投資者の皆さまへ Monthly Fund Report トルコ・ボンド・オープン(年1回決算型) 追加型投信/海外/債券 信託期間 : 平成25年8月5日 から 平成40年11月22日 まで 決算日 : 毎年11月22日(休業日の場合翌営業日) 基 準 日 : 2016年5月31日 3183 回次コード : ※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 ≪基準価額・純資産の推移≫ 当初設定日(2013年8月5日)~2016年5月31日 13,000 2016年5月31日現在 300 純資産総額 8,638 円 70百万円 基準価額 純資産総額 期間別騰落率 -5.2 % +3.5 % -5.6 % -15.5 % ---------3.4 % -13.6 % -3.5 % -1.3 % -10.6 % -19.4 % ---------9.5 % -26.9 % 純 200 資 産 総 150 額 基 11,000 準 価 額 10,000 円 9,000 百 万 100 円 8,000 50 ) 1カ月間 3カ月間 6カ月間 1年間 3年間 5年間 年初来 設定来 トルコ・リラ 250 基準価額 ( ファンド 分配金再投資基準価額 ( ) 期間 12,000 7,000 設定時 0 14/7/4 15/6/8 16/5/11 ※「分配金再投資基準価額」は、分配金実績があった場合に、当該分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算したものです。 ※基準価額の計算において、運用管理費用(信託報酬)は控除しています(後述のファンドの費用をご覧ください)。 ※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間とし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。為替の騰落率は、わが国 の対顧客電信売買相場の仲値を採用し、算出しています。 ※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。 ≪主要な資産の状況≫ ※比率は、純資産総額に対するものです。 ≪分配の推移≫ (1万口当たり、税引前) 資産別構成 資産 外国債券 コール・ローン、その他※ 合計 銘柄数 比率 17 96.0% 債券 ポートフォリオ特性値 直接利回り(%) 最終利回り(%) 修正デュレーション 残存年数 9.4 9.3 3.8 5.1 決算期(年/月) 第1期 第2期 第3期 (13/11) (14/11) (15/11) 分配金 0円 0円 0円 4.0% 17 100.0% ※外貨キャッシュ、経過利息等を含みます。 債券 種別構成 種別 国債 国際機関債 合計96.0% 比率 86.8% 9.1% 通貨別構成 通貨 トルコ・リラ 日本円 合計100.0% 比率 99.5% 0.5% 分配金合計額 債券 格付別構成 格付別 AAA AA A BBB BB B以下 合計100.0% 比率 9.5% ----90.5% ----- 設定来: 0円 ※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決 定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するもの ではありません。分配金が支払われない場合もあります。 ※債券 格付別構成の比率は、債券ポートフォリオに対するものです。 ※格付別構成について、日系発行体はR&I、JCR、Moody's、S&P、Fitchの順で格付けを採用し、海外発行体はMoody's、S&Pの格付けの高い方を採用し、算出しています。 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものです。当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価 額は大きく変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。当ファンドの取得をご希望の場合には投資信託説明書(交付目論見書)を販売会社よりお渡し いたしますので、必ず内容をご確認の上ご自身でご判断ください。後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。 1/6 合計80.8% 比率 13.4% 11.2% 8.9% 8.0% 7.9% 7.7% 7.3% 6.7% 5.0% 4.8% 組入上位10銘柄 銘柄名 Turkey Government Bond Turkey Government Bond Turkey Government Bond Turkey Government Bond Turkey Government Bond Turkey Government Bond Turkey Government Bond EUROPEAN INVESTMENT BANK Turkey Government Bond Turkey Government Bond 種類 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国債 トルコ国際機関債 トルコ国債 トルコ国債 利率(%) 8 10.4 8.5 8.8 8.8 9.5 9 14 10.4 8.2 償還日 2025/03/12 2019/03/27 2022/09/14 2023/09/27 2018/11/14 2022/01/12 2024/07/24 2016/07/05 2024/03/20 2016/11/16 ※比率は、純資産総額に対するものです。 (2015年5月29日~2016年5月31日) ≪参考≫為替と金利の動き(過去1年間) 2年国債利回り 為替の推移 60 (円) 14 円/トルコ・リラ 55 (%) 12 50 10 45 8 40 6 トルコ2年 35 2015/5/29 2015/9/29 2016/1/29 2016/5/29 4 2015/5/29 2015/9/29 2016/1/29 2016/5/29 (出所)ブルームバーグ ※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。 2/6 ≪ファンドマネージャーのコメント≫ ※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。 【トルコ投資環境】 ダウトオール首相が辞任を発表し、新内閣が誕生 5月上旬に、ダウトオール氏が首相の職と与党AKP(公正発展党)の党首を辞任する意向を示しました。その後、次期政 権をめぐる政治動向に注目が集まっていましたが、AKPは、臨時の党大会を開催し、運輸相を務めていたユルドゥルム氏 を新しい党首として選出しました。ユルドゥルム氏は、エルドアン大統領からの組閣要請に対して、24日(現地、以下同 様)に閣僚名簿を提出しました。一部では退任観測も広がっていたシェムシェキ経済担当副首相が留任することが発表さ れたほか、外相などの主要閣僚も留任することになりました。新内閣は国会で賛成多数の承認を得て発足しました。 5月も金融政策の簡素化に向けたプロセスを継続 トルコ中央銀行は24日に行われた金融政策委員会で、翌日物貸出金利(コリドー上限金利)を0.50%ポイント引き下 げ、9.50%としました。翌日物貸出金利は3会合連続での引き下げとなりました。1週間物レポ金利と翌日物借入金利(コ リドー下限金利)については、それぞれ7.50%と7.25%で据え置かれました。ブルームバーグの調査によると、多くのエ コノミストがコリドー上限金利の引き下げを予想しており、おおむね市場予想通りの結果と言えます。 声明文では、昨年発表した金融政策の簡素化に向けたプロセスに沿った決定であることが示されたほか、コアインフレ 率の基調の改善が限定的であることから、流動性に対して引き締め的でありつづける必要があることが示唆されました。 政治的不透明感の高まりを受けて下落 債券市場では、ダウトオール首相の辞任表明を受けて、政治的不透明感が高まったことを背景に大きく金利が上昇して 始まりました。その後は、新内閣人事に注目が集まる中で、新内閣でも市場からの信任が厚いシェムシェキ経済担当副首 相が留任することが好感され、金利が低下に転じましたが、1カ月を通して見ると金利は上昇しました。 為替市場についても、債券市場と同様に政治的不透明感が嫌気され大きく下落した後、新内閣人事が発表されると、こ れを好感して下落幅が縮小する動きとなりました。 【ファンドの運用状況】 月間騰落率:-5.2%、設定来騰落率:-13.6% 債券の利息収入は基準価額にプラスの要因となりましたが、債券価格の下落が基準価額にマイナスの要因となりまし た。また、トルコ・リラの対円での下落もマイナス要因となりました。 運用のポイント 債券ポートフォリオでは、トルコ・リラ建てのトルコ国債への投資に加えて、一部、トルコ・リラ建ての国際機関債へ の投資を行いました。 【今後の展望・運用方針】 大統領の権限強化への動きが加速する見込み ユルドゥルム氏が率いる新政権は、これまで以上にエルドアン大統領に忠実な内閣となるとみられます。ユルドゥルム 氏は党大会で「政治の混乱を収拾すること」が重要だと述べ、大統領権限の強化を進めていく方針を示しました。これを 受けて、今後は大統領の権限強化への動きが加速すると考えられます。エルドアン大統領が望む「実権的な大統領制」を 実現するためには、憲法改正が必要となりますが、AKPの議席数は改憲に必要な330議席に足りません。改憲のためには、 野党の協力を得つつ国民投票を開催する必要がありますが、市場の一部では解散総選挙を行うのではないかとの見方もあ ります。いずれにせよ、国民の理解が得られるかどうかについては、現時点では不透明となっています。(なお、367名 以上の議員が改憲を受諾した場合は、国民投票を行う必要がありません。) 今後の構造改革に期待 政府は、建国100周年となる2023年までに経済規模で世界トップ10入りすることを目指しています。今回の一連の政治 動向に鑑みると、影響力を強めたエルドアン大統領は、さらなる景気刺激を志向するとみられ、トルコの経済成長を後押 しすると考えられます。トルコの金融市場は、憲法改正など政治動向をめぐる思惑に加え、欧米などの金融政策動向や資 源価格の動きなど外部要因の影響を受ける可能性があります。しかし、相対的に高い金利水準であることや内需を中心と した経済成長が期待できる点から、トルコは引き続き魅力的な投資対象だと考えます。 トルコ・リラ上昇要因 トルコ・リラ下落要因 ○地政学リスクの後退 ○構造改革期待の進展 ○地政学リスクの高まり ○中央銀行の独立性への懸念 債券価格上昇要因(金利低下要因) 債券価格下落要因(金利上昇要因) ○インフレ圧力の後退 ○地政学リスクの後退 ○インフレ圧力の高まり ○地政学リスクの高まり ○中央銀行の独立性への懸念 ※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。 3/6 ≪ファンドの目的・特色≫ ファンドの目的 トルコ・リラ建債券に投資することにより、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保をめざします。 ファンドの特色 1. トルコ・リラ建債券に投資します。 投資対象は、トルコの政府および政府関係機関ならびに国際機関等が発行する債券とします。 金利や物価の動向、経済情勢や市場環境等を勘案し、ポートフォリオを構築します。 債券の運用の一部は、ダイワ・アセット・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドが行ないます。 外貨建資産の組入比率は、通常の状態で高位に維持することを基本とします。 2. 当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用を行ないます。 ・マザーファンドは、 「トルコ・ボンド・マザーファンド」です。 ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書) 」の「ファンドの目的・特色」をご覧ください。 ≪投資リスク≫ 当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証さ れているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属し ます。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。 「公社債の価格変動(価格変動リスク、信用リスク) 」、 「為替変動リスク」 、「カントリー・リスク」、 「その他(解約申 込みに伴うリスク等) 」 ※ 新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。 ※ 基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」をご覧ください。 トルコ市場における債券投資に関する留意点 トルコ共和国における宗教上の休日の時期にあたる場合、10 日間(休業日を含みます。 )以上にわたり当ファンドの 購入・換金のお申込みができない日が続く場合があります。 ≪ファンドの費用≫ 投資者が直接的に負担する費用 料率等 販売会社が別に定める率 購入時手数料 〈上限〉 3.24%(税抜 3.0%) 信託財産留保額 ありません。 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 料率等 費用の内容 購入時の商品説明または商品情報の提供、投資情報の提供、 取引執行等の対価です。 — 費用の内容 運用管理費用の総額は、毎日、信託財産の純資産総額に対し て左記の率を乗じて得た額とします。運用管理費用は、毎計 運用管理費用 年率 1.4472% 算期間の最初の 6 か月終了日(休業日の場合翌営業日)お (信託報酬) (税抜 1.34%) よび毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から支 弁します。 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オ その他の費用・ (注) プション取引等に要する費用、資産を外国で保管する場合の 手 数 料 費用等を信託財産でご負担いただきます。 (注)「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことが できません。 ※ 購入時手数料について、くわしくは販売会社にお問合わせください。 ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「手続・手数料等」をご覧ください。 ※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。 4/6 ≪当資料のお取り扱いにおけるご注意≫ 当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたもの です。 当ファンドのお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書) 」の内 容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 投資信託は、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、 投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失 は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。 投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありま せん。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。 当資料は、信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性を保証するもの ではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものでは ありません。また、税金、手数料等を考慮していませんので、投資者のみなさまの実質的な投資成果を 示すものではありません。 当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変 更されることがあります。 分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するも のではありません。分配金が支払われない場合もあります。 販売会社等についてのお問い合わせ ► 大和投資信託 フリーダイヤル 0120-106212 (営業日の 9:00~17:00) 当社ホームページ ► http://www.daiwa-am.co.jp/ 5/6 2016年5月31日 現在 トルコ・ボンド・オープン(年1回決算型) 取扱い販売会社 加入協会 販売会社名 (業態別、50音順) (金融商品取引業者名) 登録番号 日本証券業 協会 一般社団法人 一般社団法人 一般社団法人 日本投資 金融先物 第二種金融商 顧問業協会 品取引業協会 取引業協会 株式会社京葉銀行 登録金融機関 関東財務局長(登金)第56号 ○ ソニー銀行株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第578号 ○ ○ 株式会社SBI証券 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号 ○ ○ 大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号 ○ ○ ○ ○ 髙木証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第20号 ○ 日の出証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第31号 ○ 楽天証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号 ○ ○ ○ ○ ○ 上記の販売会社については今後変更となる場合があります。また、新規のご購入の取り扱いを行っていない場合がありますので、各販 売会社にご確認ください。 6/6
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