当科に入院したループス腸炎の臨床的特徴 アレルギー・リウマチ科では

当科に入院したループス腸炎の臨床的特徴
アレルギー・リウマチ科では、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気で入院した
患者さんを対象に、診療録(カルテ)を用いて「ループス腸炎を合併する全身性エリテ
マトーデス患者の臨床的特徴」という疫学研究を行うことになりました。
SLE の患者さんには、全身の臓器に症状があらわれます。一部の患者さんには、ループ
ス腸炎と呼ばれる、小腸や大腸の炎症を起こすことがあります。一般的に、腹痛はよく
ある症状のため、SLE とは無関係と考えがちです。SLE そのものが原因の腹痛と、SLE
以外が原因の腹痛とを、すみやかに鑑別できる特徴を見いだすことが、本研究の目的で
す。
この研究は、自治医大アレルギー・リウマチ科単独施設で行われます。
2000 年 1 月から 2015 年 12 月までの間に、当科に入院した SLE の患者さんを対象と
しており、研究期間は 2019 年 12 月までを予定しています。この研究の結果は、学会
や論文等で発表されることがありますが、患者さんの個人名等の情報が含まれることは
ありませんのでご安心ください。この研究は直接患者さんに協力して頂くものではあり
ませんが、該当する患者さんにつきましては、この調査研究の趣旨にご理解頂けますよ
うお願い申し上げます。なお、この研究に自分の情報を使用してほしくないとお考えの
患者さんは、以下の連絡先に申し出てください。この研究から除外させていただきます。
この研究に関するお問い合わせは、下記の研究責任者までご連絡ください。
研究責任者: 自治医科大学アレルギー膠原病学 学内准教授 長嶋孝夫
電話番号:0285-58-7358 (直通)
苦情がある場合には、自治医科大学研究支援課(電話 0285-58-7550)で受け付けま
す。