7月号

平成28年 7 月19日発行
営農だより
りんご
弘前地区営農係
管内の肥大状況はふじで平均で 4.9cm、平年比 103%と平年並みに生育しております。
。
黒星病の被害果や果形のバラつきから、例年以上に摘果作業が遅れがちになっていると思われますので、
仕上げ摘果を終えた園地では、もう一度園地を見回り『見直し摘果』を行いましょう!!
◆りんご肥大状況◆
ふじ
7 月11日現在
薬師堂
千年第一
小沢
本年
4.8
5.3
4.6
平年
4.7
4.9
4.5
(cm)
◆見直し摘果の実施◆
7 月上旬になると新梢が停止し、今年の葉の枚数が決定します。それにともない、果実肥大、来年の花芽作り、樹体の成長・維持など養分消費量が急激に増
えます。そのため、果実に対して葉の枚数が少ない所では果実肥大にバラツキが出てきます。
肥大の劣っているものや障害果は積極的に落とし、葉果率の適正を目指しましょう。
※葉果率:1 果生産するのに必要な葉の枚数。りんごは 50 枚といわれています。
◆病害虫の動き◆
・昨年は褐斑病の発生が多かったので、防除を徹底しましょう。
褐斑病
冷涼で多湿の条件下で発生しやすいです。昨年発生が見られた園地では「7月末」にベンレート 3,000
倍またはトップジンM水和剤 1,500 倍を使用しましょう。
クワコナカイ
ガラムシ
発生の多い所では、7 月下旬頃に胴木洗いを行いましょう(アプロードフロアブル 1,000 倍、年2回、収穫
30日前まで)。
◆病害虫の動き◆
殺ダニ剤はハダニ類の発生種を確認し、その状況に応じて使用しましょう。リンゴハダニは目通りの高さの新梢中位葉について、ナミ
ハダニは樹冠内部の主幹や主枝から直接出ている新梢中位葉について観察してください。散布の目安は1葉当たり2個体以上あるいは寄
生葉率50%以上です。なお、殺ダニ剤は薬剤抵抗性が出やすいので、年2回以内使用のものでも年1回の使用としてください。
【ダニ剤適用表】
薬剤名
倍数
収穫前日数
年間使用回数 リンゴハダニ
ナミハダニ
ダニサラバフロアブル
1000 倍
前日
2回以内
○
○
ダニゲッターフロアブル
2000 倍
前日
1回
○
○
コロマイト乳剤
1000 倍
前日
1回
○
○
オマイト水和剤
750 倍
3日
1回
○
○
スターマイトフロアブル
2000 倍
前日
1回
○
○
※オマイト水和剤は 7 月末まで使用を避ける。高温・干ばつ・日照不足で薬害がでる恐れがあります。
散布時期
対象病害虫
7月半ば
斑点落葉病・炭そ病
すす点すす斑病、
褐斑病、ハダニ類
ギンモンハモグリガ、
モモシンクイガ
7月末
斑点落葉病・炭そ病
褐斑病、ハダニ類
ギンモンハモグリガ、
モモシンクイガ
8
500L
/10a
9
500L
/10a
ナミハダニ
(肌色・背中に斑点)
リンゴハダニ
(赤色・毛が多い)
基準薬剤
1000ℓ
当たり薬量
無ボルドー方式
1 オキシラン
2カルマッチ
500 倍
770 倍
1ナリア
2バリアード
2,000 倍
4,000 倍
基準薬剤
10
500L
10a
○
○
農作業事故・熱中症には十分注意しましょう。
◆薬剤散布◆
回数及び
散布量
サビダニ
8 月半ば
斑点落葉病、炭そ病、
ハダニ類、ハマキムシ、
モモシンクイガ
1 ダイパワー
2kg
1.3kg
1ICボルドー
2 ダーズバン
3 フェニックス
50 倍
3,000 倍
4,000 倍
20kg
334g
250g
500g
250g
1 オキシンドー
2 バリアード
1,200 倍
4,000 倍
835g
250g
1000ℓ当たり薬量
1,000 倍
1kg
1,500 倍
666g
(収穫14日前まで)
2 イカズチ
3 ダニ剤
1000ℓ
当たり薬量
ボルドー方式
備 考
収穫前日数には十分
注意しましょう。