プロダクトインフォメーション - ベクター・ジャパン株式会社

組込ソフトウェアのためのサービス
プロダクトインフォメーション
組込ソフトウェアのためのサービス
目 次
ベクターの技術コンサルティング・製品・エンジニアリングサービス.....................................................................................................3
特長 ..............................................................................................................................................................................................3
応用分野 .......................................................................................................................................................................................3
プロダクトサービス:AUTOSAR プロジェクトに対する高品質なサポート ........................................................................................... 4
特長 ..............................................................................................................................................................................................4
応用分野 .......................................................................................................................................................................................4
2.2.1
AUTOSAR のトレーニング ............................................................................................................................................................4
2.2.2
MICROSAR「 入門(Getting Started)パッケージ」によるインストールとサポート .......................................................................... 4
2.2.3
MICROSAR「 更新(Update)パッケージ」によるベクター承認の ECU 設定更新 ............................................................................ 4
2.2.4
MICROSAR「 検証(Verification)パッケージ」によるコンフィギュレーションのレビュー ................................................................... 5
2.2.5
MICROSAR コーチング ................................................................................................................................................................5
2.2.6
AUTOSAR コンサルティング .........................................................................................................................................................5
2.2.7
Extended Integration Package (EIP) ......................................................................................................................................5
ソフトウェアエンジニアリングサービス ..............................................................................................................................................6
特長 ..............................................................................................................................................................................................6
応用分野 .......................................................................................................................................................................................6
3.2.1
システム機能とソフトウェア統合 ......................................................................................................................................................6
3.2.2
完全な ECU ソフトウェア ................................................................................................................................................................6
3.2.3
ECU 全体の開発 ...........................................................................................................................................................................7
発行元:ベクター・ジャパン株式会社
www.vector-japan.co.jp
※記述されている内容は予告無く変更されることがあります。(発行日:2016 年 8 月 1 日)
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組込ソフトウェアのためのサービス
ベクターの技術コンサルティング・製品・エンジニアリングサービス
ベクターは 20 年にわたり、ECU ソフトウェア開発や ECU ネットワーク構築に携わる世界中のお客様をソフトウェアコンポーネントやプロフェッショ
ナルツールでサポートして参りました。ベクターのエンジニアは、お客様それぞれのプロジェクトに合った技術コンサルティングとエンジニアリング
サービスでプロジェクトを成功に導きます。
まず、お客様とともに目標を設定し、あらゆる開発段階でお客様のニーズに基づいたサポートを行ってプロジェクトを進めていきます。またプロジェ
クトは、お客様のプロジェクトチームと緊密な連携を図りながら進め、ニーズに最適なプロセスで開発工数の大幅な軽減を可能にします。
特長
ベクターは、以下のような特長を生かし、お客様の工数軽減を実現するためのコンサルティングサービスを提供しています。
> 高い技術:長年にわたる経験と実績によるサポート力
> 精確性:お客様プロジェクトに適合した「オーダーメイド」のサービスを提供
> スピード:ツールなどの習得時間が短くて済むような専門的アシスト
> 知識伝達:開発ノウハウの継続的な蓄積をサポート
応用分野
標準的な組込ソフトウェア (CANbedded や MICROSAR など) をベースとして、お客様の ECU ソフトウェア開発に以下のサポートを提供します。
図1:
ECU ソフトウェア開発のためのサービス
> プロダクトサービス:ベクターのエンジニアは、プロジェクトのあらゆるフェーズにおいてお客様の開発チームを支えるために、トレーニング、サ
ポート、レビュー、導入支援、コーチングなどの専門的なサポートを提供しています。これらは、ご要望に応じてお客様の指定の場所で行うこ
とも可能です。
> 統合サービス:自動車メーカーで最初に行われるベンチでのインテグレーションテストに合格することを目的に、お客様のベーシックソフトウェ
アをお客様の ECU に初期導入します。
> 技術コンサルティング:ベクターは、個々の開発コンセプトに合わせた技術コンサルティングで次のようなタスクをサポートします。
> 新しいマルチコアオペレーティングシステムの導入
> 既存のソフトウェアアーキテクチャーの最適化
> マルチプロセッサーECU へのアプリケーションソフトウェアの移植
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組込ソフトウェアのためのサービス
> 安全関連の「Mixed ASIL」システムのレイアウト
> ECU の Ethernet、AUTOSAR への移行
> エンジニアリングサービス:ベクターは、ISO 26262 に準拠した機能安全関連に対応した ECU ソフトウェアの仕様作成や開発もサポートし
ています。また、モデルベースソフトウェア開発も提供しています。ベクターは、個々のシステム機能の開発からソフトウェア統合、さらには VC
ハードウェアプラットフォームをベースに、プロトタイプや少量生産を目的とした、ECU ソフトウェア全体の請負に至る幅広いサービスライン
ナップをご用意しています。
プロダクトサービス:AUTOSAR プロジェクトに対する高品質なサポート
AUTOSAR 仕様に関連するベクターのプロダクトサービスは、ECU 開発のあらゆるフェーズでお客様をサポートします。ベクターは、AUTOSAR
に関する幅広い知識と経験によりお客様のプロジェクト目標を設定し、お客様向けにカスタマイズしたプランで持続的なサポートを行います。
特長
> オーダーメイド:ベクターのエンジニアがお客様固有の状況に合わせて対応
> 時間の節約:短期間でのアプリケーション実装をサポート
> 価値あるノウハウの蓄積:お客様の会社で効率的かつ効果的にノウハウを蓄積
応用分野
2.2.1 AUTOSAR のトレーニング
ベクターでは、初めて AUTOSAR での ECU 開発に携わる方に最適な AUTOSAR 関連のトレーニングコースを提供しています。集中的な演習
により、確実に実務に結びつけることができます。AUTOSAR の基礎や AUTOSAR 3 および 4 の応用に関するトレーニング、自動車メーカー関
連のトレーニング、安全をはじめとする特別なテーマを設けたトレーニングなど、各トレーニングコースの詳細は、ベクターの Web サイト
(www.vector-japan.co.jp/training) でご覧いただけます。
なお、トレーニングコースはお客様の指定の場所で実施することも可能です。また、ご要望によりトレーニング内容をお客様のニーズに合わせて変
更することも可能ですので、詳しくはベクターまでお問い合わせください。
2.2.2 MICROSAR「 入門(Getting Started)パッケージ」によるインストールとサポート
AUTOSAR についてすでに知識をお持ちのお客様で、特定のプロジェクトにおいてベクターの MICROSAR ソリューションをご使用いただいてい
る場合にも、ベクターのサポートがお役に立ちます。
まず、適切なコンフィギュレーションツールを使用して、お客様と一緒に ECU ハードウェア上で MICROSAR ベーシックソフトウェア (BSW) と
RTE を起動するためのサンプルアプリケーションを作成します。実行可能なシステムをすばやく提供することで、お客様がアプリケーションに集中
できるようにします。このサポートは通常オンサイトにて行われ、料金は定額です。このパッケージは主に以下を目標としています。
> すべてのバスで通信が機能する
> 診断機能が基本的なサービス要求に応答する
> 不揮発性メモリーにアクセスできる
このパッケージにはサービスクローズ後のアクティビティーレポートも含まれています。その後も電話やメールでベクターのホットラインサポートサー
ビスをご利用いただけるので、ベクター製品の使用方法について質問のある場合も継続してサポートを受けていただくことができます。さらに、20
時間分のサポート料金が含まれているため、フォローアップのサポートも確保できます。
2.2.3 MICROSAR「 更新(Update)パッケージ」によるベクター承認の ECU 設定更新
既存の設定を新しいデータベース用に更新する必要がある場合、ベクターがその作業をお客様に代わって実施し、お客様の ECU 設定が新しい
通信および診断でもエラーなく動作することを確認します。このサービスの目的は、新しい通信と診断の更新に従い、すべてのバスで正常に通信
が行われるようにすることです。このサービスはお客様と一緒に、オンサイトまたはベクター施設内で定額料金で実施いたします。また、このパッ
ケージにはサービスクローズ後のアクティビティーレポートも含まれています。MICROSAR 更新(Update)パッケージはオプションによる拡張が
可能です。詳しくはベクターまでお問い合わせください。
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組込ソフトウェアのためのサービス
2.2.4 MICROSAR「 検証(Verification)パッケージ」によるコンフィギュレーションのレビュー
お客様が長期にわたり AUTOSAR 組込ソフトウェアを使用し、プロジェクトの重要な節目にさしかかった際にも、ベクターは強力にサポートします。
たとえば、ベクターが準備したチェックリストに基づき、MICROSAR スタックの具体的な使用についてインテグレーションとコンフィギュレーションの
レビューを行います。このプロセスでは、コンフィギュレーションと必要なインテグレーションコードの完全性、正確性、整合性を評価します。特に、パ
ラメーターやコンフィギュレーション設定、提供されるコンポーネントなど、自動車メーカー固有の側面を考慮して評価を行います。
2.2.5 MICROSAR コーチング
MICROSAR コーチングでは、コンセプトフェーズと実践フェーズを対象に、お客様の個別のニーズを考慮しながら共に ECU 開発を進め、以下の
ような作業をサポートします。
> CPU クロックや PLL を含むハードウェアの初期化
> プロジェクトへの MICROSAR コンポーネントの統合
> オペレーティングシステムの個別設定
> ネットワーク状態に応じたバス通信の開始と停止
> RTE でのシグナル処理などの、必要な I/O シグナルインターフェイスの提供
> 電源投入とシャットダウン時の ECU とモードの管理
> 診断、エラーメモリー、メモリー管理の ECU ソフトウェアへの統合
> アプリケーションとウォッチドッグ管理機能のリンク
> 自動車メーカーの追加的な標準ソフトウェアの統合
どのコーチング契約にもプレミアムサポートが含まれ、電話やメールによるホットラインサポートサービスの他にオンサイトサポートもご利用いただ
けます。ベクターは、事前に合意した内容に基づいてプロジェクトを個別にサポートします。
2.2.6 AUTOSAR コンサルティング
AUTOSAR コンサルティングでは、お客様と共に、AUTOSAR に関するさまざまな課題に対する技術ソリューションを考案します。
> AUTOSAR 準拠のソフトウェアアーキテクチャーの定義
> AUTOSAR ツールチェーン (DaVinci Developer、Configurator Pro、GENy) の最適利用
> AUTOSAR アーキテクチャーへの既存ソフトウェアの移行
> ゲートウェイ機能の概念化
> RTE でソフトウェアコンポーネントとしてリンクされる MATLAB/Simulink モデルの構築
> 外部の周辺コンポーネントをインターフェイスで接続
> 個々の自己消費電流要件を考慮した、ハードウェアに依存するスリープとウェイクアップの概念
> ISO 26262 に準拠した機能安全への対応
ベクターは、お客様の ECU 開発プロジェクトに最適なソリューションを実現するためのコンサルティングを行います。
2.2.7 Extended Integration Package (EIP)
EIP(Extended Integration Package)は、自動車メーカー固有の標準ソフトウェアをお客様の ECU に統合するための、標準化されたプロジェ
クトスコープです。EIP を使用することでプロジェクトを効率的に開始でき、自動車メーカーでの最初のベンチテストを早い段階で行い、また成功さ
せることができます。
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組込ソフトウェアのためのサービス
ソフトウェアエンジニアリングサービス
ベクターは、通信、診断、オペレーティングシステム、フラッシュダウンロード、低レベルドライバーなどに対応する自動車メーカー固有の標準ソフト
ウェア分野におけるマーケットリーダーです。ベクターのノウハウは、世界中の多くの自動車メーカーやサプライヤーで活用されています。個別の
ニーズにあったソフトウェアエンジニアリングサービスで、お客様のプロジェクトの成功を実現します。
特長
> 標準組込ソフトウェアに関するベクターの知識をプロジェクトに活用
> 自動車メーカーに初めて提示するサンプル用として、通信、診断、フラッシュダウンロードを短期間で実装
> お客様固有のソフトウェアコンポーネント (SWC) や複雑なデバイスドライバー(CDD)の開発
> ソフトウェアプロジェクトの入門レベルから請け負いまでお客様に合わせてサポート
> プロフェッショナルなプロジェクト管理
> ノウハウを活かして共同作業を継続的に最適化
応用分野
初期状況と特定のニーズに従って、システム機能の開発からソフトウェア統合、さらには完全な ECU ソフトウェアの開発まで、プロジェクトのス
コープを個別に設定します。VC ハードウェアプラットフォームに基づき、プロトタイプや少量生産を目的とした開発タスクも請け負います。
3.2.1 システム機能とソフトウェア統合
アプリケーションの開発に専念しているお客様には、ソフトウェアプロジェクトの実装の一部を担ってくれる信頼できるパートナーが必要です。
ベクターは、試作から量産まで、お客様と緊密に連携しながら最適なプロセスに基づいてプロジェクトをサポートします。安全関連のソフトウェアが
必要な場合は、ISO 26262 に準拠して開発を行うことができます。
お客様の設計と自動車メーカーの要求を考慮して標準ソフトウェアを ECU ハードウェアに統合し、さらにそれをソフトウェアアプリケーションに完全
にリンクさせます。要求分析から検証まで、追加のシステム機能を開発することも可能です。
よくあるプロジェクト内容には、次のようなものがあります。
> 標準ソフトウェアを仕様に準拠して設定し、お客様の ECU ハードウェアに統合
> 通信バスやエラーの振る舞いの制御、使用する通信チャンネルの特別なルーティングやシグナル変換など、特定の補助機能 (CDD および
SWC) の開発
> 診断ソフトウェアコンポーネント全体の開発
> センサーおよびアクチュエーターソフトウェアコンポーネントの開発
> フラッシュブートローダーの統合 (マルチプロセッサーシステムの場合も)
また、プロジェクトサービスには次の内容も含まれます。
> 要求仕様書、設計文書、MISRA 報告書、テスト仕様書などのドキュメントの作成
> リリース計画、プロジェクトレポート、ステータスレポート、クオリティーゲート、製品リリースなどのプロジェクト管理
3.2.2 完全な ECU ソフトウェア
お客様の代わりにその実装を請け負うパートナーを探している場合も、ベクターがサポートいたします。ベクターは ECU ソフトウェアプロジェクト全
体の実行を担うことも可能です。
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組込ソフトウェアのためのサービス
図2:
ベクターは個々のシステム機能やアプリケーションソフトウェア全体の開発が可能
3.2.3 ECU 全体の開発
ベクターは VC ハードウェアプラットフォームをベースに、プロトタイプや少量生産を目的とした ECU 開発全体を請け負います。VC ハードウェア
プラットフォームは、CAN、LIN、FlexRay、Ethernet に対する汎用性の高い通信インターフェイスを持つだけでなく、多様なセンサーバスおよびド
ライバーもサポートします。そのためゲートウェイアプリケーションや入出力制御には理想的な基盤であり、以下のような優位性を備えています。
> 納期が短い
> 再利用可能なプラットフォームであるため、コストを削減できる
> ベクターの標準規格を事前にクリアし、量産での使用が可能
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