[10] 肘の慢性期

[10]
肘の慢性期
(1) 全体の流れ
① 左右?
② 仰向け
(手甲)
・左右どちらから
はじめるか決める
手
背
腰尻
⒈陰経
⒉陽経
腹の古いツボを
参考にして
②
③④
⑤⑥
⑩
⑫
足
④ 座位
肩首
上→下
(散鍼)
肩→首
(散鍼)
首前
(鎖骨∼首)
脚裏
⒈横腹
腹
①
⑨
⑪
⑦
③ うつ伏せ
⒉小腹
肘:基本鍼
⒊大腹
動作鍼
腱付着部痛の鍼
⒈陰経
⒉陽経
⑧
腹の古いツボ
頭
散鍼
手
手甲
(刺鍼)
(2) 肘の基本刺鍼
(3) 腱付着部痛の鍼(肘頭の先端の近く、直下が骨)
1. 手甲に引き鍼
2. 陰経手首の近くに引き鍼
3. 陰経の肘シワ近くのツボに刺鍼
(シワの上下2 5cmの所)
肘頭付近の骨に腱が付着している所で痛いとき
→原因は、その腱の筋腹のシコり
→→痛む場所から筋溝を辿り、凹んだ所に刺鍼
(比較的、上腕に多い)
(4) 肘の動作鍼:曲げの他、伸ばしや捻転の制限もある
動作制限確認
座位で
肘の動作
一度、動作を
戻しててから
痛む直前まで
動かしたままで
制限か所(前腕方向と上腕方向の両方出る可能性あり)
①陰経側(主に、伸ばし制限の場合)
尺沢∼太陰経&少海∼少陰経ライン上の凹み
制限か所
刺鍼
②陽経側(主に、曲げ制限の場合)
肘頭∼陽明経&肘頭∼太陽経ライン上の凹み
③前腕の太い部分の骨の間(主に、捻転制限の場合)
(5) 肘の痛み:慢性期の型+灸・灸頭鍼
[古いツボ]
1. 慢性期の型(+基本刺鍼+動作鍼など)
灸・灸頭鍼
2. 慢性期診察+手の陰陽
手順:座位→手指
※.初めは1.、古いツボが特定したら2.
(糸状灸) 手首近く
少しだけ曲がる:肘近く
たくさん曲がる:脇の下、