と同等 大腸 CT 検査と同等 大腸のひだの裏側 わかりやすい わかりにくい時がある 大腸に狭い所がある場合 その部位より奥も観察可能 カメラが入らない場合あり ※1 当院では切除をしておりません。 ※2 5mm 以下のポリープは切除対象外です。
© Copyright 2024 ExpyDoc