応募要項 模擬国連会議全米大会第 34 代日本代表団派遣事業 1 団長挨拶 皆さんこんにちは、模擬国連会議全米大会日本代表団派遣事業第 34 代運営局、運営統括兼団長を務めま す、東京大学教養学部文科一類 2 年の木下航です。 この応募要項を見ている方は模擬国連活動を実際に行っている方が多いと思いますが、どうして皆さん は大学でこの活動をしているのですか?一度自分を振り返って考えてみてください。将来国連機関で働 きたい、ディベート能力を鍛えたい、思考力をあげたい。理由は人それぞれあるでしょう。 それでは、皆さんはこれまで、その目的達成のために模擬国連を通じ「本気」で努力したと自信を持って 言えることは何度ありますか?去年の今頃の私は 0 回でした。 人間、目標を立てることはいとも簡単にできます。しかし、その目標に向かって力強く歩みを進み続けて いくことは並大抵の意志ではできません。 我々全米団派遣事業は応募者全員に、本気で取り組める「場」の提供をお約束します。全米大会はもちろ んのこと、選考プロセス自体も我々が提供する「場」の一つです。自分の将来、そして今を熟考し、熱い 意志を持った皆さんの応募を心よりお待ちしています。 模擬国連会議全米大会日本代表団派遣事業第 34 代運営局 運営統括・団長 木下 航 2 選考プロセス挨拶 選考プロセスを担当するに当たって、私は去年のことを思い出した。 今でもこの立場にいるのが信じられないが、あの頃はただ「区切り」をつけるためであった。 頑張って落ちたんだから、全米団は諦めるしかないという随分後ろ向きな区切りだった。 「受からない」と思いながら面接を受け、 「どうせ受かりっこない」と議場に臨んだ。 近頃私は、この「選考」という大きなプロセスの中で、何も得るつもりなどなかったということを大変勿 体無く感じている。 今、選考プロセスを作成するに当たって、先代の方々が如何に心を砕き、真摯に応募者と向かい合ったか らこそ、この大事業の成功を納められていたことに気付かされた。 このような機会はなかなかないから、もっと前向きに望んでいればよかったと後悔する。 おそらく明確なゴールのない暗中模索加減が、私の前向きな力をそいでいたのだと思う。 なぜ私はこんなにも暗中模索だったのか。 おそらく私には明確な目標も、未来も、見えていなかったからではないかと、今なら思う。 恩師の言葉を少し借りながら、一つ応募者にアドバイスをしたいと思う。 人生はぐねぐね曲がる道を車で運転するのとそっくりだ。 そういった道はすぐ近くのカーブに合わせて運転をすると、あまり上手く進まない。 それよりは真っ直ぐ行きたい方向に進路をとるほうが、スムーズな運転が出来る。 全米大会に参加すること、それはおそらく大学生活という道の中で一つのカーブとなり得るだろう。 きっとそれは、曲がるのには技術と努力が必要なピンカーブであるだろう。 だが貴方方は全米団員に選出されること、それから全米大会で成功を収めることを恰も自らの「目標」と 定めていないだろうか。 人生は長い。 長い道の中で小さなカーブに捕らわれ過ぎて、その後の方向を見失ってはいけない。 自分はいつ、どこで、何をしたいのか、これをこの、選考プロセスの中で、少しでよいから考えてもらい たい。 部分的にでも自分の目標、ひいては憧れを明確化し、それを手に入れるための方法を少しでも感じ取っ てもらうことを切に願う。 模擬国連会議全米大会 第 34 代日本代表団派遣事業運営局 選考プロセス担当 大山 美佳 3 応募資格 1. 第 34 代日本代表団選考プロセスへの応募時点で、以下の団体の会員(但し、大学生以上)であり、 かつ、以下の団体への所属開始から一年が経っていない者(所謂新メン) 。 該当団体…日本模擬国連に加盟する研究会または支部(京都研究会、国立研究会、神戸研究会、駒 場研究会、日吉研究会、四谷研究会、早稲田研究会、九州支部、北陸支部) 2. 全米団派遣事業への参加経験がないこと。 3. 2017 年 3 月上旬から 3 月下旬まで1の渡米プログラム全てに参加可能であること。 4. 大会までの準備期間、渡米期間のすべてのプログラムを全うする意思があること。 5. 帰国後、年間を通して第 35 代日本代表団派遣事業の運営に携わることが可能であり、かつそれを 全うする意思があること。 6. 帰国後、日本での各種模擬国連大会及び通常活動に積極的に参加し、今後の模擬国連活動全般に貢 献する意思があること。 7. 1 心身ともに健康であること。 渡米日程は、詳細が決まり次第お知らせさせて頂きます。 4 選考プロセス 選考日程2 8 月 1 日(月) アプライ開始 8 月 28 日(日) アプライ締切(メール提出 AM11:59/郵送提出当日消印有 効) 応募受理・不受理通知 8 月 30 日(火) 面接日程発表、タスク概要書、選考会議 BG 配布 9 月 1 日(木) ~12 日(月) Task I (面接等)(関東・関西二地区で実施) 9 月 16 日(金) 一次選考通過者発表(応募者多数の場合実施)/選考会議 国割発表 10 月 4 日(火) Task II(リサーチペーパー)提出締切 10 月 11 日(火) Task III(ポジションペーパー)提出締切 10 月 15 日(土) 〜16 日(日) Task IV(選考会議)(於関東) 10 月 26 日(水) (予定) 2 第 34 代日本代表団団員発表 選考プロセス日程はやむを得ず変更する場合がございます。ご了承下さい。 5 選考コンテンツ アプライ課題 以下の二つの課題を自由に記述してください ① 参加申込書: 添付された雛型に従って適宜記入しなさい。 (計2枚) ② 小論文課題: 以下の二点について A41ページ以内で自由に記述しなさい。 Ⅰ.現在の自分を考察したのち、それと比較して団員として全米団事業に参加した後の自分はどうな りたいか。また、その目標達成のためにあなたは何が出来るか。 Ⅱ.現在の自分を考察したのち、それと比較して局員として全米団事業に携わった後の自分はどうな りたいか。また、その目標達成のためにあなたは何をしたいか (以下 Task I-Ⅳの内容については、応募受領通知後に送付される、 「タスク概要書」に詳しく記載され ています。 ) Task I ①面接(日本語、英語) ②グループディスカッション(日本語)③小論文(日本語) *一次選考 応募者多数の場合は、アプライ課題と Task I に基づいて一次選考を行います。その場合は、9 月 16 日(金)にメールにて応募者の皆様に結果をお知らせいたします。 Task II Task III Task IV リサーチペーパー(日本語) ポジションペーパー(英語) 選考会議(小論文によるレビューも含む) *団員決定時には、アプライ課題から Task Ⅳまでを総合的に判断致します。 6 申し込み方法 応募期間:8 月 1 日(月)~8 月 28 日(日) E-mail 提出は締切日の AM 11:59 まで。郵送は消印有効 *遅延提出は認められませんので手続きに間違い・遅れのないように気をつけてください。 尚、すべての課題において再提出は認められません。 STEP1:必要書類を準備する ① 参加申込用紙(全米団 HP よりダウンロードしてください) 選考プロセス参加に必要な情報を記入してもらうためのものです。すべての項目に漏れのないよう記 入、添付して下さい。 *記載いただいた個人情報は適切に管理し、選考に関する連絡等に使わせていただきます。ご本人の同 意なく上記の目的以外に使用することはありません。 *写真は顔が分かれば、証明写真でなくてもかまいません。 *適宜、HP や運営概要書(HP 上に掲載)、報告書等を参考にしてお書きください。 ② アプライ課題 (A4 一枚以内、フォント:日本語 MS 明朝 10.5、英数字 Times New Roman10.5、右上に名前を明記) 内容の詳細は P.6 の選考プロセス詳細をご覧下さい。 STEP2:書類を送る <書類の提出方法> 少々複雑ですので、時間に余裕を持ち、十分に注意して行ってください。 ①E-mail 提出 提出する必要書類を添付し、件名を「 【応募希望】名前」とした上で、 [email protected] まで提出してください。 ②郵送提出 E-mail 提出が無事受領されますと、E-mail 提出の受領通知と書類の郵送先が返信されますのでそれに 基づき郵送してください。郵送の際は、長形 3 号の封筒に、提出書類を三つ折りにして入れ、 「~在中」 と赤字で記載して郵送してください。 7 <注意点> a) 郵送(8 月 28 日(日)消印有効)・メール提出(8 月 28 日(日) 11:59 締切)両方の到着をもって応募 書類の提出完了と致します。 b) 各書類は、同じ内容のものを郵送・送信して下さい。 c) 提出用アドレスに E-mail 提出すると、 メールを通じてこちらから郵送先の住所をお伝えします。 メールでの提出は余裕をもって行ってください。サーバーの不具合などにより送受信に時間差 が生じることもございます。 d) 提出用アドレスである [email protected] では提出のみを受け付けます。質問等は後 述のアドレスにお送りください。 e) 繰り返し、両方共、遅延提出は認められませんのでご注意下さい。 STEP3:応募受理通知を受け取る E-mail・郵送両方の書類が届き、応募要件と照らし合わせて要件を満たすと判断された場合、応募受理 通知をお送り致します。応募受理の可否に関する通知が 8 月 30 日(火)24:00 までに届かない場合は、総 務統括の上野山まで後述のメアドにご連絡ください。 STEP4:選考会議費用振り込み 応募者多数の場合にはアプライ課題と Task I に基づき一次選考が行われます。9 月 16 日(金)に一次選 考通過者を発表し、続いて合格者には E-mail にて選考会議参加費用の支払先をお知らせしますので、指 定口座に参加費 6000 円(参考)をお振り込みいただきますようお願いいたします。詳細は E-mail 内容 をご確認ください。 ※STEP2①で E-mail 提出後 24 時間以内又は 8 月 28 日(日)14:00 までに返信が届かない場合、 STEP3 で 8 月 30 日(火)24:00 までに応募受理通知が届かない場合、 STEP4 で 9 月 16 日(金)24:00 までに E-mail が届かない場合は、総務統括の上野山までご連絡ください。 アプライに関してのご質問も下記アドレスにて承りますが、選考に関しての質問は受け付けませんの でご了承ください。 上野山時央(総務統括) 8 E-mail: [email protected] 尚、当事業に関する情報は随時 HP で公表しております。全米大会の HP と併せてご覧ください。 全米大会 HP:http://www.nmun.org/ 全米団派遣事業 HP:http://nmun-jpn.jimdo.com/ 運営局員一同、沢山のご応募を お待ちしております 9
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