1.事業テーマ 市民による「みんなの認知症予防ゲーム」の普及活動 2.事業内容・手法 日常を地域で過ごす中で「課題に思うこと」や「変えたい!と思うこと」 団塊世代が75歳(後期高齢者)以上になる頃には、医療・介護・福祉の態勢を一層向上させることが喫緊の課題 となり、いわゆる「2025年問題」としてクローズアップされています。厚生労働省の調査によると、我が国の65 歳以上の高齢者の約28%が認知症の罹患およびMCI(軽度認知障害)であり、2025年には認知症高齢者は約700 万人に達すると見込まれています。同省では2025年を見据え、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み 慣れた地域の良い環境で、自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指し、『新オレンジプラン』の 施策を推進する方針を策定しました(平成27年1月)。 私は、この課題に呼応して「みんなの認知症予防ゲーム」を当市で普及させたいと願い、その実現に向けて検 討を進めているところです。 協働することで「こうやったら解決する!!」と思う手法 この「新オレンジプラン」では、7つの柱を軸に認知症高齢者に優しい地域づくりの推進を掲げています。その 具体的な施策の1つに挙げられているのが、「認知症の容態に応じた適時・適切な医療や介護などの提供」です。 そのモデルとして注目されているのが、京都府でいち早く取り組んで実績を上げている「みんなの認知症予防 ゲーム」です。このゲームは誰でも気軽に参加することができて、楽しさと笑いを共有しながら取り組むこと で、軽度認知障害(MCI)屋認知症発症、脳梗塞後遺症から進行を少しでも遅らせる、認知症になる前の予防を目 的とする「脳活性化ゲーム」として、いま全国に広がりつつあります。 この事業を実施するために・・・ 「市民活動団体等が行うこと」 (どんな団体が、どんなことを?) 「市が行うこと」 「湘南傾聴の会」代表である私は、「みんなの認知症 予防ゲーム」の認定インストラクター(リーダー)を務め ています。普及活動を進めるに当たっては、自治体や地 域包括支援センター、社会福祉協議会などの支援のもと に、地域の参加者と共にゲームの楽しさを共有したいと 願っています。 1. 場所の提供: 40人位収容できる部屋、数台の机と20 脚の椅子が必要です。 2. サポートスタッフ: リーダーと共にゲーム進行のサ ポート役を務めて頂きます。そのためにゲームを実施し ている所で前もって〝体験参加〟をして頂くことをお願 い致します。
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